【手相占い】手のひらの三角を調査！三角紋（トライアングル）の意味や見方は？

手相の起源はインドから始まりました。古来日本では、中国から伝わってきた、手相術が主たるものでしたが、大正時代に、生命線・運命線・頭脳線・感情線の4大基本線の占いを中心とする、西洋の手相術が現在まで伝えられてきました。

そして手相は、手のひらの線や、筋の状態・形状によって発達してきました。統計学の一種ともいわれているゆえんは、過去に特に長寿である・特に成功した人などの、大規模なデータの母体集団を元に計算されてきた事実によるものです。

その手相の中でも、特殊紋や、サインやマークと呼ばれているものがあります。その一つが、三角形のカタチをしている、三角紋(トライアングル)です。はたしてこの三角紋とは何を意味するものなのでしょうか？

三角紋(トライアングル)は、手相に表れるサインの中でも、「幸福のサイン」と呼ばれています。しかしながら、注意しなければならないことは、手相の見方によっては、必ずしも100%幸福とは言えないところがあるため、手相で言う「幸福のサイン」を、鵜呑みにしないようにしましょう。

その手相の見方で、特筆する点は、三角紋(トライアングル)が、単独で出てきたり、手のひらの丘や、掌線に出てくる所です。

この点について、三角紋(トライアングル)の手相を、かなり注意深く見る見方をしないと、天と地ほどのくい違いが出てきます。天と地ほどの違い、つまり吉相か凶相のいずれかを見極める、正しい見方について、以下に詳しく後述しているので、参考にして下さい。

三角紋(トライアングル)は、手のひらの中にある、三角形や逆三角形の手相の事を指します。手相占いでは、右手が現在の運勢・左手が持って生まれた運勢として占っています。

持って生まれた左手の運勢には、手相の統計学上、さほど変化が見られないのが一般的ですが、現在の運勢を占う右手に、三角紋(トライアングル)は、見え隠れしているので、主に右手の手相で見る見方の方が良いでしょう。

三角紋(トライアングル)を左手に持つ手相の人は、行動や言動に注意しましょう。何故ならば、左手に三角紋(トライアングル)があるという事は、強運とは言えない運勢を、持って生まれてきている手相だからです。

右手に三角紋(トライアングル)が良い位置にあれば、強運という印です。強運を言い換えれば幸運になりますので、強運も幸運も、意味は同じになります。

いずれにしても、運は良いに越したことはありません。このことから、手相で三角紋があるかないかで、運があるかないかの手相を見極める事が出来ます。

三角紋(トライアングル)は、手のひらに表れる位置によって、手相の見方と意味が異なってきます。ここで自分の手のひらを見る方も多くいるかと思われますが、見てみると手のひらには、たくさんの線があります。その線を意味する手相について、順次解説していきます。

手のひらを見ると、ひらがなの「て」という文字に見える線があります。その「て」の上に当たる線が、「頭脳線」・「て」の下に向かってカーブしている線が「生命線」・「て」の先端と先端を結んで出来る線が「財運線」(金運)です。そして人差し指から小指に向かって伸びている線が「感情線」です。

「運命線」は、手のひらの中央にまっすぐ突き抜けている線です。以上の「生命線」や「頭脳線」などの線にそばに、三角紋(トライアングル)があった場合は、その線の運を強める吉相となります。

「生命線」「頭脳線」「財運線」の上に三角紋(トライアングル)が位置していたら、要注意の手相です。その三角紋(トライアングル)の手相は、障害物を意味しているので、凶相となります。凶相が出てしまった場合、ストレスに対しては、要注意となるため、出来るだけ運動で消化しましょう。

手相には「丘」と呼ばれる、手のひらのふくらみがあります。「丘」は細分化されており、後ほど詳しくご案内していますが、ここでは、単に手のひらそのものにある、ふくらみにポツンと単独で出てくる三角紋(トライアングル)は、その丘の意味するものを強運に導く吉相です。

手相は大規模な母体集団を元とした、統計学です。元となるデータが大規模であるのならば、細分化される必要が生じてきます。これは的中率を高めるための定義です。

このことから、三角紋(トライアングル)の手相を、位置別に見る見方で、より分かりやすくご案内しています。三角紋(トライアングル)は、位置別にどのような意味を持つ手相なのでしょうか？

手のひらに見える「て」という線の上方に位置して、薬指に向かってまっすぐ伸びている線を「太陽線」と呼びます。社会的地位や権力・金運を呼び込む線です。

この「太陽線」の近くに三角紋(トライアングル)が見つかると、思わぬ大金がはいるという暗示の手相になるため、吉相です。ただし注意しなければならない事があります。

三角紋(トライアングル)が、「太陽線」と重なっていた場合は、その真逆の運勢を呼び込む手相になります。お財布のヒモは閉じておきましょう。

手のひらに見える「て」の上の部分にあたる線を「頭脳線」と呼びます。その「頭脳線」のそばに位置する三角紋(トライアングル)の意味は、何らかのダメージを受けている手相です。

思考能力が乱れてきたり、疲れやすくなってきたりしているのは、ストレスを抱え込んでいるという事になるので、上手に気分転換をしましょう。ストレス解消には、運動が効果的ですのでおすすめです。

「生命線」は、手のひらに見える「て」とう文字の、下に向かってカーブしている線の事です。その「生命線」のそばに、三角紋(トライアングル)が位置しているという事は、より生命力が強まるという手相です。

気力・体力ともに充実し、病気やケガなどを乗り越えられる力を呼び込む手相なので、吉相となります。

「感情線」は、手のひらに見える「て」の文字の上に位置しており、人差し指から小指に向かって伸びている線です。この「感情線」のそばに位置する三角紋(トライアングル)の手相は、情が深く、人に対する手厚さを意味し、より豊かな感情表現を得意とする手相を意味します。

「運命線」は、手のひらの中央、ど真ん中にまっすぐな線を引いています。この「運命線」のそばに三角紋(トライアングル)が位置している手相は、運気が上昇するきざしを意味する手相です。

今頑張っている事が成功・または運気上昇となる吉相ですが、油断せず、注意しながら、物事を進めていきましょう。

「結婚線」は、「運命線」の上に位置し、小指のすぐ下から横に伸びている線の事です。その「結婚線」のそばに三角紋(トライアングル)が位置していたら、結婚運が上向く吉相です。今結婚を考えている人とは、ゴールインの可能性が高くなる手相と言えます。

「財運線」(金運)は、手のひらに見える「て」の先端と先端を結んで出来る線の事を指します。この「財運線」(金運)のそばにある三角紋(トライアングル)は、金運が上向くという暗示です。

金運が上昇するという吉相です。今迷っている投資など、金運の運気は上昇しているため、良い時です。ただし、決断はあくまでもデータを元にした方が無難です。

手相学では、手のふくらみを「丘(きゅう)」あるいは「掌丘(しょうきゅう)」と呼びます。各部位には、それぞれ惑星や太陽などの名前が付けられています。「丘」の筋が盛り上がっていればいるほど、その「丘」が示す才能に恵まれる事を意味します。

「木星丘」は、人差し指のつけ根の真下付近の筋です。「木星丘」は、野心・権力・希望の象徴とされています。この部位に三角紋(トライアングル)のある人は、仕事やサークルなどでの、リーダーシップをとる手相に恵まれています。

「土星丘」は、中指のつけ根の真下付近の筋です。「土星丘」は、忍耐・努力・研究心、あるいは孤独を意味します。この部位に、三角紋(トライアングル)がある人は、物事をよく考える事の出来る人です。

学問・研究分野において、孤独感も併せ持つのかもしれませんが、学問は一人でコツコツと積み上げていくものです。それよりも学問の成果が上がる手相ですので、吉相です。

「太陽丘」は、薬指のつけ根の真下付近にある筋の事です。「太陽丘」は、美的センスが際立っていて、かつ社交性のある象徴とされています。この「太陽丘」に三角紋(トライアングル)のある人は、芸術・芸能分野での活躍に力を発揮出来る手相です。

「水星丘」は、小指のつけ根の真下付近の筋です。この「水星丘」は、財力と知識の象徴とされています。この部位に三角紋(トライアングル)のある人は、人とのコミュニケーション能力に恵まれており、かつ商才にも恵まれています。ビジネス分野においての活躍が期待出来る手相です。

「月丘」は、手首から小指にかけて、手の平半分のところまで伸びている筋の事を指します。「月丘」は、芸術的センスに恵まれていて、かつ直観力に優れているという象徴を意味します。

この「月丘」に三角紋(トライアングル)のある人は、芸術分野や、文化的活動においての活躍が期待出来る手相を持っています。

「金星丘」は、手首から親指の付け根あたりまで伸びている筋の事を指します。「金星丘」は、生命力の強さと、情の深さの象徴とされています。

この「金星丘」に、三角紋(トライアングル)のある人は、困難な事態が起こるのかもしれませんが、最終的には、幸運に恵まれる手相を持っています。

「地丘」は、手首のつけ根の中央に位置する筋を指します。この「地丘」は、努力をする、または根気強いという事を意味します。

この「地丘」に三角紋(トライアングル)のある人は、根気強く、何事も努力することによって、運が上昇する手相を持っています。

「火星平原」は、手首から中指と、人差し指に向かって伸びている筋の事です。「火星平原」は、生活力に恵まれている手相です。この部位は、他の部位に比べて、へこんでいるので、他の「丘」とは異なり、「平原」と呼ばれています。

この「火星平原」に三角紋(トライアングル)のある人は、心理的・身体的に疲れているという手相なので、無理は禁物です。心身ともに休養しましょう。

「第一火星丘」は、手のひらの、親指と人差し指の真ん中付近の筋を指します。この「第一火星丘」は、精神力の強さ・正義感の強さなどを象徴します。この部位に、三角紋(トライアングル)のある人は、積極性に恵まれており、かつ感情をも制御できるため、吉相です。

「第二火星丘」は、手のひらの、手首と小指の筋の中央に位置しています。この「第二火星丘」は、正義感や自制心の強さの象徴とされています。この部位に、三角紋(トライアングル)のある人は、感情に流されず、かつ忍耐強い手相ですので、目標に向かって伸びていく手相です。

手のひらに、大きな三角形、財運線・生命線・頭脳線を結んで出来る、三角形がある場合は、大きな良い運気を呼び込む手相です。この手相は大変珍しく、その分、強運をつかみとる吉相と呼ばれています。その運気を大切にしましょう。

この財運線・生命線・頭脳線で結ばれている、大三角形の手相は、運気が大幅にアップする手相です。成功は努力によって、自分でつかみ取るものですが、運も実力となります。この手相を持つ自分を大切にしましょう。

以上手相占いで、手のひらの三角紋(トライアングル)について、詳しく調査し、ご案内しました。手相は昔からある占いです。占いは統計学です。かなりなデータを母体集団とし、その中から統計し、選出しているため、より正確な情報に近似している占いです。

運気が手のひらにあるとは言っても、運気だけに頼らず、自分の力で努力を積み重ねていきましょう。その努力の積み重ねがあって初めて、運気は開けてきます。初心忘るべからずです。