しめ飾りはいつまで飾るのか【飾る期間】
しめ飾りを飾る期間は、決まった期間があることをご存知でしょうか。しめ飾りを飾る時期は、「いつからいつまで飾るかは「松の内の期間中」」「外す日は地域別に違う」ことになっています。しめ飾りはいつまで飾るのか、いつから飾るのか詳しく解説していきましょう。
今回は、「しめ飾りはいつまで飾るのか【飾ってはいけない期間】」「しめ飾りはいつまで飾るのか【飾り方・場所】」「しめ飾りはいつまで飾るのか【処分方法】」「しめ飾りはいつまで飾るのか【しめ縄との違い】」「しめ飾りはいつまで飾るのか【種類一覧】」について詳しくレクチャーしていきましょう。
何となくお正月が近付いてきたらしめ飾りを飾っていた方は必見です。正しいしめ飾りの飾り方について理解していきましょう。
しめ飾りの意味には、お正月に歳神様を家にお迎えするために邪気や魔や厄災などが入ってこないようにするための結界の意味があります。お正月に欠かせないしめ飾りについて飾り方を覚えていきましょう。
いつからいつまで飾るかは「松の内の期間中」
しめ飾りはいつまで飾るのか【飾る期間】「いつからいつまで飾るかは「松の内の期間中」」です。しめ飾りといつからいつまで飾るのかについては、松の内の期間中に飾ることになっていて、松の内が終わる日か松の内の前日にしめ飾りを外すことになっています。
この松の内は地域によって違いがあって、いつからいつまでは地域で決まっているのです。そのため、しめ飾りをいつからいつまで飾るのかは、地域によって違うということになるのです。
外す日は地域別に違う
しめ飾りはいつまで飾るのか【飾る期間】「
外す日は地域別に違う」です。しめ飾りは古くは江戸時代の幕府の命令によって飾られてきました。そのため、松の内はいつからいつまでなのか地域によってばらつきがでたのです。
そのためしめ飾りを外す時期もいつからいつまでか地域によって違いがでてきたという訳となります。地域によっていつからいつまでが松の内になるのかは、お住まいの地域の神社に聞くのが確実です。
しめ飾りはいつまで飾るのか【飾ってはいけない期間】
しめ飾りには、いつまで飾るのかについて飾ってはいけない期間というのが決められています。しめ飾りを飾ってはいけない期間として、「12月29日には飾らない」「12月30日・31日には飾らない」「喪中の年には飾らない」です。この期間中はしめ飾りを飾るのは控えるようにしましょう。
12月29日には飾らない
しめ飾りはいつまで飾るのか【飾ってはいけない期間】「12月29日には飾らない」です。しめ飾りは、松の内が始まる12月13日から1部の日を外せば年末までに飾れば問題ないとされています。12月13日は事始めといわれていて、この日からお正月に向けた大掃除などの準備を始める日になっているのです。
一般的には12月28日に飾るのがよいとされています。しかし、12月29日はしめ飾りを飾ってはいけないとされています。その理由には、9という数字は「苦」「く」という読み方をすることから29日の9が付く末日ということで「苦待つ」となります。
29日には「二重苦」とも読めるので縁起が悪いといわれているために12月29日にしめ飾りを飾るのはいけないとされるのです。よって、12月29日にしめ飾りを飾るのはよくないので、12月29日は飾らないようにしましょう。忘れずに飾るようにして下さい。
12月30日・31日には飾らない
しめ飾りはいつまで飾るのか【飾ってはいけない期間】「12月30日・31日には飾らない」です。これはお正月に来られる歳神様に対して失礼にあたる「一夜飾り」になってしまうためです。30日は大晦日に当たるため「一夜飾り」となります。
喪中の年には飾らない
しめ飾りはいつまで飾るのか【飾ってはいけない期間】「喪中の年には飾らない」です。喪中はお祝い事を控える期間でもあります。そのためしめ飾りは控えるようにしましょう。その他おせち料理なども喪中には控えた方がいいものがあるので注意しましょう。
しめ飾りはいつまで飾るのか【飾り方・場所】
しめ飾りをいつまで飾るのかについてもご説明していきましょう。しめ飾りの飾り方と場所について詳しく解説していきます。
しめ飾りはいつまで飾るのか【飾り方・場所】について、「玄関先・門に飾る」「飾る向き・方角に決まりはない」「玄関先以外に飾るのはしめ縄飾り」特に「玄関先以外に飾るのはしめ縄飾り」については、「神棚に飾る」「水場に飾る」について詳しく解説していきましょう。
玄関先・門に飾る
しめ飾りはいつまで飾るのか【飾り方・場所】「玄関先・門に飾る」です。歳神様は入ってくるのにふさわしい家とするために結界の意味があります。よって、外と中を隔てる玄関先や門に飾りましょう。玄関先や門に飾ることで結界とします。
飾る向き・方角に決まりはない
しめ飾りはいつまで飾るのか【飾り方・場所】「飾る向き・方角に決まりはない」です。しめ飾りと飾るのに特に方角や向きに決まりはありません。しめ飾りには橙がついている方が正面となるのでそちらを正面して飾りましょう。方角などは特に決まりはありません。
玄関先以外に飾るのはしめ縄飾り
しめ飾りはいつまで飾るのか【飾り方・場所】「玄関先以外に飾るのはしめ縄飾り」です。玄関先以外にもしめ飾りを飾る場合があります。「神棚」と「水場」に飾ることがあるのでご説明しましょう。玄関先以外にもしめ飾りと飾ってみて下さい。
神棚に飾る
しめ飾りはいつまで飾るのか【飾り方・場所】「玄関先以外に飾るのはしめ縄飾り( 神棚に飾る)」です。しめ飾りは基本的には、神棚に飾るのが一般的になります。歳神様とお迎えするためのしめ飾りとなるので、神棚にも飾りるのです。覚えておきましょう。
水場に飾る
しめ飾りはいつまで飾るのか【飾り方・場所】「玄関先以外に飾るのはしめ縄飾り(水場に飾る)」です。水場とは、キッチンやトイレやお風呂場などに飾ることもあります。水場にしめ飾りを飾るとどうしてもカビの心配が。カビが生えないように注意して下さい。
しめ飾りはいつまで飾るのか【処分方法】
それでは、しめ飾りの処分方法についてご紹介していきましょう。しめ飾りの性分方法として、「神社に返納して処分してもらう」「どんど焼き・お焚き上げで処分してもらう」「家での処分も可能」という3つの方法があります。それぞれ自分にあったしめ飾りの処分方法を選んでみましょう。
神社に返納して処分してもらう
しめ飾りはいつまで飾るのか【処分方法】「神社に返納して処分してもらう」です。神社にある古くなったお守りを返す場所として古札所があります。他の言い方では、納札所、古札納所と呼ばれる場所に返す方法があります。お賽銭を入れると処分して下さいます。
どんど焼き・お焚き上げで処分してもらう
しめ飾りはいつまで飾るのか【処分方法】「どんど焼き・お焚き上げで処分してもらう」です。門松や松飾を焼くどんど焼きやお炊き上げで処分することができます。いつからどんど焼きやお炊き上げが行われるのかというと、小正月の1月15日に行われるのが一般的です。
家での処分も可能
しめ飾りはいつまで飾るのか【処分方法】「家での処分も可能」です。上記の2つの方法ができない場合もあるでしょう。きちんとお清めをして感謝の気持ちをこめて処分する方法があります。一般の燃えるゴミに出しましょう。半紙の上にお塩を振ってお清めをして手を合わせます。半紙に包んだ状態でゴミとは別に処分しましょう。
しめ飾りはいつまで飾るのか【しめ縄との違い】
しめ飾りとしめ縄には、どのような違いがあるのかご存知でしょうか。しめ飾りとしめ縄を似ているようで2つは全く別物です。「しめ飾りは正月に飾るもの」「しめ縄は正月以外にも飾るもの」となるのでそれぞれの違いについて詳しく解説していきましょう。
しめ飾りは正月に飾るもの
しめ飾りはいつまで飾るのか【しめ縄との違い】「しめ飾りは正月に飾るもの」です。しめ飾りは、歳神様をお迎えすることが目的なので玄関に飾るのが一般的になっています。お正月のいつからいつまで飾るかも決まっているので、しめ縄とは違っています。
しめ縄は正月以外にも飾るもの
しめ飾りはいつまで飾るのか【しめ縄との違い】「しめ縄は正月以外にも飾るもの」です。神様が占める神聖な場所とされて、神事の場や清浄な場という意味を表す意味でしめ縄を飾っています。そのため正月以外にも飾るのです。しめ縄の意味としてはしめ飾りと同じではあるのですが、いつからいつまで飾るという決まりはありません。
しめ飾りはいつまで飾るのか【種類一覧】
それでは、しめ飾りの種類をご紹介していきましょう。しめ飾りといっても種類がいろいろあって、意味も違ってきます。今回ご紹介するしめ飾りは「ごぼうしめ縄」「輪飾り」「玉飾りの場合」「手作りのしめ飾り」です。それぞれのしめ飾りについて詳しくご説明していきましょう。
ごぼうしめ縄
しめ飾りはいつまで飾るのか【種類一覧】「ごぼうしめ縄」です。最もポピュラーなしめ飾りとなります。ごぼう締めの注連縄に前垂れがついているものをいいます。厄除招福の祈願の意味があるしめ飾りです。地域としては、西日本のお正月の風景としてよく見かけるしめ飾りとなります。
輪飾り
しめ飾りはいつまで飾るのか【種類一覧】「輪飾り」です。形がおしゃれで大きすぎず、小さすぎずなのでマンションなどに飾ってもおしゃれな輪飾りのしめ飾り。最近は人気のしめ飾りで、色々な種類のしめ飾りが発売されています。お正月用品コーナーを覗いてみて下さい。地域に関係なく発売されています。
玉飾りの場合
しめ飾りはいつまで飾るのか【種類一覧】「玉飾りの場合」です。地域としては、関東地域ではよく見かけるしめ飾りになります。縁起物をたくさんつけています。縁起物にもそれぞれ意味が込められているのです。縁起物がたくさんついておめでたいしめ飾りでしょう。
手作りのしめ飾り
しめ飾りはいつまで飾るのか【種類一覧】「手作りのしめ飾り」です。しめ飾りを手作りする人は増えています。しめ飾りの意味として厄除けや招福祈願の意味があるので、神様の依り代と考える方もいます。できれば神社から授与してもらうのが基本となるので覚えておきましょう。
しめ飾りは喪中以外の松の内に飾る
しめ飾りをいつからいつまで飾るのか、地域によってなお違いなどしめ飾りについて詳しくご紹介してきました。しめ飾りは喪中以外であればいつからいつまで飾るのか覚えておいて下さい。しめ飾りの処分かいつからしたらいいのかも理解できたことでしょう。ですので、松の内移行も飾ったままにならないように注意して下さい。