ゼラニウムの花言葉を覚えよう!
花には、それぞれに花言葉や意味があります。今回は数多ある花の中から、ゼラニウムの花言葉を紹介していきます。ゼラニウムの色別の花言葉や、花の名前の由来もまとめました。色によって怖い意味の花言葉もあるようなので、購入の時に参考にしてみてはいかがでしょうか。
ゼラニウムとはどんな花
ゼラニウムの花言葉を紹介する前に、ゼラニウムという花がどんな花なのかを説明していきます。ゼラニウムの最盛期は、5月から9月と言われており、花の色はピンク、赤、白、紫などがあります。ゼラニウムは、ヨーロッパでは虫よけにも使われているそうです。
ゼラニウムは、品種によって独特な匂いがあるそうです。また、品種によっては、良い香りがするゼラニウムもあり、入浴剤などに使われることもあると言います。そんなゼラニウムですが、この花の名前にはどんな由来があるのでしょうか。
ゼラニウムの花名の由来
ゼラニウムの属名の学名である『Pelargonium』は、ギリシア語で『コウノトリ』という意味の『pelargo』が語源と言われています。ゼラニウムは、花後の種に、コウノトリのくちばしのような突起があります。これが名前の由来なのだそうです。
ゼラニウムの和名は、『天竺葵』と言います。『天竺』は、『異国産』という意味で、『葵』というのは、葉が『アオイ』に似ていることが由来だとされています。ゼラニウムは、テンジクアオイ属に分離されましたが、現在でも古い学名でゼラニウムと呼ばれています。
ゼラニウムの花言葉と意味
ゼラニウムという花がどんな花で、名前の由来は何なのかを紹介しました。次は、ゼラニウムの花言葉と意味を調べてまとめました。『決意』や『尊敬』など、5つのゼラニウムの花言葉を紹介していきます。日本語の花言葉だけでなく、英語での花言葉についてもまとめました。
花言葉①決意
ゼラニウムの花言葉は、『決意』もしくは、『決心』です。『決意』は、人生の大事な場面で、何らかの物事を決定することを意味しています。結婚する相手や、仕事のパートナーなど、自分の人生で大切な人に花言葉とともにゼラニウムを贈ると、思いを伝えられるので良いでしょう。
花言葉②友情
2つ目のゼラニウムの花言葉は、『友情』です。『友情』には、『信頼』や『共感』という感情があって、友人に対し、自分を犠牲にできるくらい仲の良さを意味します。『友情』という花言葉の意味があるので、とても仲が良く、信頼している友人にゼラニウムを贈ると良いでしょう。
花言葉③信頼
ゼラニウムの花言葉の3つ目は、『信頼』です。『信頼』には、相手を信じて、頼りにするという意味があります。頼りにされている人は、他人に信じられているという意味でもあります。結婚した相手や恋人にゼラニウムを贈ると、信頼していることを相手に示すことができます。
花言葉④尊敬
4つ目のゼラニウムの花言葉は、『尊敬』です。『尊敬』とは、自分より相手の優れている部分を敬い、信頼できる人のことを意味します。ですので、自分が務める会社の上司など、尊敬している人にゼラニウムを贈ることで、自分が尊敬しているという気持ちを伝えられるでしょう。
花言葉⑤器用
5つ目のゼラニウムの花言葉は、『器用』です。『器用』と聞くと、繊細な仕事ができて、手先が器用な人を想像する人が多いでしょう。ですが、ゼラニウムの花言葉の『器用』は、世渡りが上手い人を意味します。花言葉を調べて贈らないと、敬遠されることもあるので注意しましょう。
英語での花言葉は?
ゼラニウムの花言葉は、『決意』『信頼』『尊敬』などがあります。では、英語でのゼラニウムの花言葉は、どんなものがあるのでしょうか。調べてみると、『真の友情』という意味で『true friendship』という花言葉がありました。
他にも、英語でのゼラニウムの花言葉があります。『育ちの良さ』や『上流気どり』という意味で『gentility』という花言葉がありました。また、ゼラニウムには、『愚かさ』という意味で『stupidity』という花言葉もあります。
ゼラニウムの色別の花言葉と意味
ゼラニウムという花の色には、赤や、ピンク、紫などの種類があります。ゼラニウムの花言葉は、『決意』や『友情』、『信頼』などがありますが、花の色によって花言葉の意味が変わります。ゼラニウムの花の色によっては、怖い花言葉もあるようです。色別の花言葉を紹介します。
赤いゼラニウム
赤い色のゼラニウムには、『君がいて幸せ』という花言葉があります。そんな花言葉があるので、仲が良くて大事な友達や、大切な恋人に赤い色のゼラニウムを贈ると喜ばれるでしょう。『君がいて幸せ』という言葉をもらって、不快な人はいません。
大事な友達の誕生日に赤いゼラニウムを花言葉とともに贈ったら、友情や絆が深まるでしょう。大事な記念日や自分の思いをきちんと伝えたい場合に、赤い色のゼラニウムと花言葉を一緒に贈ると、恋人もかなり喜んでくれます。
紫のゼラニウム
ゼラニウムには、紫色の種類のものもあります。紫色のゼラニウムには、『真の愛情』という花言葉があります。大切な恋人などにプレゼントを贈りたい時、花言葉とともに紫色のゼラニウムを贈ると良いでしょう。『真の愛情』という花言葉があるので、喜ばれます。
黄色のゼラニウム
ゼラニウムには、黄色の種類もあります。その黄色のゼラニウムの花言葉は、『偶然の出会い』です。『あなたに出会うことができて良かった』という意味を込めて、黄色のゼラニウムを贈ることができます。プロポーズや結婚記念日に、結婚相手に贈るのに最適です。
結婚の相手だけでなく、自分にとってとても大事な友達や先生、会社の上司に、『いつもお世話になっています』『あなたに出会うことができて良かった』という気持ちを込めて贈ると、思いが伝わるので良いでしょう。
ピンクのゼラニウム
ゼラニウムには、花の色がピンクの種類もあります。ピンク色のゼラニウムには、『決意』という花言葉があります。新たな決意をした人や新しい環境でこれから頑張ろうとする人に、この花を贈ると良いでしょう。応援をしたいという気持ちを伝えられると考えられます。
進学や就職で子供が実家を離れる際、『新たな決意をして、頑張って』という思いを伝えるために、親が子供に、黄色のゼラニウムを贈るのも良いでしょう。プロポーズの時にも、『幸せにする決意』を伝え、黄色のゼラニウムを贈ると良い思い出になります。
白いゼラニウム
白のゼラニウムには、怖い意味の花言葉があるようです。白のゼラニウムは、『あなたの愛を信じない』という花言葉があります。『白々しい』や『白状しなさい』という意味があると言われています。知らずに贈ると、『白々しい人』と思われるかもしれないので注意が必要です。
深紅のゼラニウム
深紅のゼラニウムにも怖い意味の花言葉があります。深紅のゼラニウムの花言葉は、『憂鬱』です。ゼラニウムの葉から発せられる独特な匂いから、『憂鬱』という意味の花言葉が生まれたと言われています。この色は、『カルメン』を象徴した色なのだそうです。
あまりの美しさに頭がいっぱいになり、何も手につかないというのが、『憂鬱』という花言葉の由来になったと言われています。儚い恋を連想させる花言葉のため、深紅のゼラニウムを女性に贈るのは、避けた方が良いと考えられます。
ゼラニウムの葉は匂いが独特で、側には置きたくないですが、ヨーロッパでは魔女よけになると信じられていました。相手が好きすぎて、どこかに行って欲しいけど離れたくないというちぐはぐな気持ちも、『憂鬱』の由来と言われています。
ゼラニウムの種類
ゼラニウムの花の名前の由来や花言葉をまとめてきました。色ごとに花言葉があり、深紅や白など、色によっては怖い意味の花言葉があるようです。ゼラニウムの花の種類がたくさんあるので、その種類を紹介していきます。ゼラニウムにはどんな種類があるのでしょうか。
アイビーゼラニウム
アイビーゼラニウムとは、南アフリカのケープ地方原産で、品種改良された園芸用の花です。アイビーに似た光沢のある葉で、茎が垂れ下がり、花を咲かせます。四季咲きですが、高温多湿が苦手と言われています。ヨーロッパでは、窓の外やフラワーボックスなどで飾られます。
ハーブゼラニウム
ハーブゼラニウムも、南アフリカのケープ地方原産です。葉に芳香がある種類で、花が咲く時期は春ですが、中には1年中咲くものもあります。茎が細く、繊細な印象があって人気が高いです。ローズゼラニウムやレモンゼラニウムは、葉に芳香があり、アロマなどに使われます。
ペラルゴニウム
ペラルゴニウムは、一季咲きで春~初夏に花が咲く植物です。深紅色や波紋、ストライプ、2枚咲きなど、いろんな模様があります。何枚も花びらが重なるものや縁がフリルのようなものもあり、多くの種類があるのが特徴です。アメリカ産が多いですが、日本産もあります。
ゼラニウムは色によりちょっと怖い花言葉もある
ゼラニウムの花言葉についてや種類をまとめました。花言葉は、『決意』や『友情』『信頼』などの意味があります。ゼラニウムは、色によっても花言葉が違います。白や深紅などの色の花言葉は、怖い意味もあるので贈る時は注意しましょう。
ゼラニウムには、さまざまな花言葉があり、さまざまな種類があります。葉に芳香があるものや波紋、ストライプなどの模様があるものもあり、それぞれ特徴を持っています。ゼラニウムを購入し、相手に贈る時は花言葉も添えてみてはどうでしょうか。