宴会芸って何をすればいい?
社会人であれば、会社の歓送迎会や新年会、忘年会、結婚式の2次会など毎年何かしらの節目に、上司や友人に宴会芸を頼まれる機会があります。宴会芸って何をすればいいのかと悩む方が多いでしょう。
さらに人前で盛り上げたり、面白いことをやることが得意ではない方は、まず何をやればいいのと不安になる方が大半。今回は、そういった方のために宴会芸のポイントや参考にしてほしい鉄板ネタを紹介していきます。
宴会芸のポイント
盛り上がる宴会芸とはどんなものでしょうか?盛り上げることが苦手な方は、難しく考えてしまうかもしれません。しかし、盛り上がる宴会芸のポイントを抑えることによって、参加者の心をばっちりつかむことができるでしょう。ここからは、宴会芸で抑えるべき重要になるポイント部分を説明していきます。
道具が必要ない
まず、最初に宴会芸を進めるにあたって、難しい道具をそろえたりする必要はありません。普段の生活にある身近なもので、簡単にできるネタを考えるもの大事です。
仕事をしながらだと、限られた時間の中で宴会芸の練習をしなければなりません。限られた時間の中で道具などを持っていく手間や、練習する場所が限られてしまったりして、時間とお金の効率が悪いです。
簡単でわかりやすい
次に、宴会芸で選ぶネタは、簡単でわかりやすいことが大切です。宴会の参加者の年齢層や女子も男子も楽しめるカラオケやダンスをしたり、みんなが知っているキャッチーなネタを持ってくることも重要です。
テレビやネットで人気の曲のカラオケやものまね、ダンスをしたりすることもおすすめします。その場のみんなが知らないような、身内ネタなどはウケが悪いことがありますので、なるべくTPOに合わせたネタをもっていきましょう。
ある程度持ちネタを準備しておく
ある程度持ちネタを準備しておくのも大事です。何か面白いことしてという無茶ぶりにも、その場で、パッとできる自分のネタがあると、その場を盛り上げることができるでしょう。
普段の職場や集まりなどの雑談する場で、たまたまできた盛り上がったネタなどを披露したり、最近のテレビなどで見る芸人の一発芸、カラオケモノマネなどできると、カッコいい先輩やイケてる後輩として女子にも注目が集まるでしょう。
参加者を巻き込む
その場の宴会に参加している人を巻き込んで、団体で盛り上げる手もあります。職場や仲間で面白い人、上司や先輩、ノリがいい女子に参加型のカラオケなどに協力してもらったりして宴会をさらに盛り上げてもらいましょう。みんなが参加しやすいよく知られているネタ、覚えやすい歌やダンスなどで、参加者を巻き込んでみましょう。
宴会芸で盛り上がる鉄板ネタ【エンターテインメント】
宴会芸で盛り上がる鉄板ネタのエンターテインメント編を紹介していきます。カラオケなどで盛り上がるのも鉄板ネタですが、その他にもスマホがあれば、調べて職場の空いた時間で練習ができる場所を選ばない簡単な宴会芸を紹介していきます。
団体で行うと集団でまとまったカッコいいダンスで、団結力ができて参加者を盛り上げることができます。また、個人でも参加者を巻き込んだりして行うことができます。また、難しい道具を利用しないものを選んでいますので、特に女子の方におすすめ。是非参考にしてみて下さい。
①ダンスで盛り上がる
ここでは盛り上がるダンスの宴会芸をまとめてご紹介します。よくある宴会芸ですが、一番盛り上がること間違いない鉄板です。団体で行いやすいし、決まった流行のダンスがあればネタを考える時間が短縮できます。
ダンスは団体での盛り上げパワーを使って盛り上げていきます。女子の団体グループでおこなうとすごくポップでキュートな宴会芸になります。また、カラオケが上手な子がいればダンスと一緒に歌うのもいいでしょう。
流行りの曲で踊る
仲良しの女子の団体グループで、その年の流行のカラオケや曲を使ってダンスをするのもおすすめです。プラスして、職場や参加者のネタなど、替え歌を作成してでアレンジしても面白くなるでしょう。
ちなみに、会社や参加者のネタを使用する際には、ジョークとして理解してもらえるかみんなの意見を取り入れながら行ったりすると、失敗しないでしょう。
バブリーダンス
バブリーダンスは、団体で参加できダンスも覚えやすく簡単なので、練習時間も少なく行うことができます。カラオケにも曲がありますので用意するものも、身近にあるのもので準備できます。
女子団体グループで気軽に行うことができますし、そこに男子も混ざって女装して行うのも楽しくできるでしょう。幅広い年代層にもウケるので、宴会芸で盛り上がること間違いなしの鉄板ネタです。
女子でセクシーラインダンス
女子同士でおこなう、セクシーなラインダンスも盛り上がること間違いなしです。ダンスをしているほうも、見るほうも楽しく見ることができます。衣装やダンスなどもある程度ネットで調べると、いろいろな参考にできるものが多いので、簡単に行うことができます。男子同士で行っても楽しいかもしれません。
②団体でストンプ
ストンプとは、体を使って足を踏み鳴らしたり、手を叩ていて表現する迫力のあるダンスパフォーマンスの一つです。道具を使用せずに行うことができますので、簡単に行うことができます。団体で行うダンスですので男子と女子混ざって行うと迫力があって盛り上がります。ノリノリな曲を選んで、自分も楽しみながら一緒に参加者も巻き込んでいきましょう。
③鉄板ネタのマジック
トランプやコインを使った簡単なマジックもおすすめです。トランプやコインはどこにでも持ち歩くことができて、比較的他のマジックよりも簡単に練習することができます。
一人でも行うことができるので、その場でパッと頼まれて行うこともできます。最近では、YouTubeなどでも宴会芸用のマジックの動画などが出ていますので、一度見てみてください。
④プレゼントもできるバルーンアート
バルーンアートは、よく遊園地などで見かけますが、風船を使って動物や食べ物などを作っていくパフォーマンスです。難しいように見えますが、練習してみると意外にも初心者の方でもすぐ習得できる宴会芸です。
短い時間で、何か宴会芸を頼まれたときに、一人でもできますので自分の持ちネタとして持っておくことをおすすめします。
⑤得意な楽器で演奏
楽器で演奏は、結婚式やお祝い事の席などで大変喜ばれるジャンルの宴会芸です。もともと何か楽器ができる人は、結婚式向けの曲やお祝いの曲などを演奏したりすると会場が盛り上がります。また、宴会芸を実施する日までに時間がある人は、最初から比較的簡単にできる楽器を練習して披露したりしてもいいでしょう。
ピアノ・ギターで弾き語り
もともとピアノやギターが得意な人は、難易度の高い盛り上がる選曲で弾き語りがおすすめです。一気にみんなの注目を集め、団体で行っても盛り上がること間違いなしです。また、初心者の方で練習時間に余裕がある方にも比較的簡単にできる楽器ですので、挑戦してみるのもいかかでしょうか。
グラスハープでハーモニー
グラスハープとは、グラスの縁を指でなぞって楽器のように演奏するパフォーマンスです。練習は比較的に簡単で道具を購入したりせずに、身近にあるグラスで簡単に練習ができます。一人でやっても、団体でやっても美しいハーモニーを奏でることができますので、他の方とは一味変わった宴会芸を行いたいという方におすすめです。
⑥モノマネでカラオケ
モノマネでカラオケをするのも簡単にできる宴会芸です。モノマネでカラオケは決して中途半端には行わずに、恥じらいなどは捨てて、その人になりきってやると場の雰囲気もガラッと変わって盛り上がるのではないでしょうか。
また、宴会の前に何度か人に見てもらって、似ているかどうか、面白くなっているかを見てもらいましょう。カラオケで練習しておくとすぐできる宴会芸なので、自分の持ちネタとして一つは持っておくと損はないです。
⑦テーブルクロス引き
テーブルクロス引きも鉄板のネタです。みんなが知っているネタですがドキドキ感を味わえて、成功しても失敗しても盛り上がります。最初は簡単なところからおこなって、段階ごとにお皿やグラスを増やして、難易度を上げていって参加者のドキドキ感をさらにあおってみてはいかがでしょうか。
宴会芸で盛り上がる鉄板ネタ【参加型】
次は、宴会芸で盛り上がる鉄板ネタの参加型の紹介をします。女子も男子も関係なく、見ている人たちも、宴会の主役になってゲーム感覚で楽しめるものを紹介していきます。
進行する人、参加する人どちらも楽しんで参加しながらおこなうことができます。また、ダンスや歌などと違って準備する時間だけで練習時間が必要ないので時間がないときにおすすめです。
①マシュマロキャッチ
マシュマロを投げて口でキャッチするゲームです。参加者の中からマシュマロを投げてもらう人を選んで、マシュマロを投げてもらいましょう。また、投げる前にマシュマロキャッチに成功するか、失敗するかを事前に当てるゲームもできます。
マシュマロは1個から初めて成功するごとに1個づつ増やしていき、段階をつけてルールを設け難易度を上げていったり、広い会場で行うと難易度も上がるので、より面白くなるでしょう。
②お絵描きしりとり
お絵描きしりとりは、絵をかいてしりとりを行うゲームです。基本的なルールは、参加者の中から数名出てきてもらい、絵をかいてその絵のあとのしりとりをまた絵をかいておこないます。
最後の人が終わったら、みんなが書いた絵の答え合わせをおこない、しりとりが成立しているかを確認します。チーム戦で行うのもおすすめします。絵が上手、下手に限らずいろいろな人が参加できて楽しく盛り上がるゲームです。
③空き缶・紙コップ積み競争
空き缶・紙コップ積み競争も盛り上がる宴会ゲームです。ルールは簡単、並べる段数を事前にルールとして決めて置き、2名以上で対決型で行い、早くタワー型に並べた方が勝ちとなります。トーナメント戦で景品をつけておこなっていくのも、盛り上がって参加者の方も楽しめるでしょう。
④コインでイエス・ノーゲーム
コインと大きめのハンカチやテーブルクロスなどを用意します。コインは各自の10円などのお金を用意してもらってもいいです。進行の方が質問をしていき、コインでイエスかノーかを答えていくゲームです。
このゲームの面白さは、質問の内容です。進行の方が普段では答えづらいような、宴会の参会者が疑問に思っている、きわどい質問をしていって盛り上げていきましょう。
⑤人間ビンゴ大会
進行の方が数字に関する質問をしていき、その番号をビンゴの番号にしていくビンゴ大会です。進行の方の質問内容の質で面白さが変わってくるゲームですので、質問の内容は事前に考えておきましょう。普通のビンゴ大会と同じく景品が必要になりますので、事前に購入しておきましょう。
⑥背中に文字で伝言ゲーム
進行の方がお題をだして、最初の方に伝え、それを次の人の背中に指で文字をなぞっていき、伝言をしていき、最後の人がお題を当てられるかというゲームです。複数で参加者を混ぜてでき、ルールも簡単です。2組のチーム戦で、早くお題を当てられるかを競ったりするのも面白くなるでしょう。
宴会芸で盛り上がる鉄板ネタ【お笑い系】
次は、宴会芸で盛り上がる鉄板ネタのお笑い系編です。お笑い系というと、難しいような感じもしますが宴会芸でウケのいいネタをご紹介しますので安心してください。やはり、宴会話で一番の話題になるのはこのお笑い系だったりしますので、失敗を恐れず思いっきり挑戦してみることをおすすめします。
①もはや古典芸二人羽織
知らない人はいない昔のテレビでもよく行われていた鉄板中の宴会芸ですが、今でも十分通用する宴会芸です。2人で行い、後ろの人が羽織の後ろで手を出して、見ないようにして、前の人に食べ物や何かをさせたりする芸です。
参加者から女子と男子でペアで選んで、おこなうのもおすすめです。固形のお饅頭など食べ物を何個食べられるか対決制にしても、さらに面白くなるかもしれません。
②全力ものまね芸
人に自慢できるような得意なものまね芸がある方は、それを披露してみるのもいいでしょう。一人で道具を使わず、すぐ行うことができますので気軽に行える宴会芸です。また、テレビでモノマネ芸人の方がされているモノマネの真似をしてみるのも、簡単にウケを狙えるポイントでしょう。
③シャツを何枚重ね着できるか芸
Tシャツをどんどん着ていって、最終的に何枚着れるか参加者に見てもらう芸です。準備はTシャツのみです。また、応用して参加者と一緒にゲーム感覚で時間制限を設けて、2組のチーム戦で競うのも楽しそうです。たくさんのTシャツが必要になるので、みんなのいらない古着のTシャツを集めて協力してもらうのもいいかもしれません。
④いつもと違う仮装・女装
男性の方の女装やハロウィンなどの仮装などで登場して、何かのものまねや歌やダンスを合わせて行うのも、盛り上がります。特にガタイのいいひとが女装をしたり何かギャップを感じる仮装だと、意外性があり場の雰囲気を一気に変えられるかもしれません。
ただし、おこなうときにはTPOに合わせて、あまり過激な恰好にならないように、客観的な意見を取り入れながらおこないましょう。
⑤会社の上司のモノマネ
会社の上司のものまねも、職場の宴会芸ではよく使われる盛り上がるネタです。ジョークを取り入れながら少し誇張させてするモノマネをしながら、会社のあるあるネタを歌に合わせて行うのもおすすめです。
ただし、親しき中にも礼儀あり、どれだけ信頼している上司のモノマネでも、度が過ぎないように職場の仲間や上司に相談できる場合は事前に相談したり、一度ネタを見てもらうことをおすすめします。
宴会芸が苦手な人は動画を作成してみる
結婚式やお祝いの席などでは、自分で作成したメッセージ動画なども喜ばれます。ネタや芸がない場合でも、作成に時間がある場合などには自分でスマホなどで動画を作成したりするのも一つのアイデアです。
普段会えない人にあってメッセージをもらったり、思い出の場所に行って思い出の人にあったりなど普段できない素敵なサプライズをすることもできます。
宴会芸の注意点
カテゴリー別でいろいろな鉄板ネタの宴会芸を紹介していきましたが、みなさんはどのような宴会芸を行ったことがありますか?宴会芸の経験がある方は、成功と同時に色々な失敗もしてきています。ここでは、なるべく盛り上がる宴会芸になるようにお祈りをして成功に変えられるよう、宴会芸の注意点をまとめてみました。
宴会芸をふられたら勢いよく
宴会の席では、いきなり面白いことをやってほしいと、勢いで駆り出されることもしばしば。そういったときにこそ、自分をアピールするチャンスが与えられたと感じることです。
恥ずかしさを捨てていき勢いよく声をはって行うことによって、普段の自分とまた違ったギャップがあればあるほど面白さを感じさせます。特に歓迎会の時には、何かネタを振られる機会が多いので準備しておくことをおすすめします。
TPOにあった内容にする
職場の宴会の席や目上の方がいる宴会の席では、しっかりとTPOをわきまえておこなうことが大切です。セクシーすぎる衣装やブラックジョークなどは、場の雰囲気をわきまえて度が過ぎないようにしましょう。判断がつかない場合は、一度上司や先輩に確認してからおこなうことをおすすめします。
幅広い年代に受けるものにする
宴会の席に参加する年齢層を考えて、なるべく幅広い年代層に受けるものにしましょう。参加者が知らないものやウケが悪いものは、避けたほうがいいでしょう。その年に流行しているモノマネや曲やダンスなどを取り入れて、少しその環境に合わせたネタをスパイス程度に入れると、身近なものになって受けが良くなるでしょう。
参加者も楽しめるようにする
一緒に参加型のゲームをしたり、参加者が共感できるようなあるあるネタなどをやってみたり、宴会に参加している人が楽しめるものを考えましょう。また、どのようなものをやっていいのか思い浮かばない場合、職場の先輩や上司に過去の宴会では、どのような宴会芸をしていたか聞いてみることも大切です。
宴会芸のネタを一つもっておくと便利!
今回は、様々なジャンルの宴会芸の盛り上がる鉄板ネタを紹介しました。パッと頼まれると何をやってよいか、なかなか思い浮かばない、恥ずかしいくて何もできなくて失敗したという方も。これを読んで次は成功できることをお祈りしています。社会人になると必ず一度は通る道ですので、宴会芸のネタを一つでも持っておくと便利です。