実家暮らしなのに貯金ができない!特徴や原因・お金を貯める方法紹介!

実家暮らしなのに貯金ができない!特徴や原因・お金を貯める方法紹介!

実家暮らしなのに貯金ができない方必見!貯金ができない人の特徴や原因、またその解決策を紹介していきます。折角実家暮らしで家賃や光熱費の支払いを抑えられるのに、貯金ができないのはなぜか?自分の現状を見直し貯金体質に変えていきましょう。

記事の目次

  1. 1.実家暮らしで貯金ができない?実態を調査
  2. 2.実家暮らしの平均貯金額を年代別に紹介!
  3. 3.実家暮らしにおける理想の貯金額
  4. 4.実家暮らしで貯金ができない人の特徴
  5. 5.貯金ができない人の改善方法を紹介!
  6. 6.実家暮らしで1000万円貯金するには
  7. 7.実家暮らしで貯金できない人はお金の使い方を見直そう

実家暮らしで貯金ができない?実態を調査

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社会人になったもののやはり収入によっては一人暮らしが始めづらいという方はたくさんいらっしゃいます。実家暮らしだと一人暮らしよりもお金に余裕があり貯金がしやすいイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか?

実家暮らしなのに給料日前にはお金がギリギリ「貯金しなきゃ」と思ってもなかなかできない人の特徴とは一体どういったものなのかをしっかり把握することで、自分自身を見直し貯金ができる人になりましょう。

貯金に必要な家計の費目と理想の比率

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実家暮らしでも一人暮らしでも1つの法則に当てはめると貯金をしやすくなります。その法則が「2:6:2の法則」という法則です。これは自分の手取りの給料を2:6:2の割合で「貯金・生活費・自己投資」に振り分け事前に使う金額を決めておく方法です。

慣れないうちはやりくりが大変に感じますが、しっかりと貯金や自己投資に給料を割り振れることにより自身のスキルアップを行うこともできます。

実家暮らしだと生活費に充てる割合が少なくて済むので、貯金をよりしやすくなりますがどうしても慣れないうちは生活費の部分を全額使ってしまうことがありますが、意識することによってより貯金額を伸ばすこともできます。

実家暮らしであれば固定費がない

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実家暮らしだと「家賃・光熱費」といった固定費がかからないという方が多くいらっしゃいます。もちろん実家暮らしでも「生活費」として家にお金をいれている方もいらっしゃいますが、一般的な一人暮らしの方よりも出費は抑えられます。

実家暮らしの方でも家にお金をいれている場合は、固定費を支払ってることになりますが「家に入れているお金の平均額」は約4万円と、一人暮らしで家賃や光熱費を全て負担している場合に比べるとやはり実家暮らしの固定費は安く済みます。

そう考えるとやはり実家暮らしは「貯金がしやすい」と思えますが、なぜ貯金ができない現状が生まれてしまうのでしょうか?続いては実家暮らしの方の貯金の平均額をみていきましょう。

実家暮らしの平均貯金額を年代別に紹介!

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明確な実家暮らしの方の貯金額データはありませんが、実家暮らしの社会人の貯金額は「圧倒的に貯金できている人」と「全くできていない人」に二極化していると言われています。

貯金ができている人は「生活費をいれなくていい分貯金に回している方」や「娯楽費や趣味・自己投資にお金を使わない方」の方が多くいらっしゃいます。一方で貯金ができない人は、衣食住が揃っている安心感から「貯金の必要性を感じていない方」や「趣味や娯楽費に費やしてしまう方」が多くいらっしゃいます。

実家暮らしの方でも「貯金が0の人は3割いる」と言われています。実家暮らしで安心しきっているともしも!の時に貯金がないことで焦ってしまう事になります。少しづつでも貯金をすることに意識を向けてみましょう。

20~30代の平均貯金額

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一人暮らしの20代だと、貯金0が約45%で平均貯金額「239万」中央値「85万」と貯金が0の方も多いですが、しっかりと貯金をしている方もいらっしゃいます。30代になると貯金0が約40%で平均貯金額「533万」中央値「250万」となっています。

実家暮らしの20代は、貯金0が41%で一人暮らしの方よりも貯金をしている人は多いですが、平均貯金額「183万」中央値「30万」と貯金額は下がります。30代になると貯金0の割合が34%で平均貯金額「415万」中央値は「130万」となっています。

自由に使えるお金が多い分貯金をしている方の割合は一人暮らしよりも多いですが、貯金額だけを見てみると実家暮らしの方の方が少ないことがわかります。

40~50代の平均貯金額

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一人暮らしの40代の貯金0の割合は約43%で平均貯金額「1,177万」中央値「500万」で、50代の貯金0は約40%で平均貯金額「1,762万」中央値「711万」と一人暮らしでも役職などで収入が上がったことで貯金ができている人の貯金額は多くなっています。

では実家暮らしの40代はどうでしょうか?貯金0が約30%平均貯金額「614万」中央値「300万」50代だと貯金0は約29%平均貯金額「1,124万」中央値「408万」となっています。

ここでもやはり実家暮らしの方の方が貯金をしている割合は多いですが、貯金額は少ない傾向にあります。この年代になると実家暮らしでも親が年金生活になっているので、今後のためにと少額でも貯金をする方が増えていきます。

60代の平均貯金額

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一人暮らしの60代の貯金0の割合は約27%平均貯金額「2,218万」中央値「1,100万」と貯金をしている方も多く貯金額をかなり高額になっています。実家暮らしの方の場合は貯金0が約28%平均貯金額「1,765万円」中央値「740万」となっています。

貯金0の割合がほぼ大差なく貯金額に大きな差が生まれています。収入が増えた分貯金額は上がりますが、やはり実家という安心感からか貯金額は少なくなっています。

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実家暮らしにおける理想の貯金額

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では実際に実家暮らしの方の理想の貯金額はいくらなのでしょうか?黄金比と言われる「貯金2:生活費6:自己投資2」の割合に当てはめてもいいのですが、実際実家暮らしの方々の生活費や固定費は一人暮らしの方に比べると半分以下になります。

一人暮らしの方でも貯金の割合2割が目標と言われていますが、実家暮らしになれば固定費が節約できる分より貯金がしやすくなります。それを踏まえて理想の貯金額を見ていきましょう。

収入の4割程度の貯金がおすすめ

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実家暮らしの場合やはり固定費や生活費にかかる出費が節約できるため「収入の4割」が貯金の理想となります。

手取りの給料が20万だとしたら「貯金8万」をしても残り12万は手元に残ります。実家に入れる固定費の平均が4万として考えても、残り8万は手元に残る計算になります。

手取り20万でも一人暮らしをしている方はたくさんいらっしゃいます。そう考えると実家暮らしの方はしっかりと先取り貯金すれば、一人暮らしの方の倍は貯金ができることになります。

一人暮らしで1000万円の貯金はできない?

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「1,000万貯金」と聞くとなんだか無謀でできないと感じてしまう人もいらっしゃいますが、実際に数字に表してみると現実的な数字になります。日々の節約や貯金をするという心がけ一つで「1,000万貯金」は現実的な貯金額になります。

実際に一人暮らしで1,000万の貯金をしている方もいらっしゃいます。学生時代から貯金をする習慣があり社会人になってからも、一人暮らしの生活の中で節約を行い毎月5万の貯金を続けている方もいらっしゃいます。

毎月最低5万の貯金をしていると1年で60万貯金ができます。17年続けると1,000万を超える貯金額になります。その間に昇級したりボーナスがあったりなどで貯金額を増やすことができればより早く1,000万貯金は達成することができます。

実家暮らしで貯金ができない人の特徴

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実際に一人暮らしの方からすれば「実家暮らしは貯金ができる」というイメージがありますが、多くの実家暮らしの方が貯金が0というのが現状です。一体なぜ実家暮らしで固定費の負担も少ない実家暮らしの方が貯金ができないのか、その特徴をまとめてみました。

実家暮らしの方に止まらず「貯金ができない」という方の多くが当てはまる特徴にもなりますので、自分は貯金ができないタイプだと思っている方は、自分自身を見直してみるきっかけにしてみましょう。

衝動的に買い物をする特徴がある

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貯金ができない人の特徴の中に「欲しいものはすぐに買ってしまう」という特徴があります。特にこれが実家暮らしで使えるお金が多いほど抑制できずに「衝動買い」をしてしまう特徴があります。

一人暮らしの場合「今後の食費や支払い」を考え節約を意識し抑制することもできますが、実家暮らしの場合毎月使えるお金を把握しないまま「お金があるうちに買ってしまう」という状況に陥りやすくなります。

貯金額の目標を立てていない

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どんなことでもやはり「目標」がないと継続することが難しいものです。貯金をしっかりと自分で目標を立て「先取り貯金」をすることで意識を高めることができます。無謀な貯金額やあまりにも長期的すぎる目標は途中で断念する可能性もあります。

自分の今の収入と生活状況を考え、無駄な部分を節約する努力を考えた上で「貯金額の目標」を立ててみましょう。まずは1年単位で貯金額の目標を設定してみましょう。その際に上記にある「理想の貯金額」を参考に考えてみましょう。

貯金をする習慣が無い

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そもそも貯金できな人は貯金する習慣が無い場合が多く考えられます。給料が入ったら全てお金をおろしてしまい使い切ってしまうことが多く、貯金ができる人は事前に「貯金用口座」にお金を入れる特徴があります。

貯金は勝手にしてくれるものではありませんので、しっかりと自分の意思で「貯金を始める」ことが重要になります。貯金用と分けていてもついついそこからお金を使ってしまっていては意味がありません。自分でしっかりと「貯金をする習慣」を身につけていく必要があります。

毎月の収支を把握していない

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手取りの給料は通帳に振込された場合に見るので金額を把握できますが、その他の収支がどうなっているか把握していますか?自分が何にいくら使っているのか把握していない限り、節約もできませんしそもそも貯金額を決めることも難しくなります。

毎月の収支の把握は貯金を行う際には大切なことです。貯金ができない人の多くは収支の把握をしておらず「ある分だけ使ってしまう」傾向があります。自分自身はどうか見直してみましょう。

自分では節約しているつもりでも、実際に収支をつけてみると全く節約できていない場合も多くあります。収支の把握は貯金には必要不可欠な項目です。

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貯金ができない人の改善方法を紹介!

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実家暮らしの方が貯金ができないのはとてももったい無いことです。一人暮らしの方に比べて使えるお金が多いの分貯金ができる金額も多くなります。実家暮らしで貯金をしたいけどこれまで上手く貯金ができなかった方に向けて「改善策」をご紹介していきます。

いきなり全てを取り入れようとしても行き詰まってしまうので、自分ができるところからスタートしてみましょう。これまでの自分を見直し実家暮らしの利点を活かして「貯金できる人」に切り替えていきましょう。

現金で購入できない物は節約する

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収支を把握しづらい「クレジットカードでの買い物」は自分の支払える金額を超えて買い物をしてしまう特徴があります。これまでクレジットカードでの買い物をしてきて「毎月支払いが厳しい」という方は一旦クレジットカードでの買い物をやめてみましょう。

もちろんキャッシュレスの時代になってきたので、クレジットカードで買い物をすることでの特典も大きいですが、きちんと収支を把握できないうちは「貯金ができない環境」を作り出してしまう原因になります。

「今現金で支払えない買い物はしない」と決めるだけでも衝動買いを防ぎ、節約に繋がります。クレジットカードに頼らない生活を始めてみましょう。

ギャンブル癖を無くして節約する

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ギャンブルというのは、どんな人においても「貯金ができない状態」に陥ってしまいます。確かに友人から「20万勝った」という話を聞くと夢がありますが、そう毎回勝てるわけではありません。その1回勝つためにこれまでいくら注ぎ込んできたのか背景を考えましょう。

趣味程度、息抜き程度に自分の収支を把握した上で行う分には支障が少ないですが「勝った分を貯金に」や「勝ったお金で買い物」という思考だと一向に貯金は進みません。過度にギャンブルにハマるのは避けましょう。

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貯金をしたいけれど、なかなかできないという人がいます。そのような人におすすめの貯金方法とコツをお教えします。それさえわかれば、案外簡単な楽しいお金の貯め方ができるので、ぜひ参考にしてください。共働きの人にも参考になる方法とコツです。

実家暮らしで1000万円貯金するには

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一人暮らしよりも貯金がしやすい実家暮らしで1,000万貯金をするとなるとどのくらい貯金をすればいいのでしょうか?

例えば都心部に暮らす一人暮らしの家賃相場は「7万〜8万円」と言われています。実家暮らしの場合この家賃という固定費がそもそもかからない部分になり、家にお金を入れていたとしても一人暮らしの方に比べると、その他の光熱費もかかりません。

いきなり「1,000万貯金」は大きすぎるという方も「年間100万」と考えてみるとより現実的な数字が出てきます。7万円×12ヶ月で84万円で、ボーナス月に+8万円を貯金これを2回行えば、1年で100万円貯金ができます。これを10年続ければ1,000万貯金の完成です。

お金の使い方を見直す

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実家暮らしの方は「改善策」と合わせて「お金の使い方」をしっかりと見直してみましょう。実家暮らしだと固定費の家賃・水道光熱費・食費など一人暮らしだと考える必要のある収支を意識しなくなります。

ですが、実際は家に固定費を気持ちだけでも入れていたり通信費だったり自分で支払っているものもしっかりあるはずです。中には実家でご飯が出てくるけど別で自分の好きな食べ物やおやつ、外食費などの出費も発生していませんか?

そのような収支をしっかりと把握し「お金の使い方」を見直すことで貯金はより始めやすくなります。

給料から自動で積立貯金

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貯金癖がない方におすすめなのが各種銀行で取り扱われている「積立貯金」です。給料から自動で毎月天引きされる貯金方法もあるので、どうしても自分で貯金ができない方にはおすすめの方法です。引き出す際も手続きが必要なので、普通貯金を行うよりお金が貯まりやすくなります。

実家暮らしで貯金できない人はお金の使い方を見直そう

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実家暮らしの方は、生活に余裕がある分特徴として「貯金癖がついていない人」が多くいらっしゃいます。しっかりとこれまでのお金の使い方を見直し「貯金ができる人」になりましょう。将来のためにも計画的な貯金を行うことはとても大切になります。いつまでも実家に頼り続けることはできません。もしもに備える意識を持ちましょう。
 

かのは
ライター

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