ガーベラの花言葉を覚えよう!
ガーベラは陽気で可愛い印象的な花です。1輪1輪がパッと咲き誇り、見ていて明るく楽しくなってきます。ガーベラの花は生命力あふれる花です。今回は魅力あるガーベラの花の花言葉とその意味を調べてみました。
ガーベラは色彩豊かで、華やかさがあります。花びらが多弁で可憐さもあり、清楚さもあります。反対に真っ赤なガーベラは情熱的な印象で惹きつけられます。ガーベラの花言葉を知ってプレゼントすると、おしゃれで素敵なメッセージになります。
そんな魅力ある、ガーベラの色別・種類別の花言葉をご紹介します。花言葉の意味を知ってプレゼントしてはいかがでしょうか。1輪の花束でも存在感のある、可憐なガーベラです。素敵なアレンジができ、意外な発見になるかもしれません。
ガーベラとはどんな花?
ガーベラは見た目がパッと華やかで、10代20代から高年齢まで、幅広い年代から人気があります。細めの花びらが段々に、たくさん重なっているのが特徴で、温かみのある可愛い印象です。花束やアレンジメントにも多く使われて、プレゼントにも最適です。
花と花茎だけのシンプルなスタイルは、透明な花瓶に入れて、花茎のフォルムを楽しむファンも多くいます。すっとした花茎の上に、丸く咲く可憐なガーベラは、知らない人はいないほどポピュラーな花です。
キク科の多年草
ガーベラの原産地は南アフリカや、熱帯アジアの高温多湿な地域です。温暖な地域を好むガーベラはキク科ガーベラ属で多年草になります。野生種は40種類ほどですが、今ではヨーロッパや日本などで、2,000種を超えて品種改良されています。
ガーベラの日本での生産地は、静岡県・福岡県・千葉県で、いずれも温暖な気候です。温室栽培では東北最大の石巻ガーベラが有名です。近年のネット通販ブームもあり、産地から直接購入し、自分んでアレンジしたプレゼントを、楽しむ人も増えています。
ガーベラの名前の由来
ガーベラは南アフリカ原産の多年草で、名前の由来は、ドイツの医師で植物学者のT.ゲルベル(T.Gerber)が、発見したことからその名前がつき、由来となりました。花の名前の由来は、発見者の名前からつけられているものが多くあります。
英語圏では発祥の土地からアフリカンデイジーとも呼ばれています。アフリカで発見された後、イギリス・フランス・オランダで品種改良され、日本には明治末から大正初期に渡来しました。
日本ではアフリカ千本槍・大千本槍・花車とも呼ばれています。古代から日本に生息している花の中では、ガーベラはまだ新しい花で、品種改良がさかんにされ始めたのもわりと最近からです。
ガーベラ全般の花言葉
ガーベラの花言葉は、全般では「希望」「常に前進」という意味を持っています。花言葉は、17世紀頃のトルコから発祥したと伝えられています。言葉や声で伝える以外での表現方法として、花言葉が作られました。そこから西洋文化・アジア文化から伝わったとされています。
そうした文化は、色や形、香りなどにも反映され、花言葉も世界中からその意味をが、言葉として伝わり、意味のある思いが込められました。ガーベラの持つ形やイメージから、花言葉が希望・常に前進で決められ今も使われ続けています。
西洋・英語での花言葉
ガーベラ全般の西洋・英語での花言葉は、cheer fulness・上機嫌、元気、beauty・美、花言葉とガーベラの花を重ね合わせ、プレゼントをすると喜ばれる前向きな花言葉です。ピンクやオレンジの色鮮やかな花を咲かせ、生き生きと明るいイメージからちなんだとされています。
ガーベラの色も数多くあり、同じピンク色でも薄い色から濃い色まで、今ではグラデーションを作っているものもあります。花言葉通り、上機嫌で元気な美しい花、それがガーベラです。
ガーベラの色別の花言葉
ガーベラの花言葉は全体では「希望」「常に前進」でしたが、花の色それぞれに花言葉があります。そもそも花言葉は、言葉では表現せず、花それぞれに意味を持たせ、相手へメーッセージを伝える手段でした。それがヨーロッパに伝わり、世界へと伝わりました。
花言葉は特に誰が決めたというものではなく、それぞれの国で花のイメージから作り出されたものです。ガーベラもその色や花の持つイメージから、前向きな花言葉になったとされています。ここから7色のガーベラの花言葉をご紹介します。
赤いガーベラの花言葉
赤いガーベラの花言葉は「神秘」「燃える神秘の愛」「情愛」「情熱」となります。ガーベラの中でも、1番強い意味合いを持った花言葉です。情熱的で前向きに、常に挑戦する姿も赤いガーベラから受けるメッセージです。
英語での赤いガーベラの花言葉は、パッション(情熱)・Love(愛情)・ロマンなどがあり、赤いバラと同じ花言葉です。赤いバラをプレゼントするのが、気後れする人には、赤いガーベラを贈って告白するのも良い方法です。
白いガーベラの花言葉
白いガーベラの花言葉は、「希望」「律義」です。白いガーベラは、ブライダルブーケとして使われる人気のある花です。白い花は出会いや、出発の季節にも多く使われます。新しいことをスタートする時には、花言葉に合わせ、希望いっぱいに、白いガーベラを飾ってみましょう。
プレゼントに白いガーベラを贈るのは、ブライダルブーケとして見られがちです。その場合には他のガーベラと組み合わせたり、少し色のある花と一緒にブーケにすると、温かみも加わるでしょう。
ピンクのガーベラの花言葉
ピンクのガーベラの花言葉は「感謝」「崇高美」「思いやり」「熱愛」などで、ピンク色のガーベラのイメージを表す花言葉から、愛にあふれたメッセージを伝えることが出来ます。異性にプレゼントをする場合は、熱愛の意味があるので、花言葉を知っている人には愛を表現しやすい花です。
また、同性にプレゼントする時には、感謝と思いやりの気持ちを込めて贈る、優しいピンク色にふさわしい花です。お世話になっている人に贈るのにも、ピッタリな花言葉です。
黄色のガーベラの花言葉
黄色のガーベラの花言葉は、「究極美」「親しみやすい」「究極愛」などで、親しみやすい明るさを表すイメージは、友人へのプレゼントに適しています。究極の愛からは、異性に贈ると勘違いをされるかもしれません。本命に贈るなら黄色のガーベラで秘めた真意を伝えられるかもしれません。
黄色のガーベラからは、明るく元気なイメージを受けるので、自分が少し元気がなくなっている時や、落ち込んでいる時に、自分の為に黄色のガーベラを部屋に飾ってみましょう。自分を励ます為に、気分を高め元気を取り戻す意味で最高の花です。
オレンジのガーベラの花言葉
オレンジのガーベラの花言葉は、「我慢強さ」「冒険心」で、パワフルで好奇心あふれるイメージです。日頃から我慢強く物事に従事する仕事の人に、感謝の気持ちを込めて、プレゼントするのにふさわしい花言葉です。逆に踏ん張りどころの意味を込め、何かを挑戦している人にもふさわしい花です。
オレンジの色は元気を与えるとされていて、人とコミュニケーションをとる時に最適なカラーです。オレンジのガーベラに、思いを込めたプレゼントは、もらった人を明るくさせ、見ていて元気になる花です。
青いガーベラの花言葉
青いガーベラの花言葉は、「神秘」「若き貴婦人」です。青いガーベラはとても希少な花で、高い技術で生まれています。青い色は、空や海を連想させる爽やかなイメージです。集中力を高めたい時や、冷静になりたい時に適しています。
青いガーベラは自然界に存在しない色で、特殊な染料で作られています。それだけに個性的で神秘の花言葉になっています。ファッショナブルで個性的な人に、プレゼントをすると喜ばれ、神秘の花言葉を添えてみましょう。
紫のガーベラの花言葉
紫のガーベラは青いガーベラ同様、自然界に存在しない作られた色です。白いガーベラの色水を吸いあげる力で、特殊に改良された紫色に染められます。この紫のガーベラは希少価値があるため、花言葉も存在せず、ガーベラ全般に使われる「希望」や「常に前進」が花言葉として使われています。
紫のガーベラは、どこにでもある物ではなく希少な為、紫を好む人にプレゼントすると大変喜ばれます。紫のガーベラを見かけたら、ぜひその価値ある彩を楽しむと良いでしょう。希望・常に前進の花言葉も、紫のガーベラにふさわしく、贈られた人に希望を与える花です。
ガーベラをプレゼントする時は本数に注意!
ガーベラは品種も多くとてもポピュラーな花で、プレゼントとしても良く使われる花です。贈る本数にも意味があり、プラスの意味の本数を贈ると喜ばれます。プロポーズには12本の花を贈ると幸せになるという言い伝えがあります。又、108本の花束にも結婚してくださいという意味もあります。
プラスの本数がある様に、マイナスの本数も存在し、その数を贈ると縁起が悪いとされています。花言葉と花の本数でのプレゼントは、贈る気持ちを表して優しい気持ちになります。贈られた相手にも素直に伝わる様、マイナスの本数をご紹介しますので、ぜひお役立てください。
ガーベラ15本・16本・17本は裏花言葉
ガーベラの花を贈る時に気をつけておきたいことは、プレゼントする花束の本数です。プラスの意味がある本数と、逆に裏花言葉になってしまう本数があります。マイナスの意味を持つ本数は、16本が不安な愛、17本が絶望の愛となっています。
他にも15本はごめんなさいという意味があり、謝る時に使う本数です。花束を贈る時には、15本・16本・17本は必ず避けてプレゼントしましょう。もちろん知らずに悪意なく贈られる場合もあるので、贈られた時は気にせず分けて飾りましょう。
ガーベラの種類
ガーベラは発見されてからヨーロッパで品種が改良され、いまでは2,000種類以上になっています。野生種は40種類ほどあって高温多湿を好み、南アフリカからアジアにかけて広範囲で生息しています。日本には明治末から大正にかけて渡来し、品種改良がなされています。
ガーベラは育てやすい品種で、その形の愛らしさから、色や花びらの品種改良が、次々されてきています。花弁は一重咲き、半八重咲き、八重咲き、カール咲き、スパイダー咲き、ポンポン咲き、変わり咲きの7種類楽しめます。
トマホーク
ガーベラトマホークは、花びらが細くシャープでスパイダー咲きとなっています。名前の由来、トマホークは巡行ミサイル・インディアンの武器を表し、花びらが夏の夜に大輪を咲かす花火の様です。ガーベラトマホークはその個性的な花びらと、鮮やかな色から華道家からも定評を得ています。
ガーベラトマホークの姿形は、圧倒的なインパクトがあり、トマホークの名前の珍しさもあり、個性的にアレンジして、プレゼントをするのに適した花です。オレンジの花言葉「我慢強さ」「冒険心」を持つトマホークは、その姿にもピッタリくる花言葉です。
ブルーアイ
ガーベラブルーアイは紫のガーベラ種になります。名前の由来として、花芯がブルー、つまり青い目だという説があります。珍しい紫色の品種ですが、ブルーアイは比較的流通があり、一般にも手に入りやすくなってきました。色味は濃いピンクと紫が合わさった鮮やかなトーンです。
ブルーアイの花束は個性的なアレンジで、白ベースやピンクベースのさし色として、使うと大人っぽく洗練されたブーケになります。ガーベラの愛らしさとブルーアイの色のシックさで、比較的30代以上の年齢層から人気があります。紫の花言葉「希望」「常に前進」も添えて贈ってみましょう。
アップルケーキ
ガーベラの種類で、フルーツケーキシリーズという名で、開発された一つのアップルケーキガーベラは、明るい赤が印象的な花です。フルーツケーキシリーズは、花粉が出ない様に品種改良されたため、カビになりにくく花の寿命が長くなるとされています。
名前の由来は、真紅の花びらと黄色い花芯がリンゴの様で、そこからアップルケーキと名付けたられました。赤のガーベラの花言葉「情熱」「燃える神秘の愛」も秘めています。このアップルケーキガーベラは、夏でもこまめに水を変えると、普通の花の1.5倍は長持ちします。
ココナッツケーキ
フルーツケーキシリーズの一つ、ココナッツケーキガーベラは、真っ白で透明感ある可憐なガーベラです。完全無花粉なのでウェディングに好まれ、ブライダルブーケの花として喜ばれています。純白のウェディングドレスに純白のガーベラは、可愛いブーケで人気となっています。
名前の由来は純白の花びらが、ココナッツの白と重なり、ココナッツケーキとなりました。日持ちが良く、夏にはとても重宝されています。希望と律儀の花言葉を持つ白のガーベラ、ココナッツケーキガーベラは、新しく何かを始める時に飾ってみましょう。
ガーベラは前向きな花言葉が多い
ガーベラの花言葉は、すべて明るく前向きでポジティブなものでした。花言葉は気持ちを伝えるメッセージとして、昔からある表現方法です。ガーベラの花言葉は希望や常に前進と、贈る人へ元気や勇気を与える花言葉です。
ガーベラは単色だけでなく、数種類一緒に飾っても可愛く、部屋を明るくします。疲れている時や、少し元気がない時には、ガーベラを飾って、前向きに気持ちを切り替えてみましょう。ガーベラのもつ花言葉のパワーで、元気な毎日を過ごしましょう。