数秘術11ってどんな人?
数秘術で算出した数秘「11」の人は一体どんな性格や特徴を持つ人なのでしょう。数秘「11」の有名人には「美輪明宏」「細木数子」「丹波哲郎」「バラク・オバマ」「ミッシェル・オバマ」「デビット・ベッカム」「マライヤ・キャリー」「モーツアルト」「シューベルト」などがいます。
数秘「11」を持つ人は、スピリチュアル界や音楽界の大物に多いので、なんとなくイメージは想像できます。それでは実際にはどんな性格や特徴を持つ人なのか、恋愛傾向や結婚運、相性なども合わせて詳しく紹介します。
数秘術とは
数秘術には流派も様々ありますが、生年月日を全て足して算出するLP(ライフパスナンバー)をメインとする手法が主流です。数秘術で算出される数字は1〜9と11・22・33の12種類です。
ソウルフル数秘術では1〜9をルートナンバー、11・22・33をマスターナンバーと呼んでいます。どの数字にも優劣はなく、それぞれに個性や役割の違いはありますが、どの数秘にも愛情を含む良い意味が大前提になっています。
運命数ともいう
数秘術にはいろいろな流派があり、流派によりライフパスナンバーのことを誕生数や背番号・エンジェルナンバーなどと呼び方が違っていますが、どれも生まれた誕生日から算出するので、ライフパスナンバーをカバラ数秘術では「運命数」ともいいます。
また数秘術のマスターナンバー(運命数)11の「マスター」は、専門家やスペシャリストという意味で、宗教では悟りに達した指導者のことをマスターと呼びます。つまり数秘術の運命数「11」には、特別な意味があるのでマスターナンバーと呼ばれるのです。
誕生日の数で占う
数秘術のライフパスナンバーは誕生日の数で占うのですが、どのような方法で算出するのでしょうか。まず生まれた年を西暦で計算します。例えば誕生日が1996年8月21日の場合は、その数字をバラバラにして全て足します。
まず1+9+9+6+8+2+1=36、次に36を分解して3+6=9になります。この「9」がルートナンバーになります。ところが誕生日が2日後の1996年8月23日の場合は、1+9+9+6+8+2+3=38、次に3+8=11となります。
本来は最後に1+1を計算するのですが、その前に11の運命数(マスターナンバー)が出た場合はそこで計算をやめます。つまり誕生日が1996年8月23日の人はマスターナンバー「11」の特徴を持つ人ということになります。
11は特別な数字
数秘術のマスターナンバー「11」は特別な数字です。それは「11」は数秘術1の性質と1と1を足した2の性質を同時に合わせ持つからです。
数秘術のライフパスナンバー1の人は、自分の意志ややりたいことを貫く、独立独歩の性格を持っています。ライフパスナンバー2の人は、縁の下の力持ちタイプで人をサポートする能力に長けています。
一見相反する性格にも見える両方の性格を持つ、マスターナンバー「11」の人は数秘術ではどのように占うのでしょう。次の章で詳しく説明します。
数秘術11の人の特徴
数秘術で11は、22や33と同様にマスターナンバーと呼ばれます。マスターには「専門家」「巨匠」「スペシャリスト」という意味があるので「レベルの高い人」というイメージを持ちがちですが、数秘術の数字は人の優劣を表すものではありません。
数秘術でマスターナンバーの人は、1〜9のルートナンバーより「役割の幅が大きい」「使命の規模が大きい」と言われています。それでは数秘術11の人は、どのような特徴を持っているのでしょう。
11の持つ意味
数秘術11という数は、1がゾロ目で2つ重なっています。つまりルートナンバー1のリーダーシップの性質を2人分、1+1=2なので2が持つパートナーシップ(サポート)性と両方の要素やエネルギーを合わせ持っています。
つまり「11」には、意思が固く人を引っ張る強いリーダーシップ性と、人を優しくサポートする繊細なパートナーシップ性のどちらも備わっていて、場面や状況に合わせてその力を発揮します。
基本的な性格
数秘術で11は、スピリチュアル数字とも表現されます。数秘術11の人は繊細な感性で、直感や感覚で様々なものを読み取る性格を持っています。
数秘術11の人は、第六感と言われるインスピレーションに似た感性で、理屈では説明しがたい現象、例えばあの世とこの世をつなぐメッセンジャー的役割を持っているとも言われます。また鋭さとナイーブな繊細さを合わせ持ち影響力が強い存在とも言われます。
そのため数秘術11の人には、美輪明宏や細木数子のように神秘的で霊感の鋭い人や、感覚的に音楽を作曲するモーツアルトや感性豊かなマライア・キャリーなどの芸術家(アーティスト)が多いのです。
恋愛傾向
数秘術11の人の恋愛傾向はどうなのでしょう。数秘術11の女性の場合は恋愛がかなり感覚的です。「人を好きになるのに理由はいらない」というように、打算や計算がなく一瞬の出会いで恋に落ちる「一目惚れ」の傾向が強いのが11の人の特徴です。
数秘術11を持つ男性に恋をしてしまった場合は、彼はインスピレーションが強く感覚派なので、あなた自身の感情に敏感に左右されます。人の悪口やネガティブな話題は、彼の感覚を動揺させるのでできるだけ避けるようにしましょう。また彼の負担になるような重苦しい愛情も禁物です。
数秘術11の人との相性
恋愛でも友人でも結婚相手でも相性は気になります。相性が悪ければ良好な人間関係を保つことができません。恋人同士の相性は、結婚につながるかどうかが掛かっているのでなおさらです。
それでは数秘術11の人との、相性の良いライフパスナンバー(運命数)と相性の悪いライフパスナンバー、その理由や数秘術流派による解釈の違いなども合わせて紹介します。
相性が良い運命数
数秘術11の人と相性が良い運命数は、ソウルフル数秘術では「2」と感覚が合う人、カパラ数秘術では「1」「6」「8」と流派により違います。それは互いの感性や感覚が微妙に絡み合うことで相性が生まれ、性格などの解釈の仕方で変わってくるので一口で言い表せないからです。
ソウルフル数秘術では、運命数2と11の人は互いに美意識が高く、綺麗なものや美しいものを好む共通点があります。2が持つ優しいサポート力が11の人にとっては安心できる最高のパートナーになります。
カパラ数秘術で運命数1の人は積極的な性格なので、11の人が持つヒラメキや第六感を信じれば能力を引き出すことができ最強のチームワークを作ります。仕事のパートナーとしてとても良い相性です。
運命数6の人は、愛情あふれ情感豊かなので11の人の最大の理解者になります。生涯にわたって心を通い合わせることができるので結婚パートナーとして相性が良いです。また運命数8の人は自信と実力をともに持っているので、11の人の最も支えになる相性の持ち主です。
同じ運命数でも人によってその性格は微妙に違います。相性はその微妙なずれによって良くもなり悪くもなるのです。数秘術の流派により性格や性質の解釈が異なり相性の運命数が違う理由もそこにあります。
相性とはお互いの信頼関係によって決まります。数秘術の運命数にこだわりすぎると、思い込みや偏見で本当の相手の性格や姿を見失うことがあります。感性や感覚が合うと思ったら相手を信じることが大切です。
相性が悪い運命数
カパラ数秘術では、11を持つ人と相性が悪い運命数は「2」「5」「7」だと言います。ソウルフル数秘術では2は相性が良く最高のパートナーと言っているのに何故?と思う方もいるのではないでしょうか。それは運命数の性格の解釈が違うからです。
カパラ数秘術では、運命数2も11も互いに積極的な相手がいてこそ能力を発揮する性格と解釈しています。つまり一緒にいても前に進むことがなく発展性がないので相性が悪いと言っています。
カパラ数秘術5を持つ人の衝動性と、7を持つ人の先が読めないエキセントリックさが、11を持つ人に不安を与えるので相性が良くありません。また数秘術11の人が持つインスピレーション力も、5と7の人はあまり評価しない傾向があるので11の人は一緒にいても苦痛を感じてしまいます。
このように数秘術の流派により運命数の解釈が微妙に異なるので、11の人との相性にも違いが出てしまいます。何を信じていいかわからなくなる方もいると思いますが、相性は自分と相手との感性の波長が一番大事です。波長が合うと感じたなら自分を信じることがベストな相性です。
数秘術11の人は人々を引っ張る存在!
数秘術の運命数で11を持つ人は、神秘的なインスピレーション力が高く、芸術的センスや感受性が高いので人を惹きつけて引っ張っていく人が多く存在します。
数秘術は占いの一つで、占いは積み重ねられたデータや経験に基づいた確率です。11を持つ人の性格が必ずしもその人に当てはまるとは限りません。また数秘術の流派によって11の意味や解釈も微妙に違います。
数秘術の恋愛運や相性で、自分にとって良い意味を持つものはそのまま取り入れれば自信につながります。たとえ悪い場合でも、それは注意すべきところと、前向きにポジティブに考え人生に役立ててください。