「たけなわ」の意味と語源は?「宴もたけなわ」の使い方や例文もチェック!

「たけなわ」の意味と語源は?「宴もたけなわ」の使い方や例文もチェック!

「宴もたけなわ」という言い方を良く耳にしますが、これにはどんな意味があるのでしょうか。宴会の席で会を締めくくる前置きとして使用する例が多いです。今回は、「宴もたけなわ」の意味と語源を、例文や使い方を交えて解説していきます。

記事の目次

  1. 1.「たけなわ」の意味とは?
  2. 2.「たけなわ」の対義語・類義語 
  3. 3.「たけなわ」の使い方・例文
  4. 4.「宴もたけなわ」と「絶頂」の違い
  5. 5.「宴もたけなわ」を使う際の注意点
  6. 6.「宴もたけなわ」の由来・歴史
  7. 7.「宴もたけなわ」の英語表記
  8. 8.「たけなわ」は「真っ最中で最も活発な頃」という意味

「たけなわ」の意味とは?

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今回は、「たけなわ」という言葉の意味や使い方、例文などを紹介していきます。「たけなわ」という言葉はあまり単独で使う機会は多くなく、「宴もたけなわ」という使い方がされることが多いです。

「宴もたけなわ」という言葉がどのように使われるようになったのか、その由来や歴史を解説するとともに、例文を通して正しい使い方とはどんなものかについても解説していきます。ぜひ日常生活でも活用してみてください。

「たけなわ」の対義語・類義語 

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まずは、「たけなわ」の対義語と類語について紹介をします。「たけなわ」の対義語としてぴったりと当てはまるものを挙げるのは難しいです。「たけなわ」自体には最高潮、絶頂期などの意味があるので、対義語としては「どん底」などが挙げられます。

「たけなわ」の類語としては、「絶頂」とか「ピーク」、「最高潮」などが挙げられます。最大限に盛り上がっている状態やその様子を表す言葉です。

他にも、「たけなわ」には「事象の締めくくり」、「最終段階」という意味もあります。このため、「たけなわ」は、「クライマックス」であるとか「佳境」という言葉も「たけなわ」の類語といえます。

「たけなわ」の使い方・例文

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「たけなわ」という言葉の対義語や類義語について紹介をしてきました。続いては、「たけなわ」という言葉の使い方を例文を交えながら解説していきます。

一般的に使用する場合では、「宴もたけなわ」というケースが多いです。しかし、「たけなわ」という言葉自体には絶頂や最高潮などの意味があるため、他の使い方でももちろん利用することができます。

季節の象徴となる事象が盛んな時期を表す際に「たけなわ」を使うことも多いです。場面に応じて適切に使っていきましょう。

例文①

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「たけなわ」という言葉の使い方の例文の一つ目は、宴会などを締めくくる前の枕詞として使用する場面を想定しています。この使い方が最も一般的で良く耳にする言い方だと感じる方も多いかもしれません。

「宴もたけなわではございますが、このあたりで本日の宴会を締めくくりたいと思います。」宴会の幹事などが、宴会を終わらせる挨拶をする際の前置きとして利用することが多い例文になります。勤務先の忘年会など、大人数の会でよく利用されます。

例文②

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「たけなわ」という言葉の使い方の例文の二つ目は、春という季節が真っ盛りになっている状態や時期を指す場面を想定しています。春の象徴ともいえる桜の木が満開になっている様子を表現した例文になります。

「桜の木が満開になってきました。まさに春本番、春たけなわという表現がぴったりな季節になりましたね。」明るく晴れた青空を背景に桜の綺麗な花びらが満開になっている様子が目に浮かびます。「たけなわ」が最高潮という類語として使用される例となっています。

例文③

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「たけなわ」という言葉の使い方の例文の三つ目は、秋の紅葉などが真っ盛りになっている状態を表現して使用する場面を想定しています。春の新鮮で気持ちのいい空気とは異なり、秋の雰囲気は思慮深く感性豊かな情感を思い起こしてくれます。

「まさに紅葉シーズンです。秋色もたけなわになっているので、今週末は山に紅葉狩りに行きませんか。」秋の紅葉を観賞することを楽しみにしている様子が伝わってきます。これも、「たけなわ」という言葉を最高潮の類語として使用する例文になります。

例文④

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「たけなわ」という言葉の使い方の例文の四つ目は、冬本番の季節で雪化粧に覆われた地方を表現する場面を想定しています。冬らしい景色といえば、やはり雪で飾られた雪化粧の景色でしょう。

「今年も向いの山が雪化粧に覆われました。まさに冬たけなわで、美しい雪を堪能できる素敵な季節が訪れました。」雪は、昔から冬の代名詞あるいは冬の象徴として表現されてきました。今回も冬の最高潮の類語として「たけなわ」を使っています。

「宴もたけなわ」と使うのが一般的

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「たけなわ」を使う例文を紹介しましたが、季節の最高潮を表現する際に「たけなわ」を使うことは正しいです。しかしあまり一般的に使用される機会は多くありません。

やはり「宴もたけなわ」という表現で使用される例をよく耳にします。宴会などに参加したことがある方は一度は「宴もたけなわですが~」といった言い方を聞いたことがある方も多いでしょう。

「宴もたけなわですが~」とは、盛り上がっているところ申し訳ありません、といった意味を含んでおり、日本人の思慮深さが伝わってくる表現といえます。

「宴もたけなわ」と「絶頂」の違い

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続いて、「たけなわ」の類語である「絶頂」との意味の違いについて説明をします。両方とも「最高潮」といった意味を持っているため、類語であることは間違いありませんが、使う場面において差があると言えます。

「たけなわ」は前述のように「宴もたけなわ」と使用する例が大半です。例えば「私の能力は今が絶頂を迎えているようだ。」とは言っても「私の能力は今がたけなわを迎えているようだ」と表現することには違和感があります。

「絶頂」は「最高の状態にある」という意味

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「絶頂」という言葉には、「最高の状態にある」という意味があります。「たけなわ」にも同様の意味があり、「宴もたけなわではございますが」というと、その意味は「宴会も最高の状態ではございますが」となります。

ただ、「宴もたけなわ」の方はあまり意味を意識して使用することは多くなく、むしろ慣用句というか、決まり文句として定着しているニュアンスがあるので、無意識のうちに使っているという方も多いかもしれません。

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