破魔矢の正しい飾り方は?方角や置き方から意味や由来までご紹介!

破魔矢の正しい飾り方は?方角や置き方から意味や由来までご紹介!

「破魔矢」は正月の縁起物や神具として用いられる、日本独自の伝統的な道具です。今回はこの「破魔矢」の飾り方や方角などの置き方から処分の仕方まで、また置く意味や由来などもご紹介していきます。飾り方をマスターして、いざという時に慌てないように準備していきましょう。

記事の目次

  1. 1.破魔矢の意味と効果とは
  2. 2.破魔矢の由来
  3. 3.破魔矢の飾り方①破魔矢を向ける方角
  4. 4.破魔矢の飾り方②破魔矢の置き方
  5. 5.破魔矢の飾り方③飾る時期・タイミング
  6. 6.破魔矢の飾り方④処分するタイミング
  7. 7.破魔矢の入手方法
  8. 8.その他の神具
  9. 9.破魔矢の飾り方は飾り時期とタイミングを意識する

破魔矢の意味と効果とは

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破魔矢(はまや)は古来から用いられる神具の一つです。破魔矢は正月の縁起物としても用いられ、家などを悪い物から守るために飾られています。

今回はこの破魔矢についてご紹介していきます。飾り方や方角などの置き方から処分の仕方、そして破魔矢の意味や由来についてまで詳しくお話します。今まで自分の飾り方が正しかったのか、間違っていたのか、次のお正月までに再確認しておきましょう!

破魔矢とはどんな神具なのか

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破魔矢は文字通り矢の形をした飾り物です。正月や季節のイベント事がある際に飾り、悪い物を遠ざける「魔除けの矢」という意味になります。先ほどもお話した通り、「神具」とされるものですので、神様の力が宿っているとされています。総じて破魔矢は「私たちを悪い物から守ってくれる貴重な神具」なのです。

飾り方が重要

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破魔矢は飾り方・置き方にはちゃんとした意味があるので正しく飾ることが重要です。ご存じの通り、元来「矢」というものは狙ったものを「射る」ための道具とされています。この破魔矢も悪い物つまり「魔」を射るために用います。

なので、間違った置き方をしてしまうと、狙うべき「魔」を祓うことができなくなってしまい、本来の力を発揮することができなくなってしまいます。

加えて、破魔矢は神具(神様の力が宿る道具)ですので、汚れた場所などに置くことは失礼に値しますし、本当の力を発揮してくれません。破魔矢はある程度決められた清浄な場所に置くことが大切です。ただ飾るだけでなく、置き方にも注意しましょう。

破魔矢の由来

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ここまで破魔矢はどんなものかという概要をお話してきました。次は破魔矢がなぜ「破魔」矢呼ばれるようになった意味、また人々はこの神具をなぜ飾るようになったのかという由来についてご説明していきます。破魔矢の歴史から意味と由来を知ることで、より身近に感じることができると幸いです。

ハマと呼ばれる的を撃っていたのが由来

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破魔矢の由来は「ハマ」と呼ばれる的に向かって矢を射る神事が由来していると言われています。これは「破魔打(はまうち)」と呼ばれるもので、毎年正月に子どもたちによって行われ、その年の運気を占う目的で行われていました。

「ハマ」という的を射る矢のことを「浜矢(はまや)」というようになったのが由来だとされ、後に「破魔矢」という意味の漢字に変化しました。

また、現在でも「破魔」という単語そのものが「破魔矢が射る的」という意味を表すことができます。この的は藁やカヅラのような植物を用いて作られており、これらの茎や蔓を円形状に編み込んだものになっています。

持ち帰るようになったのは江戸時代

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実は正月に破魔矢を飾るという風習は江戸時代に入ってからになります。それまでは先に述べたように「破魔打」を神社などで行うのみでしたが、江戸時代にはその神事で行った弓と矢を民衆が持ち帰るようになり、次第にそれらを飾ることが一般化してきました。そして、持ち帰って飾っていた矢と弓が「破魔矢・破魔弓」の由来と言われています。

破魔矢と破魔弓について

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矢を射るためには弓が必要です。破魔矢があるのですから、もちろん破魔弓もあります。元々弓と矢はセットで神具として扱われていたのですが、現在の風習では破魔矢のみを飾るのが一般的です。

もちろん今でも弓と矢をセットで飾る場合もあります。弓がなくてご利益を授かれるの?と、疑問に思う方もいるかもしれませんが、安心してください。矢のみでも十分効果はあるとされています。これは飾る矢が普通の矢ではなく、神社で神力を込めた矢であるからです。

さらに、破魔弓というのは神や神主といった破邪の力を持つものが引くものと考えられています。そのため普通の人間が弓を持つ必要はなく、神力を込めた矢を飾るのみで問題ないとされているのです。

破魔矢の飾り方①破魔矢を向ける方角

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次に破魔矢の飾り方、特に方角についてご説明していきます。ちなみに、破魔矢の矢先の部分は尖っていません。これはその矢で狙うものが人や動物ではなく、魔や邪気といった悪い物でという意味があるからです。

破魔矢には目標としている狙いがあることや、矢である意味を考えてみると飾り方が覚えやすくなるかもしれません。

一年の凶の方角

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まずは破魔矢の向きについてです。今までのお話から予想が付くかとは思いますが、魔や邪気がいる方角に向けるようにします。

その方角とは「一年の凶の方角」のことを意味します。「凶の方角」とはその年の干支が担う方角の反対側の方角に由来します。つまり、干支が毎年変わるとともに「凶の方角」も変化していきます。

干支が担う方角は北に「子」を置き、そこから時計周りに1周するように配置されています。ちなみに今年2019年は「亥」年なので、その反対側である「巳」の方角(南南東)に破魔矢を向けると良いとされています。来年は「子」年なので、「午」の方角が凶の方角という意味になります。

南か東

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凶の方角に向ける他に、南や東の方角に向けると良いと言われる場合もあります。この方角が良い理由は、まず南は太陽が最も当たる方角であり「明」の象徴から由来しています。また、東は太陽が昇る方角です。これは一日の始まりを表す方角として縁起の良いものを表すことが由来とされています。

一方で太陽の神である天照大御神の方へ矢先を向けるのは無礼に当たり良くないのではないかという考え矢、南や東に矢先ではなく羽を向けるのが良いという説も存在します。これは地域によって異なっている場合があるため、飾る前に神社で確認すると良いでしょう。

鬼門・裏鬼門

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先に述べた方角はお正月などで家に飾る際の方角ですが、その他上棟式の場合は「鬼門・裏鬼門」に向けて飾ると良いとされています。

鬼門とは艮(うしとら)の方角、つまり北東のことを意味します。一年の凶の方角と違いこれは固定された方角です。また、裏鬼門とは文字通り鬼門の反対側ですので、坤(ひつじさる)の方角、つまり南西を意味です。

北東を鬼門とする理由には諸説ありますが、元々この考え方は中国から伝わった風水に基づいており、古代中国では北東から異民族が豊かな土地を求めて攻めてきたと言われています。「(鬼のような形相で)敵が襲い掛かってくる方角」を守るという考えから派生したと考えられています。

破魔矢の飾り方②破魔矢の置き方

前述で破魔矢を向ける方角までご説明してきました。では、次に置き方についてお話していきます。定められた方角に矢を向けるだけでなく、正しく置くことも大切になりますので、しっかりと確認していきます。神棚の無い場合の置き方についてもご紹介しますので、ご自分の家の状態に合わせてベストな場所を選択しましょう。

矢の先を上向きに飾るべき

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破魔矢の置き方は、まず目線より必ず上の高さになるように置きます。加えて、明るい清浄な場所に置くようにします。一般的にはこれらの条件をクリアしている神棚に飾るのが良いでしょう。

また、矢先は上を向けるような置き方をします。ただし、破魔矢に願い事が書かれている場合、特にその文字が上向きにすることで逆さまになってしまうようなときは、矢先を下向きに飾っても問題ありません。やむを得ないときは、矢先の上げ下げについて臨機応変に変えていただいて大丈夫です。

神棚がない場合の飾り方

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破魔矢は神棚に置く置き方がベストであるとお話しました。では、マンションや賃貸など、神棚がない場合はどうすればいいでしょうか。

この場合、先に述べた目線より上に飾ることと、ホコリなどのない清浄な場所であることを考慮していれば、置き方は神棚でなくても大丈夫です。例えば、外から魔や邪気が入ってくるのを防ぐ意味で玄関に飾ったり、家族を悪い物から守るためリビングに飾るというのが一般的な置き方です。

一方、最近では矢立という破魔矢を飾るためのものもありますので、そう言ったものを使って飾るのも一つの置き方です。

破魔矢の飾り方③飾る時期・タイミング

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飾り方・置き方をマスターしたところで、続いては破魔矢の飾るタイミングについてです。破魔矢を飾る時期は複数ありますが、それらはそれぞれ飾る時期によって意味が変わってきますので、そう言ったことも考慮に入れてから、自分に必要なタイミングで飾るようにしましょう。

お正月

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破魔矢を飾る時期として一番ポピュラーなのは「正月」です。これは正月に飾ることで一年間の厄除けを願う「厄除祈願」や、幸せを掴むことを願う「招福祈願」を目的として飾ります。飾り方としては一年間の厄除けの意味が強いので、一年の凶の方角に向ける置き方が良いでしょう。

男児の初正月・初節句

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5月5日である端午の節句とは男の子の健やかな成長を願う日ですが、その際にも破魔矢を飾る分化があります。この場合、男の子の祖父や祖母など親戚の方々から破魔矢が送られます。ちなみに、初正月・初節句とは子どもが生まれて初めて迎える正月・端午の節句を意味しています。

上棟式・地鎮祭

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上棟式は家屋の建設(棟上げ)のときに、守護神を祀り建物の安全と幸運を祈願する祭祀のことで、地鎮祭は建築で基礎工事にかかる前に土地の神を祭り、工事の無事を祈る祭祀のことです。これらの式を行う際に魔除けとして破魔矢を飾ることもあります。

この場合の飾り方は鬼門(北東)や裏鬼門(南西)に向けると良いとされています。また、これらの上棟式や地鎮祭は凶日を避け、吉日に行うようにします。

破魔矢の飾り方④処分するタイミング

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ここまでお読みいただき、どの時期にどのように飾ればいいのかまではご理解いただけたでしょうか。破魔矢は飾って終わりではありません。飾った後、いつどのように処分すればよいのかという問題が浮上してきます。ここからは破魔矢の正しい処分時期と処分方法についてご説明していきます。

神社に返納する

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破魔矢を含めたお札等は、ゴミとして処分するのではなくきちんと神社へ返納しましょう。タイミングとしては正月前の大掃除などで、普段置いてある場所の清掃を行った際に処分するのが良いでしょう。

新しい破魔矢やお札を頂く際に、社務所や納札所において一年間飾ったものを引き取っていただき処分するとスムーズです。また、その際は「初穂料(玉串料)」を納めましょう。社務所であれば神職の方へ直接、納札所であればお賽銭箱が置いてありますので、そちらに入れます。金額については物によって変わってきますので、神社に聞いてみると良いでしょう。

ちなみに返納する神社は、授与された神社に必ず返納しなければならないという訳ではありません。ですが、できる限り授与していただいた神社へ返納するのが理想的な処分方法です。

小正月のどんど焼き・お焚き上げ

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返納された破魔矢やお札は小正月(1月15日)のどんど焼き・お焚き上げにおいて火の力で処分されます。これを焼納と呼びます。

納札所や社務所で預かった破魔矢やお札もこの際に処分(供養)されます。なので納札所や社務所に返納しなくても、どんど焼きやお焚き上げの際に直接持っていくことも可能です。ただし、このどんど焼きは一年に一度しかありませんので、処分の際は忘れずに持っていくように注意してください。

破魔矢の入手方法

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破魔矢の飾り方から処分の方法までお話してきました。では一番重要な「そもそも破魔矢はどこで手に入れることができるのか?」ということについてご説明します。何か特別なことをしなくてはいけないのか、と考える方もいると思いますが、基本的にはお札と同じように頂くことができるので、そこまで身構える必要はありません。

神社・寺で購入する

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破魔矢はお札と同じように神社でいただくことができます。通常は正月に授与されますが、年間を通していただくことはできますので、事情がありタイミングを逃した場合や喪中の場合でも大丈夫です。金額は大体1000円から3000円ほどで、大きさなどによって変化します。また、神社だけでなくお寺でも破魔矢に相当する「破邪矢」というものを頂けます。

ちなみに喪中の話を出しましたが、基本的に四十九日が明ける前は神社の境内に入ることも避けることが望ましいとされています。もし正月を跨ぐようでしたら、焦らず四十九日が明けてから神社へ行きましょう。

破魔矢が有名な神社

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基本的にはどこの神社でも破魔矢をいただくことはできますが、その中でも有名な神社を4つほどご紹介します。

1つ目は熱田神宮です。こちらは名古屋にある神社で、草薙劔をご神体としています。破魔矢の製作を話題にしたニュースが毎年放送されるほど有名です。2つ目は京都にある岩清水八幡宮です。ここでは破魔矢ではなく、御神矢という名前でいただくことができます。厄払いの神様として有名な山守です。

3つ目は鎌倉市にある鶴岡八幡宮です。飾り立てが付いているので、神棚以外にも飾りやすくなっています。4つ目は東京にある明治神宮で、ここでは破魔矢ではなく守護矢と呼ばれており、心を「射止める」という意味から恋愛成就矢縁結びの矢としても知られています。

その他の神具

Photo by Kentaro Ohno

破魔矢は神具の一つだとご説明しました。神具というと皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。破魔矢の他にも数えきれないくらいの神具が存在します。

その中の代表的な神具の数個をご紹介します。実際に家にあるものや神社で見たことがあっても、実は名前を知らないなんていう神具もあるかもしれません。ここで少し復習してみましょう。

神棚

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神具の中でも王道な「神棚」。神棚は新居で生活を始める場合や思わぬ悪いことなどが続いた際などに、新しくお祀りします。また、5・10・15・20年と言った5年単位の期間に交換する場合もあります。

また、神棚にはいろいろな形が存在します。屋根が茅葺であったり、縦に長いものや横に長い物など、用途やお祀りする神様によって用意する必要があります。お祀りの仕方もお札や破魔矢と同じく東・南の方向に向けるようにします。基本的に神棚は神聖な場所ですので、定期的に掃除をし清潔な状態を保つように心がけましょう。

注連縄

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注連縄(しめなわ)は神棚などに吊るしてある藁などでできた縄です。これは神聖なものと浮上との境を示すために張る縄と言われています。

つまり、注連縄よりも向こう側は神様がいらっしゃる領域ということを示しています。注連縄の由来は日本神話で天照大御神が天岩戸から出てきた際に、この天岩戸を注連縄で塞いだことが始まりとする説があります。

御神鏡

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御神鏡は真鍮(しんちゅう)板にメッキをかけた神社仕様の特殊な鏡です。その他、白銅鏡や青銅鏡、特上鏡といった種類があります。

触れていなくても飾っているだけでか鏡は汚れて曇ってきますので、月に1度柔らかい布などで磨くとよりきれいな状態を保つことができます。また、白銅や青銅などの高価な鏡は洗い鍍金直し(メッキのし直し)をすることも出来ます。

三方

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三方は神様に捧げるお供え物をのせるために使用します。お祓いなどに行ったことがある方は、巫女さんなどがお供え物を捧げる際に持っているのを見たことがあるのではないでしょうか。

こちらも足の部分が長いものや、受け皿部分が正方形・長方形など形は様々です。用途によって丁度よい大きさを選びます。一般家庭で神棚にお供えする際も直接お供えを置き、神棚を汚してしまうことを避けるために、三方を用いると便利です。三方は汚れたら新しいものに交換が可能ですが、神棚はそう簡単に交換できません。

大幣

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大幣(おおぬさ)は身を清める修祓(しゅばつ)、つまりお祓いに用いる道具です。神社でお祓いしていただくときに、神主の方が白い紙がのような房が付いた棒を振ることがあります。あの時に振っているものが大幣と呼ばれるものになります。

あの白い紙のようなものを御幣(ごへい)と呼び、自分の依り代として用いられていました。古くから人々はこの御幣に身の汚れを移し川に流すことで身を清めたとされています。

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案(あん)とは神社の社殿などで行われる行事の際に使用される台のことです。この案に玉串(たまぐし)や神饌(しんせん)などを置きます。置く物の用途によって玉串案や神饌案といったように呼ばれることがあります。

また、通常は片方に4本ずつの脚を持ち、左右合わせて8本の脚があるため、八足案と呼ばれることもあります。

お祓いやお祭りなど参加する機会がありました際には、ぜひ案が何を置くために用いられているかを少し注目してみてください。いつもと違った視点から行事を楽しむことができます。

玉串

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玉串は紙垂(しで)と呼ばれる紙や木綿(ゆう)を付けた榊の枝のことを言います。これは神主の方や参拝者が神様に捧げるお供えの一つとされています。

地域によっては榊の代わりに、北海道では赤い実のなる櫟(イチイ)や沖縄ではガジュマルの枝を用いる場合もあります。玉串もまた注連縄と同じく、天照大御神が天岩戸から出る際に捧げたとされていることから由来しているとされています。加えて、玉串のたまを「魂」と書くこともあります。

神饌

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神饌は神社や神棚に供えるお供え物のことを指します。神饌は御饌(みけ)あるいは御贄(みにえ)とも呼ばれることがあります。

神饌は誠心誠意出来る限りのことを尽くすという考えが基になっているため、捧げられるものは地域や季節によって、多くの種類が存在します。穀物を始め、織物や魚介類などの地域の特産物、唐菓子(唐から伝わったとされるお菓子の一種)、花や草といった植物など、古くから多彩な品物の数々がお供え物として捧げられていました。

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破魔矢の飾り方は飾り時期とタイミングを意識する

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破魔矢の飾り方や処分の仕方、由来についてご紹介してきましたが、いかがでしょうか。神具という少し格式高いものですが、少しは身近に感じることができたでしょうか。次の正月にはぜひ、破魔矢の由来を思い返しながら、正確な飾り方で丁寧に飾ってみましょう。そして、最後には正しく処分するように心がけましょう。

沖田さくら
ライター

沖田さくら

沖田さくらと申します。薬剤師免許を持ちながら、院生、ライターもやっています。皆さんの役立つ情報を記事にしていければと思います。よろしくお願いいたします!

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