効果的な節約方法・節約術①スマホ・通信費関係
「節約する」と決めたはいいものの、実際にどういう方法で節約したら一番効果的に節約出来るのでしょうか。節約には様々な方法があり、人によってベストな節約方法は違ってきます。この記事では世間にたくさんある節約術の中でもより効果的とされる方法をご紹介します。
まずご紹介するのはスマホ等の携帯やインターネット関係の通信費における節約術です。スマホやインターネット契約はプランの見直しや機種の変更等によって簡単に大きな節約効果が望めます。
格安スマホを利用する
近年では「格安スマホ」というものが存在します。最新型のスマホは性能が高いですがその分料金が高いのが特徴です。ラインや通話、ちょっとしたアプリくらいしか使わない場合は格安スマホに変えることをおすすめします。
料金プランを見直す
携帯会社やインターネットの契約では様々なプランが存在します。中には格安になっている料金プランもあるので料金プランを見直すことで高い節約効果が期待出来ます。料金の安いプランにはオプションや補償範囲に制限が出る場合がほとんどなのでプラン内容をちゃんと確認しておきましょう。
オプション料金が必要か確認する
携帯やインターネットの契約を結ぶ時、必ず任意のオプションへの加入を薦められます。月に数百円ぐらいの物がほとんどですが、複数入っているとそれだけで月に数千円にまで及ぶこともあります。加入するオプションは必要最低限の物だけにしましょう。
オプションの中には料金プランを選んだ時にセットとして付いている物もあります。オプションの変更の際は携帯ショップにて確認を行いましょう。
Wi-Fi環境を導入する
スマホの料金は、主に携帯本体の分割払いの料金と、契約した通信容量の料金の二つになります。通信容量のプランは容量が少ない程料金が安く、容量が多い程料金が高く設定されています。容量の多さによる料金の差はかなり大きなものになるので出来るなら安いプランにしておきたいものです。
家にインターネット環境があるのであれば無線ルーターを使ってWi-Fiが使えるようにすれば、家で使う分の容量をほとんど0に出来るのでとてもおすすめです。
効果的な節約方法・節約術②水道光熱費関係
水道代や光熱費は切って離せない支出です。節約といえばまず思い浮かぶのは食費や光熱費の削減でしょう。水道代や光熱費の節約方法は節約効果が目に見えにくいので継続して行っていくのが難しいと言われていますが、ポイントを抑えれば簡単に効果の高い節約を行うことが出来ます。
節水を意識する
普段の生活の中で節水することを意識しながら生活するだけでも節約効果があります。節水を意識してみると自分が普段の生活の中でどれだけ水道を無駄遣いしているかが鮮明に見えてきます。毎日の歯磨きや食器洗い等、何気ない行動にも節水の意識を持つだけでも節約効果が出ることでしょう。
家電を新しいものに替える
これは今ある家電製品を買い替える時にのみ使える節約術ですが、消費電力の少ない省エネの家電製品に買い替えることで継続的な節約効果が望めます。冷蔵庫等の家電製品は常に電力を消費し続けているので省エネな物に変えると効果が高いので機会があれば買い替えるようにしましょう。
冷蔵庫の温度設定を変える
先ほど説明した通り冷蔵庫は冷気を出し続けるため、常に電力を消費しています。そのため家電製品の中でも消費電力が高めです。冷蔵庫の消費電力を抑えたい時は、冷蔵庫の庫内温度の設定を変えるのがおすすめです。
冷蔵庫の中には冷気を出す強さを変えるスイッチがあるのでその設定を変えることで簡単に消費電力を抑えることが出来ます。
電力会社の乗り換えを検討する
近年では電力の自由化によって、電力会社を選べる地域が増えてきました。そのため地域によっては電力会社を変更することによって電気の基本使用料や使用分の料金を安くすることが出来ます。一度今の住まいで使える電力会社にどんなものがあるのかを調べてみましょう。
電気代の場合
普段使っている電気代の節約術の中で誰でも簡単に出来る方法をご紹介します。電気を使う物全般には、待機電力というものがあります。コンセントに差しておくだけで電力を消費してしまうので電気代を節約する時は冷蔵庫等必要な物以外はこまめにコンセントを抜いておくと節約に効果的です。
ガス代の場合
家の中では主にお風呂と料理でガスを使うことが多いです。ガス代を節約するのであれば、料理に使うガスをIH等の電気調理器に変えたり電子レンジを多用するのがおすすめです。お風呂に使うガスも、必要な時以外はシャワーにする等すれば使うガスの量を簡単に節約することが出来ます。
効果的な節約方法・節約術③食費・外食費関係
食費や外食費の節約にはたくさんの節約術があります。食費は切り詰めれば高い節約効果がありますが、やりすぎると体にも精神にも悪影響です。
節約に無理は禁物です。食費の節約には抑えるべきポイントがあり、上手く活用すれば今までの食生活を保ちながら節約することも出来ます。ここでは食費や外食費の節約術をご紹介します。
空腹時の買い物を避ける
空腹時の買い物や買い食いは避けるようにしましょう。空腹時に買い物をすると食欲に負けてついつい余計な食材や惣菜を買ってしまうことが多いです。スーパーやデパートで食材を買う時は一度で数日分の材料を買い込んでそれをやりくりしていくのがポイントです。
コンビニに近づかない
コンビニは手軽に行けて深夜まで開いているので、小腹が空いた時や帰り道についつい立ち寄ってしまいます。しかしコンビニで売っている物は値段が総じて割高に設定されているのでちょっとした買い物でもスーパーで買う時より出費が多くなってしまいます。
コンビニで使う金額は一回一回はたいした金額にならないですが、それが毎日続くと月に数万円の出費にまでなってしまいます。コンビニには不用意に立ち寄らないようにしましょう。
お弁当を作る
仕事をしている社会人では、お昼ご飯にコンビニ弁当を買っている人も多いのではないでしょうか。しかしコンビニ弁当よりも自分でお弁当を作る方がはるかに節約効果があります。自炊で弁当というと敷居が高そうに思われがちですが、最初はおにぎり等簡単な物でも十分です。
自炊は最強の節約術です。継続していけばかなり高い節約効果がある上、市販の弁当を食べるよりも健康に良いので是非取り入れましょう。
冷蔵庫の中を整理する
冷蔵庫に中を整理するのも節約効果があります。冷蔵庫の中が散らかっていると何がどこに入っているのか分からないため、食材がダメになってロスになったり、同じ物をまた買ってきてしまったりすることがあります。定期的に冷蔵庫を整理して何がどれくらいあるのか把握しておきましょう。
食材を無駄にしない
自炊は高い節約効果がありますが、買った食材のロスを無くすのも高い節約効果があります。ブロッコリーの芯や大根の葉っぱ等、普段は捨ててしまうような食材の中にも美味しく食べられる物は数多くあります。買った食材を余すことなく使っていくのは節約する上での大切なポイントです。
デビットカードを利用する
デビットカードとは預金口座と紐づけられた決済用カードのことで、クレジットカードと違い銀行口座に入っている金額以上使うことが出来ないのが特徴です。月々の食費の予算金額を銀行口座に入れておいて、その中でやりくりすることが出来るので家計簿をつけやすくなります。
効果的な節約方法・節約術④クレジットカード関係
クレジットカードは便利ですが、その分使い方を理解していないと思わぬ出費を招いてしまうことにもなりかねません。現金と違い、お金を使っているという感覚が薄く、カード一枚で簡単に買い物が出来てしまうのでクレジットカードの使い方には注意しなければなりません。
ここではクレジットカードを使う際の注意点や、クレジットカードを上手く活用した節約方法をご紹介します。上手く使って節約に役立てましょう。
リボ払いを避ける
リボ払いとは、支払い金額を分割して月々に一定金額ずつ払って返済する決済方法です。どれだけ高い買い物でも月々の支払い金額は一定なので便利に見えますが、その分手数料が高く設定されているので結果として支払総額がかなり高くなってしまいます。
リボ払いの手数料はカード会社にもよりますが大体年間で12%~18%とかなり高いです。節約するのであればリボ払いは絶対に避けましょう。
ポイント還元につられて無駄なものを買わない
クレジットカードには支払い金額に応じてポイントがもらえる物が多いです。ポイントがもらえるからという理由でクレジットカードで使い続けるのは危険です。ポイント目的で買い物をすると無駄な物まで買ってしまうのでクレジットカードを使うのは本当に必要な時だけにしましょう。
クレジットカードのポイントを貯めたい時は、光熱費や携帯料金等、毎月固定で必ず支払う料金の引き落としに使うのがおすすめです。
カードを統一する
使うクレジットカードを1つに絞るのも大切なポイントです。クレジットカードが複数枚に分かれていると何にどれだけのお金を使ったのかがわからなくなってしまいます。なので使うクレジットカードは1種類に絞るようにしましょう。
クレジットカード以外にも財布の中に入れるカード類は必要最低限だけにするのがおすすめです。財布の中に入れる現金も少なめにするようにしましょう。
ネットショッピングでポイントを貯める
ネットショッピングではお得なクーポン割引やポイントアップのイベントがたくさんあります。それらを活用して上手に買い物をしてポイントをたくさん貯めるのも立派な節約術です。クレジットカードを使った買い物ではネットショッピングを使うのがおすすめです。
効果的な節約方法・節約術⑤美容関係
美容グッズや美容院に使うお金も節約する上では欠かせない項目です。女性にとって美容関係に使うお金はあまり抑えたくないものですが、ちょっとした工夫をすれば手軽に節約出来るので是非チャレンジしてみましょう。ここでは美容関係の節約方法をご紹介します。
手作り・プチプラ化粧品を使う
普段使う化粧品を節約するのに問題がないのであれば100均で購入出来るプチプラ化粧品や、手作り出来る化粧品を使うのがおすすめです。化粧品関係は肌との相性があるのであまり無理して節約はせず、自分に合った物だけを使うようにしましょう。
禁煙する
タバコは百害あって一利なしです。近年値段も上がってきているので今タバコを吸っている方は節約するのを機に禁煙してしまいましょう。やめるのは大変ですが、タバコは肌にも健康にも良くないのでやめるに越したことはありません。禁煙出来れば節約効果も絶大なのでとてもおすすめです。
ダイエット・ジム通いの費用を抑える
ダイエット関係の食品やサプリメントに使うお金、ジムの会費を抑えることで高い節約効果が望めます。ダイエット用の食品やサプリメントは値段の高い物が多いので、別の食材で代用するようにしましょう。ジムに通うお金も、毎日のジョギングやウォーキングに変えればほとんどタダになります。
美容院の予約はアプリで行う
美容院の中にはアプリで予約を入れるとポイントがもらえたり専用のサービスを受けられる所もあります。最近の美容院のアプリではリアルタイムの空き状況を知ることもでき、予約が取りやすいのでとてもおすすめです。行きつけの美容院がアプリに登録されているか確認してみましょう。
効果的な節約方法・節約術⑥節約全体のコツ
様々な節約方法や節約のポイントをご紹介してきましたが、節約する上で一番大切なことは「節約を続ける」ことです。節約をして支出を抑えたり効果的、効率的に貯金をしていくには、その節約方法をやり続けなければなりません。ここでは節約を上手く続けていくためのコツをご紹介します。
節約と貯金の目標金額を決める
節約を続けるには、まず節約と貯金の目標金額を決めるのが大切です。目標の貯金額も決めずにやみくもに節約してもモチベーションが持ちません。節約すると決めたらまずは短期の貯金目標額、中期の貯金目標額、長期(最終的)な貯金目標額を決めておくと節約を楽しく長く続けることが出来ます。
毎月の支出を把握する
節約を始めるには月々の支出を把握しておかなければなりません。現在の家計状況を知っておかなければどういった節約方法をとるのかも決められないので、何にどれくらい出費しているかの家計簿をつけるようにしましょう。家計状況さえ把握しておけば節約方法を見つけるのは簡単です。
家計簿をつけるのがおすすめ
節約する上で家計簿をつけるのはとても重要です。家計簿をつけると現在の家計状況を把握出来る上、節約した効果を帳簿で実際に見る事が出来るのでモチベーションの持続にも繋がります。最初は簡単なものでもよいので家計簿をつける習慣を身に付けておきましょう。
節約は日々の生活の無駄を意識すれば簡単にできる
家計をやりくりしながら効果的に貯金する上で節約は欠かせない要素です。しかし節約して貯金するのは時間がかかりますし、何より続けるのが困難です。
しかしポイントさえ抑えていれば誰でも簡単に楽しく節約することが出来ます。節約するということは生活の無駄を無くすことにも繋がるので、貯金以外にも生活にメリハリをつけたいという人にも節約はピッタリです。上手に節約して貯金を増やし、毎日を充実させましょう。