卒論テーマの見つけるコツ
大学で学んだことの集大成ともいえる卒論ですが、なかなかいいテーマが見つからずに、悩んでいる大学生の方は多いかもしれません。もちろん闇雲にテーマを探すのではなく、しっかりと見つけるコツを使って、テーマを決めることをおすすめします。
そこでこの記事では、卒論テーマの決め方や、スケジューリングなどをご紹介します。合わせて、卒論のテーマの決めにおすすめのツールや方法などを取り上げていくので、卒論に悩みを抱えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
決め方①講義で出てきた内容から探す
まず取り上げていきたい卒論のテーマの決め方は、講義で出てきた内容から探すといった方法になります。やはり、卒論は大学で学んできたことを応用していくので、できるだけ学んだ内容を振り返ってみるといいかもしれません。
もちろん講義で取り扱った題材を、そのまま使ってしまうと、盗用に当たるので、十分に注意してください。講義で出てきた内容を踏まえつつ、自分なりのテーマを見つけ、卒論を書くことが大切です。
決め方②過去の他人の研究テーマから探す
次に紹介していきたい卒論のテーマの決め方は、過去の他人の研究テーマから探すといった方法になっています。もしかしたら自分だけではなかなか決められないと感じるときは、過去の研究者やゼミの先輩の研究テーマを見てみるといいかもしれません。
もちろんこういった過去の他人の研究テーマを参照することによって、上手な卒論の書き方を知ることができます。もしも、仲のいい先輩がいる場合は、思い切って卒論の相談をするのもおすすめです。
決め方③ゼミの先生に相談して探す
上記の決め方では、先輩に聞くのをおすすめしましたが、もちろんゼミの先生に相談して探すといった決め方も大切です。そもそも大学の先生は、論文のプロと言っても過言ではないので、様々なことを学ぶことができます。
なかなか卒論のテーマが決められない人は、思い切って悩んでいることを打ち明けるといいかもしれません。ゼミの先生の中には、日ごろから忙しくしている方もいるので、事前にアポイントメントを取るように心がけましょう。
決め方④自分の過去のレポートから探す
次に取り上げていきたい卒論のテーマの決め方は、自分の過去のレポートから探すといった方法です。大学4年まで進むと、結構な量のレポートを書いてきたかもしれませんが、幅広いテーマでレポートを書いていることに気が付くかもしれません。
もちろん自分で一からレポートや参考文献を作っているので、ある程度どのように調べたらいいのか分かりやすいのです。もちろん過去のレポートをそのまま利用してしまうと、問題になるので、独自のテーマを設定しましょう。
決め方⑤様々な資料から探す
ここまで様々な卒論のテーマの決め方を紹介してきましたが、なかなか決められない人は、様々な資料から探すことをおすすめします。とりわけ大学付属の図書館に行くことによって、様々な資料を参照することができます。
もちろん資料を使うだけでは、卒論として成り立たないので、知識と自分の主張を盛り込むことが大切です。自分の慣れていないテーマを選んでしまうと、逆に大変なことになるので、せめて専攻しているジャンルを選びましょう。
興味関心とズレた本・論文を読むのもおすすめ
自分の専攻しているジャンルから、卒論テーマを見つけることができなければ、興味関心とズレた本や論文を読むのもおすすめとなっています。早めにテーマを決めてしまうと、独創性に欠けている卒論になる可能性があります。
そこで、ちょっとズレた本や論文を読むことによって、幅広い視点から、卒論に取り組むことができます。卒論に行き詰っている人なども、一旦落ち着いて他のジャンルの本や論文を読むと、新たなアプローチができるかもしれません。
時事ネタもおすすめ
ここまで卒論テーマを見つけるコツを取り上げてきましたが、時事ネタもおすすめとなっています。何かと昔のテーマなどを選びがちですが、あえて現代のテーマをピックすることによって、独自の卒論テーマに仕上がるかもしれません。
とりわけテレビ番組やネットニュース、新聞などには、様々な時事ネタが、毎日のように提供されています。どうしてもうまい卒論テーマの決め方ができない場合は、こういった時事ネタを参考にしてみてください。
卒論テーマの決め方
卒論テーマを見つけることができれば、次には卒論テーマの決め方を考えることをおすすめします。やはり一年を通して、研究をし続ける必要のある卒論なので、できるだけ自分の興味が持続するテーマが考えておきましょう。
さらには、他の人とは被らないような自分だけにしか書けないテーマなのか、といったことを考えるのも大切です。次の項目からは、具体的に卒論テーマの決め方を説明していくので、気になる人はぜひ参考にしてみてください。
自分の興味が持続するテーマか考える
文系や理系問わず、大学では常日頃勉学に励んでいるわけですが、自分の興味が持続するテーマか考えることが大切です。やはり長い期間をかけて、卒論は書いていくものなので、興味が持てないときついかもしれません。
とりわけ途中から卒論のテーマを変える人もいるのですが、結局ダレてしまい、あまり良くない卒論に仕上がってしまうのです。卒論を書くのは大変なことかもしれませんが、しっかりと最初のテーマ決めは大切にしましょう。
自分だけにしか書けないテーマか考える
全ての文系や理系の大学生が、卒論を書くわけではないのですが、やはり膨大な数の卒論は存在します。せっかく自分の時間を割いて書く卒論なのに、他の人と被るようなテーマは、自分のためにもなりません。
簡潔に言えば、自分だけにしか書けないテーマか考えることが大切となっています。なかなか自分だけのテーマで、独自の解釈を加えるのは難しいのですが、決して盗用をしてはいけないのです。
テーマを絞る
文系や理系だけでなく、どのような学生にも言えるのですが、テーマを広げすぎる傾向にあります。あまりにもテーマが乱雑になりすぎると、結局何を伝えたいのか分からなくなり、全体的な卒論のテーマもぼやけてしまうのです。
とりわけ「日本における」や「現代の世界において」といったテーマは広すぎるので、しっかりとテーマを絞りましょう。もちろん大きなテーマで論じたい人は多いのですが、論点を絞ることによって、見ごたえのある卒論に仕上がります。
卒論テーマ決めに便利なツール・方法
ここまで卒論テーマを見つける方法や、テーマの決め方を取り上げてきましたが、一から考える必要はありません。とりわけ卒論テーマ決めに便利なツールや方法を取り入れることによって、独自の卒論テーマを見つけることができます。
簡潔に言えば、Google Scholarや、CiNii、ブレーンストーミング、KJ法といったツールや方法がおすすめとなっています。次の項目からは、卒論テーマ決めに便利なツールや方法を詳しく取り上げていくので、ぜひ参考にしてみてください。
Google Scholar
まず取り上げていきたい「Google Scholar」は、Googleの論文検索サービスとなっています。文系や理系に関係なく、重要な論文を数多く検索することができ、著者や引用数によって、ランク付けされています。
「Google Scholar」は、もちろん日本語の本や論文なども検索できるのですが、とりわけ英語の論文の方が多いかもしれません。もしも、文系の中でも、英語関連の学科に属しているのであれば、「Google Scholar」を使うことをおすすめします。
CiNii
次に取り上げていきたい卒論テーマを探すときにおすすめのツールは、「CiNii」と呼ばれている論文検索サービスとなっています。おおよそ論文データが1900万件以上、論文は400万件以上収められているので、膨大な量の資料をチェックすることができます。
理系や文系を問わず、様々なジャンルを参照することができ、大学の論文に関するデータベースもあります。卒論のテーマ決めだけでなく、卒論を書くときに必要な参考文献を探す時にも便利かもしれません。
ブレーンストーミング
もしかしたら学生時代から、「ブレーンストーミング」を使ったことがあるかもしれませんが、卒論のテーマを決めるときにもおすすめです。まずは、自分の好きなものを次々と連想していき、付箋などに書き込んでおきます。
こういった「ブレーンストーミング」には、ダメな考えはなく、とことん書き出すことが大切です。ちょっとした空想ゲームのように、楽しい考えを書き出すことによって、自分の興味のある卒論テーマが見つかるかもしれません。
KJ法
ここまで大学生であれば、使ったことのあるツールや方法を取り上げてきましたが、もしかしたらKJ法を聞いたことのない人もいるかもしれません。上記で紹介した「ブレーンストーミング」で使った付箋を、グループ分けしていくといった方法です。
このように、ジャンル分けをすることによって、自分の興味関心のあるジャンルを知ることができます。もちろん全てのテーマを使えるわけではないのですが、卒論に関連しているテーマをピックアップしてみてください。
卒論テーマを決める時期
この項目からは、卒論テーマを決める時期をご紹介します。卒論を作成するにあたって、様々な本や論文などを読んでくことや、知識を蓄える必要があるわけですが、具体的にテーマを決める時期が知りたい人もいるかもしれません。
もちろん大学1年生といった時期から、卒論のテーマを考える必要はなく、だんだんと知識を付けていくことが大切です。次の項目からは、卒論テーマを決める時期を詳しく取り上げていくので、気になる人はぜひ参考にしてみてください。
大学3年生に決めるのがおすすめ
4年制大学に通っているのであれば、理系や文系に関係なく、大学3年生に卒論テーマを決めるのがおすすめとなっています。もしかしたら本格的にゼミも始まるかもしれませんが、まさしく専門知識を付けるのにぴったりです。
4年生ほどは、そこまで忙しくないので、興味のある本や論文を読んでおくのもいいかもしれません。本や論文から、様々な知識を身につけることによって、いざ卒論を書くときに役立つのです。
1年生は基礎知識
大学に入りたての大学1年生の時期は、卒論について深く考えるより、卒論を作成する上での基礎を身につける時期となっています。なかなか大学に慣れていない時期かもしれませんが、幅広く学習しておくことをおすすめします。
もちろん1年生の時期は、たっぷりと時間があるので、様々な論文や本に触れておくといいかもしれません。空いている時間を遊びなどに当てたいかもしれませんが、専攻している学科の知識をしっかりと身につけましょう。
2年生は専門知識
ある程度の基礎知識を学んだ2年生は、専門知識の習得と資料収集をすることをおすすめする時期となっています。もちろん大学によっては、ゼミが開始している場合もあるので、ある程度卒論のテーマを考えておくといいかもしれません。
3年生や4年生の時期になると、なかなか時間が取れないので、しっかりと本や論文に目を通しておきましょう。卒論を書く上で、とても大切な時期になってくるので、どんどん専門知識を身につくことをおすすめします。
4年生は卒論本番
いよいよ4年生になってくると、卒論本番といった時期になります。一般的には就職活動をする時期となっているので、なかなか時間が取れず、卒論に時間が取れない人も多いかもしれません。
もちろん研究するテーマは決まっていることが前提なので、しっかりと資料集めや、研究を続けていくことが大切です。大学の卒論は、とても文字数が多いので、とにかく文字数を増やすことを考えるといいかもしれません。
卒論テーマのスケジューリング
本当に見つける手間と、研究に時間のかかる卒論ですが、卒論テーマのスケジューリングをご存じでしょうか?中には、スケジューリングを気にしないで書く人もいるのですが、どんどん後ろ倒しになってしまうので、注意が必要です。
せっかく卒論のテーマを見つけることができても、スケジューリングがうまくいかないと、最後でつまずいてしまうかもしれません。次の項目からは、理系と文系の別の卒論テーマのスケジューリングを取り上げていくので、ぜひ参考にしてみてください。
理系の流れ
実験や研究をする必要のある、理系の学生のスケジューリングは、おおよその流れが決まっています。一般的には、事前に研究準備、4月から6月にテーマ決め、6月から8月に研究計画立て、8月から9月に事前研究といったスケジューリングとなります。
もちろん専攻している学科にもよるのですが、おおよそ11月から執筆することによって、適切なスケジューリングができていると言ってもいいかもしれません。
文系の流れ
文系の卒業論文は、おおよそ1月から2月に提出するので、しっかりとスケジューリングすることが大切です。文系の学生は、9月程度まではテーマ決めをし、10月から11月は題目を提出する、といった流れが一般的となっています。
もしかしたら大学によっては、文系の方でも、2月から3月に口頭試問が行われるかもしれません。年末年始に卒論が書けていないと、なかなかに厳しいスケジュールになってしまうので、しっかりと早めに行動しましょう。
卒論テーマ決めは視野を広くすることが大切
この記事では、卒論テーマの決め方や見つける方法を紹介してきました。どうしても卒論のテーマが見つからない場合は、ゼミの先生に相談することや、他の人のテーマを参考にすることがおすすめです。
合わせて、卒論テーマのスケジューリングを取り上げてきました。卒論の提出時期から、逆算することによって、早めに卒論に取り掛かることができます。