どちゃくその意味とは?
最近ギャルなどの若い人を中心に「どちゃくそ」という言葉が使われていますが、「どちゃくそ」とはいったいどういう意味なのかと首をひねる人も結構多いです。
若い人にはわかっても少し年齢が上の人には意味が分からない言葉は結構たくさんありますが、「どちゃくそ」という言葉もそういう言葉の一つです。
職場の後輩や子供の話を聞いていて、意味が分からない言葉を使われてもその場で聞き返すことができず、後でもやもやしてしまう人もいます。
「どちゃくそ」という言葉にはいったいどういう意味があるのか、「どちゃくそ」の意味についてご紹介しましょう。
大きい程度の意味
「どちゃくそ」の意味の一つ目は、「大きい程度」の意味です。大きい程度と言っても何か物のサイズというだけではなく、「どちゃくそ」は心理的なことの大きさの程度など色々な大きさに使うことができます。
「どちゃくそ」に似た言葉として「とても」という言葉が挙げられます。「とても大きい」「とても好きだ」などというように使うことができる「とても」ですが、「どちゃくそ」は「とても」と同じような使い方ができます。
ですが程度としては「とても」より「どちゃくそ」の方が強調されますので、「どちゃくそ」は「とても」と言うより「めちゃくちゃ」に近い意味を持つと言えます。
ネットスラングの意味
「どちゃくそ」の意味の二つ目は、ネットスラングという意味です。ネットスラングには色々な言葉がありますが、「どちゃくそ」という言葉もネットスラングの一つだと言われています。
「どちゃくそ」に似たネットスラングとして挙げられることの多い「違クソ」という言葉もありますが、こちらは「違うわクソ」の省略形のネットスラングなので「どちゃくそ」とは似て非なるものです。
「どちゃくそ」という言葉はネットでもたくさん使われていますが、「どちゃくそ」はネットスラングであってもネットで生まれた言葉ではないと言われています。
どちゃくその語源
「どちゃくそ」の意味についてご紹介しましたので、次は「どちゃくそ」の語源についてご紹介します。「どちゃくそ」という言葉は若い人たちが良く使っていますが、その語源を知っている人はいないと言えます。
それは「どちゃくそ」という言葉の語源には色々な説があるからです。日本では色々な新しい言葉が日々誕生していますが、「どちゃくそ」もそういった言葉の一つで、語源を特定することが難しい言葉です。
「どちゃくそ」という言葉の元ネタだと言われる言葉もありますが、まずは「どちゃくそ」という言葉の語源だと言われているのはいったいどういう語源なのか、「どちゃくそ」の語源についてご紹介しましょう。
方言が語源という説
「どちゃくそ」の語源の一つ目は、方言が語源という説です。「どちゃくそ」という言葉は「どちゃ」という聞き慣れない言葉と「くそ」という馴染みのある言葉が重なってできている言葉です。
「どちゃくそ」の「どちゃ」に近い方言がある地域もあるようで、「どちゃくそ」はその地域での方言だという説があるのは確かですが、絶対的にその方言が「どちゃくそ」の語源だとは言い切れません。
ですが「どちゃくそ」に似た言葉が日本のどこかの方言にあり、その言葉が「どちゃくそ」の語源だという説もありますので、「どちゃくそ」方言説も「どちゃくそ」の語源の一つだと言えます。
ギャル語が語源という説
「どちゃくそ」の語源の二つ目は、ギャル語が語源という説です。かなり昔の「チョベリバ」「チョベリグ」などから始まって、最近の「タピる」「あげみざわ」など色々なギャル語が生まれてきました。
若くて自由で自分達の独自の言語を生み出していくギャルたちですが、「どちゃくそ」もそんなギャル語が語源だという説があります。古くから使われている日本語を自在に操るギャルたちは、新しい言葉をどんどん生み出します。
「どちゃくそ」もそんなギャルたちが生み出した新しい日本語の一つだという説もありますが、こちらも「どちゃくそ」の語源として絶対だとは言えません。「どちゃくそ」の語源は特定が難しいということです。
どちゃくその特徴
「どちゃくそ」の語源についてご紹介しましたので、次は「どちゃくそ」の特徴についてご紹介します。「どちゃくそ」という言葉はどんな人が主に使うのか、どういう意味で使うかなどに特徴があります。
「どちゃくそ」という言葉を聞いたことがないという人にとっては、「どちゃくそ」の意味もわからなければどんな人がどういう意味で使うかなどもまったくわからないでしょう。
「どちゃくそ」という言葉はどのような人にどのような意味で使われることが多いのか、「どちゃくそ」の特徴についてもご紹介しましょう。
「めちゃくちゃ」という意味で使われることが多い
「どちゃくそ」の特徴の一つ目は、「めちゃくちゃ」という意味で使われることが多いということです。「どちゃくそ」の意味の所でご紹介したように、「どちゃくそ」の意味は大きい程度と言う意味です。
「どちゃくそ」は「とても」や「めちゃくちゃ」という意味で使われることが多いですが、特に「めちゃくちゃ」という意味で使われることが多いです。
「めちゃくちゃかわいい」などという言葉を「どちゃくそかわいい」といった言い方に変換して使う人はかなり多いと言えます。
基本的に「どちゃくそ」という言葉は若い人に使われることが多く、日常的に「どちゃくそ」という言葉を「めちゃくちゃ」という意味で使っているという若い人はとても多いです。
「クソ」という意味で使われることも多い
「どちゃくそ」の特徴の二つ目は、「クソ」という意味で使われることも多いということです。「クソ」という言葉はネットスラングなどでも良く見かけられますが、「クソつまらない」などという言い方もされます。
この「クソつまらない」の「クソ」の部分を「どちゃくそ」に変えて「どちゃくそつまらない」などという言い方をすることもあります。
ただ「クソ」という言葉は「クソゲー」などというゲーム用語にも使われますが、こういった言葉では「どちゃくそゲー」とは言い換えません。
「どちゃくそ」は「クソ」という意味で使われることも結構ありますが、何でもかんでも「クソ」の代わりに「どちゃくそ」を使えるというわけではないということです。
良い意味でも悪い意味でも使われる
「どちゃくそ」の特徴の三つ目は、良い意味でも悪い意味でも使われるということです。先にご紹介したように「どちゃくそ」には「大きい程度」という意味がありますが、それは良い意味でも悪い意味でもあります。
「めちゃくちゃ」という意味で使われることが多い「どちゃくそ」ですが、「めちゃくちゃ」という言葉は良い意味で使われることもあれば悪い意味で使われることもあります。
「あの子どちゃくそキレイ」などというように良い意味で「どちゃくそ」という言葉を使うこともあれば、「あいつどちゃくそムカつく」というように悪い意味で「どちゃくそ」を使うこともあるということです。
ギャルに良く使われている
「どちゃくそ」の特徴の四つ目は、ギャルに良く使われているということです。「どちゃくそ」は最近使われるようになった言葉ですが、新しい言葉といえばやはりギャルが使うことが多いと言えます。
ギャル語が語源という説もある「どちゃくそ」ですので、「どちゃくそ」という言葉を使うギャルはかなり多く、日常会話の中に「どちゃくそ」がしっかり根付いています。
ギャルたちは日々新たな日本語を生み出し、日常生活の中でごく自然にその新しい日本語を使っていますが、「どちゃくそ」もそんな言葉の一つだということです。
どちゃくその元ネタ
「どちゃくそ」の特徴についてご紹介しましたので、次は「どちゃくそ」の元ネタについてご紹介します。「どちゃくそ」の語源は色々な説があって特定できませんが、「どちゃくそ」という言葉が広まったのには理由があります。
「どちゃくそ」の語源は特定できませんが、「どちゃくそ」という言葉が世間一般に広まったのは、とある元ネタがあったからです。
「どちゃくそ」という言葉の元ネタとはいったいどういう元ネタなのか、「どちゃくそ」の元ネタについてもご紹介しましょう。
お笑い芸人の言葉が元ネタ
「どちゃくそ」という言葉の元ネタは、お笑い芸人が使う言葉です。お笑い芸人「三四郎」の小宮さんが「どちゃくそ」という言葉を頻繁に使い、それがインターネットなどで広まったのが元ネタだと言われています。
実際に小宮さんが「どちゃくそ」という言葉を使うことは結構多く、小宮さんが「どちゃくそ」と言い始めたのが「どちゃくそ」の元ネタだという説はかなり有力です。
「どちゃくそ」の語源は方言であるという説もありますが、小宮さんの出身は東京都なので、そうなると「どちゃくそ」の語源は方言だという説はあやしくなってきます。
ですが「どちゃくそ」という言葉が広まったのは小宮さんが頻繁に使用したからだという元ネタ説は有力だと言えます。
どちゃくその使い方
「どちゃくそ」の元ネタについてご紹介しましたので、次は「どちゃくそ」の使い方についてご紹介します。「どちゃくそ」という言葉になじみがない人には、「どちゃくそ」の使い方も良くわからないでしょう。
ですが「どちゃくそ」の使い方は意外に簡単で、一度覚えてしまえば日常生活の色々な場面で使うことができます。
「どちゃくそ」という言葉の使い方とはいったいどういう使い方なのか、「どちゃくそ」の使い方の例文についてご紹介しましょう。
例文①
「どちゃくそ」の使い方の例文の一つ目は、「ネットやりすぎてどちゃくそ目が疲れた」という例文です。この例文の意味は「インターネットをやりすぎてめちゃくちゃ目が疲れた」という意味になります。
「どちゃくそ」という言葉は「めちゃくちゃ」「クソ」といった意味で使われることが多いですが、この例文では「めちゃくちゃ」という意味で「どちゃくそ」が使われています。
例文②
「どちゃくそ」の使い方の例文の二つ目は、「あの子いつも一人で勉強ばっかりしててどちゃくそ暗そう」という例文です。この例文の意味は「あの子はいつも一人で勉強ばかりしていてめちゃくちゃ暗そう」という意味です。
「どちゃくそ」という言葉は良い意味でも悪い意味でも使われますが、この例文では悪い意味で「どちゃくそ」という言葉が使われています。
例文③
「どちゃくそ」の使い方の例文の三つ目は、「気になってた男子とお茶してみたらどちゃくそいい奴だったわ」という例文です。この例文の意味は「気になっていた男子とお茶を飲んでみたらめちゃくちゃいい人だった」という意味です。
こちらの例文では「どちゃくそ」を良い意味での「めちゃくちゃ」という意味で使っています。「どちゃくそ」は良い意味でも悪い意味でも使える便利な言葉だと言えます。
例文④
「どちゃくそ」の使い方の例文の四つ目は、「この子猫どちゃくそかわいくてマジお持ち帰りしたい」という例文です。この例文は「この子猫めちゃくちゃかわいいので本気で連れて帰りたい」という意味の例文です。
このように「どちゃくそ」という言葉は良い意味でも悪い意味でも使えて、形容詞など色々な言葉の前に付けて使うことができます。
どちゃくその注意点
「どちゃくそ」の使い方の例文についてご紹介しましたので、次は「どちゃくそ」の注意点についてご紹介します。「どちゃくそ」という言葉は良い意味でも悪い意味でも使える便利な言葉ですが、使う際には注意も必要です。
「どちゃくそ」という言葉を使い慣れている人は、どんな場面においても「どちゃくそ」という言葉を使ってしまいがちですが、「どちゃくそ」を使うとあまり良くない場合もあります。
「どちゃくそ」という言葉を使う際にはどのような点に注意すれば良いのか、「どちゃくそ」の注意点についてご紹介しましょう。
ビジネスなどでは使えない
「どちゃくそ」を使う際の注意点は、ビジネスなどでは使えないということです。社会人であってもまだ若い人なら「どちゃくそ」という言葉を日常的に使う場合もありますが、ビジネスシーンなどでは使ってはいけません。
「あの仕事どちゃくそ大変ですね」などと年配の上司に言ってしまったら、「どちゃくそとは何だ」と問い返されることもあるでしょう。
「めちゃくちゃという意味です」と答えたら「それならめちゃくちゃと言えばいいだろう」と叱られてしまう可能性も高いです。
「どちゃくそ」は良い意味でも悪い意味でも使える便利な言葉ではありますが、ビジネスなどで目上の人に対して使うと失礼にあたることもありますので、その点では注意が必要です。
どちゃくそは大きい程度という意味
「どちゃくそ」という言葉の意味や語源や使い方など、「どちゃくそ」という言葉について色々とご紹介してきましたが、如何だったでしょうか。
「どちゃくそ」の意味は「大きい程度」という意味で、主に「めちゃくちゃ」という意味で使われますので、「どちゃくそ」の意味を正しく知って正しく使いましょう。