名刺をコンビニで印刷する方法があるんです!
みなさんは名刺を忘れてしまったことがありますか。ビジネスマン・ビジネスウーマンにとっては、まさに自分のみならず会社の顔ともいえる「名刺」ですので、それを忘れてしまうというのは冷や汗ものの大事件です。
取りに戻ろうと思っても、そんなことをしていたら相手との約束の時間に間に合わなくなってしまう、と一気に血の気が引いてしまうのではないでしょうか。でも、安心してください。名刺をコンビニで印刷をする方法、しかも急ぎで印刷出来る手順があるのです。
今回は、コンビニで名刺を印刷できるおすすめのサービスやコンビニで名刺を印刷するメリット、更には印刷会社に発注した名刺をコンビ二で受け取れる便利なサービス、登録しなくてもコンビニで名刺を印刷できるサービスと、その手順などをご紹介していきましょう。
名刺をコンビニで印刷できるおすすめサービス
今やどこにでもあるコンビニですが、そのコンビニで急ぎで名刺を印刷することが出来たらとても便利だと思いませんか?実は実際にコンビニで名刺を印刷出来るのです。しかも安いので、かなりおすすめです。ここではコンビニで名刺を印刷できるおすすめのサービスを2つご紹介しましょう。
「マイ名刺」
最初にご紹介する安い名刺印刷おすすめサービスは「マイ名刺」です。この「マイ名刺」は、普段から使っている、いつもの自分の名刺を印刷することが出来ます。名刺を忘れてしまった時や名刺を切らしてしまった時など、急ぎで必要な時にコンビニで印刷できる便利なサービスです。
「マイ名刺」は、全国のセブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、デイリーヤマザキの5つのコンビニ、約58,000もの店舗にて年中無休24時間いつでも必要な時に、いつも使っている自分の名刺をそのまま印刷することが出来るという便利でおすすめのサービスです。
「マイ名刺」の使い方の手順はとても簡単です。まずは「マイ名刺」のサイトにアクセスして、いつも使っている自分の名刺をスマートフォンのカメラで読み込む、またはスマートフォンに保存した名刺の画像データから読み込めば登録完了という手順となります。
もし、名刺のjpgデータがあれば、そのデータを登録したほうが一層高品質で綺麗な名刺が印刷出来ます。では実際にコンビニで名刺を印刷する時の、手順をご説明いたします。まずは「マイ名刺」のサイトを開いて、印刷したい名刺を選んで、印刷用紙のサイズを選びます。
印刷用紙のサイズはL版・2L版の2種類あります。印刷用紙のサイズを選ぶと、コンビニで印刷するために必要な「受取番号」という番号が、スマートフォンに表示されます。その番号をコンビニに設置してあるマルチ複合機に入力すると、名刺を印刷することが出来ます。
以上が「マイ名刺」を利用する時の手順となります。「マイ名刺」を利用すると、いつも使っているものと同じ名刺を急ぎで、しかも安い値段で印刷することが出来ます。いつもと同じ名刺を印刷することが出来るというところが嬉しいポイントです。
BiziCard
次にご紹介する急ぎの名刺印刷おすすめサービスは「BiziCard」です。このBiziCardはスマートフォンにアプリをイントールして使うタイプとなります。では名刺印刷までの手順をご説明いたします。まずはBiziCardのアプリをスマートフォンにインストールします。
イントールが終わったら、アプリを開いて会員登録をします。急ぎの時には「会員登録せずに始める」でも名刺を印刷することが出来るのでおすすめです。では手順の続きをご説明いたします。トップページの「ビジネス/プライベートカード」をタップします。
次に「ビジネスカード」をタップします。すると27種類の名刺のテンプレートが出てきます。その中から、お好みのものを選んで名前や連絡先などを自分のものに書き換えてカスタマイズします。入力が終わったら印刷に進みます。以上が名刺印刷までの手順となります。
テンプレートの中の文字や画像などは移動や削除が可能なので、自由にカスタマイズ出来て便利です。使えるコンビニはローソン・ファミリーマート・サークルKサンクスです。セブンイレブンでは使うことが出来ませんのでご注意ください。
ちなみに会社のロゴマークを名刺に入れるには、スマートフォンに画像データが入ってなければなりません。ですので、スマートフォンに会社のロゴの画像データが入ってないのであれば、ロゴが入っていないタイプのテンプレートを選ぶようにしましょう。
名刺をコンビニで印刷するメリット
ここでは名刺をコンビニで印刷するメリットについて、その理由をご紹介していきましょう。もちろん印刷する場所がコンビニなので24時間365日、いつでも必要にせまられた時に急ぎで印刷することが出来ます。
しかも、とても安い値段で名刺の印刷をすることが出来るのが一番のメリットとなります。ですがコンビニで名刺を印刷するメリットは値段だけではありません。他にも2つのメリットがあります。では、どのようなメリットがあるのでしょうか。
1回あたりの費用が安い
コンビニで名刺を印刷する1番目のメリットは何といっても「1回あたりの費用が安い」というところです。具体的な例として前述した「マイ名刺」と「BiziCard」を例に挙げて、それぞれの料金を見てみましょう。
普段使っている自分の名刺のデータを入力することにより名刺を作成出来る「マイ名刺」は1枚あたり100円です。ただし一番小さい印刷用紙を選択しても2枚の名刺が印刷されますので、1回あたりにかかる費用は一番安くて200円と、とても安いです。
次に専用アプリをインストールして、細かいところまで自分でカスタマイズした名刺を作ることが出来る「BiziCard」は1枚400円です。こちらは枚数が1枚から作れますので、1回あたりにかかる費用は一番安いパターンで400円となっています。
急ぎに対応できる
コンビニで名刺を印刷する2番目のメリットは「急ぎに対応できる」というところです。具体的にどれくらい迅速に名刺の印刷が出来るのでしょうか。こちらもまた前述の「マイ名刺」と「BiziCard」を例に挙げてご説明していきましょう。
まずは「マイ名刺」です。「マイ名刺」はあらかじめスマートフォンに入っている、普段使っている自分の名刺の画像データを使うので、項目を変える必要がありません。コンビニのマルチ複合機にデータを飛ばして印刷するだけですので、数分で出来上がります。急ぎの時におすすめです。
次に「BiziCard」です。こちらは名刺のデザインを27種類のテンプレートから選ぶシステムですので、名刺の作成に多少時間がかかりますので、急ぎの時には少し向いていないようです。細かいところまで色々とカスタマイズしてしまえば尚更時間がかかります。
ですがコンビニに着いてからはマルチ複合機に番号を入力して印刷するだけですので、それほど時間はかかりません。急ぎの時にはシンプルな作りの名刺にすることで、30分程で出来上がります。値段も普通に名刺を作るよりは安いので、こちらもまたおすすめとなっています。
印刷会社の名刺をコンビニで受け取れるサービス
ここからは専門の印刷会社に発注をして作ってもらった名刺を、自宅や会社の最寄りのコンビニで受け取ることが出来るサービスについてご紹介いたします。コンビニは皆さんご存知の通り、24時間365日開いています。
ですので、皆さんのライフスタイルに合わせて、朝早くでも夜遅くでも都合の良い時に名刺を受け取ることが出来て、とても便利なシステムとなっています。ではそのサービスについて詳しくご説明していきましょう。
アクセア
初めにご紹介するのは「アクセア」という名刺をオンデマンド印刷してくれる会社です。オンデマンド印刷とは、必要な物を必要な時に、必要な数だけ印刷するというシステムのことです。従来の印刷とは違ってデジタルデータを使って直接印刷します。
納期までの期間も短く、最短で当日発送または当日店頭受け取りをすることが出来ます。また1枚だけの印刷にも対応してくれますので、お試し感覚で気軽に注文出来ます。必要な分だけ発注することが出来て無駄が省けますので、経費的にも環境的にも優しいシステムとなっています。
イロドリ
次にご紹介するのは「イロドリ」という名刺やチラシなどを印刷、発送してくれる会社です。こちらもデータを使って印刷するため早期の受け取りが可能です。最短で当日から3日ほどで受け取りが可能となっています。
ただし、こちらの「イロドリ」は前述の「アクセア」とは違って、1枚や数枚など少ない注文は不可となっています。注文枚数は100枚からとなっていますので、ご利用の際にはお気をつけ下さい。100枚以上、名刺を印刷したい時にはお得な安い価格設定となっております。
ですので名刺を大量に準備したい時にはおすすめです。新しく名刺を作る時など、是非一度お試しになってみてはいかがでしょうか。なお、店頭受け取りのほうも24時間対応していますので、とても便利です。
サービス登録なしで名刺をコンビニで印刷する手順
ここからは会員登録などを必要としない、コンビニでの名刺印刷と、その手順についてご説明していきましょう。何でも無闇に会員登録したくない、抵抗がある、という方におすすめです。少々、手間と時間はかかりますが登録が必要ない分、気分的にお手軽にご利用出来るのではないでしょうか。
①名刺をデザインしておく
早速、手順をご説明していきましょう。まず初めにやることは「名刺のデザイン」となります。名刺の元となるデータを作成していく作業です。使用するソフトはお好みのもので構いません。無料の名刺作成アプリなどでも大丈夫です。
名刺のデザインについては「名刺テンプレート」で検索すると、名刺のデザインのテンプレートがたくさんヒットします。それらを参考にしながら自分の情報を入力していきましょう。出来上がったらそのデータを「jpeg」で保存します。
②コンビニのコピー機にデータを送る
次に保存したデータをコンビニのマルチ複合機に送り、印刷していきます。基本的に近くのコンビニや好きなコンビニなど、どのコンビニでも構わないのですが、おすすめしたいのはファミリーマートもしくはローソンです。
この2つのコンビニをおすすめする理由は印刷した時に裏面に何もプリントされない無地の白だからです。同じコンビニでもセブンイレブンで印刷すると、印刷した時に裏面に文字が入ってしまいますので注意しましょう。
③コピー機で設定する
コンビニのマルチ複合機にデータを送ったら、印刷に必要な設定をしていきます。まずは印刷用紙の種類とサイズを設定しましょう。おすすめはカラーのA4光沢紙です。光沢紙を選ぶとある程度の厚みがありますので名刺に向いています。ここから実際に印刷していきます。
用紙のサイズがA4なので、名刺1枚だけを印刷してしまうと空白が多すぎて紙が無駄になってしまいます。それを避けるためには、事前に無地のテンプレートにデータを2枚を並べた画像を作成しましょう。
そうすればA4の用紙1枚で2枚の名刺が4組印刷されますので、合計で8枚の名刺を印刷することが出来ます。以上が手順となります。A4の用紙1枚で8枚の名刺を作ることが出来るので、費用の面でもかなり安い値段に抑えることが出来ます。
A4サイズの光沢紙の印刷代は120円ですので、名刺1枚あたり15円と破格なお値段となります。ネットなどで注文すると1枚で100円や、安くても100枚で1000円くらいが相場となっていますので、かなり安い値段で名刺を作ることが出来ています。
④余分な余白をカットする
次に印刷された名刺を切っていく作業に入ります。印刷されたばかりの名刺はA4サイズの用紙に8枚、つながったままになっています。これをカッターやハサミなどで1枚ずつ丁寧にカットしていきます。結構難しい作業になりますので、慎重に取り組みましょう。
裁断機という機械があれば簡単に綺麗にカット出来るのですが、自宅に裁断機を持っているという方はそうそういらっしゃらないでしょう。でもカッターやハサミできれいに切り取る自信がない方も多いでしょう。
そんな時には大きめの文具店に行ってみましょう。「スライドカッター」という定規にカッターが付いている商品が置いてあるはずです。それを使用してカットすると綺麗に真っ直ぐカットすることが出来ます。
名刺をコンビニで印刷できるようにしておこう!
今回はコンビニで急ぎで作れる名刺について、その種類や手順などをご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。名刺を始め、何事も忘れないことが一番ですが、多忙だったり疲れていたりすると、人間ですので時には何かを忘れてしまうこともあるものです。
もしその忘れ物が名刺だった時には安心しても良さそうです。まずは慌てずに、近くのコンビニに行きましょう。簡単な手順で値段も安く名刺を作ることが出来ます。万が一に備えて、自分のスマートフォンに名刺や会社のロゴマークの画像データを保存しておくと良いでしょう。