間接照明をDIYしてみませんか?
今回は、自宅の照明に間接照明をDIYで導入することについて紹介します。最近は自分で家具や設備を作成するDIYが注目されていますが、これにより間接照明を作る方が増えてきています。自分好みの住まいを自分の手で作ることがはやってきています。
間接照明とは、住まいの明かりを直接光源から受けるのではなく、光源から壁や天井、床などに光を照射し、その反射により得られる明かりのことです。直接的に証明から光を受けるよりも優しくおしゃれな雰囲気を演出することができます。
今回は、間接照明をDIYで作成することのメリット、アイデアやおしゃれな作り方、費用の目安などを解説します。LEDテープライトを使った幻想的な間接照明づくりも紹介します。
間接照明のDIYの魅力
まず、間接照明をDIYで作成する魅力、メリットについて紹介します。これまでDIYをしたことがない方にとって、間接照明を自分で作るのは難しいのではないかと感じる方も多いかもしれません。
しかし、実は意外に簡単な作り方でおしゃれな間接照明を作成することができます。最近はLEDテープなど光の演出に適したグッズが比較的低い費用で購入することができます。
自分の住まいをより快適に居心地の良いものにするために、間接照明を取り入れてみてはいかがでしょうか。直接的に光源から光を受けるよりも、たくさんのメリットがあります。代表的なメリットを3点紹介します。
部屋を落ち着いた印象にできる
間接照明をDIYで作成して自宅に導入することのメリットの一つ目は、部屋を落ち着いた印象にすることができる点です。直接光源から光を受けるのは、部屋全体が明るく活発な印象を受けますが、場合によっては少し強すぎる印象になることがあります。
これに対し、間接照明を取り入れることで落ち着いたやさしい印象に変えることができます。好みの問題で、明るい方が好きという方には間接照明は向きませんが、一般的に自室には優しく過ごしやすい雰囲気を求める方が多くいます。
アイデア次第で、普通の部屋にも簡単な作り方で間接照明を取り入れることができます。賃貸物件の場合でも、部屋自体に加工をすることなく印象を変えられます。
おしゃれな空間でリラックス
間接照明をDIYで作成して自宅に導入することのメリットの二つ目は、住まいをおしゃれで落ち着いた空間にしてリラックスできることが挙げられます。間接照明と一言で言っても、様々な種類があります。淡く優しい光にすることもできればカラフルな演出にもできます。
LEDテープでのライトを使用すれば、アイデア次第でカラフルでおしゃれな部屋に簡単に作りかえることができます。自分及び家族が暮らす空間には、こだわりを持ちたいという方が増えてきています。
間接照明を取り入れて生活しやすくリラックスできる住まいを手に入れたいと考える方が増加しています。照明設備をそのまま購入する方もいれば、DIYで自分好みの加工をする方も多いです。
買うよりも費用が安く済む場合が多い
間接照明をDIYで作成して自宅に導入することのメリットの三つ目は、既製品を購入するよりも費用が安く済むことが多い点が挙げられます。間接照明をDIYで作る場合は、光源となる電球や蛍光灯に加え、照明を遮ったり光の向きを変えるためのツールを購入することになります。
とはいえ、特に本格的な設備を購入することなく、アイデア次第で簡単なツールを使って間接照明を作ることができます。100円均一などで簡単なツールがたくさん販売されていて、活用することができます。
費用を少しでも抑えたい方は、DIYで間接照明を段取りすることを検討してみてください。素材を購入する費用だけで済み、費用面の負担感が少なくなります。
間接照明のDIYの考え方
続いて、間接照明をDIYで用意する場合に考えるべきポイントについて紹介をします。ただやみくもに間接照明設備を導入するのではなく、自宅の雰囲気や目的に合った設備を設置したいところです。
DIYで間接照明を作成する場合、かなりの部分が自分の思い通りにアレンジすることができます。そのため、計画的に実践していくことで非常におしゃれで住み心地の良い空間に仕上げることができます。
間接照明を自宅に導入する際に注意するべきポイントを3点紹介します。導入の準備をする前に、まずは十分に検討し計画を立ててから実践に移るようにしましょう。DIYならアイデア次第で自由に部屋をアレンジすることが可能です。
設置場所を考える
間接照明をDIYで作成する際に考えるべきポイントの一つ目は、設置場所を考えることが挙げられます。リビングに設置するのか、台所に設置するのか、あるいはトイレに設置するのか、設置場所によって導入するべき素材や設備の大きさ、形状が変わってきます。
トイレには、リビングなどよりも穏やかで優しい色合いにしたい、あるいは寝室ではリラックスしやすいようにできるだけ淡い感じで温かみのある雰囲気にしたいなど、アイデアは人ぞれぞれあります。
間接照明をDIYする作り方を前に、まずはどこにどんな形状でどんな雰囲気を目指すのか、十分に計画を立ててから実践に移しましょう。
デザインを考える
間接照明をDIYで作成する際に考えるべきポイントの二つ目は、どんなデザインにするかを考えることが挙げられます。間接照明用の設備には、簡易なものから大掛かりなものまで多岐にわたります。最も簡単なタイプとしては、電気スタンドタイプのものがあります。
テーブルや棚など、スペースがあればどこにでも置くことができ、間接照明として活用することができます。少し大掛かりな設備になると、壁や天井の数か所に張り巡らせるようなタイプの設置方法が考えられます。
アイデア次第で様々な演出が可能になる間接照明のDIYですので、設置場所に加えてどんなタイプの設備を利用するのか、よく検討をしましょう。
スイッチをどうするか考える
間接照明をDIYで作成する際に考えるべきポイントの三つ目は、間接照明のスイッチを考慮することが挙げられます。リモコンタイプのスイッチがあるなら特に気にする必要はありませんが、本体に触れてスイッチを付けたり消したりするタイプの場合は注意する必要があります。
例えば、高い位置に間接照明を設置してしまうと、スイッチのオン・オフがとても面倒になってしまいます。また、太陽光発電の機能がついているなら問題ありませんが、コンセントから電力を取り入れるタイプの場合は、設置場所の近くにコンセントが必要になります。
間接照明のDIYの作り方の流れ
続いて、間接照明をDIYで作成する際の基本的な流れ、作り方について解説をします。DIYは、自分の自由に素材を選択し、作成することができる点が魅力ですが、初心者の方にとっては、どんな作り方の手順を踏んだらよいかわからないという方も多いかもしれません。
まずは、簡単な間接照明の作り方を覚え、慣れてくれば自分に合ったアイデアを取り入れながらDIYに取り組んでいく順序がお勧めです。今回は、最も基本的な作り方の流れを紹介します。ホームセンターなどで揃えられる簡単な素材で対応が可能となっています。
計画を立てる
間接照明をDIYで準備する作り方の第一段階目は、計画を立てることです。これが最も重要といっても過言ではありません。どこに設置するのか、どんなタイプの間接照明を設置するのか、シンプルなものにするのか、かわいいデザインにするのか、よく考えて計画しましょう。
また、電源が必要なタイプなのか、太陽光などコンセントがなくても稼働するタイプを作成するのかなど、電源についても計画の段階で決めてしまう必要があります。どんなことにも該当をしますが、計画段階で考えられる想定をすべて行っておくと、後の工程がスムーズになります。
材料・光源を集める
間接照明をDIYで準備する作り方の第二段階目は、利用する材料や光源を集めることです。計画に沿って、適した素材を集めていく公邸になります。たいていの素材はホームセンターなどで揃えることができます。光源を選択する際には、色合いや明るさを考慮しましょう。
光を遮る、あるいは光の向きを調整するための素材に何を取り入れるのかが、間接照明の印象を決める大きな要因になります。形状がおしゃれであることに加え、透過性や色合いについても十分に考慮をして、計画した段階のイメージ通りの照明が作れるようにしましょう。
光源を包むものを作る
間接照明をDIYで準備する作り方の第三段階目は、光源を包むものを作成する段階になります。間接照明とは、光源からの光が直接届かないよう、何らかの素材で包んだりして間接的に光を感じられるようにすることです。光源を包む素材を取り付けることは必須の工程です。
間接照明の雰囲気やおしゃれ感を決める重要な工程となります。どんな形にするのか、素材はどんなものを選択するのか、計画段階で決めた予定通りの素材を集め、希望通りの形状に作り上げていきましょう。市販されている素材のままでも十分おしゃれなものもあります。
光源を包んでほんのり照らす
間接照明をDIYで準備する作り方の第四段階目は、光源を包んで試しにほんのりと明かりを点灯してみる段階になります。実際に利用する場所で点灯をしないと、イメージ通りの仕上がりになっているかわからないと、テストをしない方も多いですが、必ず設置前に点灯してみましょう。
光を起こしてみることで、実際に仕上がった設備と、計画の段階でイメージした照明とで齟齬があるかどうかをチェックすることができます。最終的な設置場所に設置してから後でやり直すのは手間がかかりますので、一度ほんのりと明かりを灯してみましょう。
間接照明のDIYアイデア例と費用の目安
最後に、間接照明をDIYで作成する際のアイデア例と費用の目安を紹介します。市販の商品を購入するよりも、DIYで作成したほうが費用を抑える効果があることが多いですが、肝心のアイデアが思いつかないという方も多いかもしれません。
比較的簡単に利用できて、多くの方が実践している間接照明のアイデア例を5つ紹介します。自分でアイデアを思いつくことができない場合は、今回紹介した事例を参考に、実践してみてください。LEDテープを使う事例も含め紹介します。
スタンド間接照明
間接照明のDIYのアイデア例の一つ目は、スタンド型の間接照明です。最もオーソドックスで簡単に利用できる方法の一つになります。通常の電気スタンドに、光源の部分を包む素材を取り付けるタイプと、一から枠組みを木材などで作り、中に電球などを設置するタイプがあります。
置き場所が自由に選択でき、比較的簡単にDIYが可能な作成例になります。アイデア次第でおしゃれな電気スタンドが出来上がります。100円均一の素材などでも手軽に作成可能です。
空き瓶を使った例
間接照明のDIYのアイデア例の二つ目は、空き瓶を使った事例になります。素材さえそろえば、非常に簡単に作成が可能なタイプです。空瓶に電球を入れて電源を入れるだけですぐに間接照明が出来上がります。
透明の空瓶でも十分にきれいですが、色がついた瓶をいくつか並べて明かりを灯すと、非常に幻想的な光景にすることができます。空瓶にLEDテープを貼り付けて色合いを調整する方法も素敵なアイデアで、きれいな照明になります。
人感センサーを使う例
間接照明のDIYのアイデア例の三つ目は、人感センサーを取り入れる事例があります。人など、物体がセンサーの可動範囲を通った時だけ自動で明かりが点灯する機能を持ったセンサーを間接照明の光源に取り入れるアイデアになります。
電気代の節約につながることはもちろんですが、天井や床など意外な場所が自動で点灯され、とてもおしゃれな雰囲気を演出することができます。部屋の中だけでなく、庭から玄関にかけて設置する方も多く人気のある方法です。
LEDテープライトを活用する例
間接照明のDIYのアイデア例の四つ目は、LEDテープライトを利用するアイデアです。LEDテープライトとは、テープ状の基盤にLEDの粒子が等間隔で並べられたものです。LEDテープライトの特徴は、自由に曲げたり切ったり貼り付けたりすることができる便利なツールです。
LEDテープライトを利用すると、天井や壁などに取り付けて、おしゃれで明るい間接照明を作れます。LEDテープライトはホームセンターなどで様々な種類が販売されているので、活用しましょう。
コルクを使う例
間接照明のDIYのアイデア例の五つ目は、コルクを使った事例になります。筒形の透明な容器の中に光源を入れて、容器の周りにコルクを貼り付けて覆い隠すという作り方になります。コルク同士の隙間から漏れる明かりが幻想的で、とてもおしゃれな間接照明が出来上がります。
間接照明をDIYしておしゃれな空間を楽しもう
以上、間接照明をDIYで作成することについて紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。簡単な作り方から、手の込んだ作り方まで、好みやアイデアに応じて様々なやり方があります。
最近はLEDテープライトなど便利で簡単にきれいなインテリアを演出できるグッズも販売されているので、最大限に活用して、間接照明のDIYを家族で楽しみましょう。