おすすめ座右の銘一覧！かっこいい四字熟語や名言・ことわざの意味もご紹介！

どうせ持つならかっこういい座右の銘がいい、と思っている人も多いでしょう。しかし、いざ自分に合った座右の銘を見つけるとなると、結構選択に苦労します。そこで、これはと思われるおすすめの座右の銘を一覧にして示すので、良いものがあれば使ってください。

座右の銘の一覧は後程紹介しますが、まずは座右の銘とはどういうものなのかを説明しておきましょう。意外に座右の銘の意味を知らない人がいるので、まずは意味から確認しておきましょう。そのうえで、一覧なども参考に上手に使うようにすればいいです。

座右の銘を辞書で調べると、「常に自分の心に留めておいて、励ましや戒めとする名言や格言」という意味が出ています。もう少し簡単に言うと、自分を律する言葉や格言ということです。このような言葉を自分のそばに置いておくことで、有意義な生活ができるようになります。

座右の銘にする言葉に特に決まりはありません。ことわざでも格言や名言でも四字熟語でもいいし、偉人が残した意味深い言葉でも構いません。大事なのは、自分を励ましたりリ律したりできるということで、それができる言葉なら何でもいいです。

座右の銘の意味はお分かりになったでしょうが、この言葉の語源がどういうところにあるのか不思議に思ったことがあるかもしれません。座右の銘という言葉を分解すると、座る、右、銘となりますが、その語源は以下のようになります。

昔、地位の高い人は、自分が尊敬する人の大切な言葉を座席の右側に置いていたと言われています。これが座右の銘の語源です。この右側という点が重要で、地位の高い人は右側に最も信用できる部下や補佐役などを置いておいたとされています。

なお、銘という言葉は、石や器に歴史上の人物の言葉を刻んだものを指します。したがって、全部を合わせると、自分にとって大切な右側に置く格言や名言という意味になります。

座右の銘という言葉がいつごろから自分を励ましたり、戒めたりする言葉という意味で使われるようになったのかは定かではありません。ただ、昔の皇帝は、そばに置いた座右の銘を見ることで、心を冷静に保ったと言われています。これが由来と言えるでしょう。

現代でも、昔の皇帝のように座右の銘を持つことで、心を落ち着かせようという人はたくさんいます。その人にとって座右の銘はとても大切な言葉で、それがあるおかげで充実した毎日を送れるという場合もあります。

座右の銘はその人にとって大切な言葉ですが、どのような時に使えばいいのか考えることもあるでしょう。普段は心のうちにそっとしまっておく言葉であっても、ここぞという時に言ってみることもできます。それがどのような場面か見てみましょう。

社会人はさまざまな機会に自己紹介をします。入社式、転職の場など、経験がある人も多いでしょう。そのような場で座右の銘を加えると、とてもかっこいいです。名前や出身地、出身校、趣味や特技の後に座右の銘が入ると、印象も良くなります。

とはいえ、改めて座右の銘はこうであるというのも気恥ずかしいかもしれません。そのような場合は、あえて座右の銘とは言わずに、さりげなく自分が大切にしていることわざや名言、四字熟語などを挟んでみるといいでしょう。

就職面接の場で、「座右の銘は何？」と直接聞かれなくても、「大切にしているモットーは？」とか「常日頃抱いている信条は何？」とか「好きな名言やことわざはありますか？」くらいの質問はよく出ます。

そのような質問に対して、自分の座右の銘を披露してもかっこいいです。ただ、そのためにはあらかじめ自分の座右の銘を決めておかなければいけません。ことわざか名言か四字熟語か何でもいいので、後程紹介する一覧なども参考に探しておきましょう。

面接の時にとっておきの座右の銘を披露することもできますが、その前に履歴書自己PR欄に書いておくのも悪くありません。履歴書に書く内容は通り一遍なものとなりがちで、どこかでアピールポイントを見つける必要がありますが、座右の銘で担当者に訴えかけることもできます。

ただ、座右の銘を履歴書自己PR欄に書く場合、ありふれたことわざや名言、四字熟語だと、間に合わせで作ったものだと見抜かれてしまう場合があります。面接時と違って、ものを記入する時は時間の余裕がありますから、よく練ってかっこいい意味深い座右の銘を考えてください。

座右の銘は人に見せてかっこいい姿を示すというよりも、本来は自分のための言葉です。そのため、使う場面と言えば、自分を励ます時です。落ち込みそうな時、もうひと踏ん張りが必要な時など、自分に気合を入れてがんばろいうという時にはぴったりの言葉となります。

座右の銘は、自分の生き方のヒントとして活用できます。人間、毎日生活していると、どのようなことを指針に生きていけばいいか迷うこともありますが、座右の銘を持っている人は、その言葉をヒントに自分の生活を充実したものにできます。

「座右の銘は何？」と面接などで聞かれることがあります。本来座右の銘は自分自身が大事に持つ言葉で、いちいち人に披露しなくても良さそうですが、そういう質問をする人にはどういう意図があるのか考えてみましょう。

「座右の銘は何？」と聞く人は、その人がどのような行動軸で普段行動しているのかを知りたがっています。社会人ともなれば、行き当たりばったりで行動するというのでは、信用されません。何らかの行動軸を持つことを求められますが、それがあるかどうかを尋ねているのです。

仕事をする場合でも、信条や指針が定かでない人は、決断がぶれがちです。それに対して、座右の銘というしっかりとした指針がある人は、信用もされやすいです。

座右の銘でその人の行動軸が分かりますが。それと同時にいざとなった時にどのような行動に出るかもある程度推測できます。面接官などは、仕事をその人に任せた場合、次にどのような行動を取るか知りたがっています。それが「座右の銘は何？」という質問に現れています。

行動軸や行動パターンを知るというだけではなく、その人の価値観や考え方も聞いてみたいという場合に、「座右の銘は何？」と質問する場合があります。これを聞くだけで、その人の性格も把握しやすくなり、今後の付き合い方の在り方も見えてきます。

相手の座右の銘が分かれば、その人の価値観や考え方も見えてきますが、それによって自分との相性も見極めがしやすくなります。仕事をする場合、相性は非常に大事で、仲良く末永く付き合うためにはしっかりと確認しなければいけませんが、それを座右の銘で測ることができます。

ここからは、かっこいい座右の銘を一覧にして取り上げていきます。まずはことわざ一覧からです。いろいろなことわざがありますが、自分の座右の銘にするのにぴったりのものがあるので、いくつか一覧で紹介しましょう。

仕事をする場合、気合いを入れてがんばらなければいけませんが、そのような時に役立つことわざの座右の銘一覧を載せましょう。ことわざには昔の人の知恵が凝縮されています。そのようなことわざを座右の銘にすれば、仕事にも一段と身が入るでしょう。

最初に座右の銘一覧で紹介することわざは、「弘法筆を選ばず」です。このことわざは、「優れた技量を持つ人は、道具のいい悪いにかかわらず、一流の仕事をする」という意味です。つまり、自分の下手の仕事ぶりを道具のせいにはしないということです。

これは実際に仕事をする場合にとても役立つことわざです。人はついつい道具が悪いからと言い訳をしてしまいますが、それを戒めて、どんな道具でもしっかり頑張ろうという気持ちになれます。最初の座右の銘一覧としては、とてもかっこいいことわざです。

「和をもって貴しとなす」ということわざが、2番目に座右の銘一覧で紹介する言葉です。というと、意味は知っているという人も多いでしょう。「みんなで仲良くするのが大切だ」ということでしょうと言われるかもしれません。

確かにそういう意味もありますが、実はもう一つ意味があって、「納得いくまでよく議論しなさい」となっています。この2番目の意味はあまり知られていませんが、仕事をする上ではとても大切なことです。そこで、座右の銘一覧に加えてみました。

「馬には乗ってみよ人には添うてみよ」とは、「実際に経験してみないことには判断できないから、むやみに批判や評価してはいけない」という意味です。人は他人を見る場合、表面だけで評価を下してしまう場合がありますが、それを戒めることわざです。

このことわざを座右の銘一覧に載せるのは、仕事をする場合の人間付き合いでの重要ポイントを説いているからです。これを普段意識に置いておくことで、正しい人間関係が築けるようになるでしょう。こんなことわざを座右の銘として披露すると、とてもかっこいいです。

今度は、自分を変えられる座右の銘一覧、ことわざ編です。今の自分ではいけない、少しでも改善しなければと思っている人も多いでしょうが、そのような人は次に挙げる一覧の中から良さそうなことわざを選んで、座右の銘とするといいでしょう。

「初心忘れるべからず」はよく知られたことわざです。その意味は「最初の志を忘れてはいけません」ということですが、これも座右の銘一覧にふさわしい言葉です。人間はともすると、物事に慣れていき、初めの時の新鮮な志がどこかへ行ってしまいますが、それを戒めています。

いくつかあることわざ一覧から、この言葉を選ぶと、常に謙虚で真剣な気持ちでいられます。仕事でも習い事でもとても意味のあることわざで、大事にしておきたい言葉です。座右の銘一覧に載るのももっともなかっこういい言い回しでしょう。

今度は「一寸の光陰軽んずべからず」ということわざを座右の銘一覧に加えてみます。これも一覧に入れるのにぴったりの言葉で、大切な教訓を含んでいます。ただ、その意義を解説する前に、「一寸」と「光陰」の意味を確認しておくと、それぞれ「わずかな」「時間」ということです。

つまり、「一寸の光陰軽んずべからず」とは、「わずかな時間でも無駄にはしないように」ということです。人はついつい無駄な時間を過ごしがちですが、時間は有意義に過ごしましょうと説いていて、耳の痛い言葉です。それだけに一覧に入れるのにちょうどいい言葉です。

「能ある鷹は爪を隠す」もよく知られたことわざで、意味は説明しなくてもお分かりの人も多いでしょうが、「真の実力者はその能力を軽々しく示したりしないものだ」ということです。実にかっこいいことわざで、座右の銘一覧にも入れられますが、人から言われるとうれしいものです。

このような人は、ここぞという時にその実力を発揮します。そのため、このことわざを座右の銘にすることで、普段は実力を隠しておき、大事な時に示すことができるようになるでしょう。数あることわざ一覧の中でも、頼もしさをも示す言葉でもあります。

人生を決める言葉がありますが、ここからはそんなことわざの一覧を紹介しましょう。人間生きていくうえで、人生とは何ぞやと考えることもあるでしょうが、その人生の方向を定めるようなことわざがあります。それを一覧で見てみましょう。

「継続は力なり」の意味は解説するまでもありません。しかし、大変意味深いことわざで、座右の銘一覧に載せるのも当然でしょう。何事も継続しなくては身に付きませんが、それを心がけるように促す言葉です。

「人間万事塞翁が馬」とは、「幸不幸は予測できないものだから、ちょっとしたことで一喜一憂してはいけない」という意味です。人間はある出来事が起きるとすぐに喜んだり悲しんだりしますが、そんな軽々しいことではいけないということで、やはり座右の銘一覧に加えてみました。

人生を決める座右の銘一覧と題して、いくつかのことわざを紹介しましたが、どれも長い人生を有意義に過ごすための教訓に満ちています。このようなことわざを座右の銘にすれば、人生の道のりもより確かなものなるでしょうから、一覧を載せる意味も大きくなるでしょう。

今度は、偉人の名言から取ったかっこいい座右の銘一覧を取り上げてみましょう。偉人の名言にも示唆に富んだものが多く、人生の指標としてとても役に立ちます。そんな名言を一覧にして載せてみるので、良さそうなものはぜひ活用してください。

まずは面接で使える偉人の名言一覧からです。面接で「座右の銘は？」と聞かれて、偉人の名言を取り上げると、とてもかっこいいです。かっこいいが過ぎて、気障に思える場合もあるでしょうが、言い方を気を付ければ大丈夫です。

最初に取り上げる名言一覧は、「努力する人は希望を語り怠ける人は不満を語る」です。小説家の井上靖さんの名言です。とてもかっこいい言葉で、思わずうなずいてしまう人もいるでしょうが、これを座右の銘一覧から選んでみても素晴らしいです。

偉人の名言一覧にはいろいろな言葉を含めることができますが、坂本龍馬の「時勢に応じて自分を変革しろ」も意義深いです。一見すると当たり前のような言葉ですが、意外に実践が難しいことも事実です。時代に応じて機敏に対処するように自分を促せそうな言葉となるでしょう。

今度は、アインシュタインのかっこいい名言を座右の銘一覧に入れてみましょう。「天才とは努力する凡人（凡才）のことである」という名言です。努力の大切さを謳った名言で、これを毎日忘れずに心に留めておけば、さらに努力するようになるでしょう。

英語にもかっこいい座右の銘に使える名言があるので、一覧にしてまとめておきましょう。日本人が日本語の座右の銘を持つのは当然ですが、少し気取って英語の名言やことわざを使うのも面白いかもしれません。

南アフリカ共和国の大統領であったネルソン・マンデラ氏の名言を座右の銘一覧に加えてみましょう。その名言とは、「It always seems impossible until it’s done.」で、「やってみるまでは不可能に見える」という意味です。何事もやってみないことにはわからないという教訓です。

ウォルト・ディズニーの名言「If you can dream it, you can do it.」も有名です。「夢見られれば、できる」ということですが、数々の実績を残した人だからこその名言です。これに倣おうと、座右の銘一覧に加えてみるのも、立派な行為です。

インドの偉人、ガンジーの名言も座右の銘一覧にふさわしいです。「There is more to life than increasing its speed.」という名言で、日本語にすると、「スピードを速めることばかりが人生ではない」という意味です。焦って多くを達成しようという人には戒めとなる言葉です。

続いて、四字熟語を使ったかっこいい座右の銘一覧をお送りしましょう。四字熟語の中にも、座右の銘におすすめできる言葉があるので、一覧にしてみますが、面接などで上手に使うととてもいかしている感じにもなります。

まずは仕事でがんばれる四字熟語の座右の銘一覧です。仕事ではいろいろな座右の銘を使えますが、四字熟語の中から適当なものを選ぶと、かなり引き締まった感じになり、言葉の意味を深くかみしめるようにもなるでしょう。

「一生懸命」を座右の銘一覧に加えると聞くと、なんだつまらないと思う人がいるかもしれません。しかし、「一生懸命」は単純な四字熟語ですが、その言葉を日々意識していると、より仕事にも熱が入りやすくなります。

「剛毅果断」の「剛毅」とは「意志が強いこと」を表し、「果断」とは「思い切って行動するさま」を意味します。つまり、何物にも動じず、果敢に挑戦していくということですが、この四字熟語を座右の銘にする人は、かなり仕事でもがんばれるでしょう。

また「一生懸命」という四字熟語が登場しましたが、だれもが知っている言葉でありながら、とても熱心な雰囲気も持っています。もし面接で「一生懸命」を座右の銘として挙げると、意外にいいアピールポイントになるかもしれません。

自分を変えようと思っている人に適した四字熟語の一覧を示しましょう。四字熟語で簡潔に気持ちを表すことで、自分を変身させようという意思を確実なものにできます。そんな効果がある四字熟語一覧を見てみましょう。

人は、どのような時でも態度や主義主張をブレさせてはいけませんが、そのような自分に変えようという時に役立つのが「旗幟鮮明」という座右の銘です。態度や主義主張が明確であることを意味する四字熟語で、ふらつかずしっかりした立場を維持できるようになるでしょう。

最初に定めた意思や目標を最後まで貫き通すというのが、「初志貫徹」の意味です。途中どんなことがあっても初志を変えないというがんばる気持ちを表しています。そんな自分に変わろうと思ったら、四字熟語一覧からこの言葉を選んで座右の銘にするといいです。

また「旗幟鮮明」という四字熟語が出てきたので、その本来の意味を確認しておきましょう。「旗幟」の「旗」とは、文字通り「はた」ということです。「幟」は「のぼり」という意味です。これで自分の立場を表します。「鮮明」は「鮮やかで明確な」ということです。

人生を決める四字熟語の座右の銘一覧を見ておきましょう。言葉が人生を決めるというと大げさなようにも思えますが、意外にそのような重みをもった表現があるものです。どのような言葉がそれに当てはまるのかチェックしてみましょう。

「一意専心」とは、「他のものに心を動かさず、ひたすら一つのことに集中する」ということですが、これは人生を決める意味を持っています。何事も集中して行うことで、人生の活路が見えてくるのです。そう意味では、座右の銘にふさわしい四字熟語です。

「完全燃焼」とは、「可燃物が燃え尽きる」ということですが、転じて、「力を出し切る」「思い通りの結果を生む」という意味が派生しました。この「完全燃焼」を座右の銘にすると、人生において燃え尽きるまでがんばろうという感じになるでしょう。

「七転八起」とは、「7回転んで8回起きる」という意味ですが、「何回失敗してもめげずにがんばる」ということです。これは人生においてはとても重要なことです。少しばかりの失敗にはひるまず、どこまでも前進していこうとする人にふさわしい座右の銘です。

このコーナーでは、座右の銘をどう使えばいいのか、使い方についてアドバイスをしていきます。いろいろな座右の銘を一覧にして紹介しましたが、それらを含めて上手に使わないとせっかくの価値が減じてしまいますから、いい使い方をチェックしてみましょう。

いきなり「座右の銘は？」と聞かれても、困ってしまう場合があります。普段あまり意識していないと、いい言葉も思い浮かばないでしょう。そこで、どのような場面で質問されても大丈夫なように、前もって考えておくといいです。

座右の銘を知るきっかけがどのような場か考えてみましょう。自分でつかむのは、人生について改めて考え直した時が多いはずです。何気なく送っている日常の中で、立ち止まって人生を振り返る時などに、座右の銘を知る、探すきっかけとなるでしょう。

座右の銘を人に伝える必要がなければ、どんな言葉を選ぼうが自由ですが、面接などを含めて披露しなければいけない時は、自分の価値観を表すような言葉にするといいです。単に好きというのではなく、その人の人生を左右するような言葉を選ぶと、説得力も生まれます。

面接で座右の銘を聞かれたら、ただ言葉を答えるだけでなく、その理由も伝えられるようにしておきましょう。それによって、面接官も納得してくれます。また、座右の銘と志望動機を関連付けできると、よりいいアピールポイントになります。

座右の銘として選ぶ言葉の中には、読み方や意味が難しいものがあります。十分に考えないで自分の座右の銘にしてしまうと、間違った読み方や解釈で恥をかくこともありますから、よく読み方や意味は確認しておきましょう。

ここまで、かっこいい座右の銘一覧を紹介するとともに、どういう時に必要で、どのように使えばいいのかなどについても見てみました。いろいろな座右の銘の候補がありますが、この記事で取り上げた一覧なども参考に、自分にぴったり合うものを選んでください。