「リバ」の意味・使い方とは？語源・例文なども合わせて紹介！

「リバ」という言葉を使ったことがありますか？「リバ」は、そのまま使うのではなく「リバ」のあとに言葉を付けた使い方が主流です。そして「リバ」と略される言葉はいくつかあります。略語は言葉が少なくなるので使いやすくなります。また文字数を抑えられるメリットがあるので昨今ではよく使われるようになっています。

しかし「リバ」のように、いくつもの言葉の略語の場合は語源や意味を理解していないと間違えた使い方をしてしまうことがあります。そこで「リバ」の様々な意味と使い方を、ご紹介します。

「リバ」と略して使われる言葉の多くは「リバーシブル」と「リバウンド」の2つになります。また業界で使われることの多い「リバ」は、それぞれの言葉にプラスの意味を含んでいる場合もあります。

「リバ」は「リバーシブル」「リバウンド」の他にも「リバース」の略語ととして使われることもあります。そして「リバ」と略していなくても普段使っている言葉にはバスケットの「リバウンドボール」ダイエットと関係のある「リバウンド」洋服や帽子・バッグ等の「リバーシブル」は普段の使い方です。

これらをみな「リバ」と略されても語源が違うのですから意味は違います。「リバウンド」や「リバーシブル」とそのまま使えば意味は分かりやすいですが「リバ」と略されると迷います。そして「リバ」は使う業界によって意味が異なります。

この様に使う業界によって意味が異なる「リバ」を理解して正しく使えるように例文も交えて詳しく、ご紹介します。

「リバ」と使われる「リバーシブル」は英語の（reversible）で裏返しできること。裏面も表面も同様に使えて見た目も機能も使える両面仕立てになっている状態をいいます。洋服や帽子・バッグ等では布地の素材やカラー・柄などを違えて両面仕立てに作ってある物です。また裏返しを逆にできるという発想もあります。

また洋服・帽子・バッグ以外でも表面・裏面の両面使いが同等にできる仕上げや機能にした物を「リバーシブル仕様」と表記します。

「リバ」と略される「リバウンド」は英語の（rebound）で本来は「跳ね返り」を意味する言葉です。スポーツではバスケットボールのミスシュートでゴール板やリングに当たり跳ね返ったボールを「リバウンドボール」と言ったりアイホッケイでゴールキーパーがはじいたパックを取ることや攻撃側の選手がたたき返すことを「リバウンドショット」と言います。

またダイエットで体重を落としたのに体重が元に戻ってしまったときにも「リバウンド」と言う言葉を使います。体重の動きをグラフにすると下がった数値がまた上がってしまった状態が「跳ね返り」になっているからです。

「リバーシブル」は「リバーシブル仕様」のスカートやTシャツ・帽子等の表記でよく見かけます。リバーシブル仕様の服飾品は表でも裏でも着用できて、その表裏の柄やカラーを違えることで1つで2つのデザインが楽しめる商品になります。このような意味で「リバーシブル」は使われることが多いのですが語源は「リバース」と「ブル」の組み合わせです。

「リバーシブル」の語源は英語の「reversi（リバーシ）」「裏返しの」と言う意味と「ble（ブル）」「～できる」の組み合わせです。「逆にできる」または「裏返しにできる」という意味になります。また直訳では「可逆性の」という意味もあります。そして「リバース」は単体で使われることもある言葉です。

「リバウンド」の語源は英語の「re（リ）」「後ろ」と「bound（バウンド）」の「跳ねる」の組み合わせです。意味は「跳ね返り」ですが「今までの行方が一気に真逆の状態になる」ことにも使います。球技でゴールできず跳ね返されたボールの「リバウンドボール」などのスポーツ業界や日常での出来事でも、このような意味合いで使う場合があります。

そして「今までの行方が一気に真逆の状態になる」のがダイエットで落とした体重が元に戻ってしまった場合の「リバウンド」と薬剤の投与を中止したら現状維持もしくは良好に向かっていた病状が悪化したときに使われる「リバウンド」になります。

また株業界でも株価の動きを「リバウンド」の意味として「リバ」を使います。投資用語の「リバ狙い」「リバ鳥」と言うような言葉にして使います。

「ダイエット」では「リバウンド」はキーポイントになる言葉です。頑張ってダイエットをして体重を落としたのに体重が落ちたことに安心してしまい運動や食事制限をやめたり今まで我慢していたことのストレスで食べすぎてしまう等が理由で体重が元に戻ってしまう、もしくは以前より増加してしまった場合に「リバウンド」という言葉を使います。

株業界での「リバ」は「リバウンド」の略語です。株価が急落し、さらに下がりすぎた反動で元の水準や、それ以上に株価が上がってしまった場合に「リバウンド」の言葉を使います。そして投資用語では、このような流れを見込んで株を購入することを「リバ狙い」と言います。

また「リバ狙い」と同じ意味で「リバ鳥（とり）」と使ったり「リバ狙い」が成功した投資家を「リバ鳥」と言うこともあります。

「リバ」の略語は様々な意味があることが分かりましたか？主に「リバーシブル」と「リバウンド」の意味で使われ業界別に「リバ」の後に言葉が付く場合もあるということです。語源を知ると「リバ」の意味合いや、どんな場合に使うのかが理解できました。ではここでは「リバウンド」の意味で使われる「リバ」の使い方を例文を見ながらご紹介します。

株業界ではの「リバ」の使い方は投資用語として使われます。株の投資方法に株価が急落し、さらに下がり過ぎた場合に、その後、元の水準もしくはそれ以上に株価が上昇することを見込んで株を購入し利益を出したい時の投資用語として使われる「リバウンド」の意味合いになります。

投資用語での使い方は「リバ狙い」「リバ鳥（とり）」です。「リバ狙い」は株価のリバウンドを狙った投資の仕方に使い「リバ鳥」はリバ狙いをした投資家や「リバ狙い」をすることを言います。

例文としては「リバ狙いで投資をする」「リバ狙いをするなら、この株だ」「リバ狙いで投資したけどリバしなかった」「リバ狙いが当たった、あいつはリバ鳥だ」と使います。

ダイエットの場合の「リバ」はあまり略して使わず「リバウンド」と言う方が多いようですが「リバ」の使い方の例文としては「頑張ってダイエットしたのにリバしちゃった」「リバしないダイエットの方法をしっかり勉強してからダイエットを始めよう」等です。特に若者の間では略語がよく使われているので、このような使い方をする方もいます。

若者の間では多くの略語が使われています。「リバ」にもこんな使い方をしている例もあります。「リバーシブル」や「リバウンド」の語源から連想される使い方で、ジャニーズのフアンが応援するために持つうちわです。表裏に違うタレントの写真やイラストにした「うちわ」を「リバうちわ」と言います。「リバーシブル」が語源です。

例文としては「今日はジャニーズのコンサートだからリバうちわを持って行こう」等で「リバうちわ」は名称なので、どんな物かが分かれば使えます。

またバスケットボールでも「リバーシブル」が語源の「リバ」を使います。バスケットボールのユニフォームにはリバーシブルのタイプがあり「リバのユニフォーム」「リバ（シャープ背番号）」と使います。また「リバウンドボール」を「リバ」とも言います。

「リバ」の使い方は分かりました？主に「リバウンド」の意味として使われることが多いのですが同じ「リバ」と略された言葉でも「リバウンド」と「リバーシブル」では異なった意味になります。そして業界事に「リバ」の後に言葉を付けて使っています。専門用語のようにもなっているので、すぐには意味が分かりづらいと思われる方もいます。

特に株業界では投資家の間で使われる言葉で必要ないという方もいらっしゃると思いますが言葉を知ることは、ご自分の表現力がアップする手段になります。ぜひ正しい「リバ」の使い方を覚えて下さい。