バラには様々な花言葉がある
花にはそれぞれ花言葉があります。良い花言葉もあれば、ネガティブな花言葉もあるため、贈る際には花言葉を理解しておかなければいけません。花言葉の意味を理解せずに贈ってしまうと、別な意味でとらえられてしまう可能性もあります。ここでは、バラにある花言葉についてご紹介していきます。
バラの基本的な花言葉は「愛」
基本的には、赤色のバラを良く目にしますが、今は赤色以外にも様々な色のバラが販売されています。バラはトゲのある低木の総称である「いばら(茨)」が転訛したものと言われており、「愛」と「美」の象徴として用いられてきました。
「愛」や「美」という花言葉があることから、昔からプロポーズをする際などにバラを用いることが多かったようです。バラは恋愛に関しての花言葉が多い花なので、バラの本数や色を組み合わせたりして、贈る人もいるようです。
バラは本数によって花言葉の意味に違いがある
バラは、花の中でも人気があります。昔から、プロポーズや愛を伝える際にバラが用いられてきました。バラは、基本的に赤色をイメージする人も多いですが、今は様々な色のバラが販売されています。さらに、バラの本数によって花言葉の意味も違うと言われています。下記では、バラの本数によっての花言葉の意味についてご紹介していきます。
バラの本数ごとの花言葉と意味
バラは、恋人に贈る花として有名です。愛の象徴として昔から贈られており、女性にとっては喜ばれる花言葉を持っています。しかし、必ずしも良い花言葉だけを持っているという訳ではありません。本数によって花言葉に違いがあります。ここでは、バラの本数ごとの花言葉の意味についてご紹介していきます。
バラの本数の意味「1~10本」
バラの本数が少ないと気持ちが伝わらないという人も多いようですが、バラの本数が少なくても大きな意味を持っています。
バラの本数が1本の時の意味は「あなたに一目惚れしました」、2本の意味は「世界にはあなたと私だけ」、3本の意味は「愛している」、4本の意味は「死ぬまであなたへと気持ちは変わらない」、5本の意味は「あなたに出会えて幸せです」となります。
さらに、6本の意味は「お互いに敬い愛し合いましょう」、7本の意味は「昔から好きでした」、8本の意味は「いつも励ましてくれてありがとう」、9本の意味は「毎日一緒にいてください」、10本の意味は「あなたは素敵です」となります。本数によって全く花言葉の意味が違うという事が分かります。
バラの本数の意味「11~20本」
11本の意味は「最愛」、12本の意味は「私と付き合ってください・日ごとにあなたへの愛が増しています」、13本の意味は「永遠の友情」、14本の意味は「誇り」、15本の意味は「ごめんなさい」、16本の意味は「あなたの愛が不安」、17本の意味は「絶望的な愛」、18本の意味は「誠実」、19本の意味は「忍耐」、20本の意味は「私の愛」となります。
バラの本数が11本から20本になると愛を伝える花言葉とネガティブな花言葉があるという事が分かります。12本のバラは、ヨーロッパで昔男性が女性にプロポーズする際に用いられていた本数です。
12本のバラには、情熱・愛情・感謝・希望・永遠・幸福・努力・尊敬・誠実・信頼・栄光・真実など、12の想いが全て詰まっていると言われています。
そのため、プロポーズする際には、12本のバラを贈るとよいそうです。15本から17本のバラの花言葉はネガティブな意味になっているので、プロポーズなどの際にバラを渡す時は本数に気を付けなければいけません。
バラの本数の意味「21本以上」
21本の意味は「あなただけを見ています」、22本の意味は「あなたの幸運を祈ります」、24本の意味は「ずっと想っています」、25本の意味は「あなたの幸せを祈っています」、30本の意味は「ご縁があることを信じています」、36本の意味は「ドラマチック」、40本の意味は「真実の愛」、44本の意味は「変わらぬ愛」となります。
さらに、50本のバラになると、「永遠・偶然の出会い」と言った意味になります。バラの本数によっては、プロポーズには用いる事ができない場合もあります。
バラの花言葉の意味を理解した上で、プロポーズなどには用いるようにしましょう。バラの本数が40本であれば、あまりかさばらないので、サプライズ演出したいという人にはおすすめの本数です。
プロポーズにおすすめなのは「99本」か「108本」
プロポーズをする際には、50本以上のバラを用いる人もいるようです。99本から1000本のバラをプロポーズに用いる人も多いようです。
それぞれ、バラの本数によって花言葉の意味が異なります。99本の意味は「永遠の愛」、100本の意味は「100%の愛」、101本の意味は「今まで以上に愛しています」、108本の意味は「結婚してください」となります。
その他にも、365本の意味は「毎日あなたが恋しい」、999本の意味は「何度生まれ変わってもまた恋します」、1000本の意味は「1万年の愛を誓います」となります。プロポーズにバラを用いるのであれば、99本か108本の花言葉の意味が向いています。
バラの花言葉は本数以外にもある
バラは、プロポーズの際に贈られる花として有名です。昔から、プロポーズの時にバラを贈られてきました。バラの本数によって花言葉の意味に違いがあるため、贈る際には花言葉の意味を理解しておかなければいけません。ここでは、バラの花言葉は本数以外にあるのかご紹介していきます。
バラの色ごとの花言葉
バラの花言葉の意味は、本数だけでなく色によっても意味が変わってきます。最も多く見られるバラの色は赤色ですが、「あなたを愛します」「美」「情熱」「愛情」などといった花言葉があります。
白色のバラは「純潔」「深い尊敬」、ピンク色のバラは「上品」「可愛い」「愛を誓う」、黄色のバラは「平和」「愛の告白」、青色のバラは「奇跡」「夢が叶う」などという意味があります。
その他にも、オレンジ色のバラは「信頼」「無邪気」「絆」、茶色のバラは「ミステリアス」、緑茶のバラは「希望」虹色のバラは「無限の可能性」などといった意味になります。今は、赤色だけでなく様々な色のバラがあり、それぞれ花言葉の意味が違うので、意味を理解して贈ることをおすすめします。
バラの部位ごとの花言葉
バラの花言葉には、本数や色の違いだけでなく、部位によっても花言葉に違いがあります。例えば、バラの葉の場合は「希望」、赤色のバラの葉は「あなたの幸福を祈る」、枝は「不快」、トゲは「不幸中の幸い」、蕾は「愛の告白」という意味を持っています。
葉や枝など分けて贈るという事はありませんが、部位によっても花言葉に違いがあるということを覚えておきましょう。
状態ごとの花言葉
バラの状態によっても花言葉の意味に違いがあります。バラが満開に咲いている場合の意味は「私の人妻」、白色のバラが枯れていたら「生涯を誓う」、バラにトゲがない場合は「友情」「誠意」、赤色のバラがしおれていたら「はかない」、白色のバラがしおれていたら「束の間の印象」という花言葉になります。
組み合わせごとの花言葉
バラには、本数や色、状態などで花言葉に違いがあります。バラは、赤色であれば赤だけで贈る場合もあれば、赤色と白色のバラを組み合わせて贈るという人もいます。バラの組み合わせによっても花言葉に違いがあります。
バラの組み合わせで花言葉の意味が変わるので、自分が伝えたい気持ちでバラの色を組み合わせてみるとよいでしょう。例えば、赤色のバラと白色のバラを組み合わせれば「暖かい心」という花言葉になります。さらに、黄色のバラと赤色のバラを組み合わせると「あなたがどんな不実でも」という花言葉になります。
バラにはネガティブな意味の花言葉も!
バラは、花の中でも人気で愛と美を象徴として扱われています。花によって色や本数で花言葉の意味に違いがないものもありますが、バラは本数や色などによって花言葉の意味が違います。バラの花言葉は良いものばかりではありません。ここでは、バラにあるネガティブな花言葉についてご紹介していきます。
大切な人へ贈るのにNGな薔薇
バラには、本数や色、部位や状態などで花言葉の意味に違いがあります。花言葉の中には、ネガティブな意味を持つものもあるので、プロポーズする際などは花言葉を理解しておくことをおすすめします。
例えば、15本のバラの場合は「ごめんなさい」という花言葉になります。黄色のバラは「嫉妬」、黒赤色のバラは「死ぬまで恨む」、トゲのあるバラは「不幸中の幸い」などと言う意味があります。大切な人へバラを贈る際には、花言葉を理解しておくるようにしましょう。
バラのおすすめの贈り方
バラはプロポーズの際に贈ることもあれば、それ以外でも贈る事ができます。バラの色や本数によって、花言葉に違いがあるため、贈る相手によって分ける必要があります。花束を贈る際には、恥ずかしくて上手く気持ちが伝えられないという人もいるようです。ここでは、バラのおすすめの贈り方についてご紹介していきます。
恋人へ
恋人に贈るバラといて知られているのは、赤色のバラです。しかし、赤色のバラでも13本にすると「友情」という意味になってしまいます。本数によって、花言葉の意味に違いがあるので、理解した上で贈ることをおすすめします。恋人に贈るのであれば、「結婚してください」という意味がある108本のバラがおすすめです。
女友達へ
プロポーズの時だけにバラを用いるのではありません。友達同士で誕生日に渡すという人も少なくありません。女友達にバラを贈る際にはピンク色のバラがおすすめです。ピンク色のバラには、「可愛い」という意味がありますが、ピンクのバラは見た目も可愛いので、友達に贈ったら喜ばれることは間違いありません。
男友達へ
男友達へバラを渡す機会は滅多にないですが、もし男友達にバラを贈りたいとなった時に、おすすめの色のバラがあります。「信頼」という意味があるオレンジ色のバラです。花言葉の意味を知っている人は少ないですが、男友達でも意味を理解すれば喜んでくれる人もいるでしょう。
父親へ
父の日にバラを贈るという人もいるようです。今では、黄色のバラを父の日に贈るのは定番となっているようです。「平和」という意味を持つ黄色のバラですが、中にはネガティブな花言葉も持っています。そのため、贈る相手によっては傷つけてしまう可能性があるので、黄色のバラを贈る際には相手に注意しましょう。
母親へ
母親へバラを贈るという事は意外と多いようです。母親にバラを贈る際には、紫色のバラがおすすめです。赤色のバラを贈る人もいますが、赤色とは違った雰囲気があり、紫色のバラには「尊敬」や「気品」といった花言葉の意味があります。母親だけでなく、年上の人に贈るときには紫色のバラがおすすめです。
婚約した人・結婚した人へ
婚約した人や結婚した人にバラを贈るときは、白色のバラがおすすめです。白色のバラには、「尊敬」「純潔」「清純」などといった意味があります。白色のバラの花言葉は、婚約した人や結婚した人にピッタリですし、見た目もぴったりなのでおすすめです。おめでたいた時に、バラを贈りたいという時は、白色のバラがおすすめです。
卒業する人・退社する人へ
卒業する人や退社する人には、青色のバラがおすすめです。青色のバラを贈るという人はあまり多くないようですが、これからの未来を応援したいという場合は、青色のバラがおすすめです。
青色のバラは、おしゃれなイメージで花言葉もぴったりです。青色のバラは、男性にも女性にも送れるので、これからの未来を応援したいという人がいる場合には贈るとよいでしょう。
バラ以外で花束を贈りたい時
バラは、花束の中でも有名ですが、その他にも花束として贈れる花があります。花には、それぞれ花言葉がある為、贈るシーンにあった花言葉を選ぶ必要があります。花言葉の意味を知らないとネガティブな花言葉の物を贈ってしまう可能性もあります。ここでは、バラ以外で花束を贈りたい時は、どんな花を贈れば良いのかご紹介していきます。
ガーベラ
花束として贈ろうと思った時に、どんな花を贈ったら良いのかと悩む人は多いようです。バラ以外に花束として贈る場合には、ガーベラもおすすめです。
ガーベラには、「常に前進」や「希望」という花言葉があります。ガーベラは、女性に贈ると喜ばれると言われており、バラ以外にも花束の定番とも言われています。恋人にガーベラの花束を贈る際には、赤色のガーベラがおすすめです。
カーネーション
カーネーションは、母の日に贈っている人が多いようです。母の日以外にも女性へ贈る際には、おすすめの花と言われています。カーネーションにも様々な色があり、「あなたを熱愛します」という花言葉があります。母の日に贈る際には赤色のカーネーション、女性に贈る際にはピンクのカーネーションを贈ると良いでしょう。
ヒマワリ
夏と言えば、ヒマワリをイメージする人が多いようです。ヒマワリには、「あなただけを見つめている」という花言葉があります。ヒマワリは太陽の方向を向いて咲く花として有名で、贈り物としても人気を集めています。太陽の方向を向いているため、花言葉でも一途という意味があるので、恋人に贈るのもおすすめです。
赤色のチューリップ
チューリップも花束にして贈る花として人気を集めています。チューリップにも様々な色のものが販売されています。チューリップには、「愛の告白」という意味があり、特に赤色のチューリップは愛の象徴なので、恋人に贈る際にはおすすめです。春を代表する花なので、季節によって花の種類を変えて贈るのもよいでしょう。
赤色のアネモネ
バラ以外に、赤色のアネモネを花束にして贈ることもあります。赤色のアネモネには、「あなたを愛します」という花言葉があります。バラと同じように花の色によって花言葉の意味にも違いがあります。恋人に贈る際には、赤色のアネモネを贈ることをおすすめします。花の色によって、花言葉が違うので、意味を理解しておきましょう。
スターチス
スターチスという花も花束にすることがありますが、滅多に見かけることはありません。スターチスには「永遠に変わらない心」という花言葉があります。バラなどと違って、見た目は小さく可愛らしい花ですが、花言葉には力強い意味を持っています。夫婦や付き合って長い人に贈るのにはピッタリの花です。
花束を渡す時におすすめの花言葉の伝え方
花束を渡すときは、緊張したり、恥ずかしくて上手く伝えられないという人も少なくありません。何を伝えようか考えていても、いざ渡すときになると思うように話せないという人も多いようです。ここでは、花束を渡すときにおすすめの花言葉の伝え方についてご紹介していきます。
メッセージカードを添える
花束を渡す際には、メッセージカードを添えるという方法もあります。花束を渡すのは、恥ずかしくて勇気がいるという人も多いようです。そのため、メッセージカードを添えたり、文章が恥ずかしいのであれば英語で書くのもおしゃれでおすすめです。相手に伝わるようなメッセージカードを添えるようにしましょう。
渡すときに伝える
自分の気持ちを直接口にするのは恥ずかしいという人が多いようです。そのため、メッセージカードを添えるという人も少なくありません。しかし、相手は直接気持ちを伝えられた方が喜びます。恥ずかしいかもしれませんが、勇気を出して相手に気持ちを伝えながら花束を渡すことをおすすめします。
花言葉が気になる色を選ぶ
バラを贈るとなった時に、定番の赤色やピンク色を贈るという人が多いようです。しかし、あえて定番でない色のバラを贈るという方法もあります。今は、様々な色のバラが販売されているため、紺色のバラを贈ったらびっくりされる可能性があります。あえて定番色でないものを贈ることで、話題も広がることもあります。
花言葉辞典もプレゼントする
花束と一緒に花言葉辞典を一緒に贈るという方法もあります。花束を贈っても、相手は花言葉の意味を知らないという場合もあります。直接花言葉を伝えることが恥ずかしいという場合には、相手に辞典を贈って意味を調べてもらうという方法もおすすめです。意味を知った時、貰った相手は喜ぶことでしょう。
バラの名前の由来
バラは昔、「イバラ」「ムハラ」「ウバラ」「ウマラ」などと呼ばれていました。バラは、トゲのある花で背の低い木の総称「茨」が転訛したと言われています。そこから「バラ」と呼ばれるようになったそうです。漢字の薔薇は、「そうび」や「しょうび」と呼ばれることもあるようです。
バラを贈る時は本数の意味にも気をつけよう
今回は、バラの本数や色、プロポーズでの最適な組み合わせなどについてご紹介してきました。バラは、本数や色などによって、花言葉の意味も違ってきます。そのため、プロポーズをする際には花言葉を理解しておかないと、ネガティブな花言葉になってしまうこともあるようです。プロポーズする際には、最適な組み合わせを見つけましょう。