人気のシリコンスプレーを使ってみたい!
友人からシリコンスプレーっていいよと言われる場合があるかもしれません。そんなシリコンスプレーを使ってみたという人もいるでしょう。そこで、シリコンスプレーの効果・特徴から使い方、注意点、おすすめ製品までを詳しく解説します。
シリコンスプレーとは
シリコンスプレーの使い方などを見る前に、そもそもシリコンスプレーとはどういうものなのかを解説しておきましょう。シリコンスプレーがどんなものだかわからなければ、次の説明に移れませんから、よく覚えておいてください。
シリコンオイルからできたスプレー
シリコンスプレーはその名称を見れば想像がつくかもしれませんが、シリコンオイルでできたスプレーです。このスプレーを吹き付けると、その物質の表面にシリコン被膜を作り、滑りやすくしたり、つやを出したりします。
シリコンスプレーは別名を「シリコンルブスプレー」とも言います。この「ルブ」とは、英語の「lubricant」を略したもので、その意味は潤滑油・潤滑剤ということです。つまり、シリコンスプレーは潤滑をさせるためのスプレーということになります。
シリコンスプレーの使い方については後程詳しく説明しますが、実に多くの用途に利用できます。そのため万能スプレーと言われることもあるほどで、大変便利なスプレーとなっています。
シリコンスプレーの効果・特徴
シリコンスプレーがどんなものかは大体はつかめたでしょうから、今度はその効果と特徴を見てみましょう。シリコンスプレーは効果という点でも高いものがあり、人気を集めています。どのような効果や特徴があるのでしょうか。
滑りをよくする
シリコンスプレーの第一の効果・特徴は、滑りをよくすることです。潤滑剤とも言われるシリコンスプレーはいろいろなものの滑りをよくします。例を挙げてみると、はさみ、引き出し、マウス、棚のドア、ファスナー、ふすまや障子、ベビーカーのタイヤなどいろいろあります。
ほかにもありますが、さまざまなものに効果があるので、万能と言われるくらいで人気が極めて高いです。もし身近に滑りが悪くなったものがあれば、シリコンスプレーを使うことをおすすめします。
防水や撥水ができる
シリコンスプレーの第二の効果・特徴は、防水や撥水ができることです。シリコンスプレーを吹き付けたものの表面には、シリコンの被膜ができると説明しましたが、その被膜が防水効果や撥水効果を発揮します。
例えば、傘やレインコートにシリコンスプレーを吹き付けた場合は、その特徴がいかんなく発揮されます。靴にも防水効果や撥水効果をもたらすことはできますが、滑りやすくなるので注意しましょう。
車の防水効果や撥水効果もあります。そのため、洗車後に使う人もいます。ワックス代わりになっていいということとと比較的値段の安いものが多いことも人気の理由です。
嫌な匂いやベタつきも少ない
シリコンスプレーは無色無臭です。この特徴のため、嫌な匂いで煩わされることはありません。せっかく万能スプレーであったとしても嫌な匂いが出れば、使いにくいものですが、シリコンスプレーにはそのような心配はありません。
また、べたつきが少ないという特徴もおすすめ点です。スプレーを吹き付けると、その吹き付けた物質だけでなく、手もべたつく場合がありますが、シリコンスプレーにはそのような特徴がなく、とても使いやすいです。
用途が広い万能スプレー
シリコンスプレーをどう使えばいいのか使い方は後で見るとして、さまざまな用途に使える万能スプレーという特徴を持っています。自動車、バイク、自転車、ベビーカーなどの乗り物をはじめ、金属、プラスチック、ゴム、木材など使い道は非常に多いです。
さすがに万能スプレーと言われるだけのことはあります。ただし、万能スプレーだとは言っても、すべてのものに使えるわけではありません。また、使い方にも注意点がありますが、それについても後程触れましょう。
静電気防止機能が付いているものがある
ばちっと来る静電気は厄介なものですが、その防止効果があるシリコンスプレーもあります。電気製品や精密機械、農機具などに吹き付けることで、その特徴が活かされます。また、ウィッグの静電気防止効果があるので、ウィッグ利用者の間で人気があります。
ブラッシングの最後にシリコンスプレーを使うことで、ウィッグの静電気が抑えられるとされています。ただし、あまり吹き付けすぎると、つややテカリが出過ぎてしまうので、使い方には注意が必要です。
汚れ防止効果がある
シリコンスプレーを吹き付けると、対象物にシリコンの被膜ができますが。この被膜が汚れ防止効果を発揮します。被膜があることにより、直接汚れが付かないのです。このシリコンスプレーの特徴を利用すると、汚れ防止だけでなく、付着した汚れも落としやすくなります。
例えば、壁にシリコンスプレーを吹き付けると、いたずらっ子がいたずら書きをしても、後で落としやすくなります。また、はさみに使うと、はさみが滑りやすくなるだけでなく、シールやテープを切った時の糊が付きにくくなり、鋭い切れ味が維持されます。
つや出し効果
いろいろな効果があるシリコンスプレーですが、つや出し効果も期待できます。シリコンの被膜が結構きれいに輝きます。家具などのつや出しには最適なスプレーですので、外観がくすんできた場合などには使ってみるといいでしょう。
シリコンスプレーの種類
いろいろなメーカーからさまざまなシリコンスプレーが販売されていますが、その種類は大きく分けて2つあります。無溶剤タイプと石油系溶剤タイプです。それぞれのタイプで多少効果や特徴が違うのですが、どう違うのか見てみましょう。
無溶剤タイプ
無溶剤タイプのシリコンスプレーは、紙、木、ゴム、プラスチッキなどにも使えます、万能と言われるゆえんはその辺にあります。使える対象が幅広いので、さまざまな用途に応用でき、人気も高いです。
その用途をいくつか挙げてみると、引き出しにくい引き出し、滑りにくい戸、スムーズに動かないマウスなどが改善されます。また、つや出し効果という特徴もあり、くもり気味のダッシュボードやくすんだ家具などに使うと、大きな効果が期待できます。
石油系溶剤タイプ
石油系溶剤タイプのシリコンスプレーは、金属部品の使用に適していて、さび止めや滑りをよくするなどの効果・特徴があります。そのため、車やバイク、自転車をはじめ機械部品や金属部品に使用することをおすすめします。
石油系溶剤タイプのシリコンスプレーは、グリースやオイルが塗られているものに使用すると、そのグリースやオイルを溶かしてしまう場合があるので、かえってさび止めや滑りをよくする効果を減じてしまうことがあります。
使用を注意したいもの
万能と言われるシリコンスプレーですが、石油系溶剤タイプの場合は、ゴムやプラスチックには使用できません。したがって、やや用途が限られてきます。無理に使おうとすると、ゴムやプラスチックの素材を傷めてしまう場合があります。
それでも製品によっては、ゴム・プラスチック対応というものもあります。そのため、石油溶剤タイプのシリコンスプレーを購入する場合は、あらかじめゴムやプラスチック対応か確認してからにするのがおすすめです。
シリコンスプレーの使い方
万能と言われ人気も高いシリコンスプレーは、さまざまな使い方ができますが、具体的にどんな使い方があるのかを解説しましょう。これを見ればさっそく使ってみようということになるでしょうが、遠慮せずにどんどん吹き付けてください。
カーテン
見出しを見た人はカーテンにシリコンスプレーを吹き付けるのと不思議に思うかもしれませんが、カーテンそのものではなく、カーテンレールに吹き付けて滑りをよくします。長い間カーテンやカーテンレールを使っていると、滑りが悪くなる場合がありますが、その時に役立ちます。
カーテンレールでのシリコンスプレーの使い方ですが、カーテンにもかかってしまう場合があります。そうなると、シミができる場合があるので、カーテンは外してから作業を行うことをおすすめします。
椅子
椅子の脚の滑りが悪く、床との間でぎーっと音がするという家庭もあるでしょう。そのような家庭にもシリコンスプレーはおすすめです。滑りがよくなって、椅子がスムーズに動くようになります。これで気分よく椅子に座れるでしょう。
また、キャスター付きの椅子にも効果を発揮します。動きが鈍くなったキャスター部分にシリコンスプレーの特徴が大いに活かされ、動きがよくなります。つまり、キャスター付きであっても普通の椅子であっても、シリコンスプレーは万能ぶりを発揮します。
引き出し
古くなった家具や机の引き出しは、開け閉めが大変になってきます。中のものを取り出すのに一苦労なんてこともあるでしょう。そのような時にもシリコンスプレーの使い方で、問題が解決します。
その使い方ですが、まずは引き出しを全部出してしまいます。そのうえで、引き出しと家具や机が接する部分にシリコンスプレーを吹き付けます。引き出しが多いとちょっと大変ですが、その後は滑りがよくなって、使いやすくなります。
引き戸
引き戸の滑りが悪くなって困っているという人もいるでしょう。立て付けが悪い、家が傾いているという場合は無理かもしれませんが、単に滑りが悪いだけなら、シリコンスプレーの特徴がここでも活かされます。
その使い方は簡単で、引き戸のレール部分にシリコンスプレーを吹き付けるだけです。シリコンスプレーは万能と言われるだけに、引き戸やレールの素材が何であれ効果が出ます。これで引き戸の開け閉めは楽になるでしょう。
ハサミ
ハサミも長い間使っていると、滑りが悪くなったり、切れ味が鈍くなったりします。そのような時にもシリコンスプレーを使うのがおすすめです。シリコンスプレーをハサミの刃に吹き付けることで、滑りがよくなり、以前のように使えるようになります。
また、ハサミへのシリコンスプレーの使い方で特にいいのが、シリコンスプレーの被膜が汚れ防止になり、シールやテープなどの糊が付きにくくなることです。そのため、ハサミの切れ味が長い間維持されます。
さび止め効果もあります。特にアウトドアなどでハサミをよく使う人はこのさびが心配でしょうが、シリコンスプレーを吹き付けておけば、その心配が無用となります。ハサミにも万能な働きをするのがシリコンスプレーです。
マウス
マウスの滑りが悪くなってきたという場合にもシリコンスプレーが役に立ちます。マウスの裏に塗ればいいのですが、その際は吹き付けるというよりも布やティッシュに付けて、マウスの裏側を拭くのがおすすめです。
傘・レインコート
傘やレインコートにシリコンスプレーを吹き付ければ、その撥水効果は一目瞭然です。きれいに水をはじきます。傘に撥水効果があっても意味がないじゃんという人がいるかもしれませんが、びしょぬれに濡れた傘を室内や車内に持ち込むのは気分がよくないでしょう。
レインコートでも状況は同じです。レインコートを脱いだ後にたっぷりと水滴が落ちてくると、部屋に入る時に憂鬱になります。それをいちいち払うのは面倒ですが、シリコンスプレーを吹き付けておけば、その作業も軽減されます。
傘やレインコートにシリコンスプレーを吹き付けておくと、後で乾かすために干す必要がなくなります。それだけ撥水効果が優れているのであり、傘やレインコートの保管もしやすくなります。
車
車を持っている人の間でも、シリコンスプレーは人気が高いです。その人気の理由ですが、いろいろな使い方ができるからです。いくつか例を挙げると、フロントガラス、ワイパー 車内、タイヤ、つや出しなどに使えます。
フロントガラスの撥水
シリコンスプレーにはフロントガラスの撥水効果も期待できます。フロントガラスに水滴が残ると運転中も不快でしょうから、この効果はありがたいはずです。ただ、ぎらぎらと輝く場合があるので、乾拭きして吹き付けるといいでしょう。
ワイパーのビビリ防止に
ワイパーのビビリとは、ワイパーがスムーズの動かず、フロントガラスに引っかかる時に立てる音です。ワイパーの劣化、汚れ、取り付け不良などが原因となって起こります。このビビリがあまりにひどいときは交換の必要がありますが、軽い症状ならシリコンスプレーがおすすめです。
シリコンスプレーの効果・特徴でも見たように、滑りをよくする働きがあります。この特徴を活かせば、ワイパーがスムーズに作動するようになります。ただし、使い方によってはガラスがぎらぎらするので、工夫が必要です。
その工夫とは、シリコンスプレーを布やティッシュにしみこませてから、ワイパーゴムに塗るのです。これならフロントガラスはさほどぎらつきません。そのうえ、汚れたワイパーゴムの掃除もできるので、一石二鳥です。
車内のつや出し
車のダッシュボードやドアのつや出しにシリコンスプレーを使う人もいます。もう少し輝きがあるほうがいいのにと思っている人にはおすすめできる方法です。ただし、つやが出すぎてしまうと、かえって気になりますから、使い方には注意しましょう。
タイヤのつや出し
車のタイヤにつやがあると、格好がいいし、気持ちがいいものです。そのタイヤのつや出しにシリコンスプレーを使えます。汚れ防止にもなります。ただ、石油系溶剤タイプのシリコンスプレーはタイヤなどのゴムには使用しないようにしましょう。
シリコンスプレーのタイヤに対する効果は側面に限られています。タイヤ全体にまでは及ばないので、それを頭に入れて使うようにしましょう。しかし、側面だけでもきれいになれば、結構満足感は得られます。
ボディのつや出し
つや出し効果があるシリコンスプレーは車のボディに吹き付けることでも、その特徴がいかんなく発揮されます。ピカピカ、てかてかに輝き、手触りもつるつるして快適です。撥水効果もあるので、水をはじいてくれます。
ただし、ポリマーコーティングやガラスコーティングがされている車のボディにシリコンスプレーを吹き付けるのはやめたほうがいいとされています、それ以外の車で、ワックス代を節約したいというのなら、シリコンスプレーはおすすめです。
ただ、吹き付け方によってはぎらつき感が出る場合がありますが、ダッシュボードなどとは違って、車の外装のぎらつき感はさほど気にしなくていいかもしれません。それでもそれを防ぎたいというのなら、吹き付け後に固く絞ったクロスで拭くといいでしょう。
バイク
万能なシリコンスプレーは、自動車だけでなくバイクにも使えます。その場合は、つや出し効果、防水・撥水効果、汚れ防止効果を期待できます。ただし、シリコンスプレーは高熱に対すると効果が大幅に落ちてしまうので、使うパーツには十分注意しましょう。
つまり、カウルやホイール、サスペンションなどにシリコンスプレーを使うのがおすすめです。そうすれば、汚れ防止だけでなく、汚れがついても簡単に落とせます。なお、単にシリコンスプレーを吹き付けるだけでなく、そのあとに布で塗り込めば、むらが出にくくなります。
自転車
自転車にも大きな効果を発揮するのがシリコンスプレーです。その使い方はいくつかありますが、チェーンに吹き付ければ、さびにくくなると同時に滑りもよくなります。自転車が最近重いなと思ったら、使ってみることをおすすめします。
それから、フレームのつや出しにも役に立ちます、長い間使っている自転車はフレームの輝きもいくらか薄れているでしょうから、シリコンスプレーを吹き付ければ、つやが出てきれいになります。なお、この場合も布で塗り広げたほうがむらができにくくなります。
趣味・遊び道具に
趣味や遊び道具にも使えるとシリコンスプレーは人気の的です。どのような使い方があるかですが、釣り道具のリールの動きをスムーズにしたり、子供の滑り台の滑りをよくしたり、草そりや雪そりをより楽しめるようにしたりです。
屋外作業に
屋外で荷物を運ぶ場合、滑らせるようにして移動させることがありますが、このような時にもシリコンスプレーが活躍してくれます。コンテナの底や作業台の表面、トラックの荷台などに塗布しておけば、荷物の滑りがよくなって、作業がすごくはかどります。
これだと、無理な力を用いずとも軽い力で荷物を移動できるようになります。もちろん、滑りやすいということは落ちやすいという面もあるので、その対処は必要となりますが、移動作業が軽減されること自体は大歓迎でしょう。
おまるに
ちょっと変わったシリコンスプレーの使い方になりますが、おまるの撥水効果・汚れ防止効果もあります。シリコンスプレーを吹き付けておくだけで、表面がつるつるときれいになり、おしっこなどの水分をはじきやすくなります。うんちもよく落ちて、お手入れが簡単になります。
靴
靴にもシリコンスプレーはおすすめです。撥水効果により泥水をよくはじくようになり、浸み込みにくくなります。また、靴の汚れ防止にも一役買ってくれます。特に汚れやすい靴に吹き付けておけば、後の手入れも楽になります。
シリコンスプレーを使用する際の注意点
人気も高く、万能と言われるシリコンスプレーですが、いくら万能とはいえ使い方にはいくつもの注意点があります。その注意点を守らないと不都合なことも起きますから、よく頭に入れておき、上手に使うようにしましょう。
室内では換気をしながら使用する
シリコンスプレーは無色無臭ですが、人体には危険なスプレーです。したがって、使用時には換気に注意し、直接吸い込まないようにしましょう。屋外で使う場合はいいですが、室内で使う場合は、窓を開けたり、換気扇を回したりなどの工夫が必要です。
火の近くで使用しない
シリコンスプレーには高圧ガスが充填されています。ガスというものは火がそばにあると大変危険で、爆発の恐れもあります。したがって、火のそばではシリコンスプレーを使わないように注意しましょう。普通に使う分にはそういうことは少ないでしょうが、これも大事な注意点です。
地面・床にスプレーしない
シリコンスプレーの効果の一つに滑りをよくするというものがあり、大変便利なのですが、場所によってはこれが裏目に出ることがあります。たとえば、地面や床です。これらの場所にシリコンスプレーを吹き付けて、滑りやすくなれば、転倒の危険が高まります。
特に低い場所でシリコンスプレーを使う場合は、地面や床を新聞紙などで保護するなどして、塗布されないように注意しましょう。高い場所で使う時でも、飛び散りの危険はあるので、やはり保護した方がいいかもしれません。
万一床にシリコンスプレーを吹き付けてしまった場合は、雑巾にクレンザーを付けて拭いてみてください。かなり滑りが収まるはずです。ただ、雑巾で拭く時にシリコンの被膜が拡散しないように注意してください。
地面や床と同時に、バイクのシートやステップにもシリコンスプレーが付着しないように注意する必要があります。これらの部分にシリコンの被膜ができると、滑りやすくなり、踏ん張りがきかなくなります。バイクに乗るうえでは大事な踏ん張りですので、くれぐれも注意しましょう。
シリコンスプレーが飛散すれば、地面や床などにシリコンの被膜ができ、滑りやすくなって危ないのですが、それを防ぐ方法として、付属のノズルを使うか、布に浸み込ませてから塗布するという方法がおすすめです。
電気製品・光学製品のそばで使用しない
万能と言われるシリコンスプレーですが、電気製品や光学製品に使ってはいけません。その理由ですが、熱でシロキサンという物質ができるためです。シロキサンと言われても何のことだかおわかりにはならないでしょうが、この物質は電気を通さなくしてしまいます。
そのため、電気製品のプラグやスイッチなどが動作しなくなり、使えなくなる場合もあり得ます。また、光学製品のレンズにも影響を与え、曇らせます。このような理由から、万能であるとはいっても、電気製品と光学製品は例外となるのです。
自転車のリムとブレーキシューに使用しない
自転車のチェーンやフレームにシリコンスプレーを使うのはおすすめなのですが、使ってはいけない場所があります、それはリムやブレーキシューなどです。ここに吹き付けると、滑りやすくなって、ブレーキが働くなくなるので、十分注意しましょう、
用途に適したシリコンスプレーを選ぶ
シリコンスプレーと一口に言っても、その性能はいくつかあります。製品によって性能や特徴も変わってくるので、用途に応じて選ぶ必要があります。具体的には、防水・撥水効果に優れたもの、速乾性がいいもの、耐熱性のあるものなどがあります。
また、食品にかかっても心配がないタイプやタイヤ用のシリコンスプレーもあります。それぞれの特徴をよく見て、何に使うのかを考えたうえで選ぶのがおすすめです。
おすすめのシリコンスプレー5選
シリコンスプレーについていろいろ解説しましたが、ではどんな製品に人気があって、おすすめなのか知りたいという人も多いでしょう。そこで、人気のおすすめ製品を5種類選んでみます。もちろんこれらだけがすべてではありませんが、一応の参考にしてください。
KUREシリコンスプレ-
KUREのシリコンスプレーは無溶剤タイプです。したがって、木でも紙でもプラスチックでも金属でもゴムでの何にでも使えます。潤滑、離型、つや出し、防水など基本的な効果はそろっています。KUREという人気メーカーが発売している商品だけに名が知られています。
AZ 滑るブルー シリコンスプレー
AZ 滑るブルー シリコンスプレーにはいくつもの容量があり、少ないものでは70ml、多いものでは4lタイプもあります。こちらの商品は効果が長持ちするのが売りです。また、万能と言うシリコンスプレーの特徴を活かした商品になっています。
したがって、金属・プラスチック・ゴム・木・ 紙・ガラスなどいろいろなものに使え、人気も高いです。ただし、樹脂に使って変形したという人もいるので、注意は必要です。
東京マルイ シリコンメンテナンススプレー
東京マルイはエアガンを制作しているメーカーですが、そのメンテナンスには東京マルイ シリコンメンテナンススプレーがおすすめです。エアガン使用者の間では、人気のある商品です。もちろん、用途はそれだけでなく、各種機械、ホビー商品、日用品などに使えます。
こちらの商品は、1本売りから24本売りまでそろっています。大量にシリコンスプレーを使いたいという人は、24本入りを買うがおすすめです。
ガレージ・ゼロ シリコーンスプレー
ガレージ・ゼロ シリコーンスプレーは無溶剤タイプなので、まさに万能スプレーの見本とも言えます。さまざまな用途に使えるうえ、個性的なパッケージにもなっているので、人気も高いです。商品説明にはたくさんの用途が紹介されています。
ガレージ・ゼロ シリコーンスプレーにはノズルが付いているので、集中的に吹き付けができます。また、そのノズルもノズル収納型2ウェイキャップにうまく収まるので、なくす心配がありません。
KURE フードシリコンスプレー
KUREというと5-56をご存じの人も多いでしょうが、シリコンスプレーにも人気のおすすめ製品があります。KURE フードシリコンスプレーという商品で、特に食品機械用に効果があるとされていますが、もちろん他の用途にも使えます。
KUREのフードシリコンスプレーは石油系溶剤タイプですが、ゴムやプラスチックに使用しても問題ありません。また、食品機械用に合っているというだけに、食品にかかっても害がないように作られています。においも移りません。
便利なシリコンスプレーを試してみよう!
ここまで、シリコンスプレーの効果や特徴、種類、使い方などについて解説しました。シリコンスプレーは大変便利な商品で、さまざまなものに対して使えるほか、効果も多岐にわたっています。一度この便利なシリコンスプレーを使ってみてください。