「存じております」の意味と使い方を徹底解説!メールで使える例文もあり!

「存じております」の意味と使い方を徹底解説!メールで使える例文もあり!

ビジネス場面でよく使われる「存じております」の意味や使い方をご存知でしょうか?実は「存じております」に似ている言葉もあるので、もしかしたら誤用している人もいるかもしれません。この記事では「存じております」の意味や使い方、メールで使える例文をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.「存じております」の意味とは?
  2. 2.「存じております」の類語
  3. 3.「存じております」の使い方・例文
  4. 4.「存じております」と「存じ上げております」の違い
  5. 5.「存じております」を使う際の注意点
  6. 6.「存じております」の由来・歴史
  7. 7.「存じております」の英語表記
  8. 8.「存じております」は「思います」という意味

「存じております」の意味とは?

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「存じております」はビジネス場面やメールでよく使われる表現ですが、具体的にどのような言葉かご存知でしょうか?やはり社会人になると何かと敬語を使う場面が増えるわけですが、間違った意味を覚えてしまうと相手に失礼になってしまいます。

「存じております」は「ぞんじております」と読むことができ、もしかしたら「存」の部分を「そん」と読んでしまう人もいるかもしれません。メールでは大丈夫かもしれませんが、いざ言葉として発するときは気をつけてください。

「存じております」には実は2つに意味が存在します。簡潔に言えば、「知っています」や「思います」の2種類に分かれます。次の項目からは「存じております」の詳しい意味を説明していきます。

「知っています」という意味

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「存じております」は謙譲語の一種ですが、「知っています」の謙譲語となっています。謙譲語の「存じる」に丁寧語である「ます」が合わさった敬語となっているので、比較的成り立ちがわかりやすい言葉かもしれません。

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やはり目上の人に対して「知っています」と口語を使うのは失礼にあたるので、できるだけ「存じております」を使うようにしましょう。もしも知らないという事を伝えたいのであれば、「存じません」を使うのが正しい使い方です。

もしかしたらメールなどで「存知」と打ってしまう人もいるかもしれませんが、実は当て字であることをご存知でしたか?一般には「存じ」が使われているので、もしもメールを打つときは気をつけてください。

「思います」という意味

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「存じております」は「思います」という意味も持っている敬語ですが、やはり目上の人に対してただ単に「思います」と告げるのは失礼です。しっかりと自分の意見を伝えるときは「存じております」を使って敬うようにしましょう。

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もちろんメールで自分の主張を告げるときも「思います」を使うのではなく、しっかりと「存じております」を使ってみてください。やはりメールはこういった細かい部分を見られることが多いので、敬語に使い方には気をつけなければなりません。

ここまで「存じております」の意味について説明してきましたが、次の項目からは「存じております」の類語をご紹介します。合わせて覚えるとより一層質の高いメールを書けるようになるかもしれません。

「存じております」の類語

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この項目からは「存じております」の対義語や類語をご紹介します。やはりどのような言葉にも言える事ですが、しっかりと対義語や類語を把握することによって、様々な表現を使えるようになるのでぜひ覚えてみてください。

「存じております」の類語には「承知」や「所存」、「了承」、「思っております」、「心得る」の5種類があります。どれでも「存じております」の類語ではあるものの、正確には違った意味があるので、しっかりと説明していきます。

やはりこういった類語をしっかりと把握していることによって、「存じております」を多用することを防げます。メールにおいても同じ表現を使い続けなくて済むので、スマートな印象を与えることができます。

類語①「承知」の意味

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まず紹介していきたい「存じております」の類語は「承知」となります。ビジネスシーンでは「承知しました」と使われることが多く、「存じております」と同じ謙譲語であるため、目上の人に対して使うことの出来る表現です。

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厳密には「知っている」というよりも「理解をした」という意味を持っているのですが、比較的「存じております」と似ています。似たよう表現の「承りました」も類語と言えるので、好きな方を使ってみるといいかもしれません。

「無理も承知だ」という使い方をしたりするので、もしかしたら耳にしたことのある人もいるのではないでしょうか?「存じております」と合わせて使えば、一気に謙譲語の幅が広がります。

類語②「所存」の意味

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次に紹介したい「存じております」の類語は「所存」となります。「所存」は「しょぞん」と読むことができ、「したいと思っています」の謙譲語です。「しょそん」と読んでしまうと間違いなので、気をつけてください。

実は「所存」は「存ずるところ」の省略となっているので、もしかしたらこういった由来を知っているとしっかりと「存じております」の類語だと分かるかもしれません。「所存」は決意を伝えるときなどに使う言葉となっています。

やはりビジネスシーンやメールなどでも使われることが多いので、覚えておくと便利かもしれません。「所存」を使うことによって、「存じております」を多用することも防げます。

類語③「了承」の意味

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「了承」は比較的日常生活でも使われる言葉ですが、「引き受けること」や「納得すること」といった意味合いを持っています。「存じております」の類語であるのは確かなのですが、目下の人に使うのが一般的です。

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もしも間違って目上の人に対して使ってしまうと、不快感を与えたり、失礼にあたったりするので気をつけてください。目下の人だとしても敬う気持ちを込めて「ご了承」や「了承いたしました」と使うのがおすすめです。

どうしても目上の人こういった表現を使いたいのであれば、「ご理解ください」という表現を使うといいかもしれません。ぜひ「存じております」と一緒に覚えてみてください。

類語④「思っております」の意味

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次に紹介したい「思っております」も「存じております」の類語となります。「思っております」を分解すると「おる」という動詞と丁寧語の「ます」が合わさった言葉となています。

やはり「思います」をより丁寧に表した言葉となっていて、自分の意思を丁寧に伝えたいときに使われます。こちらも目上の人に使える表現となっているので、ただ「思っています」と伝えるよりは好印象になります。

どの敬語にも言える事ですが、やはり「思っております」も多用し過ぎると失礼にあたります。できるだけ類語などを使って、同じ言葉を使うのは避けてください。

類語⑤「心得る」の意味

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ここまで様々な「存じております」の類語について説明してきましたが、最後に「心得る」という類語についてご紹介します。「心得る」は「意味をよく理解する」や「考え方に同意する」といった意味を持つ言葉となっています。

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今ではあまり使われない少し古い表現かもしれませんが、いざ使えば目上の人からの評価も高くなるかもしれません。もしも使うのであれば、「万事心得ています」と使えば、一気に物事を把握できている人に思われるはずです。

厳密には「存じております」と同じようには使えないのですが、やはり知っているだけで「存じております」の多用を防げます。もちろんメールにも使える表現なので、ぜひ使ってみてください。

「存じております」の使い方・例文

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この項目からは「存じております」の使い方や例文をご紹介します。もしかしたら「存じております」をビジネスシーンやメールで使ってみたいと思っているものの、どのように使ったらいいのか悩んでいる人もいるかもしれません。

簡潔に言えば、「存じております」や「存じておりますが」、「存じておりますでしょうか」、「いただければと存じます」といった使い方ができます。本当に幅広く使えるので、状況に応じて使い分けるといいかもしれません。

次の項目からはそれぞれの表現の使い方を実際に例文を使って説明していきます。もしも「存じております」の使い方に悩んでいる人はこういった例文を参考にしてみてください。

例文①

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まずはオーソドックスな「存じております」の例文をご紹介します。やはりビジネスシーンで使う時は「その件については存じております」という使い方がされ、謙譲語ならではの相手を敬いながらしっかりと理解できていることを伝えられます。

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もちろん「存じております」はそのままメールに使うこともできるので、何かを知って理解できたと思ったら使ってみるといいかもしれません。あまりに多用し過ぎると失礼にあたるので、同じ表現を使いたいときは類語を使いましょう。

さらに例文を上げるならば、「内容は存じております」という風にも使えるので、まさしく知っているだけでなく、理解していることを伝えたいときに使うのがベストかもしれません。

例文②

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次は「存じておりますが」を使った例文をご紹介します。「彼は東京にお住いと存じておりますが、何か問題などございますか」といった使い方ができます。「存じております」には「知っている」という意味もあるので、こういった表現が可能です。

「存じておりますが」は文字通り「知っていますが」の意味を持っているのですが、その後に疑問形を使うことがほとんどとなっています。こういった場合は「知っていますが」というよりは「思いますが」の意味の方が近いかもしれません。

比較的メールというよりも実際に人と会って話すときにこういった「存じておりますが」は使われます。しっかりとした敬語の一種なので、目上の人にも問題なく使うことができます。

例文③

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次には「存じておりますでしょうか」を使った例文をご紹介します。上記では「存じております」は疑問形に加えて疑問形を足すような表現ができると言いましたが、このように「存じておりますでしょうか」とそのまま疑問形の表現ができます。

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「この会社の理念を存じておりますでしょうか」という使い方をすることがあります。「存じております」が目上の人に使う表現となっているので、あえて疑問形で何かを効くのは少ないかもしれませんが、いざ使えると便利かもしれません。

「知っていますか」の敬語表現となっているので、しっかりと相手を敬っているのでご安心ください。もしも目上の人に使う場面があれば、ぜひこういった使い方をしてみてください。

例文④

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最後は「いただければと存じます」を使った例文をご紹介します。「存じております」は「知っています」や「思います」の敬語となっていますが、実は自分の要望を伝えたいときにも使える便利な表現なのです。

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「今週中にはご連絡をいただければと存じます」という使い方をします。やはり目上の人にはなかなか何かをしてほしいと伝えにくいかもしれませんが、しっかりと「存じております」という敬語を使うことによってマイルドに伝えることができるのです。

ここまで「存じております」の例文について説明してきましたが、もしもきちんと敬語が使えるか不安に感じたら練習してみるといいかもしれません。しっかりとメールにも「存じております」は使えるので、ご安心ください。

「存じております」の返事の仕方

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もしかしたら目下の人から「存じております」と言われることもあるかもしれません。いざ「存じております」と言われるとどのように返事をしたらいいのか迷うかもしれませんが、実は簡単に覚えることの出来る返事の仕方があります。

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自分が何かを相手に伝えて「存じております」と言われたら、ずばり「よろしくお願いします」と返事するのが適切です。やはり「存じております」は敬語ではあるものの、しっかりと伝えられたことに対して返答するのが一般的となっています。

メールでもしも「存じております」を使われることがあっても、やはり内容について返答するのがベストです。しっかりとこれまで紹介してきた「存じております」の例文や返事の仕方を参考にしてみてください。

「存じております」と「存じ上げております」の違い

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「存じております」には「存じ上げております」という似ている言葉があるわけですが、具体的にどのような違いがあるかご存知でしょうか?ずばり謙譲語の「存じる」に相手に敬意を示す「上げる」を組み合わせた用法となっています。

つまり「存じております」をより丁寧に表現したのが「存じ上げております」という言葉になるわけです。比較的丁寧すぎる表現ともいるので、敬う対象は物ではなく、人が対象となっている場合がほとんどかもしれません。

やはり目上の人に使う敬語でもあるので、「新人のことは存じ上げております」といった使い方は間違っているわけです。次の項目からは詳しく「存じ上げております」についてご紹介します。

「存じ上げております」は「思います」という意味

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「存じ上げております」は「存じております」のより丁寧な表現なだけなので、意味も「知っている」、「思っている」の2種類が存在します。やはり敬語の中でも丁寧な部類なので、人に対して使う敬語だと思っても間違いではありません。

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例文を挙げるならば、「〇〇会社の取締役の事は知っている?」とか聞かれたら、「存じ上げております」という使い方をするのが一般的です。基本的にはビジネスシーンで使う表現ですが、あまりに多用し過ぎるのはいけない事なので気をつけましょう。

さらに「存じ上げております」の否定形を「存じ上げません」と言いたくなるかもしれませんが、こちらは間違いとなっています。こういった場合は「わかりかねます」と言い換えて、丁寧に否定するのがおすすめです。

「存じ上げております」の意味と使い方を紹介!例文や存じておりますとの違いは?のイメージ
「存じ上げております」の意味と使い方を紹介!例文や存じておりますとの違いは?
「存じ上げております」と「存じております」は言葉の意味は同じですが、使う場面が異なります。使い方を間違えやすい敬語の1つで、ここぞという時に使う言葉です。頻繁に使える言葉ではないので「存じ上げております」の意味や例文を再確認しておきましょう。

「存じております」を使う際の注意点

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どのような言葉も使う時に注意点があるように、「存じております」もいくつか気をつけなければならない点があります。やはりせっかくの敬語なのに、いざという時に誤用してしまったら、相手に失礼にあたってしまうので注意しなければならないのです。

時と場合によっては相手に不快を与えることだってあるので、社会人として生きていく中でしっかりと「存じております」の意味を知ることは大切となります。さらに似ている表現の「存じ上げております」と区別をつけておかないと不便かもしれません。

以下の項目では詳しく「存じております」にはどういった注意点があるのかご紹介します。もしもビジネスシーンやメールで「存じております」を使ってみたいけれど、いざ使うのは不安と感じる人はぜひ参考にしてみてください。

目下の人と話す場面では使えない

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「存じております」は相手を敬う敬語の中でも謙譲語となっていますが、謙譲語は基本的に目上の人に使うのが一般的です。つまり敬語と言っても「存じております」は謙譲語に当たるので、目下の人に使うべきでない表現になると言うことになります。

もちろん目下の人にも自分の知っていることを伝えなければならない状況は来るわけですが、そんな時は無難に「思っております」を使うのがおすすめです。相手との距離感をしっかりと図りながら、自分なりの言葉で伝えるのが一番いいかもしれません。

さらに婉曲的に「新人〇〇のことは存じております」といった使い方はしないのが特徴です。基本的に自分より目上の人に使う敬語が「存じております」だと覚えておいてください。

使いすぎるのは失礼にあたる

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どのような敬語にも言える事ですが、「存じております」を使いすぎると失礼にあたるのが常識です。基本的に敬語でなくても同じような言葉を使い続けるとスマートさに欠けるので、これまで紹介してきた類語を使って会話するのがいいかもしれません。

さらに「存じております」はメールでも使うことの出来る敬語ですが、やはり何度も何度も打ち続けるのはあまりおすすめできません。敬語は何かと難しいかもしれませんが、むやみに何度も「存じております」を使えばいいというわけではないのです。

ビジネスシーンでもメールでも多用してしまうと覚えたての言葉を繰り返しているのだと思われてしまいます。自分ができる人間だと伝えたいのであれば、言葉の引き出しを増やしておくことをおすすめします。

「存じております」の由来・歴史

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どのような言葉にも由来や歴史があるように「存じております」も形は変わっているものの、しっかりと古来から使われている表現です。ずばり古文などでは「存ず」という言葉があるわけですが、「存じております」はその言葉から由来しています。

「存ず」は徒然草や平家物語の中でも使われている表現となっていて、まさしく歴史が古い言葉の一種と言えます。今では「存ずる」という使い方ではなく、「存じる」と変化して使うのが一般的ですが、意味合いはほぼほぼ変わりません。

しかし、「存ず」には今の「存じております」にはない意味も持っているので注意が必要です。もしも「存じております」をより深く知りたいと感じたら、このような項目も参考にしてみてください。

由来

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「存じております」は謙譲語である「存じる」に丁寧語である「ます」を組み合わせた言葉となっています。上記でも軽く触れたように古文では「存ずる」という表現があったのですが、時代を経てだんだんと「存じる」と形を変えてきました。

ここ最近ではなぜかYouTubeなどで「存ず」を使う方も増えてきているようですが、もともとは日本古来の表現となっているのです。基本的に他動詞として使うのであれば、今の使い方と同じ謙譲語として使われていました。

「存ず」は「思います」や「承知しております」という意味を持っているので、ほぼほぼ今の「存じております」と近いことがわかります。しかし、今では使われない表現となっているので、もしも使いたいのであれば「存じる」を使いましょう。

歴史

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上記でも軽く触れましたが、実は古文に見られる「存ず」には「思います」や「承知しております」という意味のほかにも種類があります。ずばり「存在する」や「生きながらえる」といった意味合いを持っているので、少し複雑に感じてしまう人もいるかもしれません。

やはり日本語は長い時を経てだんだんと変遷してきた言語ですが、今使われている「存じております」にはこういった意味はないのです。こういった「生きながらえる」として使われるときは、自動詞として「存ず」を使う時だけでした。

日本語は何かと複雑で意味を誤って覚えがちですが、こういった歴史も覚えておくと相手との会話が弾むかもしれません。「存ず」は今では使われない表現ですが、しっかりと意味を把握しておくことが大切です。

「存じております」の英語表記

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この項目からは「存じております」の英語表記をご紹介します。しっかりと「存じております」は「思います」や「知っています」といった意味を持っている言葉だと知っていれば、簡単にこういった英語表記も覚えられるかもしれません。

「存じております」はビジネスシーンやメールで使われることの多い表現ですが、英語の場合は幅が広いので様々な場面で使われます。もしも日常会話を英語で話した糸のであれば、こういった「存じております」の英語表記は役に立ちます。

これから取り上げていく「存じております」の英語表記はしっかりと例文を使いながら紹介していきます。もしもこれまで説明してきた「存じております」をより深く知りたいと思ったら、ぜひ参考にしてみてください。

「aware」の意味

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まず紹介していきたい「存じております」の英語表記は「aware」となります。英語には日本語のようにしっかりとした敬語があるわけではないのですが、やはり目上の人に対して丁寧根表現をするという使い分けが存在します。

「aware」の例文を挙げるならば、「I was aware of that」という使い方ができます。そっくりそのまま「存じております」の英語表記となっているので、もしも丁寧に自分が知っていると伝えたいときは「I was aware of that」を使うのがおすすめです。

もしかしたら一般的に英語を日常会話で使っていないとなかなか出てこない表現かもしれませんが、覚えておくと会話の幅が広がります。

「know」の意味

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「存じております」には「知っています」の意味があると説明しましたが、やはり誰でも知っている「know」は「存じております」の英語表記となります。比較的フランクな表現となっているため、誰にでも使える表現であるといった特徴を持っています。

とりわけ「I know it」といった使い方をされることが多く、自分が知っていることを相手に伝えられる便利な表現なのです。様々な「存じております」の英語表記の中でも簡単な部類となっているので、今すぐにでも使えるようになるかもしれません。

やはり「存じております」をそう何度も使ってはいけないように、英語表現だとしても繰り返し使うのはあまり推奨されていないのです。できるだけ類語や言い換えを使ってスマートに会話できるように心がけましょう。

「acquainted」の意味

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もしかしたら「acquainted」という言葉をあまり知らない人もいるかもしれませんが、しっかりと「存じております」の英語表記です。「知っています」とそのまま訳すよりは「知っていて、なおかつ関係性がある」といった意味合いを持つ言葉かもしれません。

「I am aquainted with him」という使い方ができ、「彼を存じております」と訳すことができます。やはり少しだけ堅い表現となっているため、比較的ビジネスシーンなどで使うのがおすすめの表現となっています。

やはり「存じております」が基本的に人間を対象にして使う言葉であるように「aquainted」も物に対して使う言葉ではありません。比較的難しい表現となっていますが、もしも気になるのであれば合わせて覚えてみてください。

「familiar」の意味

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次に紹介したい「存じております」英語表記は「familiar」となります。「familiar」には「慣れ親しんでいる」といった意味合いもありますが、使われる文中によってはしっかりと「存じております」として使うこともできるのです。

使い方としては「I am familiar with your face」と使うことができ、「貴方のお顔を存じております」と意味になります。やはりこちらも少しだけ堅い表現となっているので、日常生活で使うことはほぼほぼないかもしれません。

せっかく「存じております」を英語表記で使いたいのであれば、できるだけ他の英語表記を使うのがおすすめです。こういった「familiar」は文章の中で使うとスマートさが示せるかもしれません。

「think」の意味

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最後に紹介したい「存じております」の英語表記は「think」になります。「存じております」は「思います」のほかに「知っています」という意味があるので、そういった意味合いで英語で伝えたいときに使うのがおすすめの言葉です。

やはり英語にはしっかりとした敬語表現はないため、「think」はビジネスシーンでも日常生活の中でも使えます。ビジネスシーンで使うならば、「I've known your CEO for a long time.」といった使い方をするのが一般的です。

ここまで様々な「存じております」の英語表記について取り上げてきました。簡単なものから難しいものまでありましたが、もしも英語で「存じております」を伝えたくなったら、ぜひこういった英語表記を使ってみてください。

「存じております」は「思います」という意味

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「存じております」はビジネスシーンやメールで使われることが多く、「思います」や「知っています」をという意味を持っています。目上の人に対して使う謙譲語なので、使う時には気をつける必要があります。

さらに「存じております」は多用し過ぎると失礼にあたることがあるので、類語を使ってできるだけ使いすぎる事を避けてください。この記事では余すことなく「存じております」について取り上げてきましたが、ぜひビジネスシーンやメールで使ってみてください。

aliceusa
ライター

aliceusa

ファッションやグルメ、ゲームなど様々なジャンルに興味を持っています。最新のトレンドに追いつけるように、日ごろからSNSなどをチェックしています。こういった知識を生かして、タメになるような楽しい記事を書いていきます!

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