コピー用紙や紙ナプキンでもできるデコパージュを紹介!
デコパージュの小物を見たことはありますか。アンティークな絵柄やおしゃれな模様が入った、小瓶やカップ、便箋などアンティークな雑貨など色々な種類のものがあります。
絵柄には花模様や人物、風景などが描かれているものが多く、とてもおしゃれです。手芸店に行くとデコパージュの専用キッドがありますが、難しそうで手が出せずにいるという人はいませんか。でも、自分が使う小物に、お気に入りの図柄をデコパージュできたら素敵です。
デコパージュは、紙に描かれている絵を切って、絵をつけたい小物に乗せ専用の糊を使って貼り付けてコーティングする方法です。素敵な模様や風景などの絵が、そのままスマホケースや瓶、バッグの柄になるデコレーションコーティングです。
そもそもデコパージュとは
デコパージュはデクパージュとも言います。17世紀に始まった、家具や調度品の装飾として紙の切り抜き細工を貼り付け、ニスで塗ったのが始まりと言われています。
紙に描かれたモチーフなどを切り抜き、調度品に貼り付け仕上げます。古代東シベリアから中国、そして17世紀にイタリアの家具職人が真似て広まった、という説とフランスから始まり広まった、という説があります。
イタリアもフランスもどちらもファッション発祥の地です。どちらの国でも、おしゃれな国ならではの文化です。そして、今では当時のレトロな絵柄だけでなく、新しい幾何学模様やモチーフ、キャラクターの絵でもデコパージュをし、オリジナルの小物を作ることができます。
紙の柄を専用液で貼り付ける技法
デコパージュは紙に描いた柄なら何でも利用できます。しかしあまり厚い紙は、貼り付かず剥がれてしまいます。厚紙の時はフィルム状にします。初めては紙ナプキンなど薄い紙がおすすめです。
紙ナプキンをさらに薄くして好みの小物に貼り付けます。紙ナプキンなら幾重にも重なった紙を剥がして、薄くして貼り付けたい絵を切り取ります。デコパージュは、紙の描かれている切り取った絵柄を専用液で貼り付ける技法です。絵を紙に転写してデコパージュする方法もあります。
古くはニスを利用していますが、今では専用の液体を使っています。デコパージュの専用液は防水性もあるため、擦ったりお湯で洗ったり、付けおき洗いをしなければ、普通に洗濯をすることもできます。そのため、バッグや靴にデコパージュする時もできます。
デコパージュの材料
デコパージュの材料は、デコパージュをするための小物やバッグ、靴などが必要になります。デコパージュするための絵が描かれている紙と、貼り付けるデコパージュ専用液、筆も必要です。
デコパージュをするための物では、無地のバッグや運動靴、上履き、木製の箱やプラスティックのケース、ガラス瓶が必要です。そして、それに貼り付けるための絵や柄が入っている紙、糊がシミ内貯めのプラスチック板、貼り付ける絵や柄のモチーフをきれいにカットするハサミも必要です。
紙を貼り付けをするための専用液、そして仕上げに塗るトップコートです。また、専用液を塗るための筆も必要になります。材料は身の回りのものや手芸店で取り扱っているもの、デコパージュの専用液は100円ショップでの取り扱いもあります。まずは材料を用意して始めてみましょう。
デコパージュ専用液
デコパージュの専用液は、アクリル樹脂を使った水溶性の接着剤です。日本製のものもありますが、アメリカ製のものもあります。主な入手方法は手芸店や画材店、通販サイトなどです。
手芸店で購入できるデコパージュの専用液は1回使い切りの30mlサイズから、たっぷり使える100ml入りまであります。中には300mlとたっぷり入ったものもあり、30ml入りの小瓶なら400円以下で購入できます。300ml入りは2,000円くらいになるので、たくさん使いたい人は大瓶がおすすめです。
初めてデコパージュをするので、まずは練習をしてみたいという人のためには、100円ショップで安く購入することもできます。100均でも30ml入っているため、手芸店よりも格安で購入できます。100円ショップにも、布製品用、プラスティック用、オールマイティ用と目的別専用液があります。
デコパージュ仕上げ液(トップコート)
デコパージュ液を塗った後、専用液が乾いたらトップコートを塗っておきましょう。トップコートは専用液の表面を保護したり、艶を出す働きをします。
装飾したい紙の絵柄をカットして、デコパージュ液を塗り30分から1時間乾かした後、トップコートを塗ります。スマホケースやコップなど頻繫に利用するものは、上からトップコートを塗ることで、デコパージュ液で貼り付けた絵や柄を保護します。
モノクロでデコパージュした上から、布用のペンなどで色付けすることもあります。色付け下絵を上からトップコートで保護することで、色落ちを防ぐことができます。スマホケースや小物の場合は、ビーズを乗せてからトップコートで貼り付けるように塗って、アレンジすることもできます。
柄を移す紙
デコパージュでは、紙ナプキンなどの絵をそのまま使う方法と、絵を紙に移して貼り付けるやり方があります。柄を移す紙は、水分が染み込まないコピー用紙などが適しています。
移したい絵を用意したら、レーザープリンターでコピーします。コピーした絵の上からデコパージュ専用液を塗ります。乾いたらその上から塗るを5回ほど繰り返すと表面に膜ができます。良く乾かしたら、ぬるま湯に入れて30分ほどふやかします。余分な紙が剥がれ、薄いフィルム状にします。
フィルム状になったら、キッチンペーパーなどで水気を取ります。乾かしすぎると破れてしまうので、乾かしすぎないように注意します。写真をデコパージュする時にも、この方法で写真を薄い膜にして、フィルム状にしたものを利用しましょう。紙ナプキンはこの工程が必要ありません。
平筆
デコパージュの専用液をスマホケースやバッグ、上履きに塗るために平筆が必要です。美術用の平筆なら何でも良いのですが、100円ショップの安いものは毛が抜けやすいので注意しましょう。
専用液がムラにならないように塗るためには、平筆が最適です。細い筆は細かい場所に塗るには最適ですが、、ムラが出ないように全体に塗るためには、平筆の方が楽に塗ることができます。平筆なら細かい場所にもきれいに塗ることができます。
呉竹のZIG DECOUPAGE GLUEは、筆がなくても簡単にデコパージュができる専用グルーです。グルーには布・紙・厚紙用とガラス・プラスチック・陶製・金属専用があります。筆が不要で、しかも簡単にデコパージュができるため、初心者でも簡単に取り組むことができます。
紙ナプキンでスマホケースのデコパージュのやり方
初めてデコパージュをする人は、薄い紙を利用する方法が一番簡単です。中でも紙ナプキンは、素敵な柄が多く、層になっている紙を剥がすことで薄い紙にすることができます。
スマホケースには透明なものや無色なものがたくさんあります。スマホケースはシリコン製で平らな部分が多く、デコパージュ用の液を塗りやすいという特徴があります。失敗しても、洗剤液につけたりエタノール液につけて剥がしてやり直すことができます。
しかし、布製のバッグや上履きは凹凸があり、初めての人では上手に塗布できないことがあります。失敗した後にも剥がしずらいため、洗剤液につけ置いて擦り洗いなどをします。そこで、初心者でも取り組みやすい、スマホケースに紙ナプキンでデコパージュするやり方のご紹介です。
①スマホケースにデコパージュ専用液を塗る
まず、100円ショップのものでも良いので白無地、透明のスマホケースを用意します。スマホケースの表面にホコリなどがついていないように、きれいにしましょう。
きれいなスマホケースの表面にデコパージュ専用液を塗ります。できる限り平らに同じ方向に向けて、平筆で塗っていきます。乾くとムラになってしまうため、できるだけ時間をかけずにできれいに塗るようにしましょう。スマホ専用のデコパージュ専用液もありますので、利用してみましょう。
スマホケースの中には、シリコン製のものとプラスチック製、中には合成皮革や木製のものもあります。普通のデコパージュ専用液ならシリコン製がおすすめですが、スマホ専用のデコパージュ専用糊を使うと、布や合成皮革のスマホケースにデコパージュすることができます。
②紙ナプキンを分解して柄紙だけにする
デコパージュする時に紙は、薄いものがおすすめです。そこで、何層にもなっている紙ナプキンを薄く剥がして分解し、絵柄がついている紙だけにします。
デコパージュしたい絵柄の部分を少し大き目にハサミでカットし、絵柄の紙だけになるように層を剥がします。きれいに剥がすことができたら、周囲のあまりの部分もきれいにカットし、デコパージュする絵柄だけにしましょう。
紙ナプキンは濡れると弱くなりますが、乾いているときは以外と破れにくくなっています。しかし、層を剥がして分解すると、弱くなってしまいます。そこで、丁寧に破れないように剥がすことが大切です。きれいな絵柄にするためにも、カットしやすいハサミを用意して下さい。
③柄紙をスマホケースに貼り付ける
スマホケースと絵柄の紙が用意できたら、いよいよデコパージュをして行きます。デコパージュ専用液を塗ったスマホケースの上に、絵柄の紙をしわにならないようにおきます。
この時、しわや気泡ができないように注意しましょう。気泡やしわができてしまったら、そっと紙を伸ばしてしわや気泡を消していきます。紙ナプキンをデコパージュする時は、貼り付ける紙が薄いためどうしても破けないように注意して貼っていきます。
しかし、あまりゆっくりと貼り過ぎると、しわが寄ったり紙の中に気泡ができてしまうことがあります。そんな時は薄いカードを使ってしわを伸ばすやり方があります。柄の中心からカードの辺を使って外側に伸ばすようにしてしわを取っていきましょう。
④余った紙を切る
スマホケース全体に紙をデコパージュする時は、ケースよりも少し大きめにカットして乗せていきます。まずはスマホケースの大きい面に紙を貼って、その後縁を貼っていきます。
大きい面を貼ったら、縁の分を残して、余った紙を切ります。そこで、スマホケースのデコパージュする時は、面になる部分にどんな柄が来るのかを考えてから、紙を貼っていきましょう。余った紙は面の部分が乾いてから、一方方向にずれないようにカットしていきます。
カットする時には、まだ縁の部分にも貼り付けますので、縁の部分を残して数mm程度余裕を持って切ります。手帳タイプのスマホケースにもデコパージュをすることができます。しかし手帳タイプは全体に貼り付けると、ベルト部分のカットが難しくなります。部分的な柄がおすすめです。
⑤スマホケースの縁にデコパージュ専用液を塗る
平らな面がきれいに貼れたら、残りの紙を側面に貼っていきます。側面は場所によってムラにならないように全体に素早く貼っていきます。
デコパージュ専用液を平筆につけて、回すように全体に塗り、その後縁の部分を貼っていきます。最後に残った紙をきれいに切ります。側面が貼れたら最後に、もう一度デコパージュ専用液を塗って仕上げます。この時もしわにならないように気をつけましょう。
しわがないことを確認し、二度目のデコパージュ専用液を塗ったらしっかり乾くのを待ちます。手帳タイプの場合もやり方は同じです。手帳タイプの場合は、ベルト部分にも柄をつけるのも素敵です。ベルト部分につける時は、小さめの柄がおすすめです。
⑥仕上げ液(トップコート)を塗る
デコパージュ専用液が乾いたら、その上からトップコートを塗ります。布や合成皮革のスマホケースを利用する時は、スマホ専用のデコパージュ糊を使うときれいに仕上がります。
デコパージュのトップコートは100円ショップでも販売しています。筆や専用液は不安かもしれませんが、トップコートなら100円ショップのものでも大丈夫です。トップコートには防水やデコパージュの柄が落ちてしまうことを防ぐ働きがあります。
トップコートなのでネイル用で良いのでは、という人もいます。しかし、マニュキアのトップコートは爪を守るために良い成分でできているので、割高になります。デコパージュのトップコートは目的が違いますので、材料を用意する時にデコパージュ専用のものを用意しましょう。
コピー用紙でのデコパージュのやり方
コピー用紙を使ったデコパージュでは二つのやり方があります。コピー用紙そのものを貼り付けてしまうやり方と、コピー用紙の表面に何度もデコパージュ糊を塗って移すやり方です。
プラスティックケースや木製の調度品、布バッグや上履きなどデコパージュするものによって、やり方を変えていきます。コピー用紙そのものを貼り付けてしまう方が簡単なようですが、厚いので裏側を擦って薄くして使う人もいるようです。
コピー用紙を使うと、自分で好きな柄や絵をパソコンなどでプリントアウトしたり、絵本をコピーしてオリジナルの作品を作ることができます。自分だけで楽しむなら、キャラクターを利用することができます。子どもが好きな絵本やキャラクターをコピーして、小物を作ってあげましょう。
コピーした写真やイラストを用意
まず、好きな絵や柄をコピー用紙に印刷します。この時、膜に写すやり方をする場合は、インクジェットプリンターではなく、レーザープリンターで印刷します。
家庭にない場合は、コンビニなどでコピーすると良いでしょう。そして、デコパージュをする絵柄は、自分だけで楽しむなら、キャラクターを利用することもできます。売買目的でないなら、子どもが好きな絵本やキャラクターをコピーして作ってあげると喜ばれます。
コピーすれば写真でもデコパージュに使うことができます。結婚式や子どものお誕生など、記念となる一枚で、オリジナルの小物作りをするのも素敵です。自分だけのオリジナル商品です。ぜひ、色々な絵柄を楽しんでみましょう。
その他の材料
コピー用紙をそのまま使うのも、膜にして利用する時も必要なものは基本のデコパージュと同じです。膜にする時は、専用液よりもデコパージュ専用糊の方がおすすめです。
デコパージュ専用液または専用糊、トップコート、複数のサイズの平筆、ぬるま湯を入れるバット用意します。このほかに食器用洗剤、プラスティック板、歯ブラシ、ハサミ、ウエットティッシュ、お手拭きなどもあると良いでしょう。デコパージュ専用糊はブラシがついています。
アイデア商品のデコパージュ専用糊を使う時は、筆が必要ないものもありますので、面倒な人は不器用な人、素早くむらなく筆で塗る自身がない人に便利グッズです。ヘアドライヤーがあると、弱い涼風で糊を乾かす時間を短縮できます。
①コピーした用紙にデコパージュ専用液を塗る
コピーした用紙にデコパージュ専用液を塗布します。専用液の時も、専用糊の時も複数回塗っていきます。専用液は筆を使って一方向に5回塗り、そのあと乾いたら反対方向に5回塗ります。
専用糊の場合もやり方は同じです。筆を使わずに塗れる呉竹のデコパージュ用専用糊は、そのまま5回ずつ両方向に塗布してください。コピー用紙以外でも、同じ様に厚さがありレーザープリンターで印刷してあるものなら、同じやり方でデコパージュ専用糊を使うことができます。
デコパージュをする材料には、すでに印刷された紙ナプキンを使うのた最も簡単ですが、このようにコピー用紙を使って利用することもできます。薄手のコピー用紙を使うと、何度も塗り重ねることなく紙ナプキンと同じ方法でデコパージュするやり方もあります。
②食器用洗剤を数的垂らしたぬるま湯に浸ける
コピー用紙の表面を剥がして薄くし、デコパージュする時はぬるま湯に食器用洗剤を数滴たらして使います。呉竹のデコパージュ専用糊を使う時は、筆で水を塗るというやり方をおすすめしています。
専用液を使う場合は、次のような工程を行います。まず、専用液がしっかりと乾いたら、バットにぬるま湯を入れ洗剤を数的垂らし混ぜた中に、コピー用紙を入れます。最低一時間とありますが、できれば一晩くらいつけておきましょう。この時、洗剤は1~2滴で充分です。
しっかりと水につけることで、用紙から絵柄が剥がしやすくなります。つける時間が短いとコピー用紙から絵柄が剥がしにくくなります。専用糊は専用液を使うよりも、短い時間で水を浸透させることもできますので、初心者には便利です。
③水が浸透したら優しく用紙を取り除く
水がコピー用紙にしっかりと浸透したら、裏返して紙を剥がしていきます。上手に剥がしていくとフィルム状になっていきます。
この時に必要な材料が、プラスティック板になります。プラスティック板の上に水がしっかりと浸透したコピー用紙を裏返しにしておきます。指でこすって剥がす人もいますが、使い古して柔らかくなった歯ブラシを使うと均等に擦りやすくなります。
破けないように丁寧に剥がして、フィルム状になったら出来上がりです。デコパージュ専用液でもデコパージュ専用糊でもやり方は同じです。水に浸す時と、擦ってフィルム状にする時はごみやほこりが入らないように注意してください。
④土台となるアイテムに貼る
あとは、スマホケースと同じやり方になります。土台にしたいアイテムを選びます。アイデア次第で、スマホケースにキャンディーポット、オリジナルの布バッグやアクセサリーを作ることもできます。
デコパージュしたいアイテムを選んだら、デコパージュ専用液を塗布します。そこに、コピー用紙から作ったフィルムを乗せます。さらに上からデコパージュ専用液を塗って、乾いたらトップコートでカバーしましょう。やり方は紙ナプキンとほとんど一緒です。
紙ナプキンよりもコピー用紙の方が、自分が好きな絵柄を材料にできます。慣れたら子どもの上履きに挑戦したり、レッスンバッグや給食袋、お弁当袋作りなど、ぜひやってみましょう。土台は白地のものならほとんど、デコパージュすることができます。
デコパージュのアイデア作品集
デコパージュというと、スマホケースや上履き、布バッグでよく見かけますが他にはどんなアイテムが使われているのでしょうか。
紙ナプキンを使ったものでは、スマホケースなどハードなアイテムのものがきれいに仕上がります。しかし、コピー用紙から作ったフィルム状の素材なら、色々な材料をデコレーションすることができます。身の回りのシンプルな小物をデコパージュして好みのものにできたら素敵です。
紙を使って小物や身の回りのものをデコパージュできる、アイテムにはどんなものがあるのでしょうか。アイデア一つで無機質な小物や日用品が、素敵なオリジナル用品に早変わりします。そこで、色々な小物をおしゃれにアレンジするアイデアを探してみましょう。
ウッドピンチ
アイデア一つで、無機質な小物が華やいだものにするデコパージュは、身近な日用品をアレンジすることもできます。毎日使っているウッドピンチにデコパージュしてはいかがでしょう。
洗濯用のウッドピンチですが、最近は普通に洗濯で利用するだけでなく、部屋の中で利用するアイデアも紹介されています。デコパージュを利用して、ウッドピンチをおしゃれにすることで、部屋の壁を傷つけることなく写真やポスターを飾ることができます。
小さめのウッドピンチは、お菓子や海苔の袋をとめるクリップ替わりにもなります。おしゃれにデコパージュすることで、普通のウッドピンチがおしゃれなアイテムに早変わりです。小さなウッドピンチになりますので、小さめの絵柄をデコパージュしてみましょう。
水筒
環境を考えて、仕事や学校に水筒尾を持って行く人が増えています。しかし、無地の水筒はみんな同じように見えてしまいます。
ここで、デコパージュをして自分だけの水筒を作るというアイデアがあります。水筒には無地のものならどんなものでもできますが、材料のデコパージュの柄が半透明で後ろの水筒の色が出てしまいます。そこで、できるだけクリアなものか、白や薄いベージュの水筒を用意しましょう。
材料とする絵柄のバッグと同じ色の水筒でも、透けて見えると他の絵の色に水筒の色がダブってしまいます。できるだけ透明のクリアボトルか、白地の水筒を用意して下さい。貼り付け方はスマホケースと一緒です。デコパージュした水筒を洗う時は表面はあまり擦らないよう注意しましょう。
ハンドソープのボトル
100円ショップや無印のお店に行くと、クリアのハンドソープボトルやシャンプーボトルが販売されています。インフルエンザなどが気になる人の中には、ハンドソープを職場に置く人もいます。
そんな時は、アイデア一つでオリジナルボトルになる、デコパージュをしたハンドソープを作ってみましょう。スマホケース用のデコパージュの材料と同じものと、クリアなハンドソープボトルを用意するだけです。
材料を用意したら、コピー用紙を使って自分が貼り付けたい絵柄を印刷します。ハンドソープにデコパージュする時は、土台となるボトルを横にして貼り付けます。コロコロすると乾かすときに動いてしまうようなら、タオルなどで固定して作業をすると良いでしょう。
スニーカー
無地のスニーカーをそのまま履くのも素敵ですが、自分だけのオリジナル作品にするアイデアもあります。材料にするスニーカーは、布製の白地のものを用意します。
布地にデコパージュをする時は、紙ナプキンを利用するよりもフィルム状にした素材を使う方が上手く貼り付けることができます。全体にデコパージュすることもできますが、部分的にデコパージュすることもできます。
一見無地の白地のスニーカーは、シンプルで面白みがないものかもしれませんが、オリジナルの絵柄をつけることで、おしゃれなスニーカーになります。材料はコピー用紙をデコパージュする時と同じものを用意しましょう。
簡単でおしゃれなデコパージュに挑戦してみよう!
アイデア次第で、身の回りのものを素敵に仕上げることができるデコパージュのご紹介でした。無機質な世界がデコパージュ一つでおしゃれにアレンジすることができます。
100円ショップや無印で材料を揃えて、自分のアイデアだけで唯一無二の商品が出来上がります。糸も針もいらずにできる手芸のデコパージュは、手芸店でも画材店でも材料を購入することができます。100円ショップで揃えることもできます。
簡単でおしゃれなデコパージュは、縫物が苦手な不器用な人でも手軽に挑戦できる手芸です。絵を描くことが苦手な人でも、既存のペーパーを利用すれば作れる芸術品です。簡単にできるおしゃれなデコパージュで、身の回りのものを素敵にアレンジしてみましょう。