基本の三つ編みのやり方
三つ編みは小さい子から大人まで、万人に似合う髪形です。最近ではロングヘアーの男性でも三つ編みをしている方がいます。
そんな三つ編みにもサイドで作るか、後ろで作るかによって印象が変わってきます。しかしアレンジのしやすい三つ編みですが、やり方が難しいという声も多いです。
今回は、誰でも簡単に自分で作れる三つ編みのやり方をご紹介していきます。さらに三つ編みをアレンジした可愛いヘアスタイルのやり方もご紹介するので、参考にしてみましょう。
三つ編みを作る部分を三つに分ける
三つ編みを作るやり方は、一つ結びで作るときも二つ結びで作るときも一緒です。最初に三つ編みを作りたい毛束を三つに分けます。
この時に均等に三つに分けるのも可愛いのですが、あえて一つの毛束を少なくすると出来上がりにルーズ感が生まれるのでおしゃれな雰囲気を出すことができます。
自分は不器用だという方は三つに分けたときに、他の毛束と混ざらないようにゴムで結んでおくとやりやすくおすすめです。
端の毛束を中央の毛束にクロスさせて編んでいく
毛束を三つに分けれたら、端の毛束一つを中央の毛束とクロスさせます。次に、クロスさせなかった毛束を中央の毛束とさらにクロスさせます。この手順を繰り返しながら毛先まで編んでいくと三つ編みの完成です。
自分で作るときのコツは、中央の毛束は常に三つの中で一番下に来るようにクロスしていくことを意識しながら編んでいくことです。
編み目がゆるまないコツは引っ張りながら編むこと
三つ編みを作るやり方はわかっても、編み目が緩んでしまってせっかく作った三つ編みが崩れてしまうこともあります。
そのときは、三つ編みを作るときは髪の毛を少し引っ張りながら編んでいくことで回避することができます。髪がうねっていても緩む原因になるので、寝癖がひどい時はストレートアイロンなどを使いましょう。
ロング・ミディアムヘア向け三つ編み簡単アレンジ
ロングやミディアムヘアーの方は自分で髪の毛を見ながら作れるので、三つ編みが比較的しやすい髪の長さです。編み込む回数は多いですが、慣れてしまえば簡単に早く仕上がります。
髪の毛が長いのでアレンジもたくさんできます。三つ編みを使った可愛いロング・ミディアムヘアーさん向けの簡単にできるヘアアレンジをご紹介していきます。
サイドの髪のルーズ三つ編みアレンジのやり方
黒髪の方だと三つ編みをただしてしまっても子供っぽさが出てしまう場合があります。その場合はサイド三つ編みがおすすめです。
サイド三つ編みのやり方は基本の三つ編みとほぼ変わりません。サイドに三つ編みが来るように引っ張りながら編んでいきます。このとき、緩めに編んでいくのではなくきつめに編んでいきましょう。
ルーズ感を出すために、きつめに編んだ三つ編みを少しずつ引き出していきます。引き出すときは毛先から根本の方に向かって引き出していきましょう。バランスが大切で、左右対称になるように引き出すとおしゃれに見えます。
自分ではうまくできないという方は、毛束を色の違うゴムで結び最初は鏡を見ながら編んでいきます。視界に入るようになったら自分の目で見て編んでいくと上手くいきます。
後ろ髪の三つ編みハーフアップアレンジのやり方
子どもも自分でできるほど簡単に作れる、後ろ髪の三つ編みハーフアップアレンジのやり方をご紹介します。お子さんがいる方はぜひ一緒に挑戦してみましょう。
ルーズ感のない髪形なので、オフィスや学校など真面目なシーンにも活躍してくれます。後ろ髪の三つ編みハーフアップは品もよく見えるので、きれいめスタイルにぴったりです。
後ろ髪の三つ編みハーフアップのやり方は、まず両サイドに三つ編みを作っておきます。仮止めとして結んでおくと崩れにくくやりやすいです。最後に後ろにもっていき仮止めを外し、二つをまとめれば完成です。
ポニーテールに三つ編みをプラスアレンジのやり方
ポニーテールは自分でも簡単に作れるヘアアレンジです。そんなポニーテールに三つ編みを加えるだけで簡単におしゃれヘアアレンジにできます。
ポニーテールに三つ編みをプラスするやり方は、最初にポニーテールを作ります。次に両サイドで三つ編みを太めに作ります。作れたら三つ編みを後ろにもっていき、ポニーテールの結び目に余った長さ分巻きつけます。
もう片方の三つ編みも同じように巻き付け、ほどけないようにピンなどでしっかりと留めれば完成です。前はスッキリし、後ろから見れば複雑そうなヘアアレンジに見えます。
ポニーテールの高さを変えることで印象を変えることもできます。低く結べば落ち着いた大人の雰囲気に、高めに結べばかっこよくきれいめな雰囲気を出すことができます。
ショートヘア向け三つ編みアレンジ
三つ編みはロングやミディアムの方だけしかできないわけではありません。ショートヘアの方でも三つ編みヘアアレンジが簡単に作れてしまいます。
ショートヘアだとアレンジの幅が狭まってしまいがちですが、三つ編みを取り入れたアレンジは凝ったヘアアレンジに見えるのでおすすめです。
簡単にできてしまうショートの方向けの三つ編みアレンジをご紹介していきます。髪の長さが短いからこその速さでできるのでぜひ挑戦してみましょう。
ハーフアップ風三つ編みアレンジのやり方
ロング・ミディアムの方にもおすすめできますが、ハーフアップ風の三つ編みは髪の長さをあまり必要としないアレンジなのでショートの方にもおすすめです。
ハーフアップ風三つ編みのやり方は上記でも説明した、後ろ髪の三つ編みハーフアップとあまり変わりませんがこちらはルーズ感がでます。
髪の毛が短いので所々髪の毛を出して、三つ編みも若干ほぐしてあげることでルーズ感をだします。毛先を跳ねさせるのもおすすめです。
アシンメトリーな三つ編みアレンジのやり方
アシンメトリー三つ編みのアレンジのやり方は、左右どちらかのサイドの髪の毛をざっくりとブロッキングします。
ブロッキングでとった毛束をまとめ、くるりんばをします。くるりんぱした部分を少しほぐしておくとルーズ感がでます。
毛先に向かって三つ編みをしていき、毛先を少し残しゴムで結びます。ゴムは細めのゴムで結ぶようにしましょう。
三つ編みの編み目を若干ほぐしてあげ、くるりんぱの部分やゴムの部分を隠すようにヘアアクセサリーをつけてあげると可愛いのでおすすめします。
三つ編みを綺麗に魅せるコツ
三つ編みの基本のやり方やアレンジ方法をご紹介してきました。チャレンジしてみてもどうしても上手くきれいにまとまらない、という方には三つ編みをきれいに見せるコツを大きく四つに分けて説明していきます。
必要になってくる道具などもあるので、ヘアワックスやヘアアイロンなど持っていない方は三つ編みをきれいに作るために手元に揃えておきましょう。
ワックスを使う
ヘアセットをする方なら一つは持っておきたいのがヘアワックスです。コンビニなどにも置いてあり、比較的手に入りやすいものです。
三つ編みがきれいにまとまらない、という方は毛質がまとまりにくい方の可能性が高いです。ワックスを適量手にとり、髪の毛になじませてから三つ編みをすると髪の毛がある程度まとまるので扱いやすくなります。
しかし、ワックスをつけすぎるとベタベタしてしまい不潔感が出るので使用料はしっかり守り、服などにはつけないように気を付けて扱いましょう。
束感・崩し方を工夫する
三つ編みをよりこなれた感じに見せれるコツはルーズ感です。ルーズ感があるとこなれたおしゃれな髪型に見せることができます。
そのときに大切になってくるのは、束感と崩し方です。束感と崩し方のバランスがとれていれば簡単におしゃれな三つ編みに仕上がります。
崩す間隔を広げるほど立体感が増し重たくなりません。束感と崩す間隔は統一にすると失敗しにくくなります。
ピンの留め方を意識する
三つ編みをまとめる時などヘアアレンジになにかと必要になってくるヘアピンですが、髪をヘアピンで留めるのが苦手だという方が多くいます。
ヘアピンを上手に留められないとヘアスタイルが崩れる原因になってしまいます。ヘアピンは広がりすぎると留める力が減ってしまうので、留めたい髪の毛の量は必要最低限に抑えるのがコツです。
三つ編みをまとめるときは、毛の流れに沿うように留めると三つ編みを崩すことなく留めることができます。一つで留めることが難しい場合は、二つや三つなど使い留めるようにしましょう。
アイロンなどでカールをつける
三つ編みはきれいにまとまったけれど、全体的に重たい印象をもってしまう場合はヘアアイロンを使いましょう。
子供っぽさや芋っぽさが出てしまうときは、毛先をヘアアイロンで跳ねさせると解消できます。毛先を跳ねさせることで、軽さを出してあげれるのでエアリーになれます。
全体的に髪の毛をカールさせることでも、ゆるい感じにまとまり女性らしい可愛い雰囲気をだすことができるのでおすすめです。
三つ編みは自分でできる可愛いアレンジがたくさんある
少し前までは三つ編みはお母さんが子どもにしてあげるヘアアレンジとして定着していました。しかし、大人になった今では子供っぽさが出てしまいできないということもありません。
三つ編みは自分でも簡単にアレンジできるヘアスタイルです。アレンジにオリジナリティを出し三つ編みヘアアレンジを大人になった今でも楽しみましょう。