ガパオライスが食べたい時の献立はどうする?
忙しく、時間がない時でも簡単に作ることができるガパオライス。献立のメインをガパオライスに決めたのはいいけど、副菜やスープも作りたい。
でも、ガパオライスに合う副菜やスープが思いつかないという人は多いのではないでしょうか。しかも時間をかけずに簡単に作れるレシピがあれば、献立に迷うことも少なくなるのではないでしょうか。そこで、今回はガパオライスに合う副菜やスープの簡単おすすめレシピをご紹介します。
そもそも「ガパオライス」とは
日本人にはあまり聞きなれない言葉、ガパオとは、ハーブの名前でバジルのことになります。本場のタイでガパオライスに使われているのはホーリーバジル。ガパオライスを作るときにおすすめしたいのはもちろんホーリーバジルですが、
しかし、日本ではホーリーバジルが手に入りにくいようで、スウィートバジルが使われれていることが多いようです。
タイの一般的な料理
ガパオライスはタイの数ある料理の中でも、一般的な料理になります。タイの一般的な食堂へ行けばどこでも食べることのできる国民食です。
日本の食卓の献立にはまだまだ浸透はしてないかもしれませんが、タイではごく一般的な食卓の献立のようです。日本でいう、カレーライスのようなものと言えばわかりやすいかもしれません。
ガパオライスの献立でおすすめの副菜
ではいよいよガパオライスの献立を作るときのおすすめの副菜をご紹介します。ガパオライスを作りそこに副菜などあと一品あれば大満足な献立になります。
週末の家族が集まって食事をするとき、お友達などを呼んで手料理を振舞う時など、ガパオライスと副菜を出せばとても本格的なタイ料理を振舞うことができます。
パクチーサラダ
こちらのレシピは鶏肉を茹でてあとは調味料と混ぜるだけですので、料理が苦手な方でも簡単に作ることができます。パクチーは最近どこのスーパーでも売ってることが多いので探してみてください。
作り方はまず鶏肉1枚を茹でます。沸騰したお湯で5分ほど茹で、火を止め30分ほど放置します。次に茹で上がった鶏肉を手で食べやすい適当な大きさにほぐすか、包丁で切ります。
適当な大きさにほぐした鶏肉をボールに入れ塩コショウで下味をつけます。パクチー1袋をお好みの大きさにカットします。ナンプラー大さじ2~3、レモン汁小さじ2を混ぜてたれを作ります。
最後に荒熱がとれた鶏肉をボールに入れパクチーとたれを混ぜ合わせ、お好みで赤唐辛子やくるみなどのナッツ類を混ぜれば出来上がりです。ヘルシーなのでダイエット中にもおすすめです。
生春巻き
最近はお惣菜コーナーでも目にすることが多い生春巻きですが、ご家庭でも簡単に作ることができます。中の具はお好みで色々変更することができるので試してみてください。
作り方はエビは12尾ほど用意し茹で、縦半分に切ります。アボカド1個をスライスしレモン汁をまぶしておきます。パクチー1束を1/4くらいの長さに切ります。ライスペーパー6枚をぬるま湯にくぐらせ、湿ったキッチンペーパーかきつく絞った布巾の上に広げ置きます。
エビ、アボカド、パクチーの順に乗せ塩とブラックペッパーを振ります。手前から海苔巻きを巻くように、少し強めに巻いていきます。
乾燥を防ぐため、出来上がった生春巻きを湿ったキッチンペーパーの上に置いていきます。食べやすい大きさに切り分け、スイートチリソースを添えて出来上がりです。
シーフードマリネ
こちらのレシピは冷凍のシーフードミックスを使用するので、面倒なえびやいかなどの下処理することがないのでとても簡単に作ることができます。
作り方は、冷凍シーフードミックス200gを沸騰したお湯で2~3分茹でます。茹で上がったらザルにとり、粗熱をとります。玉ねぎ半分をスライスしきゅうり1本をスッティク状に切ります。シーフードミックスとスライスした玉ねぎ、スティック状に切ったきゅうりを混ぜます。
最後にレモン汁大さじ1と白ワイン大さじ1と酢大さじ1/2とオリーブオイル大さじ2とにんにくすりおろし少々、塩、ブラックペッパー適量を混ぜ合わせ、先ほどのシーフードミックスにかけ、お好みでプチトマト適量を乗せれば出来上がりです。
ポテトサラダ
どんな料理にでも合う副菜の王道ポテトサラダですが、ガパオライスにもよく合います。具の定番はハムですが今回はベーコンを使用したレシピになっていますので一度試してみてください。
作り方はじゃがいも3、4個をよく洗い、皮付きのまま竹串がスッと通るまで茹でます。茹でたじゃがいもは熱いうちに皮をむき潰し、酢小さじ2を加えます。ゆで卵2個を作り荒みじん切りにます。きゅうり1本に塩を適量振り水分が出たら絞ります。ベーコン80gをカリカリになるまで炒めます。
最後に荒熱がとれたじゃがいもに、ベーコン、ゆで卵、きゅうり、マヨネーズ適量を加え塩コショウで味を整え、お好みでブラックペッパーを振り掛ければ出来上がりです。
ガパオライスの献立でおすすめのスープ
では次にガパオライスの献立でおすすめのスープレシピをご紹介します。ガパオライスと、とりあえずスープがあれば食卓の見栄えもよくなります。どのレシピも時間がないときでも料理が苦手な方でも簡単に作ることができますので、ガパオライスと一緒にパパット作ってみてはどうでしょうか。
トムヤムクン
トムヤムクンもタイの代表的な料理の一つですのでガパオライスととても相性のいいスープになります。作るには少しハードルが高そうなイメージですが、簡単に作ることができるのでぜひ作ってみてください。
作り方は海老200gの殻をむき、背に切り込みを入れ背わたをとります。次にマッシュルーム100gを薄切りにします。パクチーお好きな量を1cm幅に切ります。鍋に水を沸騰させ、海老とマッシュルームを入れ海老の色が変わるまで茹でます。
海老の色が変わったら、トムヤムペースト大さじ2、ナンプラー大さじ2を入れます。ココナッツミルク大さじ2を入れて中火で5分煮込みます。酢大さじ1をかけ、パクチーを乗せれば出来上がりです。
セロリと肉団子のスープ
こちらのレシピは肉団子を市販の物を利用すると、とても簡単に作ることができます。作り方はお鍋に水適量を入れ沸騰したら、セロリ2本と肉団子200~300gを入れます。
肉団子に火が通ったら、鶏がらスープの素大さじ1~2を入れます。塩コショウで味を整え、最後にごま油を回しかければ出来上がりです。
たまごのコンソメスープ
こちらのレシピもとても簡単に作ることができますのでとてもおすすめです。作り方は、お鍋に水を適量入れ沸騰したら、コンソメ2個を入れます。
沸騰している状態で、溶いた卵3個分をまわし入れます。最後に塩コショウ適量で味を整えれば出来上がりです。このスープはガパオライスのようなタイ料理だけでなく、様々な料理に合うのでレシピを覚えておくととても重宝すると思います。
他にもいろいろ楽しめるガパオライスの献立例
先ほどご紹介したおすすめレシピのほかに、ガパオライスの献立例をいくつかご紹介しますので、ぜひ今後のガパオライスの献立のご参考にしてみてください。
例1。主采ガパオライス副菜にんじんと生ハムのトマトドレッシングサラダ汁物ガスパチョ。例2。主采ガパオライス副菜マグロとアボカドのサラダ汁物夏野菜のコンソメスープ。例3。主采ガパオライス副菜トマトと玉ねぎのサラダ汁物茄子としめじのコンソメスープ。
などと、ガパオライスの簡単に作れる献立例はこれのほかにもまだまだたくさんありますので色々試してご自分のお気に入りの献立を見つけてください。
ガパオライスの簡単レシピ
肝心のガパオライスの作り方をご紹介します。ガパオライスのレシピは色々ありますが、今回は料理が苦手な方でも簡単に作れるレシピをご紹介します。
作り方は玉ねぎ1個とにんにく1かけはみじん切りにし、パプリカ1個を1cm角に切ります。フライパンにサラダ油をひき、にんにくを炒め香りがでたら豆板醤小さじ1とひき肉400gを炒めます。
ひき肉に火が通ったら、玉ねぎとパプリカを加え炒めます。次に酒大さじ2とナンプラーみりん各小さじ4とオイスターソースしょう油各小さじ2と、鶏がらスープの素小さじ1を加え、汁気がなくなるまで炒めます。
最後にバジルの葉を手でちぎりながら加え、塩コショウ適量で味を整えれば出来上がりです。炊き立てのご飯と半熟の目玉焼きを乗せてぜひたべてみてください。
ガパオライスの食べ方
ガパオライスの食べ方はみなさんご存知でしょうか。そもそもガパオライスに正しい食べ方はあるのでしょうか。これから日本の食卓にますます浸透していくと思われるガパオライスですので、正しい食べ方があるなら知っておきたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ガパオライスに特別な食べ方は特にないようですのでお好みで召し上がってみてください。しかし、本場タイではご飯と具は混ぜずに別で食べる方が多いようです。
タイは食事に対してのマナーが日本より厳しいところがあるので、タイへ旅行へ行きガパオライスを食べるときは混ぜずに食べたほうがいいかもしれません。
おすすめを参考にガパオライスの献立を考えよう!
では、最後にご紹介したおすすめレシピを参考にガパオライスの献立をご紹介します。その日の気分で内容を変えて楽しんで献立を考えてみてください。
例えば、主采ガパオライス副菜ポテトサラダ汁物たまごのコンソメスープや、主采ガパオライス副菜生春巻き汁物トムヤムクン。主采ガパオライス副菜パクチーサラダ汁物セロリと肉団子のスープ。というようにさまざま組み合わせでガパオライスの献立を簡単に作ることができます。
ぜひ、ご家庭の状況や食事のシーンにあわせて、ガパオライスを作るときの献立のご参考にしてみてください。