ダイエット目的でロードバイクを始める人多数!
ロードバイクダイエットをご存じですか?ロードバイクでダイエットをするということなのですが、運動が苦手な人や、なかなか時間がとれないという方に人気になっています。例えば、通勤や通学の時間をロードバイクダイエットにあてることで、簡単に継続することができます。
今回は、ロードバイクダイエットのノウハウについて詳しくご説明していきます。さらに注意点についても詳しく解説していくのでチェックしてください。ダイエットしたい方は必見です。
ロードバイクはダイエットになるの?
レースに参加するのが目的でなく、ダイエット目的でロードバイクを始める人が増えています。ロードバイクをダイエットとしてすると、運動不足を解消することができますし、ダイエットの天敵である「明日からしよう」という誘惑にもなりにくいといわれています。
ロードバイクは、ダイエットになるのか確認していきましょう。これを読めば、きっとロードバイクダイエットをしたくなることでしょう。
体への負担が少ない
自転車をレース目的で行っている人は、筋肉質のたくましい脚が特徴でもあります。確かに自転車のレースのなかでもスピードを競うレースであれば、ゴール直前の10秒で勝ち負けが決まるので、脚の筋力は必要です。
一方、同じロードバイクでも100km以上の長距離を走るロードバイクでは瞬発力やパワーではなく、長い時間を走る筋肉が必要になってきます。ですので、ロードバイクは体脂肪が5%から7%程度で一般的な体脂肪と比較しても非常に低いことがわかります。
つまり、ロードバイクをダイエットで使うことで、皮下脂肪を少なくし、筋肉を強化することができるのです。マラソンランナーのようなしなやかな体型になるとされています。
ロードバイクは、準備とペース配分をきちんと行っておけば、体脂肪を燃焼させるのも無理のない強さで行うことができます。ランニングなどの運動は、痩せる目的としていいとされていますが、注意したいのが足腰への負担です。
足に違和感を感じながらランニングを続けていると、足腰のかなりのダメージになってしまいます。ロードバイクなら、足腰への負担となる体重を、ハンドルやペダル、サドルに分散できるので、負担を最小限にすることができます。
さらに、ギアを使うことで、足腰への負担を少なくすることができるのです。ロードバイクダイエットは、体に負担を少なくして行うことができます。
長く続けられる
ロードバイクの基本は「有酸素運動」です。有酸素運動と言えばランニングや水泳といった運動をいいますが、運動をよくしている人でないと、こうした有酸素運動を2時間から3時間続けてするのは難しくなります。
ロードバイクの場合は、ペース配分と準備をしっかりとしていれば、長時間であっても無理なく痩せることができる「有酸素運動」を行うことができるのです。ダイエットを成功させるたいのであれば、ロードバイクダイエットがおすすめ。
効率的に痩せる
ロードバイクの動きは、股関節を大きく動かすことができます。そのためお尻まわりの大きい筋肉を効果的に鍛えることができます。ロードバイクの乗車の際には、バランスをとる必要があり、おなかなどの体感も効率的に引き締めることができます。
ここに、ハンドル操作も加わって、上半身を効率的に鍛えて痩せる体にしていくことができます。ロードバイクで鍛えることができる筋肉は、「腕力」「背筋力」「腰やおしりの筋力」です。体全体を引き締まった体型にすることができることからダイエット効果が高いとされています。
ロードバイクでダイエットを成功させる方法
それでは、ロードバイクダイエットを成功させる方法にはどんなものがあるのでしょうか?ロードバイクダイエットは、痩せる効果は十分ある方法でもあります。しかし、より効果的に痩せるのであれば、ここでご紹介する方法を取り入れてやってみてください。
ダイエット効果を知っておく
ロードバイクダイエットで、どれくらい乗ったら、消費エネルギーはどれくらいなのか把握しておく必要があります。いくらロードバイクダイエットをしていても、消費したエネルギーを超えるくらいの食事をしていたのであれば、痩せることはできません。
体重を落として痩せるためには、ロードバイクダイエットで消費するエネルギーをしっかりと知っておく必要があります。例えば、体重を1kg落とすために必要な消費カロリーは、だいたい7000kcalとされています。
体重が60kg前後の人であれば、ロードバイクを時速20kmで1日2時間走った場合では7日間必要となります。もしも、通勤でロードバイクダイエットに取り組むのであれば、どうなるのか詳しくご説明していきます。
体重が50kgの人は、ロードバイクの消費カロリーは357calとなり、燃焼した脂肪量は51gになります。30日間続けたのであれば1,530g痩せることができます。体重が60kgの人であれば、消費カロリーは428calです。
燃焼した脂肪量は、61gで30日間ロードバイクダイエットをした場合、1,834g痩せることになります。体重70kgの場合は、消費カロリーは499calです。燃焼した脂肪量は、71gで30日間ロードバイクダイエットをした場合、2,138g痩せることになります。
通勤時間が30分間の場合は、体重50kgの人は、消費カロリーは178calです。燃焼した脂肪量は、25gで30日間ロードバイクダイエットをした場合、763g痩せることになります。体重60kgの人の場合は、消費カロリーは214calです。
燃焼した脂肪量は、31gで30日間ロードバイクダイエットをした場合、917g痩せることになります。70kgの人の場合は、消費カロリーは249calです。燃焼した脂肪量は、36gで30日間ロードバイクダイエットをした場合、1,067g痩せることになります。
もしも5kg痩せるという目標があるのであれば、毎日1時間のロードバイクダイエットで、だいたい70日間がかかる計算になります。
ダイエットのために特別なトレーニングを決めなくて、通勤や通学でロードバイクダイエットを取り組めば、ハードな食事制限をする必要なくダイエットを成功させることができます。ロードバイクでの通勤や通学は、現実的に簡単に取り入れやすいので無理なく続けることができるでしょう。
30分以上継続して乗る
ロードバイクダイエットの効果を実感したいのであれば、30分以上運動することが大切です。運動時間が短すぎると、ダイエットを成功させることは難しくなるのでご注意ください。
例えば、ロードバイクダイエットで通勤や通学、買い物で行った場合、移動距離が2kmくらいであれば、だいたい時間にすると8分程度です。脂肪が燃焼を始めるのに、必要な運動時間は、だいたい20分は必要なので、短時間のロードバイクダイエットでは効果はあまり期待できません。
特に、街中では、信号で止まることが多くなります。足を止めている時間は、走行時間に含まれません。ロードバイクダイエットの走行時間が20分を超えていたとしても、実際に動いている時間は少ないのであれば、ダイエット効果は低くなります。
ダイエットの観点からみると、30分以内のロードバイクはあまり効果がないことになってしまいます。例えば時速15kmでロードバイクダイエットをする場合、15分で3.25km、30分で7.5km、60分で15km走ることになります。
食事のコントロールもする
消費カロリーを摂取カロリーが上回ると、ダイエットを成功させることができません。どんなに消費カロリーを増やしたとしても、摂取カロリーが多くなってしまえばダイエット効果はなくなってしまいます。
ロードバイクダイエットをしているから大丈夫と、暴飲暴食をしてしまうと、摂取カロリーオーバーになってしまいます。結果として、ロードバイクダイエット成功でなく、失敗ばかりか体重が増えてしまうということになってしまいます。
かといって断食や極度の節食は続きません。適度な範囲でカロリーを摂取して、長期間続けることがロードバイクダイエット成功の道になります。
走行距離とカロリーの関係をご紹介していきます。走行距離が、15kmの場合、消費カロリーは364calで燃焼した脂肪量は52gです。走行距離が、20kmの場合、消費カロリーは485calで燃焼した脂肪量は69gです。
走行距離が、30kmの場合、消費カロリーは727calで燃焼した脂肪量は104gです。ロードバイクダイエットを成功させるのであれば、楽しく無理せずに続けることが大切です。
2ヶ月や3ヶ月といった短期間でダイエットの効果と求めるなら、トレーニングとしてしっかりとした運動を週に2回以上を行う必要があります。それも1回あたり2時間は必要です。
激しい運動を続けるのは、難しくなかなか成功させるのは気力の体力も必要になってきます。ですのでロードバイクダイエットを成功させるためには、気軽に楽しくロードバイクに乗り続けることも必要です。
ダイエットにおすすめのロードバイクメニュー
それでは、効果的にロードバイクダイエットを成功させるためにメニューをご紹介していきましょう。初心者の方のロードバイクダイエットメニューと少し慣れてきた方におすすめのものです。それぞれのロードバイクダイエット期間に合わせてメニューを選んでみてください。
初心者は短距離から
いきなりロードバイクダイエットで長距離を走るのは、おすすめできません。どうしてかというと、ダイエットは急いでしまうとしてしまうと、効果がでないばかりか危険が伴う場合があります。
人間の体は、適応能力があるのですが、過度なロードバイクダイエットをしてしまうと体調を悪化させる可能性もあるのでご注意ください。初めは軽い運動くらいからはじめてロードバイクに慣れることからためしてみましょう。
短距離のロードバイクダイエットは、急激な消費カロリーは期待できません。けれども、ストレスを感じることなく運動ができる効果があります。
これは、ロードバイクダイエットでも大切なことです。最初から長距離で、無理をするのではなく、少しずつ続けることがロードバイクダイエットの成功の鍵になります。
重りで負荷をあげて走る
ロードバイクダイエットに慣れてきたら、同じ速度で走り続けるばかりではなくて、緩急をつけて行ってください。こうすることで、使う筋肉が違ってくるので、効果がでてきます。どんな運動でもダイエット効果を得たいのであれば、重りで負荷をかけることが大切です。
少しずつではありますが、脂肪が落ちていきます。さらに、ロードバイクダイエットでは、一気に痩せるということはありません。ですので、楽しんで続けることが必要です。
例えば、目的地を決めてロードバイクダイエットをすることで、目的をもってロードバイクダイエットに取り組むことがあります。20km先に面白そうな施設をみつけたらそこを目的地にしてみてください。
こうして目的をもってロードバイクダイエットに取り組むと気が付いたら、痩せていたとダイエット成功につながります。目的地を決めるのもいいですし、時間を決めてロードバイクダイエットに取り組むのもおすすめです。
例えば、1時間ごとに休憩しながら20kmの距離を走ってみましょう。こうすることで、気軽なサイクリングという感じになって、徐々に体質が痩せやすい体質に変わっていきダイエットを成功させることができます。
ロードバイクダイエットに関するQ&A
ロードバイクダイエットをしていると、疑問に思うことがでてくるでしょう。ロードバイクダイエットのQ&Aで答えていきます。気になることばかりになっているので、疑問点を解消してロードバイクダイエットを成功させていきましょう。
どれくらいで効果が出る?
ロードバイクダイエットで週に3回から4回、40分間くらい続けて行った人は、3ヶ月で3kg痩せたという口コミがありました。ロードバイクダイエットは、成功者は多すぎず少なすぎずの確率で成功している人がいます。
短期間でロードバイクダイエットの効果を出したいといのであれば、週4回から5回1時間以上行う必要があります。ロードバイクダイエットは、筋肉を休めることも重要なので、休む時は休む、トレーニングする時はするというメリハリをつけることも大切です。
脚が太くなったりしない?
結論をいうとロードバイクダイエットで足が太くなることはありません。細くなります。自転車に乗るスポーツには、ロードバイク以外にも競輪、トラック競技などの短距離を競う競技があります。
競輪選手の脚は、がっちりしていることが多く、自転車の乗り方によっては脚が太くなることはあります。これは、重たいギアを全力で踏み込んでいることが影響しています。最大心拍数の80%を超えるくらいの高い負荷をかける無酸素運動の方法でとトレーニングをしています。
普通のロードバイクダイエットでは、ここまで高い負荷をかける方法の方が難しくなります。普通の人が、競輪選手のようながっちりした脚の筋肉をつけるのは、あまりにも負荷をかける必要があり、なかなか同じ筋肉をつける方法を見つけるのは大変です。
普通にロードバイクダイエットを行う場合は、有酸素運動をする方法をとっています。有酸素運動は、脂肪が燃焼しやすく、長く続けることができる方法でもあります。ロードバイクダイエット効果が高いのが最大心拍数に対して、40%から60%くらいの負荷になります。
ロードバイクダイエットでは、少し軽めのギアで行い30分以上走ると効果が高くなります。ロードバイクダイエットで脚が太くなることはなく、実際に長距離や長時間をかけて走る競輪選手を除くと脚が細いのが特徴です。
運動が苦手でも大丈夫?
ロードバイクダイエットは、自転車に乗れるのであれば誰でも簡単にできるダイエット方法です。もちろんロードバイクダイエットの効果をあげたいのであれば、緩急をつけて行う方法もありますし、長時間行うことでしっかりと運動することができます。
しかし、ロードバイクダイエットの最も重要なダイエット効果は、楽しむことです。ダイエットというとどうしてもキツイ運動を長時間、続けるというイメージや無理な食事制限で自分を追い込んでいくという方法が思い浮かぶことでしょう。
しかし、ロードバイクダイエットは楽しむことで運動習慣を身につけることが大切な方法です。「ダイエットをするぞ!」と意気込んでするというよりは、いつもは車で移動する距離を今日はロードバイクで行ってみようかなという感じのダイエット方法なのです。
ですから、運動が苦手な方でも簡単に手軽に始めることができます。楽しむことが大切なので、1人でロードバイクダイエットは続かないと思うのであれば、痩せたいという仲間を誘って、一緒にロードバイクダイエットをしてみてもいいでしょう。
景色を見ながら、季節のうつろいを感じながら走るのもおすすめです。ロードバイクダイエットは、楽しみながら続けていくうちに、気が付いたら運動が習慣になっていたというのが理想です。
なかなかすぐに結果がついてくるダイエットではありませんが、気軽に取り組めるダイエット方法としてかなりおすすめ。
ロードバイクダイエットをする際の注意
最後にロードバイクダイエットを行うにあたっての注意点をまとめておきます。ここでご紹介する注意点は、ロードバイクダイエットを行っている人が感じた「注意しておくべきこと」です。しっかりとチェックしてから行うようにしてください。
ロードバイクは盗難に遭いやすい
残念ながらロードバイクは、盗まれる可能性が高い乗り物でもあるので注意が必要です。少しの時間でも停めておくのでれば施錠をするようにしましょう。自転車の中でもロードバイクの盗難が53%と最も多く半数を占めています。
ロードバイク=高級というイメージがあって狙われやすいことは注意しておきましょう。黒色や白色のロードバイクが狙われやすく、駐輪場での盗難も多いのが特徴です。自宅でも獲られることがあり十分注意しておきましょう。
無理すると続きにくい
何事にも共通するのですが、始めたときは飛ばしてしまうものです。ダイエットは継続することが何よりも重要なので、無理をしないようにしましょう。
ロードバイクダイエットをするという意識ではなく、風景を楽しむ、おしゃべりを楽しむ、運動を楽しむという感じで無理をしないように注意しましょう。
疲れにくい走り方で走ろう
ロードバイクを始めたばかりの人にとっては、ダイエット目的で乗っていたとしても慣れていなので、疲れてしまいがちです。ダイエットは、継続することが必要なのですが、疲れやすいと継続することができなくなってしまいます。
結局ロードバイクを乗るのに疲れることが原因で、やめてしまうことになります。こうならないためにも、疲れにくい乗り方を知っておきましょう。
例えば、ロードバイクに乗っていると、足の回転数と一定にすることで、疲れにくくなります。路面状況や風向きに合わせてギアチェンジを行って調節していきましょう。それでは、ロードバイクダイエットの疲れにくい乗り方をまとめておきます。
「始める前にストレッチをする」「意識して軽めのギアにする」「最初はゆっくりと体を温める」「無理のない乗り方を意識する」「ハンドルを握る場所をいろいろ変える」「終了前は軽いギアにして流す」「走り終わったらアイシングをしてクールダウンする」「こまめな水分補給をする」です。
ロードバイクでダイエットを成功させよう!
ロードバイクダイエットについて、詳しく解説してきました。ロードバイクダイエットの最も重要なことは継続することです。効果が出始めるのがだいたい3ヶ月くらいからなので、最低でも3ヶ月継続してみるようにしてください。
また、ロードバイクは盗難にあいやすい自転車でもあります。自宅や駐輪場で起こる場合があるので注意してください。他にも注意点があるので、十分注意しておきましょう。