キャンプ用のおすすめモバイルプロジェクターをチェック!
モバイルプロジェクターは、キャンプなど野外で電源がないところでも使え、軽量で持ち運びが楽なように開発されたプロジェクターです。大掛かりなスクリーンがないところや狭い場所でも手軽に使えるので、最近ではビジネスの小規模の打合せや会議でもよく使われています。
キャンプなどのアウトドアでは、電気がないので日が落ちてしまえば暗く長い夜になります。そんな大自然の中でバーベキューや酒を飲みながらスライドショーやゲームをしたり、キャンプの星空の下で映画を見るなど長い夜を素敵に楽しむアイテムとしてモバイルプロジェクターが活躍しています。
野外で心配なのは電池切れです。軽量なのに電池が長持ちするタイプや価格が安いものもたくさん販売されています。それではキャンプ用モバイルプロジェクターの、おすすめ商品の特徴や選び方のポイントなどをこれから詳しく紹介します。
モバイルプロジェクターとは
モバイルとは「自由に動く」「移動できる」という意味で、携帯電話やスマホ、ノートパソコンやタブレットなど携帯して移動できるアイテムのことを言います。
つまりモバイルプロジェクターとはコンセントにささずに作動し、どこにでも携帯して移動できるプロジェクターのことです。キャンプなどアウトドアに気軽に持ち運びができ電源のないところで利用できるプロジェクターです。
小型のプロジェクター
キャンプなどに持っていく道具はテントやバーべキューセット、食器や食材・飲み物、毛布やシラフなどの寝具など結構たくさんあります。それに楽しみアイテムのプロジェクターを加えることは荷物が増えることになります。
できるだけ荷物を減らす意味でもプロジェクターは小型で軽量でなくてはなりません。そのために開発されたのがキャンプ用モバイルプロジェクターです。
キャンプ用モバイルプロジェクターは、手のひらに収まるくらい小型で軽量です。リュックのポケットに入れて持って行けるくらいコンパクトです。
モバイルプロジェクターはキャンプ用とうたっていますが、小型で軽量でコンパクトで電源がいらず便利なので、キャンプ以外でもビジネスの小会議や家庭のホームパーティーなど様々な場面でキャンプ用モバイルプロジェクターが利用されているのです。
キャンプで映画が楽しめる
キャンプは大自然を楽しむ時間です。しかし私たちは科学の進歩とともに機械やIT機器とは切っても切れない環境の中で生活しています。文化や芸術も同じです。
キャンプが自然と触れ合う機会といっても、自然を純粋に楽しむ術を知らないのが現実です。大自然の中に放り出されれば不安になってしまうのが現代人です。そんな自然と現在の環境を融合させるアイテムの一つがモバイルプロジェクターです。
キャンプで星空を眺めながら映画を観ることを想像してみてください。モバイルプロジェクターはスマホとつなげてダウンロードされている映画を映し出すことができるのです。
星空は太古の昔から存在している大自然です。映画は現代の機械文明の文化遺産です。自然と現代文明をモバイルプロジェクターがつなげていることになるのではないでしょうか。
キャンプ用のモバイルプロジェクターの選び方
キャンプ用のモバイルプロジェクターは、軽量・小型で持ち運びやすいのがメリットですが、販売されているものには様々な特徴があります。いざ購入するという時にどのようなことに選び方のポイントを置いけばよいのか悩むところです。
使う用途や好みによりキャンプ用モバイルプロジェクターの選び方のポイントは違います。キャンプなどのアウトドアで使う場合、打合せや小会議で使う場合、ホームパーティーや家庭の団らんで使う場合、コンパクトさや価格の安い高いで選ぶ場合など選び方は人それぞれ千差万別です。
キャンプ用モバイルプロジェクターの選び方のポイントを、性能面から用途や好みに合わせる基準をこれから解説していきます。
明るさで選ぶ
光の明るさを示す単位に「ルクス」と「ルーメン」があります。「ルクス」とは1平方メートルの広さを照らした明るさの単位です。ちなみに学校の教室の明るさは500〜1000ルクスにするよう文部科学省のガイドラインで決められています。
「ルーメン」とは1平方メートルの広さを1ルクスの照度にする光源を1ルーメンといいます。つまり「ルーメン」は光の光源の力を表す単位です。
プロジェクターの場合の光源の強さは「ANSIルーメン」という単位で示されます。この「ANSIルーメン」は一般的な「ルーメン」とは示す値は少々違うのですが、光源の強さを表す単位には違いがないので明るさの選び方の目安になります。
プロジェクターの光源の強さは厳密にはANSIルーメンですがルーメンと表示されていることが多いのでここでは単にルーメンで選び方のポイントを紹介します。
キャンプ用モバイルプロジェクターの場合、100ルーメン〜500ルーメンあればキャンプなど暗い場所での使用には充分です。1000ルーメンあれば明るい場所でも使える光源です。キャンプなど使う場所や会議などの用途に合わせてプロジェクターの明るさを比較するのが選び方の一つです。
バッテリー容量で選ぶ
いくら明るさがあり映像が綺麗でも短い時間で電池が切れてしまうのでは、キャンプなどアウトドアでは不便で困ります。キャンプなどで長時間使用するためにはバッテリーの容量により連続利用できる時間が選び方のポイントになります。
通常映画は1本約2時間くらいの長さがあります。映画の途中で止まってしまっては盛り上がった空気が半減してしまいます。キャンプ用モバイルプロジェクターのバッテリー容量が映画1本分の2時間連続で稼働できれば安心です。
モバイルプロジェクターを使用する時間の長さによってバッテリー容量を確認して選ぶようにしましょう。4000mAh以上のバッテリー容量があれば2時間連続の稼働が可能なので選び方の基準として覚えておきましょう。
解像度で選ぶ
プロジェクターの選び方のポイントとして解像度があります。解像度は通常「VGA:640×480」「SVGA:800×600」「XGA:1024×768」「WXGA:1280×800」のように表示されています。これはドットの細かさとタテとヨコの比率を表していて、数字が大きい方が解像度が高いことを示します。
スマホやパソコンに保存してある画像データの解像度が高くても映写するプロジェクターの解像度が低ければぼやけてしまいます。
キャンプなどで小さいスクリーンで見る場合はそこそこの解像度でもOKですが、テントやキャンピングカーの側面など大きいスクリーンに映写する場合はプロジェクターの解像度が大切になります。キャンプや会議など映す場所やスクリーンの大きさで解像度の選び方を考えましょう。
サイズで選ぶ
サイズや重量も選び方の重要なポイントになります。キャンプ用モバイルプロジェクターとは、小型でコンパクトで通常2kg以下のプロジェクターをさします。一般的なプロジェクターの半分以下の重量とはいえサイズや重量は様々で中には100g程度の超小型まであります。
もちろん性能もまちまちです。小型になれば解像度が落ちるのは仕方がありません。キャンプなどの趣味や楽しみで利用するなら多少解像度が低くても小型で軽量の方がメリットがあります。
しかし会議などで使用する場合は、手軽さだけで小さいサイズを利用して文字がはっきり読めないのは問題です。用途によりキャンプ用モバイルプロジェクターのサイズを選ぶことが大切です。
キャンプでおすすめの低輝度モバイルプロジェクター10選
一口にキャンプ用モバイルプロジェクターといっても各メーカーから様々な商品が発売されています。いざプロジェクターを購入してキャンプで使いたいと思っても、どの程度の性能や機能があれば良いのか迷う方が多いのではないでしょうか。
低輝度プロジェクターとは、光源の明るさが通常100〜500ルーメンのものをいいます。周りが暗いキャンプ場の夜などでは充分な明るさです。その他キャンプなどのアウトドアでは、スマホやタブレットなどの映像データを投影するので接続の仕方や連続使用可能時間もチェックしておきましょう。
それではキャンプで使える低輝度のモバイルプロジェクターの中からおすすめ10選の性能や機能、特徴や価格などを紹介します。
①LG LEDポータブル プロジェクター PH550G
LG(Electronics Japan)から発売されている「LED PH550G」ポータブルプロジェクターは、光源の明るさが500ルーメンと低輝度の機種の中ではトップクラスでキャンプなどでは充分な明るさです。
解像度はWVGA(1280×800)でスクリーンサイズ25〜100インチに対応し投影距離0.8m〜3.1mが可能です解像度も最高クラスです。サイズは160mm×100mm×32mm、重さ490gとやや大きめですが性能を考えればコンパクトと言えます。
またスピーカー(1W×2)が内蔵されているので映像とともにステレオサウンドが楽しめます。バッテリーはリチウム電池でエコモードで約2.5時間の連続使用が可能です。
価格は36,000円〜40,000円弱で販売されていて、高性能の割に手頃な価格で安いので非常にお得感があり、キャンプなどアウトドアにおすすめのモバイルプロジェクターと言えます。
②Vamvo S1 モバイルプロジェクター DLP
「Vamvo S1モバイルプロジェクターDLP」はサイズが140mm×75mm×24mm、重さが281gでスマホ2枚を重ねたくらいコンパクトで軽量なのが特徴です。しかもデザインはシンプルですっきりとした流線型で職人のこだわりを感じさせます。
明るさは100ルーメン解像度WVGA(854×480)とやや低めですが、DLP方式を採用していて1400ISOルーメン相当の輝度と鮮明度・コントラストの高い投影を可能にしています。
しかも価格は2万円を少し超えるくらいの安さで、小型でミニサイズなのにキャンプなどでは充分の性能を持っています。アダプターなしのUSBでスマホと接続ができ急速スタートが可能です。
5000mAhバッテリー内蔵でフル充電で最大約2時間の連続使用ができ、投影中でも給電が可能なのも便利な特徴です。リュックやシャツの胸ポケットに入るコンパクトサイズでキャンプなどに持っていくリーズナブルな商品を探している人におすすめの商品です。
③SONY モバイルプロジェクター MP-CD1
SONYのモバイルプロジェクター「MP-CD1」もサイズが83mm×15mm×16mm、重さ281gと超小型のミニサイズが最大の特徴です。スマホよりコンパクトなのでポケットに入れているのを忘れてしまうほどです。
ミニサイズでも性能は信頼性があり、起動する時間が約5秒と早いのも特徴です。明るさは105ルーメン解像度はWVGA(854×480)ですが、DLP投影方式とLED光源で鮮明な投影を可能にしてキャンプなどアウトドアで充分な機能を持っています。
バッテリーは5000mAhを搭載、最大2時間の連続使用が可能で投影中の給電もでき、スマホの充電のモバイルバッテリーとしても使用できます。内蔵スピーカーはありませんが、Audio出力端子が付いているので外部スピーカーを接続すれば臨場感あふれるサウンドが楽しめます。
カバンなどに入れることを想定して専用ケースも付属されています。ただ価格は8万円〜10万円前後と少々高めです。超ミニでコンパクトなのに高性能を備えているので妥当な値段と言えます。
キャンプなど雄大な自然の中で映画などを楽しめる便利なモバイルプロジェクターで、超コンパクトで持ち運びが楽で高性能を求める方におすすめの商品です。
④ASUS 小型ミニ プロジェクターS1
ASUSの小型ミニプロジェクターS1は、光源の明るさ200ルーメン解像度WVGA(854×480)なので明るい場所では基本的に使用は難しいのですが、キャンプなどのアウトドアでは充分な輝度と解像度があります。
サイズは110.5mm×102mm×30.7mm、重さ342gで手のひらに収まる手頃な大きさです。スピーカー(2W×1)が内蔵されているので映像と一緒にサウンドも楽しめます。
バッテリーは6,000mAh内蔵で50ルーメンモードで最大約3時間の連続使用が可能です。価格は36,000円〜40,000円弱で買いやすいお手頃で、キャンプなどで長時間使える性能の商品を探している人におすすめです。
⑤LG PH30JG コンパクトポータブル LEDプロジェクター
LG(Electronics Japan)の「PH30JGコンパクトポータブルLEDプロジェクター」は、輝度が250ルーメンと明るく解像度もWXGA(1280×800)と高いです。
サイズは86mm×151mm×38mmとコンパクトですが、重さは490gとやや重めです。スピーカーは内蔵されていませんが、BluetoothⓇで音声機器と接続可能が可能です。またバッテリー内蔵で最大4時間の連続使用が可能なのも魅力です。
同じLG社の「LED PH550G」と比べると輝度ではやや劣りますが解像度やコンパクトさせは変わりません。何と言っても4時間の連続使用が可能なのが最大のメリットです。また無線で音声機器とつなげることができるのも強みです。
価格では43,000円前後と「LED PH550G」よりやや高いのですが、長時間使用と音声機器などを持っていて高性能を求める人にはおすすめの商品です。
⑥ASUS ZenBeam E1
「ASUS ZenBeam E1」の最大の特徴は価格が26,000円〜33,000円とリーズナブルで安いにもかかわらず連続使用時間が最大5時間と超ロングなことです。
明るさは150ルーメン解像度WVGA(854×480)とやや控えめですが、サイズは83mm×110mm×29mm重さ307gとコンパクトです。スピーカー(2W×1)も内蔵されています。輝度はやや劣るもののキャンプなどでは充分な明るさです。
リーズナブルな価格で最長5時間の連続使用が可能なバッテリー性能を重視する方におすすめのモバイルプロジェクターです。
⑦SONY Xperia Touch G1109
「SONY Xperia Touch G1109」は超単焦点タイプのプロジェクターで、映像を投影するスクリーンを本体のすぐ近くに置いて使用でき、またAndroid OSを搭載しているのでスマホなどの映像データを投影するだけでなく機器自体にアプリを入れて楽しむことができるのが最大の特徴です。
明るさは100ルーメンと低いのですがスクリーンを間近に置けることと、解像度が1366 x 768と高いことで輝度の低さをカバーできます。サイズは69mm×134mm×143mmとコンパクトですが、Android OSを搭載している分重さが932gと重めです。
ゲームアプリを投射して楽しむ時には画面にタッチパネルが設置できます。赤外線とイメージセンサー内臓により毎秒60フレームのリアルタイム検出で遅延のないタッチ操作が可能で複数の人の同時操作もできます。
またカメラとマイクも内蔵されていて、オリジナル動画も録画・録音・再生ができます。スピーカーはBluetoothⓇで接続でき臨場感ある映像が楽しめます。これだけの機能が付いているので価格は10万円台と少々高くなるのは致し方ないようです。
映画を鑑賞するだけでなくゲームを複数人で最大限に楽しむことができ、オリジナル動画を録画・再生することが1台のプロジェクターでできます。キャンプだけでなく家庭や室内で様々な使い方を楽しみたい人におすすめの商品です。
⑧Anker Nebula Mars II
「Anker Nebula Mars II」は、デザインがプロジェクターとしてはユニークな円筒形をしていてデザイン賞も受賞しているくらいにかっこいいスタイルをしています。また360度スピーカーを内蔵しているのでどの位置にいる人にも臨場感あふれる音が楽しめます。
明るさは100ルーメンと低めですが解像度はWVGA(854×480)あります。サイズは、高さ123mm直径が68mmの円筒形で、ちょうど350ml缶ぐらいの大きさで重さは470gと手頃なコンパクトさです。
キャンプなどでは座る位置がまちまちになることが多いのですが、360度スピーカーが内蔵されているので公平に音が届きます。Android 7.1が搭載されていて価格も4万円弱と手頃で音楽や映画、ゲームと様々なコンテンツを楽しむことができます。
キャンプなどに手軽に持っていけるだけでなく、おしゃれなデザインを楽しみたい人におすすめのモバイルプロジェクターです。
⑨AODIN スマート モバイル DLP
AODINのスマートモバイルDLPは、明るさが300ルーメンもあり解像度がWXGA(1280×800)と高性能なのに、価格が3万円を切るくらいに安いのでかなりお得感があるプロジェクターです。
サイズも150mm×85mm×20mm、重さ240gとコンパクト感も申し分ありません。スピーカー(1W×1)バッテリー5000mAhが内蔵され、Android OSも搭載されているので単独でYouTubeなどの映像が楽しめます。性能が高く価格が安いおすすめの商品です。
⑩SONY プロジェクター ポータブル LSPX-P1
SONYのプロジェクターポータブル「LSPX-P1」は手のひらサイズで200gと軽量なのに超高性能な最高級プロジェクターです。超短焦点タイプで壁やテーブルなど投影したい場所のそばに置くだけで使用できます。
本体の幅は約8cmなので片手でつかんで移動できます。しかも22インチ〜80インチの画面に鮮明に投影でき、スペースが狭い場所でもOKなのが特徴です。
輝度は100ルーメンですが解像度は1366 x 768と低輝度プロジェクターではトップクラスです。また映画やオンラインのコンテンツを本体でワイアレスに表示できるのも魅力です。連続使用約2時間のバッテリーとスピーカーも内蔵されています。
小型で超高性能ですが、ただ平面に投影するタイプなのでキャンプなどではスクリーンを用意すると良いでしょう。価格は20万円前後と高額ですがキャンプなどの短期間使用なら、6泊7日で1万円未満のレンタルを利用することも可能です。
キャンプでおすすめの高輝度モバイルプロジェクター5選
ここまでは明るさが500ルーメン以下の低輝度のキャンプ用モバイルプロジェクターを紹介しましたが、ここでは1,000ルーメン以上の高輝度のものを紹介します。
輝度が1,000ルーメン以上あれば、キャンプの夜などの暗い場所だけでなく明るい昼間や照明のある部屋でも投射が可能です。また明るいだけでなく解像度も輝度に見合った性能が必要になります。
サイズや重量も低輝度に比べれば大きくなります。価格も高性能な分高めになります。それでは高輝度でもキャンプなど持ち運びが手軽でコンパクトなモバイルプロジェクターおすすめ5選を紹介します。
①FunLogy モバイルプロジェクターFN-02
FunLogyのモバイルプロジェクター「FN-02」は、サイズが92mm×87mm×17mm、重量が123gと超小型なのに明るさが1,000ルーメン、解像度WXGA(1280×800)と高輝度・高解像度なのには驚きます。
しかも高性能に加えて三脚まで付いていて価格が3万円弱と安いのにはさらにびっくりです。胸ポケットにすっぽり入るサイズなのに短焦点(12cm〜2.5m)で狭い場所でも5インチの小画面から100インチの大画面まで、スクリーンや天井に投影できます。
持ち運びに便利で明るさもあるので、キャンプだけでなく明るい部屋や子供の教室などでも利用されています。サポート体制も完備されているので安心です。
②iOCHOW iO4
「iOCHOW iO4」はサイズが166mm×162mm×88mm、重さが1,020gと多少大きめですが、明るさは3,000ルーメン解像度がWXGA(1280×720)もあり一般的な大型のプロジェクターに明るさ、鮮明度ともに劣らない性能を持っています。
7,800mAhの大容量バッテリー内蔵で、タブレットやブルーレイプレーヤー、プレイステーションなど様々なデバイスに接続可能です。価格は5万円台と高性能なのに手頃な値段です。高輝度プリジェクターもかなり安い価格帯のものが出てきている印象です。
③Vivitek QUMI Q8-BK
「Vivitek QUMI Q8-BK」の最大の特徴は最高画素数のフルHD(1920×1080ピクセル)の解像度があり、700g以下フルHDクラスで最高の輝度1,000ルーメンの明るさがあることです。
サイズは190mm×114mm×43mm、重さ621gとやや大きめですがキャンプなどアウトドアへの持ち運びには支障のないコンパクトさです。また自動台形補正機能が搭載されており自動的に画面の歪みを補正します。
Wi-Fi機能を内蔵しているのでがワイヤレス接続が可能です。ただバッテリーが内蔵されておらずQUMI専用モバイルバッテリーが別売りになっているのが少し残念なところです。価格は10万円前後と高額ですが性能と機能を考えると納得の値段ではないでしょうか。
④EPSON プロジェクター EB-1785W
EPSONのプロジェクター「EB-1785W」はキャンプなどのアウトドア用というよりビジネスの会議や得意先と打合せなどで活躍するモバイルプロジェクターです。
明るさは3200ルーメン解像度はWXGA(1280×800)と輝度・解像度ともに室内の会議やプレゼンなどに充分な性能です。またサイズは縦213mm×横292mmとコピー用紙A4サイズで厚み44mmと薄型に作られているので、ノートPCや書類と一緒にカバンに入れて会議間の移動や外出先での商談に便利です。
重さは1.8kgと少々重いのですが、通常のプロジェクターに比べれば軽くモバイル可能な重さです。価格は12万円前後と多少高額ですが性能とビジネスでの使い勝手を考えれば納得の値段です。
⑤iCODIS RD-813
「iCODIS RD-813」も「EPSON EB-1785W」と同様にキャンプだけでなくビジネス会議やプレゼンに活躍できるモバイルプロジェクターです。最大の特徴はネイティブHD解像度(10000:1)のコントラスト比で驚異的に鮮明な画像を大画面で投影できることです。
明るさ3,000ルーメン解像度WXGA(1280×800)と高性能ですが、サイズは242mm×202mm×102mm重さ1670gと少し重めになります。バッテリーは10,000mAhの大容量を内蔵していて価格が35,000円〜50,000円と安いのにはびっくりです。
キャンプやホームシアターのほか会議やプレゼンなど、趣味とビジネス両方に使え、しかも価格がリーズナブルなおすすめモバイルプロジェクターです。
キャンプでおすすめの安いモバイルプロジェクター2選
キャンプの夜の過ごし方はいろいろありますが、連泊ともなるとキャンプファイヤーやバーベキューだけでは飽きてしまいます。そんな時に映画やスマホで撮った動画の鑑賞会などで楽しめるのがモバイルプロジェクターです。
しかしモバイルプロジェクターはそこそこ値段がはります。価格は安いに越したことはありませんが安いからには性能が心配になります。中にはキャンプの夜など暗い場所で充分に使える性能があり、しかも2万円以下で買える安いモバイルプロジェクターがあります。おすすめの2点を紹介します。
①GooDee ミニプロジェクター
GooDeeのミニプロジェクターは価格が7千円前後とコスパ最強で、安いのにもかかわらず輝度(明るさ)が1,200ルーメンと高輝度機種並みにあるのが驚きです。
解像度はさほど高くないようですが、アニメやゲームには支障がありません。キャンプだけでなく輝度が高いので、子供部屋でアニメなどを楽しむことができます。お子様に最適のプロジェクターと言えます。
サイズもポケットに入るくらいで重さも267gと軽量なのでお子様でも簡単に扱えます。何と言ってもコスパが最高で安いので気軽に購入できる商品です。
②サンワダイレクト 400-PRJ023
サンワダイレクト「400-PRJ023」はサイズが名刺入れとほぼ同じで重さが128gと超ミニサイズのプロジェクターです。超ミニなので明るさは30ルーメンと低いのですが、色の再現に優れたDLPを採用しているので投影距離を調整すれば最大約60インチの大画面に投影できます。
スピーカーを内蔵しているので映像と同時に音声や音楽が楽しめます。また3.5mmステレオミニジャックがついているので外部スピーカーやイヤホーンにつなげればステレオ音声が楽しめます。
価格は2万円弱と安い機種の中では高めですが、超小型で様々な機能が付いていてキャンプだけでなくプレゼンの資料やグラフ投影、リビングでのスライドや動画鑑賞など多彩な利用の仕方をする方におすすめの商品です。
キャンプでモバイルプロジェクターと一緒に使うスクリーンは?
映画館では大きなスクリーンに映画を上映しますが、プロジェクターでも投影するスクリーンが必要です。スクリーンには色々なものが利用できます。
もちろん綺麗に映すには市販されているスクリーンを使用すればベストですが、キャンプや家庭にある他のものでもスクリーンの代用になります。それではモバイルプロジェクターのスクリーンに使えるものを紹介します。
バスタオルや布を使う
映像を投影するスクリーンは、表面が平らでなければ画像が歪んでしまい綺麗に写りません。キャンプなどの野外ではバスタオルや大きめの布を木たテントの支柱にぶら下げてスクリーンにすることができます。
風でヒラヒラとしないように石などで固定するようにしましょう。またバスタオルや布は、なるべく柄のない無地で白に近いものが映像の色を綺麗に映すことができます。
テントやキャンピングカーの側面を利用
キャンプではテントやキャンピングカーの側面を利用してスクリーンにすることができます。テントは垂直ではなく斜めに立っている場合が多いので映像が前と後ろで大きさが変わってしまいます。その場合は台形補正が装備されているプロジェクターを使うことをおすすめします。
また家庭では壁や天井、カーテンなどもスクリーンに代用できます。天井に映した映画などをベットに寝ながら鑑賞するのもおつなものです。
モバイルプロジェクターでキャンプの楽しみ方を広げよう!
キャンプは大自然の中で普段の生活を忘れリフレッシュする素敵な時間です。しかしキャンプ場では日暮れと同時に夜になってしまいます。照明のある家庭と違って夜が長く感じられるのではないでしょうか。
キャンプも2日3日となるとキャンプファイヤーで毎日夜を過ごすのには飽きてしまいます。そんな時に大自然に囲まれ星空の下で映画やアニメなどが見れたら最高な夜を体験できるのではないでしょうか。
これまで紹介したモバイルプロジェクターの種類や選び方を参考にして素敵なキャンプの楽しみ方を広げてみましょう。