スイートピーの花言葉を覚えよう!
学校を卒業して、新たな世界に旅立つ人、仕事を辞めていく人、新しい門出、愛する人との永遠の別れを象徴しているのがスイートピーの花言葉です。
別れは寂しいものですが、また新たな出発を意味するものでもあります。スイートピーの花言葉を覚えて、親しい人との別れの場面に花言葉を添えてスイートピー贈ってみてはいかがでしょうか。深く心に刻まれた思い出になるでしょう。
スイートピーとはどんな花
スイートピーはマメ科の一年草で地中海沿岸が原産地です。日本には江戸時代末期に伝わりました。和名はジャコウエンドウ、カオリエンドウ、シャコウレンリソウと呼ばれています。いずれも、エンドウに似た花と甘い香りがするところに由来しています。
春咲きのスイートピーの開花時期は4月から6月にかけてです。花の色や種類も多彩で、白、ピンク、赤、黄色、紫などがあります。甘酸っぱい香りと繊細で柔らかな花びらが特徴です。湿気に弱いので育てるのに注意が必要です。
ちなみに、他のマメ科の花には、エニシダ、オジギソウ、クローバー、ネムノキ、ハギ、ハナズオウ、フジ、ミモザ、ルピナス、レンゲ草、などがあります。それぞれにマメ科の植物特有の蝶の形の花という特徴があります。
スイートピーの花名の由来
スイートピー(Sweet pea)は、和訳すると、「甘い香りのするエンドウ豆」となります。名前の由来は、スイートピーの花がほんのりとした甘い香りを放ち、開き始めた蕾がまるで豆のように可愛らしいところから付けられたものと思われます。
スイートピーの花言葉と意味
スイートピー全般の花言葉として、「門出」、「別離」、「ほのかな喜び」、「優しい思い出」などがあります。
スイートピーの花の形が、今まさにまさに飛びたとうとしている蝶のように見えるところから、別れや別離を思わせる花言葉が多く付けられたのでしょう。
これから、数ある花言葉の中から、「門出」、「私を忘れないで」、「永遠の別れ」、「さようなら」についてそれらが付けられた意味と由来をご紹介していきます。
花言葉①門出
蝶が旅立つ姿のように見えるスイートピーの花は、人生の新たなステージに向けて、旅立とうとしている人の門出を祝う意味が込められています。別れの悲しみもありますが、親しい人が、大きく羽ばたくことを応援する意味でこの花言葉が付けられたのでしょう。
花言葉②私を忘れないで
旅立つ人を見送り、その門出を祝福すると共に、残される自分の寂しさを、「私を忘れないで」の花言葉に例えたのでしょう。
「私を忘れないで」の花言葉は、「門出」、「別離」、「優しい思い出」の花言葉と関連づけられます。スイートピーのはかなく、優し気な花の姿から連想できる言葉です。
花言葉③永遠の別れ
「永遠の別れ」の花言葉は、死別なので永久に会えない時や、遠く離れ再び会えることが難しい時などに使われます。
スイートピーの花言葉がこの「永遠の別れ」と付けられたのはなぜなのか、考えるところですが、はかない容姿のスイートピーにはよく似合っているのかもしれません。永遠の別れの時に、スイートピーの花は悲しさを癒してくれる存在となるのでしょう。
花言葉④さようなら
別れを意味する「さようなら」ですが、「永遠の別れ」よりはポジティブで前向きな感があります。新しい場所でさらなる活躍をすることを期待して、「さようなら」と送り出す時にふさわしい花言葉と言えるでしょう。
西洋・英語の花言葉
スイートピーの英語の花言葉はほとんど日本語と同じです。スイートピーの花のイメージは西洋でも、日本でも変わらないということでしょう。
英語の花言葉は、「門出」(departure)、「さようなら」(good-bye)、「ほのかな喜び」(delicate pleasure)、「優しい思い出」(tender memory)、「至福の喜び」(blissful pleasure)などです。
スイートピーの花言葉の由来
スイートピーの花言葉の一つである、「私を忘れないで」の由来は、一説には、イギリス王のエドワード7世の妻であるアレクサンドラ王妃がこよなくスイートピーを愛して、いつも身近に置いて着飾っていました。
しかし、夫のエドワード7世は妻を顧みず、多くの愛人がいました。それを嘆いたアレクサンドラ王妃が、エドワード7世に訴えたのが、「私を忘れないで」の言葉だったと言われています。スイートピーを愛し、花言葉で夫に伝えようとした思いが伺われます。
スイートピーの色別の花言葉
多くの花と同じように、スイートピーにも色別の花言葉があります。スイートピーの色の種類は多く、その一つ一つの花言葉も興味深いものがあります。
ここでは、スイートピーの色を紫、白、黄色、ピンク、赤に分けて、それぞれの花言葉の意味と由来をご紹介していきます。
紫
スイートピーは、白とピンクが主な色ですが、品種改良の結果、多くの色が生まれました。紫もその一つです。
紫のスイートピーの花言葉は「永遠の喜び」です。紫は高貴な色と言われますから、紫のスイートピーを見ることで、永遠の喜びが生まれるという意味でしょうか。
白
白のスイートピーの花言葉は、「ほのかな喜び」です。淡いパステル調の白と、かすかに匂う麝香のような甘い香りから「ほのかな喜び」と付けられたのでしょう。
白のスイートピーはウェディングのブーケにも人気があります。英語の、「delicate pleasure」、(恋の愉しみ)とも関連があります。
黄色
黄色のスイートピーの花言葉は、他の色の花言葉とはちょっと異なっています。それは、「ささやき」、「分別」、「判断する力」です。知的で冷静な黄色のスイートピーから、これらの花言葉を連想したのかもしれません。
ピンク
愛らしいピンクのスイートピーの花言葉は、「繊細」、「優美」、「恋の愉しみ」、「上品」等です。スイートピーのピンクの花びらそのものが、妖精が愉し気に舞っているように見えるところからこれらの花言葉が付けられたのでしょう。
赤
赤色のスイートピーは品種改良の結果生み出されたものです。花言葉はまだ付いていませんので、スイートピー全般の花言葉を引用しています。
それは、「門出」、「別れの春」、「優しい思い出」などです。すべて、卒業や、人生の別れなど、次のステップを祝う花言葉となっています。別れを惜しむ場面では、赤いスイートピーを贈ることをおすすめします。
スイートピーの種類
スイートピーの種類は多く、世界では約100種、日本では4種ほどが栽培されています。大きく、「春咲き」、「夏咲き」、「冬咲き」の3種類に分けられます。
ロイヤルホワイト、ステラ、ハニーレモン、ダイアナ、ムジカスカーレット、恋式部、ビオラ、ブルーリップル、シルキービーチなどありますが、この中からロイヤルホワイト、ステラ、ダイアナ、ムジカスカーレットについてご紹介していきます。
ステラ
白いスイートピーの中でも最も目にする種類です。薄いクリーム色の花とほのかな香りが特徴です。「ステラ」とは星の意味ですが、花びらの形が飛び立つ蝶のような星の形に見えるところからこの名前が付けられました。
このスイートピー「ステラ」の種類にも花言葉があります。それは、「ほのかな喜び」、「優美」、「門出」、「優しい喜び」、「優しい思い出」です。やわらかく優美な「ステラ」にふさわしい花言葉と言えるでしょう。
ダイアナ
「ダイアナ」は、濃いピンクが特徴で、その香りも春に出回る花の中でも人気の一つです。開花時期にはピンクの色幅の豊富さを楽しむことができます。日本では主に、神奈川県、静岡県、大分県などで生産されています。
ロイヤルホワイト
純白の美しい花です。他のスイートピーの種類より花が大きく、ほのかな優しい香りが特徴です。「ロイヤル」にふさわしい花と言えます。清純さを連想させる「ロイヤルホワイト」は、ウェディングのブーケや花束として人気があります。
ムジカスカーレット
ムジカスカーレットは2012年に品種開発されました。赤紫色のスイートピーで、育てるのが比較的容易なので、園芸初心者におすすめです。
ちなみに、「ムジカ」とはラテン語で「音楽」の意味ですが、名前の由来は不明ですが、赤紫のスイートピーがまるで音楽を奏でているように見えたのかも知れません。
ムジカシリーズには他に、淡い紫の花びらの「ムジカラベンダー」や、真っ赤な花びらの「ムジカクリムゾン」などがあります。
スイートピーの花言葉は卒業式や入学式にぴったり!
スイートピーの数ある花言葉の中でも、「門出」、「さようなら」、「優しい思い出」、「別れの春」などは新しい旅立ちを迎える入学式や卒業式にぴったりの花言葉です。
親しい人が、希望に満ちた新しい世界に旅立つ時に、スイートピーの花を花言葉を添えて贈ってみたらいかがでしょうか。そのメッセージに励まされ、勇気をもらう人がきっと現れることでしょう。