そうめんパーティーにおすすめの具
そうめんパーティーを開く場合、そのそうめんにどのような具を付け加えればいいのか迷うところです。あれもいいこれもいいとなりがちですが、これはおすすめできるという具がいくつかあるので、紹介しましょう。
しらす
しらすとは、うなぎやアユ、イワシの子供のことですが、栄養価に優れています。このしらすをそうめんの具とすることで、味が引き立ちます。そのためにそうめんパーティーのおすすめの具として第一に挙げてみました。
明太子
グルタミン酸系とイノシン酸系の旨味が混ざった明太子は、そうめんパーティーの具としてぴったりの味です。シンプルなそうめんの味がとても美味しくなります。明太子さえあれば、ほかの具がなくても大丈夫と言うくらいに美味しいです。
天かす
天かすを揚げ玉と呼ぶ場合もありますが、その天かすは麺料理にぴったり合います。そうめんやそばやうどんをよく食べるご家庭では準備している場合もあるでしょうが、そうめんパーティーでも一定の役割を果たしてくれる具です。子供も好きな具です。
漬物
そうめんの具に漬物(柴漬け)と言うと、少し変わっている感じがするかもしれませんが、結構味はいけています。柴漬けのコリコリとした食感が心地よく、そうめんともうまくマッチします。さっぱり感もあり、気持ちよく食べられます。
イカの塩辛
イカ好きの人がよく食べるイカの塩辛はしょっぱくて、コクがあるところが好まれていますが、その味とそうめんのさわやかさがいい組み合わせになって、ちょうどいい感じになります。シンプルなそうめんの食感にピリッと塩味が利いて、とても美味しくなります。
オクラ
オクラの独特のねばねばが好きというという人もいるでしょうが、そのねばねばした食感とすっきりそうめんはいいコンビです。それぞれがそれぞれの味を引き出し、舌に心地よい感じを与えます、そうめんパーティの具として、オクラもなかなかいいです。
錦糸卵
冷やし中華の具としておなじみの錦糸卵ですが、そうめんの具にしてもよく合います。そうめんパーティーでそうめんだけを出すというのでは物足りませんが、錦糸卵を添えれば、少し華やかになり、味もワンランクアップします。子供にも好かれそうな具です。
えび
しゃきっとした食感が美味しいえびですが、そうめんの具としてもその食感がいい添え物になります。エビは麺類の具にはぴったりで、味を豊かにしてくれます。そうめんパーティーでもエビを具として加えれば、多くの人が好んで食べてくれるでしょう。
生姜
生姜のピリッとした味はいろいろな食材を美味しくしてくれるので、使う人も多いですが、そうめんの具にしてもいい刺激があり、とても美味しくなります。風味もあるし、舌触りもいいし、そうめんパーティーでも主役の具となるかもしれません。
そうめんパーティーにおすすめのタレのレシピ
そうめんに合ういろいろなおすすめの具を紹介しましたが、それとともに大事なのがタレです。タレが美味しくなくては、どんな具を添えてもいい味わいのそうめんにはなりません、そこで、そうめんパーティーのおすすめのタレのレシピを紹介します。
すだち風味のタレ
いい香りと酸味が魅力の果物、すだち風味のそうめんのタレを作ってみましょう。作り方は、市販のそばつゆを準備して、指定通りに薄めます。次にすだちを薄く切り、お皿にそうめんとつゆを入れ、すだちを乗せて出来上がりです。簡単ですが、これでさわやかそうめんになります。
冷や汁風のタレ
宮崎の郷土料理、冷や汁をそうめんのタレにしてもなかなかいけています。そうめんパーティーでも一味違う感じが出せます。そのレシピは、いりことゴマをから煎りし、アジの切り身を焼いてほぐし、煮干しだし汁の中にそのアジを入れます。
次に、いりことゴマと煮干しだし汁に入れたアジをすり鉢で練りゴマを入れながらすり上げます。これを冷蔵庫で冷やして、そうめんを準備して掛ければ、完成です。そうめんとの相性抜群のタレです。
イタリアン風トマトソース
イタリアン風トマトソースで酸味を利かせて、食欲をそそるという方法もあります。そうめんパーティーのタレとしても、人気が出そうなレシピです。その作り方ですが、ニンニクとトマトを細かく刻んで、オリーブオイルと塩コショウを加えて、冷蔵庫で冷やします。
レモン汁を加えてみると、さらに酸味が利いてさわやかになります。一風変わったそうめんをパーティーでみんなに出したいという時には、おすすめのタレのレシピです。
ゴマダレ+とろろ
とろろそばが好物という人もいますが、とろろそうめんも美味しい料理です。そのとろろにゴマダレを付け加えることで、美味しさもアップします。手順は、山芋をすりおろし、塩としょうゆ、料理酒でカツオだし汁を準備し、それらにゴマダレを組み合わせて完成です。
担々麺風のタレ
担々麺風のタレで、そうめんに刺激を与えることもできます。この場合は少し手順が長くなりますが、まずお湯を沸かして、中華スープの素と練りゴマを溶かし、豆乳を入れます。次に、合いびき肉、刻んだネギ、生姜、ニンニクをフライパンで炒めます。
それが済んだら、炒めた材料と調理酒・甜麺醤・豆板醤・醤油で肉味噌を作り、準備しておいたそうめんにスープを掛け、肉味噌を乗せます。さらにその上に万能ネギ・白ゴマ・青ネギも加えて、完成です。
エスニック風味のタレ
定番のそうめんでは飽きてしまうのではという場合におすすめなのがエスニック風タレによる味付けです。材料は、チリソース大さじ3杯、ナンブラー大さじ1杯、レモン果汁大さじ2杯、3倍濃縮の麺つゆ小さじ2杯、すりおろしたニンニク小さじ3分の1杯です。
さらに、ピーナツ5gと輪切りの赤唐辛子少々で味を添えます。これらの材料を混ぜ合わせて、そうめんに掛ければ出来上がりです。レモン果汁の量を調節すると、程よい酸味になります。
そうめんパーティー用のおしゃれな盛り付け
そうめんパーティーを開くのなら、具やタレに気を遣うだけでなく、盛り付けにも一工夫を加えて、華やかにおしゃれにしたいところです。シンプルなそうめんも盛り付け次第で彩もよくなりますから、いい方法を紹介しましょう。
一口で食べられるカラフルな盛り付け
そうめんと言うと白いものをイメージする人も多いでしょうが、実はいろいろな色があります。その色とりどりのそうめんを合わせても盛り付ければ、テーブルがカラフルでおしゃれになります。そうめんパーティーにもピッタリの盛り付け例です。
大皿にカクテルシュリンプ風に盛り付ける
そうめんを大皿にカクテルシュリンプ風に盛り付けると、とても賑やかでおしゃれな感じになります。そうめんパーティーの雰囲気にもピッタリで、盛り上がりを感じることでしょう。また見た目が賑やかというだけでなく、味も格別なものになります。
たっぷりの野菜と盛り付ける
そうめんは食べやすく、のど越しがいい食べ物ですが、少しの具を乗せるだけでは物足りない感じがあります。そこで、たっぷり野菜を盛り付けてみましょう。パプリカ、きゅうり、セロリ、大根、ラディッシュ、紅芯大根などを盛り付けることで、とてもおしゃれになります。
これなら野菜嫌いの子供でも、気に入ってくれるかもしれません。そうめんパーティー用盛り付け例としても優れたもので、とても美しく華やかになります。
型抜きを使うと子供受けがいい
そうめんに盛り付ける野菜は普通にカットして乗せてもいいですが、型抜きを使うとかわいらしくおしゃれになります。子供受けもよくなり、好んで食べてくれるようになるでしょう。また、子供だけでなく、大人も楽しく食べられます。
氷の器に盛り付ける
そうめんは夏の暑い時期の食べ物で、涼しさを感じさせてくれますが、その涼しさをさらに強めてくれるのが氷の器に盛り付けしたそうめんです。ひんやりとした感じがとても心地よいでしょう。見た目もおしゃれで、とてもきれいです。
流しそうめん機を使う
そうめんパーティーを盛り上げようと思ったら、流しそうめん機を準備してみるのもおすすめです。流しそうめん機に盛り付けられたそうめんを食べるのはだれにとっても楽しく、美味しく味わえます。おしゃれな製品もあり、子供も喜んでくれるでしょう。
流しそうめんの会場を借りることもおすすめ
流しそうめん機を準備するのではなく、思い切って流しそうめん会場を借りてしまうのもおすすめです。そのような会場でそうめんパーティーをすれば、賑やかになり、とても雰囲気がよくなります。子供もはしゃぎながらそうめんをすくっていくでしょう。
そうめんパーティーにおすすめのおかず
そうめんの具やタレ、盛り付け方を工夫しても、それだけではパーティーを盛り上げる品としては不十分な場合があります。では、どうすればいいかですが、おかずを加えることで賑やかになります。どんなおかずを加えればいいのか考えてみましょう。
手まり寿司
そうめんパーティーに添えるおかずとして、手まり寿司はいかがでしょうか。とても可愛らしく、華やかなな手まり寿司は、パーティーの場にふさわしく、だれもが好んで食べてくれます。単調になりがちなそうめんの色合いに彩を添えてくれます。
ステックサラダ
そうめんと具だけでは、栄養が不足する場合があります。そこで、スティックサラダを添えてみるのもいいアイデアです。栄養価がよくなるだけでなく、見た目も華やかになり、パーティー会場らしくなります。
一口サイズの唐揚げ
こってりした揚げ物があると、そうめんのさっぱり感といいコントラストになり、味を堪能できます。その場合は、一口サイズの揚げ物がおすすめで、そうめんを食べる合間に手軽に食することができます。子供でも一口サイズなら食べやすいです。
この夏はそうめんパーティーを楽しく準備して楽しもう!
ここまで、そうめんパーティーにおすすめの具やタレ、おしゃれな盛り付け、おすすめのおかずなどについてお伝えしました。夏と言えばそうめんですが、いろいろな工夫をしてそうめんパーティーを開けば、大いに楽しむことができるでしょう。