「資する」の意味まとめ!読み方・類語・使い方や寄与する・供するとの違いも紹介

「資する」の意味まとめ!読み方・類語・使い方や寄与する・供するとの違いも紹介

「資する」という言葉を知っているという人は少ないでしょう。「資する」という言葉は日常生活ではあまり使われないため、その意味を知らないという人も結構います。「資する」の意味や読み方や類語、「資する」と「寄与する」「供する」との違いなどについてご紹介します。

記事の目次

  1. 1.「資する」の意味
  2. 2.「資する」の読み方
  3. 3.「資する」の類語
  4. 4.「資する」の使い方と例文
  5. 5.「資する」と寄与する・供するとの違い
  6. 6.「資する」は役立てることを意味する言葉

「資する」の意味

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日本語の中には一般的な日常生活の中ではあまり使われない難しい言葉もたくさんありますが、「資する」という言葉もその中の一つです。「資する」という言葉を日常的に使っているという人はほとんどいないでしょう。

「資する」にはいくつかの意味がありますが、「資する」の意味を正しく理解しているという人は非常に少ないと言えます。それほどまでに「資する」という言葉は、ほとんど使われない言葉だということです。

「資する」という言葉にはいったいどのような意味があるのか、「資する」の意味についてご紹介しましょう。

意味①たすけとする・役立てる

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「資する」の意味の一つ目は、「たすけとする、役立てる」という意味です。「資する」という言葉は何かをする時に使われる言葉ですが、「何かを何かに役立てる」といった意味で使われることが多いです。

「資する」の「資」の文字には「元手」「財貨」「元手を与えて助ける」と言った意味があり、それに「する」がつくことによって「たすけとする、役立てる」という意味になっています。

「資する」の「資」の文字の意味から、「資する」という言葉の意味にはお金などが含まれているということになると言えますので、「お金を何かのたすけとする」「お金を役立てる」という意味になるとも言えます。

意味➁費用を給する・もとでを与える

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「資する」の意味の二つ目は、「費用を給する、もとでを与える」という意味です。「資する」の「資」の文字には「元手」「財貨」といった意味がありますので、二つ目の意味はストレートに「資」の意味だと言えます。

何かをする時に、それに必要なお金を与える場合にも「資する」という言葉を使うことができますが、「資する」は一つ目の意味の「たすけとする、役立てる」という意味で使われることが多いです。

「資する」は単純にお金で助けるということだけではなく、助けたり役に立てたりする色々な場面で使うことができますので、意外に色々な使い方ができると言えます。

「資する」の読み方

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「資する」の意味について先にご紹介しましたが、「資する」の読み方からしてわからないという人も多いでしょう。「資する」という言葉自体あまり使われませんので、読み方がわからなくても当然です。

ちょっと複雑な意味を持つ「資する」ですので、読み方もさぞ難しいのだろうと思う人も多いでしょうが、実は「資する」の読み方はそう難しくはありません。

「資する」という言葉の読み方とはいったいどういう読み方なのか、「資する」の読み方についてご紹介しましょう。

読み方:しする

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「資する」の読み方は「しする」です。難しい読み方を想像していた人もいるでしょうが、実は「資する」の読み方はとても単純で、そのまま「しする」と読みます。

「資する」の「資」の文字は通常は音読みで「し」だけですが、人名に使われている場合には「すけ」「たすく」「ただ」「とし」「もと」「やす」など、色々な読み方があります。

なので「資する」の読み方は難しいと思われがちですが、ストレートに「しする」と読めばOKで、入力して変換するとちゃんと「資する」という言葉が変換候補に上がってきます。

「資する」の類語

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「資する」の意味と読み方についてご紹介しましたので、次は「資する」の類語についてご紹介します。

「資する」の意味は「たすけとする、役立てる」「費用を給する、もとでを与える」という意味なので、似た意味を持つ言葉が類語になりますが、「資する」の意味と似た意味を持つ言葉はあまり多くありません。

「資する」の意味自体が結構複雑なため、「資する」と全く同じ意味を持つ言葉はないと言えますが、それでも似た意味を持つ類語はあります。

「資する」という言葉の類語にはどのような言葉があるのか、「資する」の類語についてご紹介しましょう。

貢献する

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「資する」の類語の一つ目は、「貢献する」です。「貢献する」の意味は「力を尽くすこと」「あずかって力あること」といった意味ですので、「資する」とは全く違う意味のようですが、「貢献する」は「資する」の類語です。

「資する」の意味は「たすけとする、役立てる」「費用を給する、もとでを与える」という意味ですが、この中には「貢献する」に近いニュアンスが含まれています。

そのため、「貢献する」という言葉は意味的には「資する」の類語には見えませんが、ニュアンス的に最も「資する」に近い類語であると言えます。

導く

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「資する」の類語の二つ目は、「導く」です。「導く」の意味は「そうなるように仕向ける」「ある状態に至らしめる」といった意味ですので、こちらも意味的には「資する」の類語であるようには見えないでしょう。

ですがこちらもやはり「資する」という言葉の意味に含まれるニュアンスから、「資する」の類語だと言うことができます。

「資する」の意味は「たすけとする、役立てる」「費用を給する、もとでを与える」という意味ですが、「導く」というニュアンスも含んでいます。

そのニュアンスのため、「導く」という言葉も「資する」の類語であると言うことができるということです。

手助け

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「資する」の類語の三つ目は、「手助け」です。「手助け」の意味は「他人を手伝うこと」という意味ですので、意味的には「資する」の意味とは違うようですが、こちらも「資する」の類語に分類されます。

「資する」には「たすけとする、役立てる」「費用を給する、もとでを与える」という意味がありますが、「手助け」は「資する」の一つ目の意味である「たすけとする」に近い意味になります。

少しだけではありますが意味が似ているため、「手助け」も「資する」の類語であると言うことができます。

尽くす

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「資する」の類語の四つ目は、「尽くす」です。「尽くす」の意味は「他のもののために尽力する、努力する」という意味ですので、こちらもまた意味的には「資する」の意味とは少し異なると言えます。

ですが「資する」の意味「たすけとする、役立てる」といった意味の中には、「他のもののために何かをする」というニュアンスがありますので、そういったニュアンスから「尽くす」も「資する」の類語になります。

このように「資する」にはいくつかの類語がありますが、「資する」と全く同じ意味を持った類語はありません。

ですが、「資する」に含まれるニュアンスと似た意味を持つ言葉なら「資する」の類語になるということです。

「資する」の使い方と例文

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「資する」の類語についてご紹介しましたので、次は「資する」の使い方と例文についてご紹介します。「資する」という言葉には「たすけとする、役立てる」などの意味があり、そういった意味で使われることが多いです。

「資する」には他にも「費用を給する、もとでを与える」という意味がありますが、「資する」という言葉が使われるのは「たすけとする、役立てる」の意味の方が多いと言えます。

「資する」という言葉はいったいどのような使い方をすれば良いのか、「資する」の使い方と例文をご紹介しましょう。

何かの目的のために援助する意味で使用

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「資する」という言葉の使い方は、何かの目的のために援助する意味での使い方が多いです。「資する」という言葉は「AはBに資する」というような使い方をしますが、AもBも人は対象になりません。

「AはBに資する」という使い方をする場合、AもBも人ではない何かの物事しか当てはまりませんので、そういった点では「資する」の使い方には注意が必要です。

実際に「資する」という言葉を使う場合にはどのような使い方をすれば良いのか、具体的な例文を挙げて「資する」の使い方についてご紹介します。

家計に資する情報だ

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「資する」の使い方の例文の一つ目は、「家計に資する情報だ」という例文です。この例文の意味は「家計に役立つ情報だ」という意味で、「資する」を「役立てる」という意味で使っています。

「資する」の使い方は「AはBに資する」という形が基本的ですが、「家計に資する情報だ」という例文では、基本的な形から順序などをちょっと変えて「資する」を使っています。

「資する」という言葉は「資する」という形で使われることがほとんどですが、「資すべき」という言い方で使うこともできますので、色々な言い回しができます。

地域の活性化に資する

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「資する」の使い方の例文の二つ目は、「地域の活性化に資する」という例文です。この例文の意味は「地域の活性化に役立てる」という意味で、「資する」の意味「役立てる」がストレートに使われています。

こちらも「AはBに資する」という基本の形とは少し違いますが、基本形をちょっと変形させればこのように「資する」を使うこともできます。

先にご紹介した「資すべき」を使えば「地域の活性化に資すべきだ」などという文章を作ることもできます。

社会の利益に資する

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「資する」の使い方の例文の三つ目は、「社会の利益に資する」という例文です。この例文の意味は「社会の利益に役立てる」という意味で、こちらもやはり「役立てる」という意味で「資する」を使っています。

「AはBに資する」という使い方が「資する」の基本的な使い方ですが、実際に文章の中で「資する」を使う場合には「AのBに資する」という使い方の方が比較的多いと言えます。

このように「資する」という言葉は色々な対象に使うことができますので、「役立てる」という意味で実際に使ってみると良いでしょう。

「資する」と寄与する・供するとの違い

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「資する」の使い方と例文についてご紹介しましたので、次は「資する」と「寄与する」「供する」との違いについてご紹介します。「資する」と同じようにちょっと難解な言葉に「寄与する」「供する」という言葉があります。

ですが「資する」の正しい意味を知らない場合、「資する」と「寄与する」「供する」をごっちゃにしてしまって間違った使い方をしてしまうこともあります。

「資する」と「寄与する」「供する」との違いとはいったいどういう違いなのか、「資する」と「寄与する」「供する」との違いについてご紹介しましょう。

「寄与する」の意味

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「資する」と「寄与する」「供する」との違いの一つ目は、「寄与する」との違いです。「資する」も「寄与する」も難解な日本語ですので、どちらも同じような意味を持っていると勘違いしている人も少なくありません。

ですが「資する」と「寄与する」では意味が違いますので、使いどころなども違います。「資する」を使うべき場面で「寄与する」を使うと全く違う意味になって、言いたいことが伝わらなくなることもあります。

「資する」の意味と「寄与する」の意味の違いはどのような違いなのか、「寄与する」の意味についてご紹介します。

公共事業や社寺などに金銭や物品を贈ること

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「寄与する」の意味は「公共事業や社寺などに金銭や物品を贈ること」という意味で、「資する」の意味「たすけとする、役立てる」とは全く違います。

「資する」の二つ目の意味は「費用を給する、もとでを与える」という意味ですので、この点では「寄与する」に似ていると言えますが、「寄与する」は「公共事業や社寺」が対象ですので、その点で全く違います。

「資する」は「たすけとする、役立てる」という意味で使われることが多く、「費用を給する、もとでを与える」という意味ではほぼ使われませんが、そちらの意味で使う場合対象は限定されないという点でも違うと言えます。

「供する」の意味

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「資する」と「寄与する」「供する」との違いの二つ目は、「供する」との違いです。「資する」と「供する」は漢字一文字に「する」がつくため、見た目は似ていますが意味は全く違います。

そのため、「資する」を使うべき場面で「供する」を使ってしまうと訳の分からない文章になってしまいます。

「資する」と「供する」にはいったいどのような違いがあるのか、「供する」の意味についてもご紹介します。

そなえる・差し出す

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「供する」の意味は「そなえる」「差し出す」という意味ですので、「資する」の意味とは全く違います。「資する」の意味「もとでを与える」に近いと言えないこともないですが、実質的な意味は違います。

「資する」を使うのは、何かに貢献するといった明確な効果がある場合ですが、「供する」には「そなえる」「差し出す」という行為だけですので、実際に明確な効果があるかどうかは不明だと言えます。

「供する」という言葉は「お菓子を供する」などという使い方がされますが、それによって何か効果があるという意味はありません。

「資する」には何かに貢献するという効果がありますが、「供する」には何も効果がないという点で「供する」は「資する」とは違うと言えます。

「資する」は役立てることを意味する言葉

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「資する」という言葉の意味や読み方、「資する」の類語や使い方などについて色々とご紹介してきましたが、如何だったでしょうか。「資する」は役立てることを意味しますので、正しい意味を知って正しく使いましょう。

モモ
ライター

モモ

女性向けの美容関係の記事や心理関係の記事、難解な言葉の解説の記事などの作成を得意としていますが、ダイエット関連は自分自身でも色々試していますので、特に得意だと言えます。その他にも興味のあるものがたくさんありますので、お役に立てて楽しめる色々な記事を提供していきたいです。

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