かわいすぎる野鳥のシマエナガについて調査!
季節が冬から春になると、町のあちらこちらで鳥たちがさえずり始めます。特に、ウグイスの声をきくと春が来たと感じます。暖かくなって、バードウォッチングに出かける方も多いでしょう。今SNSや写真集で、人気が高まっている野鳥がいます。
その鳥の名前はシマエナガ、聞きなれない名前ですが写真をみて思わず納得です。真っ白くてモフモフした羽毛、シマエナガとはどのような鳥でしょうか。またSNSや写真集で人気になっている理由とは。鳴き声や生息地を調査しました。
シマエナガとは
日本国内は、いろいろな地域で数多くの野鳥を見ることができます。その中でも今人気沸騰中の鳥がシマエナガです。シマエナガは、スズメ目エナガ属でコウライシマエナガに分類されています。
シマエナガは、モフモフした羽毛で体長はわずか14㎝ほどです。真っ白な体にゴマ粒のような目と小さい三角のくちばしがまるでぬいぐるみのようでかわいすぎと評判です。生息地はどこなのか、また鳴き声などシマエナガの特徴を紹介します。
生息地は北海道
シマエナガは、真っ白な羽毛なので見た目も愛くるしいことから、雪の妖精と呼ばれています。シマエナガの生息地は北海道だけです。季節によって生息する場所が変わります。シマエナガに、出会う可能性が高いのは1月から2月です。冬場は道内の公園や神社の境内などにやってきます。
春から夏にかけては、山奥や深い森に移動するので、見つけることは難しくなります。年明けから、シマエナガウォッチングに最適な時期になります。気温がマイナス20℃になると公園の木に霧氷がつきます。ホバリングをしながら霧氷をつついている姿も可愛らしいです。
シマエナガの大きさ
見た目がぬいぐるみのようなシマエナガは、手のひらにのるくらい小さな野鳥です。重さは8.6gほどで例えるなら1円玉9枚に相当します。体長は14㎝で、そのうちの半分はしっぽです。真っ白な毛に覆われていて、雪面にいる姿は、まるでミニゴマフアザラシです。
小さな頭にゴマ粒のような目、そして三角のくちばしがとても印象的です。体が小さいのでカラスやタカなどに狙われることもしばしばあります。シマエナガは、体がこぶりな為、眠る時は群れを作ってそれぞれの体を寄せて眠ります。
シマエナガとエナガの違い
シマエナガは,手のひらにのるくらいの小さな鳥です。真っ白い羽毛がかわいすぎて,SNSでは人気になっています。シマエナガは北海道でしか見ることができませんが、仲間にエナガという鳥がいます。エナガは国内全域でよく見かけます。
エナガはシマエナガとは違い眉あたりから首の裏、そして細く長い尾にかけて黒い模様があります。エナガの鳴き方は濁ったような声でジュルリリと鳴きます。エナガは、都心の公園でシジュウカラなどと群れて生息しています。
シマエナガが人気の理由
野鳥でも飼鳥でも、愛くるしい表情と鳴き声に癒されることがよくあります。巷では、バードウォッチングが人気になっています。そんな中、今ネット上で話題沸騰している野鳥が、シマエナガです。なぜ人気になっているのでしょうか。
それは見た目がかわいいし、またその鳴き声が魅力でしょう。シマエナガをよく見ると体を覆っている羽毛がモフモフしていて、まるでぬいぐるみのようです。その様子から北海道の雪の妖精と呼ばれています。
ぬいぐるみのようなモフモフ感
モフモフの羽毛に包まれたシマエナガは、北海道で生息しています。体長14㎝ほどで重さが8gなので手のひらにのる大きさです。野鳥好きの人たちは、シマエナガを雪の妖精とたとえるほどです。
ふっくらした羽毛は1年を通して変化はありません。シマエナガを探しに、バードウォッチングに出かける人も多くいます。真っ白な体、かわいらしい表情が魅力でぬいぐるみやグッズとして販売されています。なんといってもゴマのような目と三角のくちばしが印象的です。
雪玉のようなかわいい正面顔
シマエナガの生息地は北海道全域ですが、夏になると北海道の中でも、山の奥深くの地域に移動します。冬場は札幌市内の公園でも目にすることができます。枝についている虫を好んで食しますが、イタヤカエデの樹液を舐めることもあります。
一年を通してモフモフした体で、ぬいぐるみのようなかわいらしさです。また真冬には樹木についた樹液の氷柱をホバリングしながら舐めることもあります。かわいらしいしぐさで活動的な鳥です。シマエナガの行動や雪玉のような表情が人気です。
気温が低くなると更に丸く
冬場になると鳥や動物たちは、寒さから自分の身を守るため体毛が増えます。真冬の北海道は、日中でも氷点下になることは常です。そのような環境の中、シマエナガも通常より羽毛が増えて体はモフモフしています。
これは地上の空気をより多く体や羽に取り込もうとしているためです。体を膨らませることで、寒さの中で体温を保ち極寒を生き抜くためです。冬場のこの様子がかわいすぎとネット上でも話題になりました。2月から3月にかけて羽毛がはえ変わる時期になり、モフモフが変化します。
シマエナガはどうやって見つける?
シマエナガは、SNSなどで人気になっています。人気のわけは、手のひらに乗ってしまうほど小さく体がふわふわの毛でおおわれている姿です。シマエナガファンは、かわいすぎるその姿を見ようと生息地である北海道を訪れます。
シマエナガは野鳥なので簡単には見つけられません。シマエナガを見つけるポイントはその鳴き声です。個性的な鳴き声を知ればシマエナガに会うことが可能です。具体的に鳴き方や鳴き声について調査しました。
鳴き声を頼りに探す
シマエナガは、小さくて見た目もかわいい野鳥です。真っ白な羽毛に覆われ、顔はゴマ粒のような目と小さなくちばしが特徴です。生息地は北海道ですが、冬になると道内のあちらこちらへ移動します。シマエナガファンはその姿を一目見ようと生息地を訪れています。
小さい野鳥なので見つけることは簡単ではありません。そんな時はシマエナガの鳴き声を頼りにその姿を探します。シマエナガの鳴き声は,ジュリリ、ジュリリと特徴のある鳴き方をします。SNSでもシマエナガを見かけた情報が出ているので参考にしてみるのも良いでしょう。
シマエナガの鳴き声
シマエナガを見つける時に大切なことは鳴き声を聞くことです。ちなみに小さい野鳥は、高い声で鳴きます。それで森のどこに居るか探しましょう。では具体的なシマエナガの鳴き声とはどのようでしょうか。シマエナガの鳴き声はジュルリリとか、チュリリと聞こえるという人もいます。
また繁殖期にはオスがチーチーチーと鳴きます。他にも森の茂みで捕食中は、チュピチュピとかわいい鳴き方もします。また警戒している時に、ツリリリと鳴くこともあります。シマエナガの鳴き方を知ってシマエナガを探してみましょう。
シマエナガと会える場所は?
SNSでかわいすぎと話題になっているシマエナガは、北海道でしか見ることができません。白くてモフモフした見た目がかわいすぎてぬいぐるみやグッズとしても売り出されています。
話題沸騰中のシマエナガを一度は見てみたいという方におすすめの場所があります。冬場になると、札幌市内の公園でも見ることができます。北海道にはバードウォッチングカフェや野鳥観察に適した旭山記念公園がありますのでシマエナガウォッチングに出かけてみてはいかがでしょうか。
ザ・バードウォッチングカフェ
鳥好きが通うバードウォッチングカフェが、北海道千歳市にあります。このカフェは千歳駅から車で15分ほどの場所で、国内でも珍しい野鳥観察ができるカフェです。シマエナガのファンにとっても外せない施設で、館内にはシマエナガボタンが設置されています。
このボタンは、カフェに居る人がシマエナガを見つけた時に押します。するとカフェでくつろぐ人達が喜び盛り上がります。シマエナガは小さくてすばしっこいので撮影となると難しいのですが、ここでは毎日20種類以上の野鳥が現れるのでシマエナガに会える可能性が高いです。
旭山記念公園
シマエナガは、人気沸騰中の鳥ですが、その姿は北海道でしか見ることができません。シマエナガファンに、おすすめの公園があります。それは旭山記念公園で、丸山公園駅からバスで15分ほどの場所です。広い敷地には、散策路やちびっこのための遊具もあります。
ここには森の家があり、ちょくちょくシマエナガが現れます。森の家は広く、西側の沢、ミュンヘンの森そしてカラマツ林帯のエリアに分かれています。シマエナガはすばしっこいので、撮影は難しいですが、数羽が群れで現れることもあります。
かわいいシマエナガに会いに行こう!
シマエナガとはどのような鳥なのか、そしてSNSで話題沸騰している理由とは何かを紹介しました。手のひらに乗るほどのサイズで真っ白な羽毛はまるでぬいぐるみのようです。小さな目と三角のくちばしが愛くるしいです。
かわいすぎる表情がSNSで人気になっていることがわかりました。またシマエナガは、スイーツやグッズになって販売されています。かわいすぎると評判のシマエナガを探しに北海道へ出かけてみてはいかがでしょうか。