リナリアの花言葉を覚えよう!
花束やフラワーアレンジメントに合わせやすい、可愛らしい花であるリナリアをご存じでしょうか?リナリアとひとえに言っても、紫色やピンク、黄色といったカラーバリエーションが豊富なので、明るい雰囲気を持っていると感じるかもしれません。
そこでこの記事では、リナリアの花言葉の意味や、花の種類をご紹介します。合わせて、怖いとされているリナリアの花言葉について、詳しく取り上げていくので、気になる人はぜひ参考にしてみてください。
リナリアとはどんな花
あまり植物や花などに詳しくない人は、そもそもリナリアがどういった花かあまり知らないかもしれません。可憐な見た目を持っているリナリアの花ですが、いくつか特徴があるので、詳しくご紹介します。
上記でも軽く触れましたが、リナリアの花には、様々なカラーバリエーションがあることでも知られています。パステルカラーの可愛らしいリナリアが気になる人は、ぜひ参考にしてみてください。
リナリアの花の特徴
リナリアの花は、すっと伸びた茎の先の方に、穂状の花をたくさん咲かせるといった特徴を持っています。まるで唇のような形をしている花なので、一見蘭や金魚のように見えるかもしれません。
すぐに折れてしまいそうな見た目をしているリナリアですが、茎には繊毛があるので、丈夫なことでも知られています。さらには、丈夫といった特徴を持っているために、なかなか風で倒されることはないのです。
リナリアの花の色
可愛らしい見た目が特徴的なリナリアの花ですが、正確にはいくつかのカラーバリエーションがあります。簡潔に言えば、赤やピンク、黄、紫、オレンジ、白といった種類に分かれているのです。
主にヨーロッパや北アフリカで咲く花ではあるものの、日本人にとっても親しみのある花と言えます。次の項目からは、リナリアの花言葉を取り上げていくので、合わせてチェックしてみてください。
リナリアの花言葉
恋の花として知られているリナリアの花ですが、いくつかの花言葉があることをご存じでしょうか?なかなか自分の想いが伝えられないという控えめは人は、思い切ってリナリアの花を贈ってみるといいかもしれません。
とりわけ「この恋に気づいて」や、「乱れる乙女心」、「幻想」といった花言葉を持っています。中には、「断ち切れぬ思い」という怖い花言葉を持っているので、それぞれの花言葉の特徴をご紹介します。
花言葉①この恋に気づいて
まず取り上げていきたいリナリアの花言葉は、「この恋に気づいて」となっています。ダイレクトに愛の言葉を伝えるのではなく、比較的控えめな意思表示と言ってもいいかもしれません。
そもそもリナリアの花は、小さくて可憐なので、奥ゆかしい花言葉を持っていると言えます。もちろんパステルカラーの可愛らしい色合いなので、プレゼントとしても最適な花ととなっています。
花言葉②乱れる乙女心
次に取り上げていきたいリナリアの花言葉は、「乱れる乙女心」となっています。一見控えめなだけの花に思えるリナリアの花ですが、丈夫な茎を持っているために、こういったたくましい花言葉も持っています。
キンギョソウよりも小さくて可憐な花を持っているリナリアではあるものの、風に揺られている姿は、激しい恋心を持っている乙女のように見えるかもしれません。リナリアの花は、とことん恋に関連している花言葉を持っているのです。
少し怖い「断ち難い思い」
可愛らしい恋に関係している花言葉ばかりではなく、リナリアには、少し怖い「断ち難い思い」といった花言葉もあります。そこまでメジャーな花言葉ではないのですが、決して楽しいことばかりではない恋の様子を表しています。
もしかしたらどうしても諦めきれない相手がいるかもしれませんが、そんな時にリナリアの花を渡してみるといいかもしれません。
花言葉③幻想
ここまでリナリアの花言葉をたくさん取り上げてきましたが、最後は「幻想」といった花言葉をご紹介します。怖い意味合いを持っているリナリアではあるものの、見た目からは幻想的な印象を受けることの方が多いかもしれません。
幻想的なリナリアの花は、まさしくプレゼント向きの花なので、ぜひ美しい花束やアレンジメントとして渡してみてください。次の項目からは、そもそものリナリアの花名の由来を取り上げていきます。
リナリアの花名の由来
そもそもリナリアの花の名前は、属名が「リナリア」となっていて、国によって違った名前を持っているのです。もちろんそれぞれの名前には、しっかりとした由来があるので、合わせて覚えておくことをおすすめします。
とりわけ「リナリア」や、「ウンラン」、「ヒメキンギョソウ」といった名前の由来を取り上げていきます。パステル色の可愛らしいリナリアについてもっと知りたいのであれば、それぞれの特徴をぜひ参考にしてみてください。
「リナリア」の由来
「リナリア」は、リナリア属の属名となっていて、ギリシャ語の「linon」から由来しています。宿根草のことも指す時は、「宿根リナリア」といった名前で呼ばれています。
とりわけ日本では、亜麻といった植物のことを指していて、亜麻の葉っぱからリネンの繊維を採取することができます。もちろん「リナリア」の花と亜麻の花は全くもって違った見た目をしていて、そもそも分類も異なっている植物なので、注意が必要です。
「ウンラン」の由来
上記でも軽く触れましたが、属名が「リナリア」の花は、日本では「ウンラン」といった名前で親しまれています。まるで蘭のような色と形をしていたことから、こういった名前が付けられているのです。
様々な種類があるリナリアの中でも、紫色のリナリアのことを「紫海蘭」と呼ぶこともあるので、リナリアの花の中でも特別感を感じるかもしれません。
「ヒメキンギョソウ」の由来
日本では「ウンラン」といった名前で親しまれているリナリアですが、「ヒメキンギョソウ」といった名前も有名となっています。まるでキンギョソウのような見た目をしているのも関わらず、小さめサイズなので、ヒメが名前につくようになりました。
そもそもリナリアには様々な種類があるのですが、とりわけ1年草や矮性種のリナリアのことを「ヒメキンギョソウ」と呼んでいます。次の項目からは、リナリアの種類や品種を取り上げていくので、合わせて参考にしてみてください。
リナリアの種類
可愛らしい見た目をしているリナリアの花ですが、そもそも150種類ものリナリアが発見されていることをご存じでしたか?簡潔に言えば、一年草と宿根草の2種類に分かれていて、それぞれ違った特徴を持っています。
とりわけリナリア・プルプレアや、リナリア・マロッカナ、リナリア・ビパルティア、リナリア・アルバが有名な種類となっています。こういったリナリアの種類が気になる人は、ぜひチェックしてみてください。
リナリア・プルプレア
まず取り上げていきたいリナリアの花の種類は、「リナリア・プルプレア」となっています。リナリアの中でも、宿根草として知られている種類で、ワイルドな見た目をしていることに気が付くかもしれません。
とことん生命力にあふれている品種なので、一度植えることによって、3年から4年程度は花を楽しむことができます。とりわけ60cmから70cmといった草丈なので、自宅のガーデンに植えるのもおすすめです。
リナリア・マロッカナ
次に取り上げていきたいリナリアの種類は、「リナリア・マロッカナ」となります。「リナリア・マロッカナ」は、モロッコの品種のリナリアとなっていて、一年草として知られています。
モロッコ原産のリナリアではあるものの、園芸の品種なので、見かけることが多いかもしれません。鮮やかなカラーと、程よい50cmといった草丈の品種なので、まさしくガーデニングにおすすめです。
リナリア・ビパルティア
ここまで様々なリナリアを紹介してきましたが、一般的なリナリアを指すときは、「リナリア・ビパルティア」のことを意味しています。そもそもリナリアはギリシャ語から由来しているわけですが、「ビパルティア」もギリシャ語となっています。
「ビパルティア」は、深く2つに分かれているといった意味を持っていて、まさしくリナリアの花の姿のことを表しているのです。
リナリア・アルバ
最後に取り上げていきたい「リナリア・アルバ」は、白色のリナリアが人気の品種となっています。群生させることによって、その美しさをふんだんに楽しむことのできる艶やかな見た目をしています。イングリッシュガーデンにも用いられるので、ぜひチェックしてみてください。
リナリアの花言葉には乙女の恋心が詰まっている
この記事では、リナリアの花言葉の意味を紹介してきました。リナリアは、乙女心に関する花言葉だけでなく、怖い意味を持つ花言葉も持っています。
合わせて、リナリアの花の種類や品種を取り上げてきました。可愛らしい見た目をしているリナリアですが、150種類にも分かれているのです。