パーティーにおすすめ!かわいいペーパーファンをDIYしよう!
ペーパーファンは紙でできた扇状の飾り付けアイテムで、サイズやカラーも豊富で大きいサイズのものは存在感がありパーティーなどを華やかにします。海外ではパーティーだけでなく、お部屋のインテリアの飾りとして取り入れられるくらいポピュラーなアイテムです。
最近では輸入品のカラフルなセットも市販されていますが、お値段もそれなりにかかります。しかしペーパーファンを手作りするのは難しいのではと考える人も多いのではないのではないでしょうか。
ところが100均アイテムで意外に簡単にDIYできるのです。100均アイテムなのでお値段もリーズナブルで、しかも手作りなので自分の好みにデザインすることができます。
飾り付けの工夫次第で、パーティーだけでなくお部屋のインテリアも華やかになります。かわいいペーパーファンを100均アイテムで簡単にDIYして楽しんでみてはいかがですか。
ペーパーファンとは
ペーパーファンとは、文字どおり紙(ペーパー)で作る円形のファン(送風機)の形をしているので「ペーパーファン」と呼びます。家電のファン(送風機)は味気ない機械ですが、ペーパーファンは紙で作るので、色もカラフルに大きさも自由に作ることができます。
ペーパーファンは一般的には子供のお祝いのグッズとしてのイメージが高いのですが、そのデザイン性や手軽性から近年では様々な場面で利用されるようになってきました。
そのためペーパーファンはパーティーなどの飾り付けアイテムだけでなくインテリアアイテムとしても活躍しています。しかし市販のものを買って飾ることもできますが、かなり費用がかかります。
手作りすれば好みの色や大きさにすることができ、デザインも工夫次第で華やかに飾ることができ、費用も軽減できるので一石二鳥です。
平たい扇状のデコレーションアイテム
ペーパーファンは材質が紙で軽いので飾り付けが簡単にでき、色や組み合わせによって非常にカラフルで華やかに会場やインテリアを盛り上げることができます。
形状が平たい扇状なので、パーティーやインテリアの壁などに貼り付けるのが簡単でしかも豪華に見えるのでデコレーションアイテムとして活躍しています。
形が大きいものは存在感がありインパクトがあります。また小さいものはかわいいので組み合わせで様々な演出が可能です。壁に貼り付けるだけでなく天井から吊り下げたり、テーブルや料理の飾りにも応用できます。アイデア次第で様々なデコレーションができるのがペーパーファンの魅力です。
100均アイテムで簡単に手作りできる!
ペーパーファンは100均アイテムで簡単に手作りができます。包装紙を利用することもできます。100均で売っている色紙や両面テープなどのアイテムだけで簡単にDIYできるので非常にリーズナブルな費用で作ることができます。
またDIYなら、色や大きさも自由に自分の好みで手作りすることができます。ハサミで切れ込みを入れて花柄にしたり、違う色の紙を組み合わせたオリジナルデザインを作ることも可能です。
和風の千代紙を使ってアジアンテイストにしたり、洋風・和洋折衷などアイデア次第で様々な飾り付けアイテムを手作りすることができます。
一度ハマると楽しくて次から次と色々なことが試したくなってしまうのがペーパーファンの魅力です。しかも100均で材料が全て揃うのも嬉しい点です。
ペーパーファンの基本の作り方
ペーパーファンの基本の作り方は、意外にシンプルで簡単です。まずはこの基本をマスターしてから様々な作り方のアレンジに挑戦しましょう。
素材が紙なので加工が簡単で扱いが楽です。それでいて華やかなインパクトがあるアイテムが手作りでき、費用がかからないのがDIYの魅力です。それでは基本的な作り方の手順と用意するものを紹介します。
用意するもの
用意するものは、好みの色紙や包装紙などのペーパーと、結ぶために使うテグスまたは細い糸や紐、接着する両面テープと印付けに使うえんぴつです。あれば便利なグッズとしてはスコアリングボードがあります。
スコアリングボードとは、折りたい場所にえんぴつなどで印をつけなくても直接均一間隔で折り線跡をつけてくれるグッズでオンライショップでも購入できます。
紙は大きいファンを作る場合は、B4サイズを2枚、小さいファンは1枚半用意します。作りたい円の直径の2〜3倍の長さの紙があれば十分です。また柄付きの紙を使用する場合は円にした時に柄がつながるようにカットしておくとベストです。
スコアリングボード以外のグッズは全て100均で揃えることができます。費用がさほどかからないので気兼ねなくトライすることができます。
作り方・手順
作り方の手順は、まず最初に長方形の紙を縦半分に折ります。縦折にした紙を開き、今度は横に1.5cm〜3cmを目安にえんぴつで印をつけておきます。その印に沿って山折りと谷折りを繰り返して折ります。すると全体がジャバラ状になった紙ができます。
もう一枚の紙を同じような手順で折り、ジャバラの紙を2枚作ります。次に2枚の紙の隅と隅を両面テープで貼り合わせて1枚にします。最初に折り目をつけた中心部分をテグス(または細い糸)を巻いて縛ります。
こうすると扇が2つ繋がった形になります。この扇状のそれぞれの端を両面テープで貼り付ければ円形になりペーパーファンが完成です。
あとは残ったテグスや糸で天井に吊り下げたり、両面テープで壁に貼ったりして飾り付けましょう。紙の大きさで円の大きさが変わるので色々試してみましょう。大小を取り混ぜたり、色々なカラーを組み合わせることで変化が出て華やかな飾り付けになります。
ペーパーファンのかわいいアレンジ
ペーパーファンのDIY基本をマスターしたら、次はかわいいアレンジに挑戦してみましょう。アレンジDIYにはハサミで切れ込みを入れる作り方と、違う色の紙を組み合わせてオリジナルデザインにする作り方があります。
もちろん両方の作り方を応用して複雑で斬新なデザインをDIYすることも可能です。ペーパーファンは素材が紙だからこそ、このように自在にアレンジができるのです。ハサミを使うDIYは紙切り細工の手法を応用したものです。それでは具体的にかわいいアレンジの手法を紹介します。
切り込みを入れて花模様のように
まず基本の折りかたでジャバラを作り、真ん中から2つ折にして外側の端をハサミで曲線にカットしてみましょう。これを開けば花びらのような扇ができます。また開く前に中間の片側に切り込みを入れればその穴の部分が開いたときに変化のある花模様になります。
また外側の端を鋭角にしてみたり、ジグザグにカットすれば針葉樹のような雰囲気も出せます。中間の切り込みも曲線だけでなく鋭角にすることで様々な変化のある花模様ができます。
また中間の切れ込みを片側だけでなく、左右交互にカットを入れれば編笠模様ができます。このように色々な切れ込みを入れることで、様々な模様がDIYできるので、楽しくなってしまいます。
少々失敗しても紙や100均グッズなので惜しげなく何度でも作り直すことができます。また失敗したと思っても思いがけない模様ができることがあります。切れ込みのアレンジはかわいい花柄だけでなく素敵なデザインを生み出すことができます。これがペーパーファンの手作りアレンジの魅力です。
違う色を組み合わせて
ペーパーファンの一つ一つのパーツは基本的に扇型をしているので、2つ3つ4つと組み合わせて円形にすることができます。つまり違う色の紙を組み合わせることができます。
無地と柄物とを組み合わせたり、同系色の濃淡でグラデーションを作ったり様々な組み合わせを楽しむことができるのが魅力です。また切れ込みを入れたものを組み合わせるなどすれば、簡単にデザイン豊かなペーパーファンをDIYすることができます。
かわいい花柄の色違いやグラデーション、和風の千代紙と金屏風のような組み合わせ、エキゾチックな柄やアジアンテイストの紙、かわいいキャラクターがちりばめてある紙など、様々な組み合わせが考えられます。
このように組み合わせは無限大にあります。しかも両面テープでつける前にいろいろ組み合わせをテストできるのもDIYのメリットです。100均でいろいろな紙を探して見るだけでもワクワクしてしまいます。
ペーパーファンの使い方
ペーパーファンはかわいいアイテムなので、キッズの飾りのイメージが強かったのですが、最近ではパーティーやインテリアの飾り付けだけでなくいろいろな場面に応用されています。
材料も100均などで揃えられ、しかも簡単に手作りすることができます。費用もリーズナブルなので惜しげなくふんだんに様々な使い方ができます。それではペーパーファンの使い方の例を紹介します。
センス抜群のガーランド
パーティーなどでよく使われるガーランドとペーパーファンを組み合わせて飾り付けに使うこともできますが、ペーパーファンそのものをガーランドにすることができます。
ガーランドとは旗や飾りのついたひも状の装飾品のことですが、古くは花や植物・果実などをひも状にしたフラワーアレンジメントの1種で、神事だけでなくお祝い事の装飾や恋人同士が贈り合うという風習もあったそうです。
ペーパーファンをひもでつなげてガーランドにすることができます。円形のままつなげることもできますが、円形にせずに半円形でつなげて飾るのもセンスが光り素敵です。ぜひ一度試してみてください。
人気のロゼットにも
ペーパーファンを人気のロゼットに利用する使い方があります。作り方はB6サイズぐらいの小さめの色画用紙を使います。好みの色画用紙で基本の作り方でペーパーファンを作ります。
次に太めのリボンを好みの長さに2本切ります。2本のリボンを少し開くように重ねて両面テープまたはホチキスで固定します。リボンを固定した部分に両面テープをしっかりと貼り、ペーパーファンの裏側につけます。リボンの開く角度により表情が変わるので、自分の好みやセンスで決めてください。
最後にロゼットの「顔」になる部分に入れるメッセージを画用紙に書き、ペーパーファンより小さい円形に切り出します。画用紙の色は白が無難ですが、ペーパーファンの色との対比やコントラストを考えて選びましょう。
丸く切り出したメッセージ入りの画用紙をペーパーファンの表側に両面テープでしっかり貼り付ければ完成です。ロゼットを作る材料は全て100均で揃えることができます。
小さく作ってフードトッピング
お子様ランチなどによく旗や飾りが立っているのをご覧になっている方が多いのではないでしょうか。それと同じように小さく作ったペーパーファンに棒をつけフードトッピングに利用する使い方があります。
ペーパーファンの中心にロゼットと同じようにメッセージを書いてフードトッピングすれば、お子様だけでなく恋人や愛する人への思いを伝える料理にすることができます。
料理とは生きていくために必ず誰もが食べるアイテムです。しかし生きるためだけに食べるのでは少し寂しすぎます。毎日食べる料理だからこそ、その変化や演出が大切なのです。
ペーパーファンのフードトッピングは料理が華やかになるだけでなく気持ちを伝えるアイテムになります。料理は味だけでなく目でも楽しむものです。食べる前に目に入る印象や美しさで味は変わります。素敵なペーパーファンのフードトッピングで食卓を華やかに飾ってみましょう。
取っ手をつけておしゃれな扇子に
ペーパーファンに取っ手をつけておしゃれな扇子にする使い方があります。少し大きめのペーパーファンを円形に接着する前に、アイスキャンディーの棒などを差し込んで取っ手にして接着すれば、おしゃれな扇子になります。取っ手にする棒は手で持ちやすければなんでも構いません。
また既存の扇子や団扇(うちわ)に、小さいペーパーファンをたくさんつけておしゃれに飾る方法があります。どちらにしてもペーパーファンにはこのような使い方があることを覚えておきましょう。
手作りペーパーファンでお部屋を飾ろう!
ペーパーファンは紙でできた扇状で、パーティーやインテリアの飾り付けに華やかさ与えるアイテムです。またその用途はロゼットやフードトッピングなど様々な場面で広く応用されています。
ペーパーファンは意外に簡単に手作りができます。また材料の調達もシンプルで100均で揃えることができます。DIYすることで自分の感性で様々なオリジナルデザインを作り出せるというメリットがあります。
これまでペーパーファンの作り方やアレンジの方法を紹介してきました。それを生かすのはあなた自身です。記事を参考にして手作りペーパーファンで自分だけのオリジナルデザインでお部屋を飾って楽しんでください。