宝くじ・従来の販売方法
皆さんは宝くじがクレジットカードで購入できるようになったことをご存知ですか?これまで宝くじ売場の店頭で購入するのが当たり前だった宝くじがインターネットの普及により、クレジットカードでも購入できるようになりました。ここではまず、宝くじの従来の販売方法をみていきましょう。
①全国の宝くじ売り場
宝くじの購入方法で最もメジャーとも言える店頭での購入です。店頭で購入できる宝くじの種類はジャンボ宝くじなどの普通宝くじ、ロトやナンバーズなどの数字選択式の宝くじ、スクラッチなど多岐に渡ります。
宝くじ売場の店頭はショッピングモールや主要道路沿い、駅前など人が集まりやすいところで営業しており、大音量の宣伝や目立つ旗が立てられているのですぐに見つかるでしょう。
②みずほ銀行ネットバンキング
従来は宝くじの購入は店頭でしかできませんでした。しかし、インターネットの普及により、現在はネット上で宝くじの購入が可能となり、みずほ銀行のネットバンキングでも買えるようになりました。
みずほ銀行のネットバンキングは「みずほダイレクト」といって、振込などの取引をネット上で行うことのできるみずほ銀行提供のサービスです。みずほダイレクトを利用すれば、ロトやナンバーズの他にジャンボ宝くじもネット上で購入することも出来ます。
③ネット販売・ロトとナンバーズのみ
上記の通り、みずほダイレクトではロト、ナンバーズの他にジャンボ宝くじも購入できます。一方、従来の宝くじのネット販売ではロトとナンバーズの販売にしか対応していませんでした。しかし、最近では「スクラッチ」と「ビンゴ5」以外のすべての宝くじがネット販売に対応可能となりました。
宝くじ・クレジットカードで買える種類
宝くじは店頭に行って購入するのが当たり前だったのが近年、ネットでの普及に伴って、ネット上でクレジットカードでも宝くじを購入できるようになりました。しかし、全種類の宝くじをクレジットカードで購入できるわけではありません。次に、クレジットカードで買うことのできる宝くじの種類を紹介していきます。
①宝くじ
ジャンボ宝くじなどのメジャーな宝くじ、ロト6・ロト7・ミニロト・ナンバーズ3・ナンバーズ4といった5種類の数字選択式の宝くじは、クレジットカードで購入することが可能です。
年末サマージャンボやサマージャンボなどで有名なジャンボ宝くじは1口200〜300円で購入した宝くじの券にすでに番号が記されているため、数字を選ぶ手間がありません。また、1等7億円、前後賞を合わせると10億円になるなど高額な当選金が狙えることが魅力となっています。
さらに「継続購入」というシステムを利用すれば、ジャンボ宝くじの発売日に自動で購入でき、さらに手間を省くことができます。
ロトやナンバーズといった数字選択式のくじは高額のキャリーオーバーが魅力です。ロト6は1口200円で6桁の数字が予想対象です。ロト7は1口300円で7桁の数字が予想対象となっています。ミニロトは1口200円で5桁の数字が予想対象です。
ナンバーズ3は1口200円で3桁の数字が予想対象です。ナンバーズ4は1口200円で4桁の数字が予想対象でとなっています。また、これらの数字選択式の宝くじを購入する際に、数字を選択するのが手間だと感じる場合は、ランダムで数字を選択することができるのも嬉しいサービスとなっています。
②スポーツ振興くじ
totoやBIGといったスポーツ親交くじもクレジットカードで購入することができる宝くじの種類です。totoとBIGはともにJリーグの試合結果に命運をかける「サッカーくじ」です。
ただ、両者の違いは自分で結果を予想する1口100円のtotoと違い、BIGは1口300円でランダムに選択してくれます。totoはある程度サッカーのことを知っていないと難しいものとなっているので、サッカーにあまり詳しくない人はBIGがおすすめです。
宝くじ・クレジットカード等支払方法
クレジットカードで購入できる宝くじの種類をみてきました。すべての種類の宝くじがクレジットカードで購入できるわけではなく、メジャーなジャンボ宝くじやロト、ナンバーズの他にスポーツ親交くじもクレジットカードで購入できることが分かりました。
次に、クレジットカードで宝くじを購入する際の支払いに使えるクレジットカードの種類を紹介していきます。
使えるクレジットカードは決まっている
宝くじの公式サイトで会員登録を行うと、クレジットカードをネット決済で使用できるようになります。なお、店頭ではクレジットカード払いは選択できないので注意が必要です。ただ、すべてのクレジットカードでネット決済が使えるわけではありません。
ネット決済で使えるクレジットカードの種類は次のとおりです。「JCB」「オリコカード」「エポスカード」「三ツ星UFJニコス」「イオンクレジットカード」「クレディセゾン」「ライフカード」「UCカード」「オリエントコーポレーション」「トヨタファイナンス発行のクレジットカード」となっています。
なお、上記のカードであってもブランドが「JCB」「VISA」「Mastercard」なら使えますが、「American Express」となっているカードは使えないので注意が必要です。他に、大手のクレジットカードである「三井住友カード」「楽天カード」も使えません。
電子マネー・デビットカードは使えない
宝くじ購入でクレジットカードを使えるのは便利ですが、電子マネーやデビットカードは店頭を含めネット決済であっても使えないので注意が必要です。クレジットカードは使えるので当然これらも使えると思い込んでいると、いざ購入する時に驚くことになるので電子マネーとデビットカードは宝くじのネット決済に使えないということを覚えておきましょう。
クレジットカードでの支払い手順
宝くじは20歳未満の人が購入することが法律で禁じられており、20歳以上でないと購入することが出来ません。そこのところに注意しながら、ネット決済でクレジットカードを使って宝くじを買うときの手順を確認していきます。
まず、宝くじ公式サイトを開き、クレジットカード情報や当選したときに当選金額が振り込まれる指定口座を宝くじを購入する前に設定します。すべての設定が完了したら、いよいよ宝くじ公式サイトにログインし、購入したいと思っている宝くじを選んでいきます。
このとき、まだ発売となっていない宝くじも予約購入することができます。ただ、予約購入の場合には支払いにポイントやお預かり当選金を選択することが出来ないので注意が必要です。
最後に購入内容を確認し、間違いがなければ「購入完了」となります。クレジットカードで宝くじのネット決済したときには、購入後のキャンセルや内容の変更が出来ないため、しっかり確認してから「購入完了」に進むようにしましょう。
宝くじ・クレジットカード購入上限
クレジットカードで買える宝くじの種類や、支払いに使えるクレジットカードの種類をみてきました。電子マネーやデビットカード、一部のクレジットカードは宝くじの購入に使えないので注意が必要です。
次に、のめり込み防止のために各クレジットカード会社で設定されている宝くじ購入の上限金額を紹介していきます。
クレジットカード購入可能金額の確認
それぞれのクレジットカードの発行会社によって、1ヶ月で宝くじの購入に使える金額の上限が設定されています。さらに、支払い回数は1回払いのみしか選択できません。
各クレジットカードの上限金額をみていくと「JCB」「三菱UFJニコス」「UCカード」「エポスカード」「イオンクレジットカード」「トヨタファイナンス」は10万円まで、「クレディセゾン」「ライフカード」「オリエントコーポレーション」30万円までとなっています。
宝くじ・クレジットカード購入メリット
クレジットカードで購入できる宝くじの種類や支払いに使えるクレジットカードの種類、さらに宝くじを購入できるクレジットカードの上限金額を紹介していきました。
宝くじをクレジットカードで購入するとどのようなメリットがあるのでしょうか?次に、どのような点がおすすめなのか、宝くじをクレジットカードで購入するときのメリットを紹介していきます。
①売り場に行く必要が無い
クレジットカード購入のおすすめメリット1つ目は売場に行く必要がないことです。クレジットカードでネット決済を行うことで、わざわざ店頭に並んで宝くじを買う手間が省けます。
店頭で購入するとなると、人気の宝くじは朝早くから長い行列ができることが多々あります。そんな中、ネット販売が拡充したことで売場に行かなくても、宝くじを買うことができるようになったのは非常に便利です。
②24時間購入可能
クレジットカード購入のおすすめメリット2つ目は24時間購入が可能なことです。クレジットカードでネット決済を行うことで、24時間どこでも宝くじを買うことができるようになりました。
このように、クレジットカード決済は宝くじをより手軽に買えるものとしました。店頭に行かなくても24時間どこでも宝くじを買うことができるクレジットカードはおすすめの宝くじの購入手段となっています。
③購入でポイントが付く
クレジットカード購入のおすすめメリット3つ目は、宝くじの購入でポイントが付与されることです。ネット上でクレジットカード決済を行うと、宝くじの購入額に応じてポイントがもらえます。頻繁に宝くじを買う人にとってはお得なポイント還元もクレジットカードでの購入がおすすめされるメリットとなっています。
④当選金が自動で振り込まれる
クレジットカード購入のおすすめメリット4つ目は、当選金が自動で振り込まれることです。クレジットカードで宝くじを購入し、当選したときには当選結果をメールで知らせてくれるとともに当選金額が自動的に指定口座に振り込まれます。
このように、わざわざ引き換えに行かなくても良いので、当選しているかの確認を怠ってせっかくの当たりくじをふいにするリスクがありません。
宝くじ・おすすめクレジットカード
ここまで、クレジットカードで買える宝くじの種類や支払いに使えるクレジットカードの種類、クレジットカード会社の設定している上限金額を紹介してきました。さらに宝くじをクレジットカードで購入するメリットなどをみてきました。次に、宝くじの購入におすすめのクレジットカードをいくつか紹介していきます。
①JCB CARD W・JCB CARD W plus
おすすめのクレジットカード1つ目は「JCB CARD W」及び「JCB CARD W plus」です。これらのカードはネット入会限定で39歳以下対象のクレジットカードです。年会費は本人も家族も無料で、ブランドは「JCB」です。
ショッピング保険は年間100万円、海外旅行の傷害保険もMax年間2000万円まで補償してくれるところもハイスペックでおすすめできる点となっています。
いつでも還元率1%
「JCB CARD W」及び「JCB CARD W plus」の最も大きなメリットは、ポイント還元率がいつでも1%と高いことです。カードを使用するほどポイントが貯まり、その割合が高いのは大きな魅力となっています。
また「JCB CARD W plus L」は女性におすすめのカードとなっており、お手頃な保険料で女性の疾病保険を付帯できます。さらに女性を綺麗にする「LINDAリーグ」という特典も付いており、女性に嬉しい1枚となっています。
②Orico Card THE POINT
おすすめのクレジットカード2つ目は「Orico Card THE POINT」です。このカードも年会費が無料で、上で紹介した「JCB CARD W」及び「JCB CARD W plus」と違って、年齢制限がありません。そのため、40歳以上の人でも作ることができるカードです。
また、電子マネーiDやQUICPay(クイックペイ)機能も付いており、電子マネーで決済を行ってもポイント還元を受けることが出来ます。
入会後6ヶ月間還元率2%
「Orico Card THE POINT」のポイント還元も大きなメリットとなっています。このカードもいつでも1%以上の高還元率を誇り、さらに入会から6ヶ月間は2%もポイント還元してくれます。当然、電子マネー決済でもポイントをゲットできます。
このように、年齢に関係なく誰でも購入することができ、高いポイント還元率の「Orico Card THE POINT」もおすすめのクレジットカードとなっています。
宝くじ・クレジットカード注意点
クレジットカードで買える宝くじの種類や支払いに使えるクレジットカードをみてきました。また、宝くじはクレジットカードで購入できるようになり、メリットがたくさんあることも紹介してきました。しかし、宝くじのクレジットカード購入には注意すべき点があります。次に、宝くじをクレジットカードで購入するときの注意点を紹介していきます。
①購入後のキャンセルは不可
宝くじのクレジットカードの注意点1つ目は、購入した後にキャンセルができないことです。クレジットカードで宝くじを買った後は、原則として注文内容の変更やキャンセルが出来ないので、クレジットカードで宝くじを購入の際は入力ミスや間違いなどがないようにしっかり確認するように注意しましょう。
②アメックス・家族・法人カードは利用不可
宝くじのクレジットカードの注意点2つ目は、アメックスカードや家族カード・法人カードの利用が出来ないことです。アメックスカードこと「American Express」ブランドのカードは宝くじのネット購入で使うことはできません。また、家族カードや法人カードも宝くじの購入に使えないので注意が必要です。
③外国銀行・SBJ銀行は口座登録不可
宝くじのクレジットカードの注意点3つ目は、外国銀行やSBJ銀行の口座登録ができないことです。クレジットカードの指定口座として、ほとんどすべての銀行口座を登録出来ますが、これらの銀行は指定口座に使えないので注意が必要です。このように、宝くじのネット決済はすべてのクレジットカードや銀行口座に対応していないので注意が必要です。
④当選金の振込は1万円を超えた時・半期ごと
宝くじのクレジットカードの注意点4つ目は、当選金の振込は1万円を超えた時に半期ごとになってしまうことです。前述の通り、クレジットカードで宝くじを購入すると、当選金が指定口座に自動的に振り込まれる便利なサービスになっています。
しかし、当選金額が1万円を超えた場合には、3月と9月の半期ごとにしか当選金が振り込まれません。せっかく高額当選していたとしても、振り込まれるタイミングにズレがあるので注意が必要です。
⑤宝くじポイントは有効期限付き
宝くじのクレジットカードの注意点5つ目は、宝くじのポイントに有効期限があることです。宝くじの購入で付与されるポイントには2種類あります。宝くじを買う度にもらえる「通常宝くじポイント」と、期間限定のキャンペーンでもらえる「期間限定宝くじポイント」です。
宝くじポイントの有効期限は、宝くじ公式サイトのマイページにある「宝くじポイント」から確認することができます。
⑥店頭ではクレジットカードは使えない
宝くじのクレジットカードの注意点6つ目は、店頭ではクレジットカードを使えないことです。宝くじを購入するとき、ネット決済ではクレジットカードを使うことが出来ますが、クレジットカードは店頭では使えないので注意が必要です。
宝くじを買おうと店頭でクレジットカードを出したら「使えない」と言われた、ということがないように店頭ではクレジットカードが使えないことをしっかりと覚えておきましょう。
宝くじ・クレジットカードの予約購入や継続購入
ここまで、クレジットカードでの購入に対応している宝くじや支払いに使えるクレジットカードの種類、クレジットカード購入のメリット・注意点などをみてきました。そして、すべてのクレジットカードが宝くじに使えるわけではなく、使えないカードや店頭購入では使えないことが分かりました。
次に、宝くじをクレジットカードで購入する際に知っておくと便利な「予約購入」と「継続購入」を紹介していきます。
予約購入の方法
予約購入の対象となっている宝くじは「ジャンボ宝くじ」「全国通常宝くじ」「ブロック宝くじ」の3種類です。ロトやナンバーズといった数字選択式の宝くじはネット上でクレジットカード決済はできても、予約購入はできません。
次に、予約購入の方法をみていきます。まず宝くじ公式サイトを開き「予約購入」というタブをクリックしましょう。そして、表示されたページでバラや連番などの買い方や購入枚数を選び、「予約購入する」というボタンをクリックします。これで予約購入は完了し、発売開始と同時に自動で宝くじを購入したことになります。
なお、宝くじの予約購入を確認したいときは「購入履歴」から「予約購入」というタブをクリックしましょう。原則、宝くじをネット上で購入した場合、キャンセルや内容の確認は出来ませんが、予約購入の場合は発売日前なら購入履歴メニューからキャンセル及び内容の変更が可能となっています。
継続購入の方法
継続購入の対象となっている宝くじは、ジャンボ宝くじとロトやナンバーズです。ちなみに、ジャンボ宝くじ以外の全国通常宝くじやブロック宝くじは継続購入の対象外となっており、予約購入と継続購入で対象の宝くじが異なるので注意が必要です。
次に継続購入の方法をみていきます。まず、宝くじ公式サイトを開き「継続購入」というタブをクリックします。このとき、週1回・月1回・キャリーオーバーが発生したときの3パターンの「購入頻度」や「購入期間(最高で3ヶ月間で3ヶ月ごとに自動で延長できる)」「購入枚数」を設定できます。
さらに、数字選択式の宝くじは「数字の組み合わせ」も設定可能です。以上の設定を終えると、ジャンボ宝くじは発売と同時に自動購入がなされ、数字選択宝くじは指定した抽選日に自動的に購入したことになります。
ただ、設定した当日に発売となった宝くじは継続購入の適用外で、継続購入の対象となるのは翌日以降の次回発売時からです。
発売開始日からジャンボ宝くじの継続購入を行いたい場合は、予約購入の期間内に継続購入に設定するようにしましょう。また、ロトやナンバーズは継続購入の適用外となる当日の分だけ、通常のページから購入する必要があります。
宝くじはクレジットカードでお得なポイントが受け取れる
ここまで、宝くじをクレジットカードで買う方法をみてきました。クレジットカードの種類によって宝くじ購入に使えるものと使えないものがあり、宝くじによってもクレジットカードで買えないものがあることが分かりました。
また、ネット上で宝くじを買うことによってポイントが貯まり、宝くじをクレジットカードを利用して購入することはメリットがあることが分かりました。
ただ、宝くじ購入におけるクレジットカードの使用には注意すべき点もあるので確認が必要です。皆さんも、便利なクレジットカードを使って宝くじの購入を検討してみてはいかがでしょうか?