レジンできれいな海を作りたい!
ここ数年人気が高まってきているレジンを使ったアクセサリーは、人気のあるアクセサリーとなっています。そこで今回は、レジンを使ったおすすめアクセサリーの作り方や人気の水面模様の塗り方など、簡単にできる方法をご紹介します。ぜひチャレンジしてみてはいかがですか。
レジンで海を作る基本の手順
ここからはレジンで海を作る基本的な手順をご紹介します。レジンを使ったアクセサリーを作ったことがない方でも、作り方や塗り方がわかれば簡単に作ることができるので、ぜひチャレンジしてみてください。
デザインを考える
レジンを使ったアクセサリーや雑貨を作るときに一番最初にするのがデザインを考えることです。デザインは完成後の作品をイメージしながら、実際にパーツを置いてみたり並べてみたりするとイメージしやすくなります。
また、カラーレジンに貝殻などのパーツを組み合わせるだけでも海のイメージになるので、初心者の方でも簡単に作ることができます。初めてレジンを使ったアクセサリーや雑貨を作る方は、最初は簡単なデザインから作ってみることをおすすめします。
材料を用意する
次はデザインに合わせて使う材料を準備します。基本的に使う材料はレジン液、UVライトやLEDライト、レジン用着色剤です。その他にも作りたいアクセサリーや雑貨に合わせてカラーサンドや海をモチーフにしたパーツ、ラメ、シリコンモールドを準備します。
また、レジン液には硬化した後に形が変わらないハードタイプ・硬化した後も切ったり穴を開けたりできるソフトタイプ・ガラスのような透明感があるクリアタイプがあるので、レジン液のタイプによっても仕上がりが異なります。
作る
デザインが決まって材料が準備できたら、レジン液に色を付けて流し込み、デザイン通りにパーツを置いていきデザインを完成させます。硬化前ならパーツを移動させたり変更することも可能なので、お好みに合わせてパーツを配置させてください。
このレジン液を流し込むときに注意したいポイントは、レジン液を型に流し込んだ時にできる気泡です。気泡はスティックや爪楊枝など、先端が尖ったものですくい上げると気泡は綺麗に取り除くことができます。
硬化させる
レジン液を流し込み、パーツを配置してデザイン通りに仕上がったら、UVライトやLEDライトで硬化させます。硬化時間は、レジン液の種類によって異なるので、レジン液に記載されている時間通りに硬化時間を取ってください。
この硬化時間が短すぎると硬化しきれないので注意してください。さらに、デザインによって厚みが薄いものはすぐ硬化できますが、厚さがあるものは硬化時間を長めにとることをおすすめします。また、取り出すときは熱があるので注意してください。
仕上げる
硬化させたらアクセサリーパーツなどを付ければ完成です。ただ、傷がついてしまっていたり、曇りがあるもの、凹凸があったり、指紋が残る場合などがあります。その場合は、耐水ペーパーで磨いた後にクラフト用のコンパウンドで磨けば綺麗に仕上がります。
ただし、耐水ペーパーは種類によって粗目に削れるものから細かい目で削れるもの、仕上げで使うコンパウンドでも粗目から仕上げ目までさまざまあるので、お好みの仕上がりになるように耐水ペーパーやコンパウンドも使い分ける必要があります。
レジンで簡単に海を作る作り方・塗り方
ここからはレジンで簡単に海を作る作り方・塗り方をご紹介します。この作り方や塗り方をマスターすれば簡単に海のイメージのレジンや水面模様の綺麗なアクセサリーを作ることができるので、ぜひ参考にしてみてください。
爪楊枝を使った海塗り
海のイメージがある水面のような海塗りレジンの作り方は爪楊枝を使えば簡単に作ることができます。最初にベースとなる海のような青や水色のレジンを型に入れたら硬化させます。その上に白色のレジンを海塗りレジンを施したい部分に薄く広げていくのが塗り方のコツです。
白色のレジンを薄く伸ばしたら硬化はせずに、透明のレジン液を爪楊枝にとり1滴ずつ落としていきます。爪楊枝で1滴ずつ落とす作業を繰り返すと海塗り模様が簡単にできますが、水滴の塗り方のコツは透明のレジン液を少し間隔を開けて落とすと綺麗な水面のような模様になります。
大きなデザインに適した海塗り
海塗りレジンはスマホケースのような大きなデザインにもおすすめです。砂浜と海をイメージした海塗りレジンの作り方は、最初に砂浜を作ります。砂浜を作るときは砂浜を作る部分に透明レジンを塗り、カラーサンドをかけて硬化させます。
次に砂浜以外の部分に青や水色、緑などのカラーレジンを使いグラデーションを作るのが綺麗な塗り方のコツです。そのあと硬化させたら、海のデザイン部分に白色のレジンを薄く伸ばして透明レジンを1滴ずつ垂らすと、水面のようなデザインに。出来上がったら硬化させます。
また、お好みによって海塗りデザインの上に貝殻や海の生き物などを配置したい場合は、水面や海塗りのデザインを完成させてから、パーツを置きたい部分に透明レジンを塗り、パーツを乗せて硬化させれば完成します。
水面の波紋を作る海塗り
水面の波紋を作る海塗りの作り方は、最初に波紋のシリコンモールドに透明のレジンを流し硬化させます。この時の塗り方のコツとしては少量を垂らして広げていくと綺麗な波紋が完成します。その後にカラーレジンを型に半分ほど入れて、真ん中に透明レジンを流し込みます。
硬化させたら、中に入れたい柄やパーツを入れて透明レジンを流し込みます。その後は波紋型パーツを配置してから硬化させると水面の波紋柄のような海塗りを簡単に作ることができます。最後に裏側も透明レジンを薄く塗って硬化させるとさらに綺麗に仕上がります。
ラメを使った海塗り
レジンでキラキラした海の水面を表現したい方におすすめなのがラメを使った方法で、ラメを使えば簡単にキラキラした水面を作ることができます。作り方は最初に透明レジンを3分の1ほど入れて硬化させます。
次に透明レジンに水色や青などのラメを混ぜて硬化させた上に乗せます。最後に、水色や青などのカラーレジンを上に乗せ、お好みのパーツを配置して硬化させると、キラキラ光った水面を簡単に作ることができます。
レジンで海を作るデザインのアイデア
ここからはレジンで海を作るデザインのアイデアをご紹介します。レジンで海を表現するための基本的なデザインや雑貨で海を表現したい方におすすめのデザインなどもご紹介しますので、初めてデザインを考える方はぜひ参考にしてください。
砂浜をイメージして
レジンを使って海をイメージしたデザインを作るなら、カラーサンドや星の砂を使って砂浜や水面を使ったデザインがおすすめです。砂浜や水面をイメージしたデザインは一目で海のイメージになるので大人気のデザインです。
砂浜をイメージしたアクセサリーや雑貨の作り方は、最初に砂浜を置くところに透明レジン塗り、その上にカラーサンドや星の砂をかけて硬化させます。あとは水面や海のデザインを施せば砂浜や海のようなイメージのアクセサリーや雑貨に仕上がります。
砂浜と水面のようなデザインだけでも十分海のイメージになりますが、さらに海のイメージに近づけたい方は、貝殻や魚のパーツを組み合わせるとより一層、夏や海のイメージになりますので、ぜひ砂浜をイメージしたレジンにチャレンジしてみてください。
ミニチュアキーホルダーに
海の中の世界をぎゅっと詰め込んだミニチュアキーホルダーは、お好みのパーツを使えば簡単に作ることができます。水面のようなデザインは、水面模様のシリコンモールドを使えばキラキラした水面を表現することができます。
またミニチュアキーホルダーは、砂浜デザインと組み合わせたり魚のパーツを入れれば魚が泳いている様子を表現でき、さらに海の中の世界を楽しめるので、ぜひミニチュアキーホルダーで海の中の世界をイメージしてチャレンジしてみてください。
ガラス瓶の中に海を再現
レジンで海を作る簡単な方法としておすすめなのが、小さなガラス瓶を使って海の中を再現する方法です。作り方は、ガラス瓶の中に濃いカラーレジンを入れて硬化させ、その次に薄いカラーレジンを入れて硬化させて、最後にさらに薄いカラーレジンを入れて硬化させます。
1色ずつ硬化させることでグラデーションになり海のイメージになります。また、一番下はカラーサンドや星の砂を使うと砂浜のイメージになるので、お好みのデザインに合わせてガラス瓶の中に海の世界を表現してください。
さらに一番上の段にオイルやラメ、海のパーツを入れるとキラキラ光ったりパーツが動くのでとても可愛い仕上がりになります。また、レジンでグラデーションを作る際にもパーツを入れて硬化する方法もおすすめです。
貝殻モチーフを使って
レジンで海を表現するためにおすすめのアイテムが貝殻です。貝殻は大きな貝殻を使えばインテリアにもなり、小さい貝殻を使えばアクセサリーにもなるので、貝殻の大きさによってさまざまなアイテムを簡単に作ることができます。
貝殻は白い綺麗なものを使えば、海の水面や砂浜を綺麗に表現できます。また、初心者の方は大きい貝殻を使えば作りやすいので、最初は、大きい貝殻でインテリアを作ってみるのもおすすめです。ぜひチャレンジしてみてください。
シーグラスをうまく取り入れて
シーグラスはビーチグラスとも呼ばれ海岸にあるガラス片のことを言い、このシーグラスを使ったレジンも夏や海をイメージできるのでおすすめのアイテムです。シーグラスを使った簡単な方法としては、シーグラスの上に透明のレジン液を塗り、お好みのパーツを乗せていく方法です。
さらに、薄いシーグラスや小さいシーグラスはアクセサリーのパーツとしても使用することができるので、透明感のあるキラキラしたアクセサリーを使いたい方におすすめのアイテムです。シーグラスはインテリアやアクセサリーに使えるので、ぜひ利用してみてください。
レジンで海を再現したアクセサリー例
ここからはレジンで海を再現したアクセサリー例をご紹介します。レジンは雑貨なども作れますが、最近はクラフトショップなどに行けば手作りキットなども購入できるので、アクセサリーも簡単に作ることができます。
ここでは、レジンで海を再現できる人気のアクセサリーをご紹介しますので、ぜひ材料を揃えて世界に一つだけのレジンを使ったオリジナルアクセサリーを作って夏気分や南国気分を満喫してみてはいかがですか?
ネックレス
ネックレスを作る方法はさまざまありますが一番簡単な方法は、すでにチェーンやヒモを通す丸カンが付いているペンダント型のレジン台を使う方法です。レジン台を使う場合は、そのままレジン液やパーツを乗せて硬化させれば出来上がるので簡単にオリジナルネックレスを作れます。
また、ワイヤーフレームを使う場合は、マスキングテープを机などに貼りその上にワイヤーフレームを置いてレジン液やパーツを乗せて硬化させていきます。さらに裏側も薄くレジン液を乗せ硬化させるとぷっくりした仕上がりになります。
シリコンモールドを使ってオリジナルネックレスを作る場合は、お好みのデザインのものを作り硬化させたらシリコンモールドから取り出し、レジン液で丸カンを付けたりヒートンを埋め込めばヒモやチェーンを通すことができます。
ピアス
ピアスもネックレスのように、レジン台やワイヤーフレームを使えばオリジナルピアスを作ることができます。ただ、ピアスはデザイン的に小さいものがあるので、心配な方はピアスキットを使うと簡単にピアスを作ることができます。
また、レジン液でピアスパーツを付けたり、ピンバイスを使って穴を開ければピアスのパーツを通すことができるので、上にはピアスのパーツを付け、下には貝殻パーツやパールなどお好みのパーツを付けることも可能です。
イヤリング
イヤリングもネックレスやピアスと同じような要領で簡単に作ることができます。また、ピアスはピアスホールが開いていないと使えませんが、イヤリングはピアスをしていない方やお子様も使用することができるのでおすすめです。
さらに、同じデザインのものを作れば母娘でピアスとイヤリングでおそろコーデやお揃いのアクセサリーを楽しめます。イヤリングは幅広い年齢層の方が楽しめる上に、パーツを変えるだけでイヤリングにもピアスにも代えられるおすすめのアイテムです。
リング
レジンを使ったリングは、リング型のシリコンモールドを使えば簡単に作ることができます。リング型のシリコンモールドを使う場合は、お好みのカラーレジンやパーツ、ラメなどを流し込んで硬化させるだけで作れるので初心者でも簡単に作れます。
また、リング部分と台座がセットになったパーツを使えば、水面模様やお好みのパーツを組み合わせることも可能で、海のイメージのリングを作ることができるので、ぜひいろいろチャレンジしてお好みのアクセサリーを作ってみてください。
レジンで海を作ってみよう!
今回は、レジンで海を表現できるアクセサリーや雑貨の作り方や水面の塗り方などをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。レジンは難しいと思われがちですが、意外と簡単に作ることができるので、ぜひお気に入りのアクセサリーや雑貨を作ってみてください。