初めてのハローワークへの持ち物
ハローワークに行く際に、スーツで行った方が良いのか、何を持っていって良いのか分からない人は多い様です。ハローワークは転職する人だけでなく、働いている人にも対応してくれます。ここでは、初めてのハローワークへの持ち物についてご紹介していきます。
初回の登録には持ち物はいらない
ハローワークに初めて行く場合は、特にスーツで行く必要はありません。ハローワークは面接する場所ではないので、普段着で構いません。
さらに、初めてのハローワークでは、仕事を探しに行くだけであれば、特に持ち物はありません。会社の面接ではないので、履歴書や職務経歴書を持っていく必要はありません。
しかし、初めてのハローワークでも、失業保険の申請や再就職手当の申請をする場合は、持ち物があるので、事前に確認しておきましょう。
失業保険の手続きのハローワークの持ち物
ハローワークに失業保険の手続きに行く人もいるでしょう。会社を退職した場合には、転職するまでの間受け取れる失業保険のために、手続きが必要となります。ここでは、失業保険の手続きのハローワークの持ち物についてご紹介していきます。
必要な持ち物が多いため忘れずに!
ハローワークで失業保険の手続きに行く人は、手ぶらで行くわけにはいきません。持ち物があるので、事前に確認しておく必要があります。
失業保険の持ち物は1種類ではなく、何種類か必要になります。1つ目に必要となる失業手当手続きの書類は「資格喪失確認通知書(被保険者通知用-1)」です。
その次に「雇用保険被保険者離職票-2」です。この2枚は今まで働いていた会社から渡されるので、ハローワークで失業保険の手続きをするまではなくさないようにしましょう。
さらに、書類の他の持ち物として、「印鑑」「縦3cm×横2.5cmの写真2枚」、「運転免許証などの本人確認ができるもの」なども必要になります。
その他にも「失業保険を受け取る本人名義の普通預金通帳」、「マイナンバーが確認できるもの」も必要な持ち物です。ハローワークによって持ち物も異なり、「雇用保険被保険者証」が必要なところもあるため、事前に確認しておくか、念のため持っていくようにしましょう。
ハローワークで失業保険の手続きが完了したら、「雇用保険受給資格者証」と「失業認定申告書」を受け取る形になります。
認定日のハローワークの持ち物
転職をする際や、退職したらハローワークに行くことになるでしょう。新しい会社に就職するまでの間、生活に困らないようにとハローワークで失業保険の手続きをする必要があります。ここでは、認定日のハローワークの持ち物についてご紹介していきます。
説明会に必要な持ち物
ハローワークで、失業保険の手続きが完了したら、雇用保険受給説明会に出席しなければいけません。ハローワークで、失業保険の手続きが完了して終わりではありません。
説明会に出席しないと、失業保険を受け取ることはできないようです。その際のハローワークでの説明会の持ち物には、「雇用保険受給資格者のしおり」、「印鑑」、「筆記用具」、「ハローワークカード」が必要となります。
「雇用保険受給資格者のしおり」や「ハローワークカード」は、失業保険の手続きを行った際に配布されます。ハローワークで受け取った書類は必要となるので、なくさないように保管しておきましょう。
ハローワークで説明会が終わったら、失業認定日が決められます。認定日が決まったら、4週間ごとにハローワークに行く必要があります。
認定日に必要な持ち物
認定日にもハローワークに行かなければいけません。ハローワークで失業保険を受け取るためには、就職活動しているということを証明しなければいけません。
就職活動していないとハローワークで判断されなければ、失業保険を受け取ることはできません。認定日のハローワークでは、「雇用保険受給資格者証」、「失業認定申告書」、「印鑑」が必要となります。
失業認定申告書には、今就職活動をしているという内容を記載しなければいけません。失業認定申告書がとても重要となり、失業保険がもらえるのかもらえないかの判断材料となります。
認定日にハローワークに行く際にも、スーツを着る必要はありません。普段着で構いませんが、ハローワークへの持ち物は事前に準備しておきましょう。
転職する際にも、ハローワークで仕事を探すことができます。ハローワークで失業保険を受け取るためだけに、ハローワークで就職活動していることをアピールするだけでなく、しっかりと転職先を見つける努力をしましょう。
ハローワークで失業保険を受け取る際に、転職先が見つかり、就職している人もいるでしょう。就職しているのに、ハローワークに申告せずに、失業保険を受け取っている場合には、不正受給となってしまいます。転職先が決まった場合に、速やかにハローワークに報告するようにしましょう。
初めてのハローワークでの注意点
ハローワークに初めて行くとなると、持ち物や服装などが分からないという人は多いでしょう。ハローワークに行く人は、みんな目的を持っていっています。ここでは、初めてのハローワークでの注意点についてご紹介していきます。
目的をもって行くこと
初めてハローワークに行く人は、持ち物が分からないという人は多い様です。仕事を探しに行くだけであれば、特に必要な持ち物はありません。
しかし、失業保険の手続きなどに行く際には、持ち物があるので事前に確認しておきましょう。ハローワークに行く時の注意点として目的を持って行くようにしましょう。
転職などで仕事を探しに行く際に、何も目的を持たずに行っている人もいます。しかし、目的がないということは、どんな仕事がしたいのか、業種や職種が全く決まっていないということになります。
目的が決まっているのであれば、それに合った仕事を自分で探すこともできますが、ハローワークの人が探してくれる場合もあるようです。
第一印象に気を付ける
面接でなくても、ハローワークに行く際も第一印象には気を付けましょう。ハローワークに行く際には、特にスーツで行く必要はありませんが、今後の対応にも関わってくるため、第一印象には注意しましょう。普段着であっても、チャラチャラしているような服装をするのはやめましょう。
ハローワークで仕事を探すだけであれば、特に持ち物は必要ありませんが、失業保険の手続きも同時に行いたいという場合には、持ち物があるので事前に確認しておく必要があります。
持ち物を忘れてしまうと、失業保険の手続きが受けられなくなってしまいます。失業保険の手続きが遅れれば遅れるほど、失業保険を受け取る日が遅くなってしまうので、できる時に失業保険の手続きを行うようにしましょう。
ハローワークは、企業面接と同じような雰囲気を作っていく事をおすすめします。寝ぐせのまま行くということのないようにしましょう。
就職をすると言う高い意識を持つ
「失業保険をもらうために就職活動しています」という人もいますが、ハローワークに行く際には、就職するという高い意識を持って行くようにしましょう。
就職して起業するなど目標を持って、ハローワークに行くのも良いでしょう。高い意識を持たないと、自分が特にしたくもない仕事に就いたりと、目標がない人生になってしまいます。
仕事は、探さなければやってこないでしょう。自分で仕事を見つけるために動いていれば、自分にピッタリな仕事が見つかるでしょう。自分にピッタリの仕事を見つけるためにも、目標を持ち、就職すると言う高い意識を持つことをおすすめします。
何に関心を持っているかを改めて考える
ハローワークに初めて行く場合には、自分が何に興味や関心を持っているのかを考えてみましょう。自分が興味や関心を持ったものに就職すれば、自分の好きなことに夢中になれるため、仕事も楽しくなるでしょう。
自分が何をしたいのかも分からずにハローワークに行っても、良い仕事は見つからず、長続きしない原因になってしまう可能性もあります。
ハローワークの人は、親身になって相談に乗ってくれます。自分の興味や関心のあるものを伝えれば、内容にあった仕事を探してくれるでしょう。自分の思っていることを全て話すようにしましょう。
興味を持つことは人それぞれでしょう。他の人はどう思うかなど、周りを気にする必要はありません。自分の興味を持ったことに挑戦してみましょう。
ハローワークは転職等の目的によって持ち物が違う!
ハローワークに初めて行く際に、仕事を探すだけであれば特に持ち物はありません。しかし、失業保険などの手続きでハローワークに行く際には、持ち物があるので事前に確認しておきましょう。持ち物を忘れてしまうと、手続きができなくなるので注意しましょう。