友情の意味がある花言葉を持つ花【鉢植え・庭向き】
花や木にはそれぞれ「花言葉」があります。花に乗せて気持ちを伝える文化が西洋から日本に入ってきたのは、19世紀の末の頃と言われています。その後、日本独自に変化した花言葉もあれば、当時のままの花言葉もあります。
今回は、そんな花言葉の中から、プレゼントにもおすすめできる「友情」の意味がある花を紹介します。まずは、鉢植えや庭植え向きの花を見ていきましょう。
マリーゴールド
友情の意味がある花言葉を持つ花1つ目は「マリーゴールド」です。花言葉は「友情」。花壇でもよく見かける花の一つです。
通常は年に1回、花を咲かせますが、早咲きの場合には初夏と秋の2回、花をつけることがあります。虫除けの効果もあり、ガーデニングをする人にも人気の花です。
チューリップ
友情の意味がある花言葉を持つ花2つ目は「チューリップ」です。春を代表する花で、花の色によって花言葉が変わります。友情の意味があるのはピンクのチューリップ。「思いやり」や「愛着」の意味を持っており「オランダのチューリップ物語」に由来しているといわています。
ゼラニウム
友情の意味がある花言葉を持つ花3つ目は「ゼラニウム」です。独特香りがあり、マリーゴールド同様虫よけの効果があります。ゼラニウムの花言葉は「真の友情」。さらに花の色ごとにも花言葉があり、友情や絆に関連するものであれば、赤色の「君ありて幸福」や黄色の「予期せぬ出会い」があります。
ライラック
友情の意味がある花言葉を持つ花4つ目は「ライラック」です。花びら一つ一つがハートの形になっているのが特徴。花の時期は4~5月です。花言葉は「思い出」や「友情」。さらに、白いライラックには「成就の喜び」や「無邪気」といった意味があります。
勿忘草
友情の意味がある花言葉を持つ花5つ目は「勿忘草(ワスレナグサ)」です。3~5月頃に道端などでも見かける青い小さな花です。花言葉は「私を忘れないで」。中世ドイツに伝わる、ドナウ川の悲恋伝説に由来しています。英語では「思い出」という意味も持っています。
ツルニチニチソウ
友情の意味がある花言葉を持つ花6つ目は「ツルニチソウ」です。漢字では「蔓日々草」と書き、つるが伸びて、毎日新しい花をつけることが由来となっています。花言葉は「楽しき思い出」「幼なじみ」。小さいときから続く友情や絆にピッタリの花言葉です。
ニオイヒバ
友情の意味がある花言葉を持つ花7つ目は「ニオイヒバ」です。庭木としても人気で、園芸用であれば1メートルほどの高さになります。触るといい香りがすることから「ニオイヒバ」と呼ばれていれ、花言葉は「固い友情」です。
アヤメ
友情の意味がある花言葉を持つ花8つ目は「アヤメ」です。アヤメ全体の花言葉は「よい便り」や「メッセージ」「希望」ですが、英語の花言葉には「信頼」や「友情」というメッセージも込められてます。
カキツバタやハナショウブもアヤメの仲間として扱われることが多くなっていますが、それぞれ「幸せは必ず来る」「嬉しい知らせ」という花言葉を持っています。
ミモザアカシア
友情の意味がある花言葉を持つ花9つ目は「ミモザアカシア」です、2~3月ごろに小さくてふわふわした黄色い花を咲かせる樹で、公園樹として植えられることもあります。花言葉は「友情・優雅」。さらにオレンジ色の花には「エレガント」黄色い花には「秘密の恋」という意味もあります。
ニリンソウ
友情の意味がある花言葉を持つ花10個目は「ニリンソウ」です。春の時期に咲く白いはなが特徴。花言葉は「友情・協力・ずっと離れない」です。一つのクキから2本のクキに分かれ、その先に花が咲くことから、日本では「ニリンソウ」と呼ばれています。
コデマリ
友情の意味がある花言葉を持つ花11個目は「コデマリ」です。4~5月に咲く白い花で、丸く密集して咲いている姿が「マリ」のようであることから「コデマリ」と呼ばれています。花言葉は「優雅・上品・友情」です。
アジュガ
友情の意味がある花言葉を持つ花12個目は「アジュガ」です。花言葉は、「強い友情」「ここら休まる家庭」。重なり合って咲く花が手を取り合っている姿に見えるのが由来とされています。
また、茎の周りに、紫の花が重なって咲く姿が、十二単にたとえられて「西洋十二単(セイヨウジュウニヒトエ)」とも呼ばれています。
百日草
友情の意味がある花言葉を持つ花13個目は「百日草」です。夏から秋にかけて長い期間に渡って花をさかせることが名前の由来されています。花言葉は「不在の友を思う」「遠い友を思う」「絆」。友と会えない時間が長くれも思い続けるという意味が込められています。
友情の意味がある花言葉を持つ花【花束・フラワーアレンジメント向き】
ここからは、「花束」や「フラワーアレンジメント」におすすめできる、友情の意味がある花言葉を持つ花を、4種類、ピックアップして紹介していきます。何種類かの花を組み合わせたりして、親しい友達へ贈るプレゼントにするのもおすすめです。
黄色いバラ
友情の意味がある花言葉を持つ花14個目は「黄色いバラ」です。バラというと、恋人にプレゼントする花のイメージがありますが、色によって花言葉が変わり、黄色いバラには「友情」「友愛」「献身」という意味があります。
アルストロメリア
友情の意味がある花言葉を持つ花15個目は「アルストロメリア」です。スイセンの花に似ていることから「百合水仙(ユリズイセン)」とも呼ばれています。
花言葉は「友情」「献身的な愛」。また、6枚の花びらはそれぞれ「理解・忍耐・行動・尊敬・ユーモア・思いやり」を表しているとされています。
ローダンセ
友情の意味がある花言葉を持つ花16個目は「ローダンセ」です。薄い花びらが特徴で、開花時期は4~7月。そのあと、自然にドライフラワーになっていくという珍しい特徴があります。花言葉は、「終わりなき友情」。自然にドライフラワーになって花が長持ちすることが由来と言われています。
フリージア
友情の意味がある花言葉を持つ花17個目は「フリージア」です。甘い香りが特徴で、2~6月が開花時期。花言葉は「友情」「無邪気」ですが、色によって、「あどけなさ」や「あこがれ」という意味をもつこともあります。庭木としてプレゼントするのも良いかもしれません。
友情の意味がある花言葉を持つ観葉植物・木
「花束などにおすすめの花」の次は、長い間たのしむことができる「観葉植物」や「木」の中から、友情の意味がある花言葉を持つものを紹介します。観葉植物であれば育てやすいのでプレゼント最適。永く続く友情を伝えたい時におすすめです。
ハナカイドウ
友情の意味がある花言葉を持つ花18個目は「ハナカイドウ」です。記念樹としても人気です。花言葉は「友情」「温和」「美徳」です。春にピンクの花を咲かせます。また、世界三大美人や古代中国四大美人の一人とされる「楊貴妃」の美しさをハナカイドウに重ねたともされています。
アイビー
友情の意味がある花言葉を持つ花19個目は「アイビー」です。花というよりは観葉植物というイメージがあるかもしれません。花言葉は「友情」「誠実」。寒さに強く、日陰でもしっかり育つので、植物の世話が苦手な友人への贈り物におすすめです。
コブシ
友情の意味がある花言葉を持つ花20個目は、春の訪れを感じることができる「コブシ」です。開花時期は3~4月。季節になると、柑橘系のような甘い香りが人気で、庭や公園などで目にすることも多いかもしれません。花言葉は「友情」「友愛」。
シルバーレース
友情の意味がある花言葉を持つ花21個目は「シルバーレース」です。その名の通り、葉っぱ全体に白い結晶覆われているように見えて、レースのようです。花言葉は「友情」「あなたを支える」。観葉植物の寄植えなどにも人気です、
友情の意味がある花をプレゼントするポイント・注意点
ここまで、友達へのプレゼントにおすすめの花言葉を持っている花を紹介してきました。贈りたい友達に合わせて、鉢植えや花束などのタイプを選んだり、友達が好きな花、伝えたいメッセージを特に表している花を選ぶと同時に、送り方にもポイントがあります。
メッセージカードを添える
友達への友情や絆を花言葉に乗せて贈る時には、メッセージカードも添えるのがおすすめ。花言葉だけで伝えきれない気持ちや絆を添えることで、もともとの花言葉に乗せた気持ちを、より素敵なものにできます。
また、花によっては複数の花言葉の意味を持っているものあるので、相手は、誤解をしてしまうことを防ぐという効果もあります。
花言葉を重視しすぎない
友達のことを想って贈る花束であっても、花言葉を重視しすぎて、送られた相手を困らせないように注意が必要です。例えば、アパートに住んでいる友達に「コブシ」を贈っても困らせてしまいます。花言葉を気にするのも大切ですが、相手の環境や性格なども考えるのを忘れないようにしましょう。
花の色で花言葉が変わることもある
ここまで紹介してきた花の中にも、色によって花言葉が変わるものがいくつかありました。花自体の花言葉の他に、色によっても花言葉が変わることがあり、伝わるメッセージも変わってしまうことがあります。
メッセージカードを添えることでも、誤解を防ぐことはできますが、色による花言葉の違いも意識しましょう。
友情・絆の花言葉を持つ花は友達へのプレゼントにおすすめ
友情・絆の花言葉を持つ花を21種類ご紹介してきました。有名なものから、意外に思えるものまでありました、幼馴染や長い付き合いの友人に改めてお礼や気持ちを伝えるのは恥ずかしいかもしれませんが、節目やなにかの変化の時に、花と一緒に伝えてみるのはいかがでしょうか?