人気のワトコオイルを紹介!
ここ最近DIYはとても人気がありますが、木材を使ったDIYをするときにぴったりな、ワトコオイルをご存じでしょうか?亜麻仁油を使った自然派の塗料なので、木材や床を安心して塗装することができます。
そこでこの記事では、DIY好きの間でも人気のあるワトコオイルの色見本や塗り方をご紹介します。合わせて、ワトコオイルの価格や仕上げ方も取り上げていくので、気になる人はぜひ参考にしてみてください。
ワトコオイルとは
DIYに用いられる塗料には様々な種類がありますが、とりわけワトコオイルが人気があります。やはり塗料の中には、ホルムアルデヒド、トルエン、キシレンといった危険な物質が含まれている可能性があります。実はワトコオイルは、亜麻仁油がベースなので、比較的安心して使うことができます。
亜麻仁油がベースの自然由来の油性塗料
ワトコオイルはとても安全な塗料として知られていますが、亜麻仁油がベースの自然由来の油性塗料となっています。木の内部にゆっくりと浸透してくれるので、木の良さを十分に引き出してくれます。
塗料の中には、表面だけに塗るタイプがありますが、こういったオイルフィニッシュの塗料は綺麗な仕上がりが特徴なのです。ワトコオイルには、様々な種類があるので、混ぜ合わせるのもいいかもしれません。
ワトコオイルが人気の理由
実はワトコオイルはイギリス製の塗料となっていて、DIY好きなら必ず知っていると言っても過言ではありません。人にも木材にも優しい塗料なので、DIY初心者にもおすすめできるのです。
とりわけワトコオイルはムラが出にくい塗料なので、お手軽にDIYを楽しみたいときにぴったりとなっています。どのような木材にも使えるので、気になる人はぜひ使ってみてください。
ワトコオイルの価格
ワトコオイルは様々なサイズが販売されていますが、とりわけ200mlは、1000円から1600円といった価格帯となっています。もちろん大きめサイズの1000mlもお手ごろな価格で手に入れることができ、2500円から2900円といった価格帯です。
比較的お手ごろな価格の塗料となっていて、ここ最近ではホームセンターでも手に入れることができます。しっかりと自分が使いたい量や、求めている価格によって、ワトコオイルを買ってみてください。
ワトコオイルの色見本
この項目からはワトコオイルの色見本をご紹介します。やはり塗料は様々な色が用意されているわけですが、しっかりと色見本で比べることによって、自分が好きな色を施すことができます。
とりわけナチュラルやホワイト、チェリー、マホガニー、エボニー、ドリフトウッド、ミディアムウォルナット、ダークウォルナットといった色が人気があります。
W-01 ナチュラル
まず紹介していきたいワトコオイルのカラーは、「W-01 ナチュラル」となっています。色見本の中でも、そこまで変化のないカラーと言ってもいいかもしれません。
簡潔に言えば、元の木材の色よりも、多少濃くなるような仕上がりを施すことができます。もしも、しっとりとしたカラーを求めているのであれば、「W-01 ナチュラル」がおすすめです。
W-07 ホワイト
ワトコオイルの「W-07 ホワイト」は色見本の中でも、とりわけ目立つようなカラーかもしれません。もしも、少し気になるのであれば、できるだけ拭き取ることをおすすめします。
拭き取ることによって、古材のような雰囲気に仕上がるので、アンティーク調のイメージを求めている人にぴったりです。もちろん塗りやすい塗料なので、初心者でも簡単に使うことができます。
W-08 チェリー
次に紹介していきたい「W-08 チェリー」は、赤みがかったブラウンといったカラーとなっています。色見本の中でも、とりわけアンティーク風のカラーなので、そういった家具をDIYしたい人におすすめです。
もちろんワトコオイルは重ね塗りする方法も取り入れられるのですが、塗り方によって雰囲気が変わってきます。一色であれば、色ムラも目立たないので、様々な塗り方の方法を試してみてください。
W-09 マホガニー
色見本を見ていくとわかるかもしれませんが、「W-09 マホガニー」は一番赤みが強い塗料となっています。まさしくアンティーク風家具におすすめなのですが、とりわけ高級家具のような雰囲気に仕上がります。
もちろんシンプルに塗るだけでもいいのですが、DIY家具を作るときに、アイアン金具を合わせるのもおすすめです。もちろん塗る方法によって濃さも変わるので、お気に入りの塗り方を見つけてみてください。
W-10 エボニー
次に紹介していきたい「W-10 エボニー」は、ダークブラウンの塗料となっています。比較的木目が目立つといった特徴を持っているのですが、クールな雰囲気の黒に浮かび上がってきます。
こういった黒の木目のワトコオイルは、クールなテイストやアジアンテイストに向いているかもしれません。どのような木材にも塗ることができるので、気になる人はぜひ参考にしてみてください。
W-11 ドリフトウッド
こちらの「W-11 ドリフトウッド」も木目が浮き出る塗料ですが、優しい雰囲気に仕上げることができます。とりわけ観葉植物にある色合いなので、家具などに使うのがいいかもしれません。
もしも、カフェ風の家具を作っているのであれば、「W-11 ドリフトウッド」がおすすめです。色見本の中でも使いやすいカラーなので、DIY初心者にもぴったりとなっています。
W-12 ミディアムウォルナット
ここまで様々なカラーを取り上げてきましたが、一番ナチュラルな「W-12 ミディアムウォルナット」も人気があります。少し黄色い仕上がりになるのですが、味のある木材に仕上げることができます。
こういったカラーの塗料は、カントリー家具やナチュラルテイストにちょうどいいかもしれません。もちろんワトコオイルはどれもおすすめですが、一番使い勝手がいいと言えるのです。
W-13 ダークウォルナット
最後に紹介していきたい「W-13 ダークウォルナット」は、落ち着いたダークブラウンのカラーとなっています。塗る方法によっては、古材のような雰囲気に仕上げることができます。
ここまで様々な色見本を取り上げてきましたが、どれもお手ごろな価格で販売されています。やはりDIYにおいて価格が気になる人もいますが、コスパよく木材を塗装できるのです。
ワトコオイルの上手な塗装方法
この項目からはワトコオイルの上手な塗装方法をご紹介します。せっかくDIYをするのであれば、できるだけ失敗を避けたいと感じる人は多いかもしれません。
ワトコオイルはシンプルな塗装方法でもいいのですが、こだわることによって、木材の魅力を最大限引き出すことができます。丁寧に塗装方法を取り上げていくので、気になる人はぜひ参考にしてみてください。
①使用前に容器を振る
ワトコオイルは、そこに溜まっていることが多いので、できるだけ使用前に容器を振ることをおすすめします。やはり混ざっていないと、失敗につながることが多いので、できるだけ準備にもこだわっていきましょう。
もちろんワトコオイルは、室外で塗ることを推奨されています。室内で使うと、体調不良につながってしまうので、できるだけ室外でDIYしてください。
②塗装する木材の表面を研磨する
木材の表面がガタガタしていると、うまく塗る方法を取り入れることができません。そこで、事前に塗装する木材の表面を研磨することが、大切になってきます。
とりわけ木材の表面がすべすべするくらい、240番以上のサンドペーパーで研磨していきます。樹液やヤニが残っているのであれば、できるだけアルコールでふき取っておきましょう。
③ワトコオイルを1度塗り
ついにワトコオイルを塗っていくわけですが、とりわけ重ね塗りといった方法がおすすめです。そこで、ワトコオイルを1度塗りをしておき、乾燥させるために放置します。
とりわけ油性用刷毛やローラーが塗るのに適していて、乾燥は30分程度がおすすめです。塗りムラといった失敗が起こらないためにも、できるだけ木目に沿って塗っていきましょう。
④乾燥後に2度塗り
30分程度乾かした後は、ワトコオイルを2度塗りしていきます。新品の刷毛は、抜け毛が出てしまうことがあるので、できるだけ手でしごく処理をしておくと失敗を防ぐことができます。
二度塗りはそこまでの量は必要なく、一度塗りの半分以下の量で事足ります。もちろん量によって雰囲気が変わるので、自分好みの塗る方法を見つけてみてください。
⑤塗れている状態でウエット研磨
ワトコオイルを塗る方法の中でも、とりわけ塗れている状態でウエット研磨することが重要です。2度塗りした木材を、濡れたままの状態で、320から400番のやすりで研磨していきます。
ウェット研磨はとても滑りがいいので、するすると研磨をすることができるのです。このウェット研磨によって仕上がりに差が出てくるので、DIYをするときは、できるだけ丁寧さを心がけていきましょう。
⑥布でよく拭き取る
ワトコオイルが塗りたての木材が濡れすぎているので、布でよく拭き取ることが大切です。やはりワトコオイルは発火する可能性があるので、拭った時の布の処理に気を付けなければなりません。
しっかりと、布に水を含ませることによって、安全に処理することができます。木材は浸透したオイルが出てくることもあるので、できるだけ時間をおいてから、布で拭っていきましょう。
⑦乾燥させる
ワトコオイルを塗る方法の中でも、重要な工程が乾燥となっています。とりわけ24位間以上放置することによって、完璧に仕上げることができます。
やはりワトコオイルは油性塗料の香りが特徴的ですが、10日程度で完全になくなります。ワトコオイルはお手ごろな価格の塗料なので、気になる人はぜひDIYに取り入れてみてください。
ワトコオイルのメリット
この項目からはワトコオイルのメリットをご紹介します。やはりDIYにそこまで慣れていない人もいるかもしれませんが、そんな初心者にもおすすめできるのがワトコオイルなのです。
ワトコオイルはどのような塗り方をしても、比較的失敗が少ないのがうれしいポイントとなっています。ほかにも様々なメリットがあるので、気になる人はぜひ参考にしてみてください。
自然な仕上がり
ニスやラッカーなどの塗料は、表面だけにカラーを施すのが特徴となっています。一方で、ワトコオイルは、木にしみ込むタイプの塗料なので、比較的ナチュラルな仕上がりを施すことができます。
専門的に言えば、オイルフィニッシュと言い換えると分かりやすいかもしれません。オイルフィニッシュの塗料はとても人気があるので、気になる人は使ってみてください。
気持ちの良い手触り
ワトコオイルのメリットには様々なものがありますが、とりわけ気持ちの良い手触りが人気の理由でもあります。やはりワトコオイルを家具などに塗る人も多いので、肌触りがいい塗料は好まれるのです。
ワトコオイルは失敗しにくい塗料でもあるので、本当にプロ顔負けの家具に仕上げることができます。どのような木材にも使うことができるので、本当に人気のある塗料なのです。
失敗が少ない
やはり塗料などで失敗してしまう人が多いのですが、ナチュラルな仕上がりのワトコオイルは失敗が少ないのが特徴です。たとえ二度塗りをしたとしても、決して色ムラなどの失敗はすることはありません。もしも、失敗したと感じても、紙やすりで磨いてはじめから塗ってみてください。
メンテナンスが楽
ニスやラッカーといった塗料は、剥げてしまったら塗りなおす必要があります。とりわけすべての塗料をはがす必要があるので、本当にメンテナンスが不便なのです。
ワトコオイルなどのオイルフィニッシュは、やすりをかけて、軽く塗りなおすだけ事足ります。ワトコオイルは木材にしみ込んでいるので、こういった簡単なメンテナンスだけで大丈夫なのです。
ワトコオイルのデメリット
この項目からはワトコオイルのデメリットをご紹介します。失敗しにくいワトコオイルではあるものの、やはりいくつかのデメリットがあります。
とりわけ乾燥に時間がかかることや、時間が経つと変色がワトコオイル特有のデメリットです。他にもいくつかのデメリットがあるので、気になる人はぜひ参考にしてみてください。
乾燥に時間がかかる
まず紹介していきたいワトコオイルのデメリットは、乾燥に時間がかかることとなります。やはり塗料は時間がかかるものですが、ワトコオイルは乾燥までに2、3日かかることがデメリットなのです。
もちろん乾燥までの時間はデメリットではあるものの、一般的に植物油は時間がかかることで知られています。ワトコオイルは改良されているので、まだ2、3日程度の乾燥で済むのです。
耐水性・防汚性が低い
ニスやラッカーなどは膜を張るのですが、膜がないワトコオイルは耐水性や防汚性が低いのがデメリットとなっています。
水滴くらいは大丈夫なのですが、大量の水がしみ込むことによって、せっかくの家具が台無しになります。もしも、どうしても強化を施したいのであれば、とりわけウッドワックスを塗ることをおすすめします。
時間が経つと変色
ワトコオイルには素敵なカラーがいくつもあるものの、結果的に時間と共に変化するといったデメリットがあります。
主成分の亜麻仁油が原因となっていて、だんだんと黄色く変化してしまうのです。年月の経った味わい深い木の色になるものの、新品のような木を求めている人にとってはデメリットかもしれません。
亜麻仁油と溶剤の独特の匂い
どのような人にとっても、亜麻仁油と溶剤の独特の匂いはデメリットとなっています。とりわけ室内でDIYすることによって、匂いが充満してしまいます。ワトコオイルはとても使いやすい塗料なので、できるだけこだわって使ってみてください。
初心者でもOKなワトコオイルを使ってみよう!
この記事では、ワトコオイルの色見本や価格を紹介してきました。ワトコオイルは、ナチュラルに木材を仕上げるのにぴったりな塗料となっています。
合わせて、ワトコオイルの上手な塗装方法を取り上げてきました。DIYに使われる塗料には様々な種類がありますが、ワトコオイルは初心者でも簡単に塗ることができます。本当に上質な仕上がりを施すことができるので、気になる人はぜひ使ってみてください。