おからダイエットのやり方と効果をご紹介！おすすめレシピ・メニューも！

ダイエットをしたいというのは男女を問わず万人の願いかもしれません。もう少し痩せていたら素敵な服が着られるのにとか、もう少しスマートだったら女性にモテるのにと考える男女は多いものです。

しかしダイエットはよほどの意思の固い人でなければ成功しません。食事を抑えたダイエットや運動主体のダイエットなど世の中にはダイエットの方法が数多くありますが、なかなか痩せたという実感は湧きません。

そんな方におからダイエットをご紹介します。美味しくて栄養満点なおからはレシピも豊富で満足しながら痩せられると、今、注目のダイエット法なのです。おからダイエットのやり方や注意点、人気のメニューのレシピなどを盛り込みました。是非ご覧ください。

おからとは豆腐を作る時の大豆のしぼりカスのことです。しぼりカスといっても栄養満点で昔からお惣菜として日本の食卓に上がっていました。いわばお母さんの味です。そのおからが今、ダイエット食品として注目されています。

低カロリーで現代人に不足している食物繊維も補えるということで「おからダイエット」として人気が上がっているのです。そんな「スーパーフード・おから」の栄養価やダイエット効果を調べてみました。

おからの糖質は100g中に約2.3gあります。おからパウダーにすると9gと多くなりますが、それでも低い方です。小麦粉だと同じ100g中に73.3gにもなるのです。こうしてみるとおからは糖質制限ダイエットにも良さそうだということが分かります。

一方、気になるカロリーですが、生おからは100あたりのカロリーが111kcalで、おからパウダーでは421kcalになります。こう比べると、おからって低糖質だけれど意外と高カロリーだと感じた人も多いのではないでしょうか。

しかし、お菓子などを作る時に小麦粉で作るものよりおからで作る方が20〜30%カロリーオフになるといわれています。

おからは食物繊維が豊富に含まれています。そのため、おからを食事に取り入れることで満腹感を得られやすく、腹持ちも良いので食べ過ぎを防いでくれるのです。おからに含まれる食物繊維は不溶性食物繊維で水に溶けないタイプです。

保水性が高く、お腹の中で5倍にも膨らみ、多孔質と呼ばれるスポンジのような形で水を引き込む働きが強いのだといいます。おからにはそんな働きがあるので満腹感を得られ、間食も防げるというものです。毎日の食事におからを使うことでダイエット効果が得られるのです。

おからの魅力はなんと言っても低糖質・高タンパクなところではないでしょうか。加えて豊富な食物繊維のおかげで少しの食事でも満腹感が得られるという優れものです。

しかも安価に購入できるので、毎日続けやすいというのも魅力です。そんなところがダイエットにぴったりな食材としておからが見直されてきたのです。

しかし、実際におからダイエットとはどうやるのでしょうか。次にはおからダイエットのやり方をご紹介します。

今、注目のおからダイエットですが、やり方は簡単です。１日に50gのおからをただ食べるだけで良いのです。食事は普段通りに食べて良いというのですからうれしいダイエット法です。

おからをいつもの食事に50g足すだけでおからがお腹の中で膨らみ、満腹感が得られやすくなります。続けることで食事の量も自然と減っていき、ダイエットにつながるのです。食べるだけのダイエット、究極のお手軽ダイエットと言えるでしょう。

おからダイエットの方法はとても簡単です。スプーンいっぱいのおからパウダーを食べ物や飲み物にかけるだけで良いのです。好きな料理にや味噌汁におからパウダーをかければ食物繊維も豊富に取れて一石二鳥です。

毎日の食卓でおからパウダーを使えば知らず知らずにダイエット効果が現れるという嬉しい作用がありますが、おからダイエットを効果的にするには食事の前におからを食べるのが最も良いとされています。食前にコーヒーなどの飲みのもにおからパウダーを入れて飲むのがおすすめです。

おからパウンダーの効果でお腹が膨れ、少ない食事でも満腹感を得られ食べ過ぎを防いでくれます。おからパウダーを振りかけて食べるだけのダイエットは手軽に始められる楽チンダイエットです。

おからパウダーダイエットは料理や飲み物に振りかけるだけの簡単ダイエットですが、始めるに当たって2つほど注意点があります。せっかく始めたダイエットが失敗しないためにも以下の注意点を守って始めてください。

おからパウダーを食べる時は水分を多めに摂るということが大事となります。おからパウダーは水分を含むと5倍の量に膨らみます。

そのためおからパウダーダイエットの注意点としてはは水分をしっかりと摂ることです。よりダイエット効果を得るためには水分をしっかり摂りましょう。

おからパウダーダイエットの注意点に揚げ物の衣には使用しないというものがあります。揚げ物の衣におからパウダーを使ってしまうと、余分な油を吸収して体内に入れてしまいます。小麦粉やパン粉などの代わりに揚げ物の衣におからパウダーを使うのはやめましょう。

油たっぷりの揚げ物となり、ダイエット効果を阻害します。おからパウダーダイエットでの注意点はこのくらいです。元々体に良い食べ物なので、注意点はそれほどありません。あとは食べすぎないことです。一回の食事につきスプーン一杯のおからパウダーで十分です。

料理に振りかけるだけのおからパウダーダイエットも良いのですが、おからを使った料理でダイエットするのも良い方法です。数あるおからのレシピの中からダイエットに効果的な人気メニューをご紹介します。

懐かしい味のすいとんです。小麦粉の代わりにおからを使えばヘルシーなすいとん風おから餅の出来上がりです。作り方は、ボウルにおから、片栗粉、水、塩を加えよく混ぜます。

電子レンジで600wで1分30秒加熱し、またよく混ぜます。鍋に水、だしの素、鶏肉、にんじん、大根、ゴボウ、椎茸などお好きな肉や野菜を入れて火にかけます。

煮たったらめんつゆ、酒などで味を整え、先ほどのおからをスプーンで救って一口大の団子に丸めて鍋の中に入れて一緒に煮ます。おからのレシピの中でも人気メニューのひとつです。

人参としめじのおから炒めも人気メニューです。フライパンにごま油をひき、切った人参としめじを入れて炒め、全体に油が馴染んだらおからを入れてほぐしながら炒めていきます。炒まったらめんつゆと酒で味を整えてさらに2,3分炒めれば出来上がりです。

フライパンにサラダ油をひき、中火でおからを炒めます。水と和風の顆粒だしを加えたら火からおろし、粗熱をとります。大根、にんじんは千切りにして塩を振っておきます。

ボウルに味噌と白のすりごまを混ぜ合わせ、おからと水気を切った大根、にんじん、青ネギなどを和えたらおからのごま味噌和えサラダの出来上がりです。家族も喜ぶヘルシーな人気メニューです。

ポテトサラダも良いけれどダイエットのためにはおからパウダーのポテサラ風はいかがでしょう。きゅうりを薄切りにして塩で揉みます。次におからパウダーを水で戻しておきます。

ボールに水で戻したおから、先ほどのきゅうり、ツナ缶（汁ごと）、マヨネーズ、牛乳を入れて混ぜるだけです。見た目がポテトサラダそっくりでヘルシーメニューとは気がつきません。

じゃがいもだと茹でる手間がありますが、おからパウダーは水に戻すだけで使えます。手間も掛からず、糖質を抑えたダイエットサラダが出来上がります。

鍋をした後のシメとしておからパウダーの雑炊もオツなものです。鍋を食べた後に汁を200cc程残しておきます。そこへ50gほどのおからパウダーを入れて汁を吸わせて少し煮ます。

好みに合わせて濃度を調節し、溶いた卵を回し入れて卵が少し固まったら火を止めます。鍋はキムチ鍋でもなんでもOKです。

おからはお安く手に入るので気軽に始められるダイエットとして今、人気があります。毎日の食事にも使えますし、おやつ作りにも糖質が抑えられたメニューが作れます。

料理におからパウダーを振りかけたり、おからの人気メニューを試したりしながらあなたもおからダイエットを始めてみませんか？