カラーボックスにキャスターをつけたい!
お家で過ごす時間が増えている昨今、自宅をより快適にするために色々と工夫している方も多いはず。比較的安価で販売されているカラーボックスは、自宅を快適にするお家DIYに、とっても便利なアイテムです。
収納ボックスとしての基本を保ちながら、扉をつけたり、テレビ台にしたり、おしゃれなキッチンカウンターにしたりと、アイデア次第で使い方は無限大!
今回は、そんなカラーボックスにキャスターをつける方法をご紹介します。カラーボックスアレンジの中では比較的簡単なDIYですが、ちょっとした作業で便利さは倍増!おしゃれさも一気にアップ!カラーボックスを使ってお家の中を快適にしたいと思っている方は必見です。
カラーボックスにキャスターをつけるメリット
もともとは固定して使うように作られているカラーボックスに、敢えてキャスターをつけるメリットはどこにあるのでしょう。わざわざそんなことする必要ある?と思っている方は、ぜひカラーボックスにキャスターをつけるメリットをチェックしてみて下さい。なるほど、目から鱗の便利さは必見です!
移動できて便利になる
カラーボックスにキャスターをつけるひとつめのメリットは、カラーボックスの移動が簡単に出来るようになることです。
使い方にもよりますが、軽いものを収納している場合は、キャスターが無くても比較的簡単にカラーボックスを移動することができます。しかし、本などのちょっと重たい物を収納している時は、キャスター付きの方が圧倒的に便利です。
移動する度に、いちいち中身を取り出すことなく、カラーボックスを簡単に移動することができます。模様替えの時などはもちろんですが、普段の掃除でもサッと動かして、カラーボックスの下を掃除することもできます。
さらに、キャスターが付いていると、カラーボックスをサイドテーブル代わりに使う場合にもとても便利です。テーブルの必要な場所にキャスター付きのカラーボックスを簡単に移動することができますし、使い終わった後に定位置に戻すのも簡単です。
誰かの手を煩わせることなく、自分一人で一連の作業が出来るのは、キャスター付きのカラーボックスならではのメリットです。
テーブル下にも置ける
カラーボックスにキャスターをつけるメリットの2つめは、キャスターをつけることによって、カラーボックスをテーブルの下に置くことができるという点です。
普段テーブルを使わない時には、キャスターのついたカラーボックスをテーブル下に収納しておき、テーブルを使う時に、カラーボックスが邪魔になるようであれば、一時的にテーブル下からカラーボックスを移動させれば、テーブルは通常のテーブルのように快適に使うことができます。
収納場所の少ない空間でも、カラーボックスにキャスターをつけれることで、空間を有効活用することができるのです。
また、テーブルの高さなど、サイズにもよりますが、キャスター付きのカラーボックスをそのまま収納つきのベンチとして使うこともできます。座る面には板で補強して強度を上げておくと安心。クッションなどを置いて、収納とベンチ、一石二鳥の使い方が可能になります。
子供部屋にも○
カラーボックスにキャスターをつける3つめのメリットは、成長に応じて模様替えをする子供部屋でも大活躍するということです。
子供が小さい時には、キャスターが付いているBOXがコロコロ移動するというだけでも楽しいものです。中身もぬいぐるみや、おもちゃなど、軽いものであれば、子供でも簡単にコロコロと転がして遊ぶことができるでしょう。側面にキャスターを付ければ、上面はおやつタイムのテーブルにもなります。
成長に応じて、子供部屋にベッドが設置されたり、勉強机や本格的な本棚を置くようになった時でも、カラーボックスにキャスターが付いていれば、移動はらくちん。自由に空間を移動させることができます。
カラーボックスにキャスターをつける簡単な方法
カラーボックスにキャスターをつけるメリットを3つご紹介しましたが、実際にどうやってカラーボックスにキャスターをつければ良いのでしょうか。DIYに慣れている方なら、なんなくできてしまう作業ですが、初めての方でも出来るように、簡単な2つの方法をご紹介します。
底にねじで付ける
カラーボックスにキャスターをつける簡単な方法は、カラーボックスを逆さにし、底面の角にキャスターをねじで固定するだけ。ポイントは、4つのキャスターをバランスよく固定することです。
多少ずれても問題はありませんが、しっかり長方形の四つ角に4つのキャスターが固定されるように付けましょう。ねじで固定する際は、多少力が必要ですが、初めての方や女性でも出来る作業です。
付けにくい場合は板をつけるのもアリ
カラーボックスの種類によっては、直接キャスターをねじで固定しにくい場合もあります。そんな時には、カラーボックスの底面に板を打ち付け、その板にキャスターを取り付けると良いでしょう。
カラーボックスの横幅に合わせて杉材などをカットし、2枚の板を平行に前面と後面に釘で打ち付けます。そこにキャスターをネジで固定すれば、丈夫なキャスターボックスの出来上がりです。
おしゃれに仕上げる場合は、板をカラーボックスと同じ色にペイントしてから固定します。全体が同じ色で統一されれば、家具としての一体感も増し、インテリアとしても完璧です。
キャスター付きカラーボックスに使えるアイテム
キャスターを付けたカラーボックスは、キャスターが付いて自由に移動できるというだけで、十分使えるアイテムです。しかし、そんなキャスター付きのカラーボックスを、さらに使えるアイテムにするためのアイデアをご紹介しましょう。
誰でも簡単に手に入れることができるDIYアイテムを使用して、おしゃれで使い勝手の良いキャスター付きカラーボックスにワンランクアップさせてみてはいかがでしょう。キャスター付きカラーボックスに使える4つのアイテムとおしゃれな使い方のアイデアをご紹介します。
おしゃれ度を上げるリメイクシート
リメイクシートは、100均などでも販売されているキャスター付きカラーボックスのDIYに最適なおしゃれアイテムです。壁紙のように糊や両面テープを使ったりせずに、シール式になっていて、簡単に好みのデザインにカラーボックスを変身させることができます。
弱粘性タイプの貼ってはがせるタイプのリメイクシートと強粘着の粘着シートがありますが、壁ではないので、粘性に関してはそれほどこだわらず、好みのデザインで選ぶのがおすすめです。
100均でも色々なタイプのリメイクシートが展開されているので、安く仕上げたい方はまずはセリア、ダイソー、キャンドゥなどの100均をチェックしてみるのがおすすめです。
よりこだわりのキャスター付きのカラーボックスにしたい方は、壁紙専門のサイトなどをチェックすると、個性的なリメイクシートを見つけることができます。
さらに便利になる取っ手
キャスター付きのカラーボックスは、取っ手をつけるとさらに移動が楽で、使い勝手が良くなり、さらにおしゃれ度もアップします。取っ手はDIYパーツとして100均でも販売されていますし、ホームセンターなどでも扱いがあります。
リメイクシートと全体の雰囲気を合わせたデザインの取っ手を選べば、おしゃれで便利なキャスター付き、取っ手付きのカラーボックスに仕上がります。
ベンチにできるクッション
キャスター付きのカラーボックスは収納つきのベンチとして活躍することは先にもご紹介しましたが、その場合、ちょっとしたベンチクッションがあると、おしゃれで便利です。
キャスター付きカラーボックスをそのままベンチとして利用するにしても、板を一枚補強するにしても、いずれにしてもカラーボックスに直接長時間座るには堅すぎます。
ベンチとして使う場合には、丁度良いサイズのおしゃれなクッションを用意すると良いでしょう。おしゃれなクッションも100均で販売されていますし、カラーボックスの雰囲気に合わせて手作りするのもおすすめです。
安全性を高めるコーナークッション
カラーボックスはもともとは固定して使うアイテムなので、キャスターを付けて頻繁に移動させて使う場合は、安全性に関する配慮が必要です。
特に子供部屋などで使う場合は、ぜひコーナークッションを使ってカラーボックスの角をガードすることをおすすめします。子供たちは、キャスター付きのカラーボックスをいつどんなはずみで勢いよく動かすかわかりません。横向きで使う場合などは、特に角が子供の目の位置になることも考えられます。
また、子供部屋でなくても、リビングで他の家具とぶつかったり、ちょっとした弾みでカラーボックスの角が体に当たることも考えられます。人や物への安全対策の一環として、ぜひコーナークッションを使用しましょう。
コーナークッションはテーブ状になっていて、自由な長さにカットして使えるタイプのものや、パーツとしてはめるだけでOKなもの、両面テープで固定するタイプなどがあります。
種類は多くありませんが、ダイソーやセリア、キャンドゥなどの100均でも販売されているので、ぜひ取り付けておくと良いでしょう。
キャスター付きカラーボックスの活用アイデア
キャスター付きのカラーボックスにはどんな使い方があるのか、具体的な活用アイデアをご紹介しましょう。アイデア次第で色々な使い道があるキャスター付きカラーボックスですが、その中から4つの使い方アイデアをご紹介です。ぜひ参考にしてみて下さい。
移動式ゴミ箱
キャスター付きのカラーボックスの使い方のアイデアとして、移動式のゴミ箱があります。3段になっていることが多いカラーボックス。
横向きにして背面部分にキャスターを付ければ、浅めですが、3種類に分別できるゴミ箱として使うことができます。キッチンや子供部屋などにカラーボックスを置くスペースがあれば、ぜひ試してみて下さい。
また、仕切りを取り払い、側面に板を打ち付けて上面部分を取り除けば、大きなワンボックスのゴミ箱としても使うことができます。板を使って蓋を作り、全体を同じ色でペイントして仕上げれば、オリジナルの移動式ゴミ箱の完成です。
収納付きベンチ
先ほどもご紹介していますが、キャスター付きのカラーボックスの使い方のアイデアとして、収納付きベンチもおすすめです。収納付きベンチとして使う場合、頻繁に移動させることを考えれば、扉をつけるのもおすすめです。
扉なしの場合、ボックスの内部の収納はカゴや収納ケースなどを利用するのが良いでしょう。移動の際に、カラーボックスに収納しているものが万が一動いても、簡単になおすことができますし、落ちた時のダメージも少なくて済みます。
中に収納するものは、出来るだけ軽いものや丈夫なものにして、落ちた時のダメージが少なくするのがポイントです。ベンチには、クッションを置いたり、強度を補強する板を一枚打ち付けるなど、座り心地にこだわるのもポイント!思わず座りたくなるような場所に仕上げるのが大切です。
サイドテーブルチェスト
キャスター付きのカラーボックスの使い方のアイデアとして、大活躍間違いなしのサイドテーブルチェストもおすすめです。
カラーボックスにすっぽりハマるような丁度良い引き出しを作るか、もしくはプラスチック製の収納ボックスなどを利用してチェストとして利用。キッチンや寝室などのちょっとしたスペースで大活躍間違いなしです。
カラーボックスの程よい大きさは、上部をサイドテーブルとして使うこともできます。寝室でちょっとしたお酒を飲むときや、キッチンで、食器の置き場所が欲しい時などにとても便利です。
おもちゃボックス
キャスター付きのカラーボックスの使い方のアイデアとして、おもちゃBOXもおすすめです。子供部屋などで、縦にも横にも使うことができますが、横にして使う場合は、中の仕切りを取り払って、ワンボックスとして使うのもおすすめ。
ワンボックスタイプのおもちゃボックスなら、大きなおもちゃやぬいぐるみなども、そのままポンポン入れて、簡単に片付けることができます。
表面に可愛いリメイクシートを貼って、子供たちが喜ぶようなポップで可愛い見た目に仕上げたり、デコパーツなどを貼りつけてデコレートするのもおすすめ!世界にひとつだけのオリジナルのおもちゃボックスを作ることができます。
また、横で使う場合、カラーボックスの仕切りはそのままで、ファイルBOXなどを利用して、細かいおもちゃを分けて片付けるのもおすすめです。毎日使うようなミニカーやブロックなど、分類して片付けておくことができ、遊ぶ時も簡単に取り出せます。
通常通り縦に使う場合は、カラーボックスに収まるような布製やプラスチック製の収納ボックスを利用して、おもちゃボックスにするのがおすすめです。
段ごとに使うアイテムやカラーを変えるなどして、カラフルに仕上げるのもポップな雰囲気になりおすすめです。色々なアイデアで、おもちゃボックスらしい可愛いデザインに仕上げてみてはいかがでしょう。
キャスター付きカラーボックスDIYにおすすめのグッズ
キャスター付きのカラーボックスは色々なアイデアでDIYするのがおすすめ。キャスター付きカラーボックスDIYにおすすめのグッズをご紹介します。100均にも十分使えるアイテムが揃っているので、ぜひ気軽にキャスター付きカラーボックスのDIYを楽しんでみてはいかがでしょう。
ニトリ カラーボックス
キャスター付きカラーボックスDIYにおすすめのグッズとして、ニトリのカラーボックスが人気です。ニトリのカラーボックスは、色々なサイズやカラーバリエーションが魅力。通常サイズの42×30×88cmは1000円程度で購入できるので、気軽にDIYを楽しむことができるのもポイントです。
組み立てはドライバーを使って自分で行うことになりますが、約15分あれば、誰でも簡単に組み立てることができます。
ニトリの公式HPでは、かごやボックスを使った収納方法も紹介されているので、実際に使う時のイメージもつきやすく、おすすめです。また、ネット限定のカラーボックスなどもあるので要チェック!店頭受け取り、もしくは10000円以上の買い物で送料無料です。
ニトリ 扉つきカラーボックス
キャスター付きカラーボックスDIYにおすすめのグッズとして、ニトリの扉つきのカラーボックスも人気です。3段のカラーボックスのすべてに扉が付いていて、縦でも横でも扉を横開きすることができるのがポイント!
補強無しでもテレビ台とし使える頑丈さも兼ね備えているので、色々なアレンジを楽しむことができます。扉つきのカラーボックスは、42×30×88cmの1サイズ、3カラーのみで展開されています。
いずれも存在感のある木目調デザインで、ミドルブラウン、ライトブラウン、ホワイトウォッシュの3種類です。雰囲気のあるデザインは、お部屋のインテリアとしてぴったりです。
セリア 取っ手
キャスター付きカラーボックスDIYにおすすめのグッズとして、セリアの取っ手も人気です。引き出しや棚などのパーツとして使えるセリアの取っ手は、アンティークな雰囲気が魅力です。
通常のフックタイプの取っ手の他にもプレートタイプやパールがアクセントとなった球体の取っ手、デザイン性に優れた取っ手など、様々なタイプの取っ手が販売されています。キャスター付きカラーボックスの雰囲気に合わせた取っ手を選んでぜひ取り付けてみてはいかがでしょう。
セリア アートフレーム
キャスター付きカラーボックスDIYにおすすめのグッズとして、セリアのアートフレームも人気があります。アートフレームは、カラーボックスの扉として大活躍!取っ手と組み合わせれば、もともと扉の無いキャスターつきのカラーボックスを、おしゃれな扉つきに変身させることができます。
セリアのアートフレームを扉にする時に重要なのはサイズ!カラーボックスと一言でいっても、商品によって微妙にサイズは違っているので、扉を付けたいカラーボックスのサイズをしっかり測ってからアートフレームを購入するようにしましょう。
アートフレームの中におしゃれなデザインの紙や作品、布などを設置すれば、一気におしゃれなドア付きカラーボックスになります。
もちろん、扉付きのカラーボックスの上からアートフレームを使ってデコレーションするのもあり!アイデア次第で色々な雰囲気を演出することができおすすめです。
セリア コーナー用カラークッションバー
キャスター付きカラーボックスDIYにおすすめのグッズとして、特に小さな子供いるご家庭におすすめなのが、セリアのコーナー用カラークッションバーです。ブラウンとベージュの2種類で展開されているクッションバーは、カラーボックスの辺の部分を安全にサポートする商品です。
通常の家具と違って、角が鋭角なままのカラーボックス。うっかりしていると子供だけでなく、大人でも痛い思いをすることがあります。ましてやキャスター付きにするなら、クッションバーは必須アイテムと言っても良いでしょう。サイズはS、M、Lと3つあります。
ダイソー アクリル絵の具
キャスター付きカラーボックスDIYにおすすめのグッズとして、ダイソーのアクリル絵の具もおすすめです。カラーボックスを自分好みの色に仕上げたり、側面にイラストをデザインしたりと使い方はアイデア次第。
25mlの内容量で100円なので、カラーボックス全体を好みの色に変えてしまいたい時でもコストを安く抑えることができおすすめです。乾燥も早く、一度乾燥してしまえば、上から重ねて色を塗ることもできます。
また、年月を経ても劣化しにくいのもポイントで、耐久性も抜群です。紙やキャンバス以外の素材にもしっかりと色がのるので、ネジ穴など、カラーボックス全体をしっかり塗ることができます。
カラーボックスにキャスターを付けて便利に使おう!
いかがでしたでしょうか。カラーボックスにキャスターを付ければ、アイデア次第でカラーボックスの用途は何倍にも広がります。値段も手ごろで、DIYに使うアイテムも格安で手に入るので、ぜひ、DIYでおしゃれに仕上たキャスター付きのカラーボックスを便利に使ってみてはいかがでしょう。