恋愛系の花言葉特集！愛が成就する植物や恋人に贈りたい花などを紹介！

見ているだけでも心が癒され、明るい気分にしてくれる花には夫々花言葉があります。そして調べてみると恋愛に関する花言葉を持つ花がたくさんあるのです。

今回の記事では「恋や愛に関する恋愛系の花言葉を持つ花」「片思いに関する恋愛系の花言葉を持つ花」「告白に関する恋愛系の花言葉を持つ花」「両思いに関する恋愛系の花言葉を持つ花」に分けて恋愛系の花言葉をご紹介していきますので、花を贈る時にはぜひ花言葉にも注目してみて下さい。

花言葉は一つの花に一つだけ花言葉あるわけではなく、幾つかの花言葉を持っている場合が殆どです。また、同じ花でも色によって意味が全く違うこともありますし、この花に何故この花言葉がついているのかと不思議になるようなものまで様々。こちらでは恋・愛に関する花をご紹介します。

花言葉を知らなかったとしても、バラを恋愛の象徴の花として思い浮かべるという人は多いのではないでしょうか。バラはバラ科バラ属の総称であり、低木またはつる植物で葉や茎に棘を持つ花が多いことが特徴です。

ミャンマーから中国雲南省にかけてが主産地で、この辺りからヨーロッパ・中近東・アメリカ・極東へと伝播しました。北半球の温帯地域に広く自生していますが、南半球には自生しません。

古くから恋人へ気持ちを告白する花として用いられるバラは、花言葉に恋愛に関するものが大変多い花です。代表的な花言葉はずばり「愛」ですが、赤は「あなたを愛しています」白色は「純潔」ピンクは「愛の誓い」など、色によって花言葉は様々ですし贈る本数によっても変わります。

花の色と形からブルースターと呼ばれますが、キョウチクトウ科のガガイモ亜科ルリトウワタ属の一種となります。ブラジルの南部ウルグアイ原産で、基本は星形の青い五弁花。正式和名は「瑠璃唐綿」ですが、これは株全体に白く短い綿毛が生えているのが由来となっています。

小ぶりでも存在感のあるブルースターの花言葉は「幸福な愛」「信じあう心」など、恋愛の場面において重要な意味を持つ花言葉になります。ピンクや白などもあるので花束の中に入れて告白すれば、願いが成就して両思いになれる可能性も大です。恋人へのプロポーズの花束に入れるのも最適。

ブルースターは3cmほどで咲き始め、可憐な水色から濃い青色となり終わりの頃には紫色へと変化していきます。花を選ぶ時は明るい青色のものを選ぶと花が長持ちします。

南アフリカ原産のゼラニウムは、赤・白・黄・ピンクなど色とりどりの花を一年中咲かせる四季咲きの花です。花束にするよりコンテナやガーデンで良く使用されますが、スタンダートに仕立てられた品種もあり多様な楽しみ方が可能です。

ゼラニウム全般の花言葉は「尊敬」「育ちの良さ」ですが、白は「あなたの愛を信じない」深紅は「憂鬱」などの花言葉になるので、恋人に贈るにはあまり適さないかもしれません。また、両思いを願って告白するなら「君がいて幸せ」の花言葉を持つ赤のゼラニウムがおすすめです。

ヒルガオ科サツマイモ属で日本において最も発達した園芸植物である朝顔は、小学生の頃に育てた記憶がある方も多いのではないでしょうか。朝に花を咲かせ夕方にしぼむのが特徴です。

朝顔の花言葉は「愛情」「結束」なので恋愛のシーンで使うのに適していますが、青の朝顔の花言葉は「儚い恋」「短い愛」となるので、もし恋人に贈るなら「あふれる喜び」「固い絆」が花言葉である白い朝顔を選びましょう。

学名「ヘデラ」とも呼ばれるつる性植物の代表であるアイビーは、星のような可愛らしい形の葉が特徴です。観葉植物として楽しむだけでなく、どんな花とも相性が良いので恋人へのプレゼントや愛の告白のブーケの中に入れるのにおすすめです。

花言葉は「永遠の愛」「友情」なのでアイビーを使った素敵な花束を意中の人にプレゼントしたら願いが成就して両思いになれるかもしれませんし、長く付き合っている恋人へ贈るにも最適な花言葉を持つ植物です。

大好きな人がいていつもその人のことが頭から離れないけれど、相手はそんな思いに気付かず自分からもまだ告白していないという状態の片思い。そんな切ない片思いの状態から脱却するために、思い切って花束を手に告白してみませんか。

愛の告白にふさわしい花言葉を持つ花を選んでブーケを作れば、願いが通じて片思いの相手との恋が成就して両思いになれるかもしれません。そこで、こちらでは片思いに関する花言葉を持つ花をご紹介していきますので、願いを成就させ両思いになりたい方は参考にしてみて下さい。

カナリア諸島原産のキク科のマーガレットは、その白く可憐な姿からブーケにも良く用いられる花です。花言葉は「真実の愛」「恋占い」となっており、まさに片思い中の方が告白する時にプレゼントするのにぴったりな花です。

また、マーガレットを枕元に置いて願いを思い浮かべて寝ると、願いが成就するとも言われているので片思いの人は寝室にマーガレットを飾れば両思いになる可能性も大です。

多肉質の葉を持ち赤やピンクの鮮やかな花を咲かせるベゴニアは、シュウカイドウ科で原産地はブラジルの多年草です。日本でも西表島から石垣島でベゴニアの原種が分布しています。

ベゴニアの花言葉はずばり「片思い」「愛の告白」なので、意中の相手にプレゼントして恋を成就させるのにぴったりな花言葉です。ハート形の葉も告白の成就に一役買ってくれるかもしれません。

アメリカ原産のハナミズキは100年程前に東京から米国へ桜を寄贈したお返しにと送られてきた花です。花言葉はこのエピソードにちなみ「返礼」「私の思いを受け止めて」なので、意中の人に贈り願いを成就させるのに相応しい花言葉となります。

また、告白を受けて晴れて両思いとなった場合にお返しとして、ハナミズキの花が入った花束をプレゼントするのも素敵です。そしてハナミズキには「華やかな恋」という花言葉もあるので、恋人へ贈るのにも最適な花です。

原産は北米でロシアとペルーの国花ともなっているひまわりは、太陽に向かってスクっと立つ花姿が夏の風物詩となっています。そんなひまわりの花言葉は「あなただけを見つめてる」「憧れ」となり、片思いの相手に贈り愛を成就させるのにぴったりな花言葉です。

本数によっても花言葉は変わり、1本は「一目ぼれ」3本は「愛の告白」7本は「密かな愛」なので、意中の人へ贈って両思いになりたい気持ちを表すのにおすすめ。また11本は「最愛」99本は「永遠の愛」108本は「結婚しよう」の花言葉があるので恋人へ贈るのに最適です。

シャジクソウ属マメ亜科の総称で、英語ではクローバーとなり和名は白詰草です。四葉のクローバーは幸運の証しと言われているので、子供の頃に野原で探した人もいるのではないでしょうか。

クローバー全般の花言葉は「私を思って」「幸運」「約束」。「私を思って」という切ない花言葉は、片思いから両思いになり恋人へと成就するようにという願いに寄り添ってくれる花言葉です。

ただし、クローバーには「復讐」という意味の花言葉もあり、意中の相手への願いが叶わず恋が成就しなかった時、せっかく両思いになってもその恋人から裏切られてしまった時などに芽生える感情を表した花言葉です。

上記の項では片思いに関する花言葉を持つ花についてお話しましたが、こちらでは告白に関する恋愛系の花言葉を持つ花についてご説明していきます。コチョウラン・カーネーション・キク・スターチスを取り上げ、色別についても詳しく解説していきます。

コチョウランは主に東南アジアに分布する多年生の植物で、茎は直立・4枚程度の葉を密生し花茎の先端からは7cm位の花を十数個咲かせます。

ピンクのコチョウランの花言葉はズバリ「あなたを愛しています」。ピンクの胡蝶蘭をプレゼントして、愛を成就させ恋人同士となるのは恋愛の王道となります。また、コチョウラン全般の花言葉には「幸福が飛んでくる」というものもあり、お祝いの場面によく贈られる花でもあります。

ナデシコ科の多年草であるカーネーションは、元々高山に自生する花でスイスの国花でもあります。カーネーション全般の花言葉は「無垢で深い愛」「母の愛」などがあり、また赤いカーネーションの花言葉は「母への愛」なので、母の日に贈ることが習慣となっている花です。

そんなカーネーションのうち、ピンク色の花言葉は「熱愛」「あなたを決して忘れません」「美しいしぐさ」などがあるので、告白の際の花束にぴったり合う花言葉となります。

清楚なイメージの白いカーネーションの花言葉は「純粋」「私の愛は生きています」となり、こちらも告白の際のブーケとして最適です。品種・形・色ともに豊富なカーネーションは、花言葉を考えながらいくつかの種類を取り混ぜて花束にするのも素敵です。

キクというと展覧会に出品されているような大きく立派なものや、仏壇やお墓に供える花というイメージが強いかもしれませんが、実は赤いキクには「あなたを愛しています」という告白にぴったりな花言葉があるのです。

最近では丸いフォルムが可愛らしいポンポンマムなども花屋さんに並んでいますので、赤いポンポンマムやスプレーマムを使った花束を作ってもらうのもおすすめです。

スターチスはイソマツ科の多年草で、一年中切り花として売られています。紫・ピンク・黄色など鮮やかな花は、乾燥させても色あせないことからドライフラワーとしても人気です。

色あせない花ということからスターチス全般の花言葉は「途絶えぬ記憶」「変わらぬ心」です。色別に見ても紫は「しとやか」「上品」ピンクは「永久不変」黄色は「愛の喜び」「誠実」と、何色のスターチスでも告白にはぴったりの花言葉となっています。

ここまで「恋や愛」「片思い」「告白」に関する花言葉を見てきましたが、こちらでは告白がうまくいき恋愛が成就した恋人同士、いわゆる両思いの状態に関する花言葉を持つ「ペチニュア」「サザンカ」「ヒヤシンス」の三種の花を詳しく見ていきましょう。

南米原産のナス科のペチニュアはガーデニングを趣味とする人達の間で人気の花で、現在も品種改良が重ねられ花の大きさ・色から八重咲のものまで様々な種類が豊富に揃っています。

そんなペチニュアの花言葉は「心のやすらぎ」「あなたと一緒なら心が和らぐ」などがあるので、ガーデニング好きな恋人に可愛い寄せ植えにしたものをプレゼントするのがおすすめです。

ツバキ科ツバキ属のサザンカは椿と見分けがつきにくい花ですが、花を見てみると椿の方が立体的で少し厚みがありサザンカは平面的で薄い花びらという違いがあります。

サザンカ全般の花言葉は「困難に打ち克つ」「ひたむきさ」と、あまり恋愛系ではないように感じますが、ピンクのサザンカは「永遠の愛」というロマンチックな花言葉で愛する恋人にプレゼントするのに相応しい花となっています。

キジカクシ科の多年草植物であるヒヤシンスは、秋超え性球根として扱われ水栽培や鉢植えで人気の花です。原種は青紫のみですが、現在は暖色から寒色まで様々なカラーが揃っています。

ヒヤシンス全般の花言葉は「スポーツ」「ゲーム」「遊び」「悲しみを超えた愛」ですが、紫は「初恋のひたむきさ」白は「心静かな愛」黄色は「あなたとなら幸せ」青は「変わらぬ愛」など恋愛系の花言葉も多数。紫には「ごめんなさい」という意味もあるので喧嘩中の恋人に贈るのも◎。

様々な花の色々な花言葉をご紹介してきましたが、恋愛成就のおまじないができる花というものが存在するのをごぞんじでしょうか。番外編として、こちらでは「香りが恋を叶えてくれる」「遠距離恋愛中の恋人にも効果的」という金木犀について詳しくお伝えしていきます。

中国南部原産の金木犀は江戸時代に日本に渡来し、挿し木で北海道・沖縄以外の日本中で増やされ秋になると甘い香りを漂わせ私達を楽しませてくれています。そんな金木犀の花言葉は「初恋」「真実の愛」等ですが、ヨーロッパでは金木犀を「恋の媚薬」に使った事から「官能美」の意味も。

金木犀の近くで告白すると恋が成就するという言い伝えや、片思いの人が金木犀の香りの香水を付けていると両思いになれるという話もあります。金木犀の甘く魅力的な香りが、恋を叶えるサポートをしてくれるのです。

遠距離恋愛中で会えない恋人に手紙を送る際、金木犀の香りを少しつけると恋が長続きするとも言われています。「陶酔」「高貴」という花言葉もある金木犀の香りで、遠く離れた恋人にも女性らしい気品を伝え恋人を陶酔させてしまう効果も期待できるというものです。

見ているだけでも心を癒してくれる美しい花々。そんな花にはそれぞれ花言葉が存在し、調べてみると驚くほど恋愛に関する言葉が多いもの。

今回の記事では恋愛に関する花言葉を「愛・恋」「片思い」「告白」「両思い」と分けて詳しくご説明しています。是非参考にして自分の気持ちにぴったりとくる花言葉を選び、片思いしている意中の人や大好きな恋人に花を贈ってみて下さい。