ルービックキューブを6面揃えるには攻略法がある!
ルービックキューブは1974年、ハンガリーの発明家であるルビク・エルネーが発明した6面の立体パズルです。初心者の場合、1面だけを揃えるのはたやすいですが、2面以上を揃えようと思うと揃ったはずの面がバラバラになってしまいます。
今回は2面以上を揃えるのが難しいルービックキューブ初心者に向けて、簡単な6面の揃え方やコツをまとめた「ルービックキューブ攻略法」を種類別にご紹介します。はじめは2×2×2のルービックキューブから揃え方を覚えていきましょう。
ルービックキューブは揃え方が分かれば初心者でも簡単!
ルービックキューブを簡単に揃えるには「1面を揃える際に、隣りあう側面の色も揃えていく」のがコツです。
また、離れた位置にある「好きな色のキューブを好きな場所に持ってくる」動かし方も、6面を簡単に揃えるために必要なコツとなってきます。比較的簡単な「2×2×2」から、攻略法を覚えていきましょう。
2×2×2のルービックキューブ攻略法
2×2×2のルービックキューブは初心者でも比較的簡単に6面を揃えやすく、後に出てくる3×3×3や5×5×5のルービックキューブのように、回転するだけで移動しない中心のキューブがありません。それでは、2×2×2の揃え方やコツについて説明していきましょう。
2×2×2のキューブ攻略手順
2×2×2のルービックキューブ攻略法は、まずバラバラになっているキューブのうちから、揃える上面と側面上部に来る2つの面を決めます。次に最初に決めたキューブを動かさないように、最初のキューブの隣に同じ色を揃えていきます。
上の1面とその側面が揃ったら、上下をひっくり返して、最初に揃えた面の反対側を揃えていきます。このとき、側面に揃えた色はバラバラになってもかまいません。最初の面と裏面が揃ったら、あとは側面を揃えていくだけです。
最初の面の裏面を揃えた際に上手くいっているなら、下段の側面はきれいに揃っています。ここでは縦回転と横回転を交互に行う点、横回転は上段のみ行う点を意識すると簡単です。2×2×2のルービックキューブで動かし方に慣れたら、次はスタンダードな3×3×3に挑戦していきましょう。
3×3×3のルービックキューブ攻略法
2×2×2がクリアできれば、次はスタンダードな3×3×3のルービックキューブに挑戦していきましょう。3×3×3や後に出る5×5×5のルービックキューブでは、面の中央に回転させても移動しないキューブがあります。
それぞれの面にある中央のキューブの色を目印にして、「1面と隣接する側面の色を揃える」方法があるほか、「十字形に上面と側面の色を揃えてから残りの四隅と側面を揃える」方法のどちらかを使えば攻略可能です。
ここでは、2×2×2のルービックキューブをクリアしていない初心者にも揃えやすい、「1面と隣接する側面の色を揃える」方法で6面の揃え方を説明していきます。「してはいけない動き」に注意しつつ、決まった動きを繰り返して揃えていくのが大事です。
3×3×3のキューブ攻略手順
3×3×3での攻略法は「まず1面を揃える」のがコツです。1面さえきちんと揃えれば、中央列と下段を回していくと側面のパーツを入れ替えられます。上面に一面とその側面が揃ったら、次は上下を逆さまにして上段、右列、手前の面を動かして中段も揃えます。
次に十字形を作っていきます。十字形を作る際には上段と右列、そして手前の面の動きを繰り返していくのがコツです。それ以外は動かさないようにしましょう。十字形ができたら、次は残りの四隅です。右列と上段を交互に動かしながら、上面と側面が合うように揃えます。
うまく進めば、残りは側面それぞれの中列上側のみです。ここで完成した面を手前側に持って、右列と上段を動かしながら下段を180度動かします。上面と側面の色が合っているところは動かさないようにしつつ、右列と上段を動かせば6面が完成です。
4×4×4のルービックキューブ攻略法
3×3×3がうまくクリアできるようになれば、いよいよ初心者卒業です。自信が付いてきたら4×4×4のルービックキューブにも挑戦していきましょう。4×4×4は「疑似的な3×3×3」を作り、3×3×3の揃え方を応用できるようにするのがコツです。