一人暮らしでWi-Fiを節約して快適に使う方法！おすすめの安い回線も！

生活をしていくなかで、インターネットは必須と言っても良いくらいに普及してきました。最近「クレジットや電気料金などもインターネットを通してパソコンやスマートフォンで確認してください」と通知が来たひとも少なくないでしょう。そんなインターネットですが、固定回線とモバイル回線があるのをご存知でしょうか？

住んでいる家や部屋にインターネット回線を引いて使う「固定回線」は利用量無制限プランがメインなのに対し、スマートフォンなど、いつでもどこでもインターネットに接続できるモバイル回線は、便利な半面、使える通信利用量が無制限ではありません。

家族などがいれば、家に固定回線を引いて、Wi-Fi環境を整えたが、断然便利でお得です。しかし、一人暮らしの場合はどうでしょうか？一人暮らしでWi-Fiを節約して快適に使う方法とおすすめの安い回線を紹介していきます。

そもそも、スマートフォンの契約以外にインターネット回線をメリットはあるのでしょうか？これはケースバイケースですが、家でパソコンをインターネットに繋げたり、ネット配信されている映画などをテレビで観るのであれば、スマートフォンの契約の他に固定のインターネットの契約とWi-Fiの設置は必要不可欠でしょう。

その大きな理由は通信速度と通信量です。スマートフォンに比べて、パソコンやネット配信の映画を見る場合には、通信速度が必要になります。もちろん、モバイル回線の速度が年々高速化はしてはいますが、家に固定回線とWi-Fi環境があるのと比べると限界があります。

一人暮らしで、家に固定回線を引くのに抵抗がある場合であれば、スマートフォンとは別のモバイル回線とモバイル回線を契約する方法もあります。例えば、月1000円程度で3ギガ利用できるのでキャリア回線の容量追加よりお得な場合があります。

そもそも、Wi-Fiについても簡単に抑えておきましょう。いまは多くの電化製品にWi-Fi機能が搭載されていて、家電だけでなくカメラや電球一つにもWi-Fi機能が搭載されている場合もあります、無線LANといえばイメージがつかみやすくなるかもしれませんが、パソコンなどを無線でネットワークに接続する仕組みがWi-Fiです。

以前は、インターネットにパソコンを繋ぐためには、家の電話線（またはネット回線）に繋がる終端装置にLANケーブルを使い物理的につなぐ必要がありました。しかし、ノートパソコンなどどこでも作業ができるのに、ケーブルの制約があるのは少し不便です。

そのうち、無線LANが登場したことによりLANケーブルの代わりに無線でどこでもインターネットに繋げられるようになりました。最近ではほとんど無線で接続できるようになっているので、あまり意識することはないかもしれませんが、Wi-Fiは家の中の機器同士とインターネットを「無線」でつなげるものと覚えておくと良いでしょう。

一人暮らしであってもスマートフォンとは別に回線を契約をして、Wi-Fi環境を整えたほうがお得な場合があることがわかりました。とはいっても、Wi-Fi環境を整えるために、まずは何を決める必要があるのでしょうか？そもそも、どのようなタイプの回線があるのでしょうか？

まずは。自分の使用環境に合わせた回線の選び方について見ていきます。そもそもWi-Fiを使えるようにするためには、新たに回線を契約する方法と、スマートフォンそのものをWi-Fiのルーターにする方法があります。

スマートフォンそのものをWi-Fiのルーターにする方法であれば、新たに何かを準備する必要はありませんが、何かを節約できるというわけではないので、外でどうしても必要という時と考えておくと良いかもしれません。

家の中にWi-Fiの環境を整える場合、最初に候補にあがるのが「固定回線（光回線）」です。少し前までは、ISDNやADSLが早くて安いと、ネットユーザーから一定数の評価がありましたが、アナログ回線の縮小や光回線が安い料金で利用できるようになったことから、固定回線（光回線）が主流になっています。

固定回線（光回線）には、NTT系のフレッツ光やNURO光が挙げられます。この「固定回線（光回線）」のメリットは、速度面での安定性と使用量無制限という点です。仕事などでインターネットを使っている場合には重要かもしれません。しかし、安い料金になったとはいえ、キャンペーン期間などを除くと月々5000円以上の料金が発生します。

一人暮らしで、家ではパソコンをインターネットに繋げないし、ネット配信の映画や動画も観ないという場合であれば、この次に紹介するモバイル回線でも良いかもしれません。

格安SIMという言葉を聞いたことがあるでしょうか？モバイル回線にはドコモやソフトバンク、auといったキャリア系とOCNモバイルやmineoなど格安系の回線があります。ITに強いひとであれば、メインで使っているスマートフォンの契約も格安SIMという場合も少なくありません。

格安SIM・キャリヤ系どちらにも、月々に使用できる通信量には制限があるため、固定回線のように無制限で使えるというわけではありまえ。規定のデータ量を超えると低速通信となるため、動画や音楽が観れなかったり観れてもすぐに停止してしまいます。

しかし、格安系のSIMの場合は、そもそも月額が1000円程度と安いプランや、追加容量の料金もキャリヤに比べて安い場合がほとんどなので、家と外で使い分ける場合であればおすすめの方法です。

最後は「テザリング」を使う方法です。スマートフォンやタブレットにはテザリングの機能が搭載されているものがあります。テザリングとは、スマートフォンやタブレットをWi-Fiルーターの代わりにして、パソコンなどをインターネットに繋がるようにするもので、スマートフォンで契約している回線を使用しています。

新たにどこかと契約をしたり、固定回線や新たにモバイル回線のようにWi-Fiルーターを準備する必要はありませんが、データの通信量はスマートフォンと合算されます。そのため、パソコンたテレビを繋いでネット配信されている映画などを高画質で観たり、大容量のデータのやり取りをすると、あっという間に速度制限がかかってしまいます。

一人暮らしでWi-Fiを契約する方法を3つ紹介しましたが、ここからはされに詳しく、それぞれにどのようなメリットや工事が必要なのかを見ていきましょう。最初は、固定回線（光回線）を使うを使う方法です。固定回線の名前からも分かる通り、特定の場所に回線を通し、Wi-Fiルータなどの機器を設置し、インターネットを使う方法です。

固定回線なので、家の外を通る光ケーブルから家の中に引き込む工事が必要になります。また、家から離れた外出先から、家の光回線を通してインターネットに接続することはできません。

そのため、設置するためには、家の前まで光回線が来ていることが条件となります。住んでいる場所がこのエリアに入っているかどうかは、各社通信会社のホームページで確認することができます。

固定回線（光回線）の最大のメリットは、安定した環境と通信容量無制限という点です。一部の例外はありますが、物理的に光回線に繋がるので、モバイル回線に比べて接続は安定します。また、固定回線（光回線）はほとんどの場合で、月ごとや日ごとの通信量制限を設けていないので、インターネットが使い放題となります、

固定回線（光回線）からWi-Fiを使いたい場合、屋外から来ている光コンセント（または、終端装置）に光回線用のルーターを接続しますが、その際に、光回線用のルーターにWi-Fi用のアンテナが搭載されている場合と、搭載されていない場合があります。

Wi-Fi用のアンテナが搭載されていない場合には別途、Wi-Fi用のアンテナを購入するか、Wi-Fi機能搭載のルーターを購入し接続することで、Wi-Fi環境を構築することができます。

では、実際に固定回線（光回線）を選ぶ場合ですが、固定回線（光回線）を使用するためには固定回線（光回線）を所有しているNTTなどの回線事業者とインターネットに接続サービスを提供するプロバイダをそれぞれ選ぶ必要があります。それによって、月々に発生する通信費も変わってきますので、一人暮らしの場合には特に気をつけたいポイントです。

もちろん、どの会社を利用しても良いのですが、最近おすすめとされているのが、現在使用しているモバイル回線（ドコモなど）と同じ会社が運用している光回線のプランです。特別な割引プランなどが受けられるとため、全く関係のないプラバイダを契約するよりもお得に固定回線（光回線）を利用することができます。

また、プラバイダと回線事業への支払いもセットになっているプランを選択すれば、請求も一括できるので、煩雑にならないというメリットもあります。

データ量無制限が最大のメリットである固定回線（光回線）がどのようなものかわかったところで、いくつかの固定回線（光回線）を比較してみましょう。ここでは、代表的な光回線である、ドコモ系の「ドコモ光」KDDI系の「auひかり」と「BIGLOBE光」ソフトバンク系の「ソフトバンク光」NTTぷらら系の「NURO光」を見ていきます。

この他にも、「フレッツ光」や「OCN光」などの通信事業者はあります。また。これから紹介するサービスや料金についても年々変わっていきます。実際に契約する回線を決めるときには、それぞれも公式サイトなども確認をして、損をしないように気をつけましょう。

最初に紹介する一人暮らしにおすすめ固定回線（光回線）事業者は「ドコモ光」です。ドコモで携帯電話はスマートフォンを系安くしている人であれば、一度は勧められたことがあるかもしれません。ドコモのモバイル回線を使用している場合、月々に支払う料金が割引されたり、ドコモポイントを効率よく貯めることができるなどのメリットがあります。

また、選べるプロバイダは20社以上。もし既にプロバイダーに契約契約している場合で、ドコモ光でもサービスを提携しているようであれば、メールアドレスなどをそのまま引き継ぐことができます。

次に紹介する一人暮らしにおすすめ固定回線（光回線）事業者は、KDDI系の「auひかり」です。ドコモ光と同じように、auで携帯電話やスマートフォンを契約している場合に、一度は勧められたことがあったかもしれません。こちらも既にauで契約しているモバイル回線がある場合に、セットにすることで安い利用料金にすることができます。

選べるプロバイダ数は2019年8月時点で7社と、ドコモ光ほどは多くはありませんが、キャンペーンが充実しているので、条件が合えば、初期費用などを含めトータルでみると比較的安いと評判です、

3つめに紹介する一人暮らしにおすすめ固定回線（光回線）事業者は「BIGLOBE光」です。以前、BIGLOBEはNECの系列会社だったため、NECのパソコンを購入すると、インターネットもBIGLOBEを契約するという人が多くいました、

通信速度も最大1Gbpsで、業界でも早いうちからIPv6接続を提供。それで、快適にインターネットを楽しむことができます。現在では「BIGLOBE光」もau系列となっているので、既にauで契約しているモバイル回線がある場合に、セットにすることで安い利用料金にすることができます。

4つめに紹介する一人暮らしにおすすめ固定回線（光回線）事業者は「ソフトバンク光」です。なめからも分かる通り、ソフトバンク系列となっているので、既にソフトバンクで契約しているモバイル回線がある場合に、セットにすることで安い利用料金にすることができます。

また、キャンペーンの種類もキャッシュバックのほか、ルーターやゲーム機をプレゼントなど、種類が豊富なのもおすすめのひとつです。

最後に紹介する一人暮らしにおすすめ固定回線（光回線）事業者は「NURO光」です、世界最速のインターネットとコマーシャルをうっていただけあり、通信速度が下りで最大2Gbpsと他の回線に比べても高速です。それでありながら月の料金が他の回線事業者に比べて安いというのも魅力です。

しかし注意点として、契約できるエリアが限られており、既に光回線が家に通っている場合でも、新たに回線を引き込む工事が必要な場合があります。詳しい情報は公式サイトで確認できるので、まずは、住んでいる地域がエリアに入っているのか見てみましょう。

ここまで、固定回線（光回線）について選び方や、代表的な提供事業者について見てきました。さて、実際に家に光回線を引き込んだらそれだけで、データ量無制限で家中どこでもインターネットへ接続できる容易なるというわけではありません。次に自宅をWi-Fi化しなければいけません。

記事の「Wi-Fiについても知っおこう」でも紹介していますが、固定回線（光回線）をWi-Fiで使えるようにするには、Wi-FiのアンテナかWi-Fiルーターが必要になります。この2つは別途購入することもできますが、固定回線事業者を決める際に、キャンペーンなどで手に入れることができたり、無料レンタルしてくれるところもあります。

既にルーターを持っている場合にはそのまま流用する事もできますが、もし初めて導入するという場合には、これらのポイントも回線事業者を選ぶ時のポイントにすることで、トータルで安い費用に抑えることができます。

また、Wi-Fiの設定もはじめてだとわからないことも多く、時間もかかります。そのような時のサポートや出張サポートの有無も確認しておきましょう。

記事の「Wi-Fiについても知っおこう」でも紹介していますが、固定回線（光回線）をWi-Fiで使えるようにするには、Wi-FiのアンテナかWi-Fiルーターが必要になります。

一人暮らしで平日は仕事。工事に来てもらうのも面倒だし、Wi-Fiの設定もとくわからない。ルーターとか終端装置といわれてもよくわからないし、月々をもっと安い料金にしたいという場合には、ポケットWi-Fiを契約するという方法もあります。

有名なものではBIGLOBE系のWiMAXがあります。モバイル回線を使用しているので、当然、屋内での工事は必要ありません。また、データ量無制限のプランでも4000円程度と、固定回線よりも安いというメリットもあります。

そこではここから、ポケットWi-Fiを使った場合のメリットや通信事業者ごとの比較を見ていきましょう。

まず、ポケットWi-Fiについて、さらに詳しく説明します。固定回線をWi-Fiとして使うためには、家の中にケーブルを引き込む工事をして、その先に終端装置がり、そこのWi-FiのアンテナかWi-Fiルーターをつなげて、それぞれを設定することでやっとWi-Fiを利用することができました。

ポケットWi-Fiの場合には手の平サイズの小さな機械1台で、Wi-Fiルーターとインターネット接続の機能を果たしてくれます。また、ボタン一つでWi-Fiに接続できるようにするWPS（Wi-Fi Protected Setup）機能を搭載しているものもあり、設定が簡単というのもおすすめのポイントです。

また、モバイル回線を使用しているので、家の外でもWi-Fi環境を使うことができます。そのために、ほとんどのポケットWi-Fiの機械にはバッテリーが内蔵されています。もちろん、引っ越しをした場合でもそのまま継続して使うことができるので、転勤の多い人や単身赴任で一人暮らしをしている人には特におすすめです。

また、ポケットWi-Fiにも、通信の品質やサポートが充実しているキャリア系と、安い月額使用料が売りの格安系があります。

こちらも、今契約しているモバイル回線の契約や、既に固定回線でインターネットを利用していれば、その通信事業者と合わせることでも、割引が適用されて、安い費用で導入することもできます。

ポケットWi-Fiの他にも、モバイルルーターと呼ばれるものがあるのをご存知でしょうか？実は、ポケットWi-Fiはソフトバンクの商標で、一般的にはモバイルWi-Fiルーターやモバイルルーターと呼ばれるのが一般的です。もし、インターネットなどで見つけるときに「モバイルルーター」でも検索をしてみましょう。

スマートフォンを生活の中でよく使っている人であれば、通信量が規定を越えてしまい、速度制限がかかてしまったという経験をしたことがあるかもしれません。

モバイル回線が発達しているとはいえ、固定回線に比べると、通信できる量にまだまだ制約があり、すべての人が平等に使えるようにするためにデータ量無制限とはせずに「速度制限」が設けられているとも言われています。

これは、モバイル回線を使用しているポケットWi-Fiも同様で、データ量無制限であったとしても、短期間に一定の通信量に達すると速度制限がかかる場合があります。どれくらいのデータ量で制限がかかるかについては、契約しているモバイル回線の事業者や、契約するプランでも変わっていきます。

安い値段のプランであれば、月々または日ごとに速度の制限なく使えるデータ量は少なくなります。反対にある程度の値段のプランになれば、月々または日ごとに速度の制限なく使えるデータ量は増え、データ量無制限となるプランもあります。しかし、固定回線と比べて安いと感じる程の差はないかもしれません。

ポケットWi-Fiのメリットがわかったので、次に通信事業者ごとのポケットWi-Fiの比較をみてみましょう。「外出先で便利」の中でも触れましたが「ポケットWi-Fi」はソフトバンクの商標のため、他の通信事業者では「ポケットWi-Fi」の名前は使っていません。

また、ポケットWi-Fiの本体に代わる「モバイルWi-Fiルーター」も別途、準備する必要があることも覚えておきましょう。

最初に紹介する一人暮らしにおすすめモバイル回線事業者は「ドコモ」です。モバイルWi-Fiルーター向けには「mopera U」というサービス名で展開をしています。基本の料金プランにmopera Uと200円～500円を加えたものが利用料金となります。
 

モバイルWi-Fiルーターは別途必要になりますので、ドコモ回線に対応しているものを購入するようにしましょう。

次の紹介するのは、auでポケットWi-Fiを利用する場合です。auでは「WiMAX（ワイマックス）」というデータ通信向けのプランが用意されています。プラバイダの料金込みでも4500円を下回るので、固定回線でWi-Fi環境を整えるよりは安い費用で使うことができます。

続いては、ソフトバンクが展開している「PocketWi-Fi」です。こちらはモバイルルーターの機種代もセットになって約5000円という料金体系ですが、キャンペーンなどで月額が4000円を下回る場合もあり、モバイルルーター本体を準備する費用や手間を考慮すると、トータルして安いというのもポイントです。

ソフトバンク系に属している「Y!mobile」も「PocketWi-Fi」を展開しています。月額利用料2500円程度からと、キャリア系のデータ通信プランドしては安い設定となっています。また、ポケットWi-Fiとパソコンかタブレット等を一緒に買って、更に3年間の継続利用の契約にした場合に、月額が安いプランを利用できる特典もあります。

新生活などで一人暮らしをはじめるタイミンづで、パソコンなどを新たに揃えなければいけない場合には、安い費用で済ませることができるかもしれません。

最後は「UQ WiMAX」です。こちらは「UQモバイル」が展開するモバイルWi-Fi向けのデータ通信のサービスです。ベースの部分はauが展開している「WMAV」に準じていますが、UQモバイルで契約しているスマートフォンとあわせたりすることで。トータルで安い費用にすることもできます。

また、モバイルルーターの無料レンタルもやっていて、契約したのに、自宅や使いたい場所に持っていったら圏外や、電波が弱くて使い物にならなかったというトラブルを防ぐこともできます。

どの会社のポケットWi-Fiにもいえますが、まずが自分が月にどれくらいのデータ量を通信で使っているかを確認しましょう。それに合わせ無制限プランにするか、規定量のプランにするかを決めるのがおすすめです。

ここまで、固定回線（光回線）とモバイル回線でWi-Fi環境を整えるおすすめの方法を見てきましたが、どちらにもメリットとデメリットがありました。

「パソコンをよく使うから、容量は無制限が良い。でも、料金は安いほうが良い」や「固定回線にしたいけど、一人暮らしでずっとここに済むわけじゃないなの、工事の料金をかけるのも」など、考えるかもしれません。そのような場合に、おすすめなのが「据え置き型ホームルーター」です。

据え置き型ホームルーターのメリットは、工事が不要な点です、また、据え置き型ホームルーターという名前の通り、ルーター機能も搭載しており、ポケットWi-Fiや、スマートフォンのテザリング機能に比べてたくさんの機器を一度に接続することもできます。

また、料金も固定回線に比べて安いですし、ほとんどのプランでデータ量が無制限というのもおすすめのポイントです。現時点で、据え置き型ホームルーターは「据え置きのWiMA」と「SoftBank Air」の2つが一般向けに展開されています。

この記事では、ソフトバンクが提供している「ソフトバンクエアー」という据え置き型ホームルーターについて紹介をします。最初に気になる月ごとの利用料金ですが、プランはデータ量無制限がベースです。

あとは、ソフトバンクエアーを買い取るかレンタルするかで変わってきますが、レンタルにするとしても固定回線に比べると安い設定になっており、5500円を下回ります。

もし、買取で分割にすると5000円を下回り、また、料金値引きのキャンペーンなども適用すればさらに1000円程度料金を下げることができる時もあります。

据え置き型のモバイルルーターですので、工事はもちろん不要です。届いた機械をコンセントに繋げるだけで、すぐに開通します。また、ルーターを買ったときに面倒ま設定なども不要なので、パソコンに弱い人にもおすすめです。

また、モバイル回線のデメリットになっている、通信速度や月ごとに使えるデータ量や、速度制限についても、ソフトバンクエアーは「下り最大962Mbs」と固定回線並みの速度と、「データ容量無制限で使い放題」となっています。

もちろん、通信速度については、使用する環境によっても変わりますが、一人暮らしでデータ容量無制限のWi-Fi環境が必要なときには、おすすめの方法です。

「据え置き型ホームルーター」が便利で、安いのにデータ量無制限なのは魅力です。では、ドコモや格安SIMに「据え置き型ホームルーター」はあるのでしょうか？残念ながら現時点では「据え置きのWiMA」と「SoftBank Air」の2つのみですが、法人向けに、例えばドコモであれば「ドコモおくダケWi-Fi」などを展開しています。

個人での導入は難しいですが、お店や会社をやっているという場合には候補に入れることもできるかもしれません。

一人暮らしでWi-Fiを節約して快適に使う方法を見てきました。一人暮らしとなると、できるだけ安い費用で生活できるようにしていきたいものです。最後に紹介するのは、これから一人暮らしを考えている場合に、アパートを借りるときにおすすめしたいポイントです。

それが、インターネット環境が既にある物件を探すという方法です。中には、ネット使用料金が家賃に含まれている場合もあります。そのような場合であれば、ルーターだけ準備すればWi-Fi環境を構築することができますし、既にWi-Fi環境も整っている場合もあります。

また、物件にもよりますが共同で同じルーターを使っていなければ、使用するデータ量も無制限の場合が多いので、少し家賃が高くなったとしても、ルーター代や月々の料金と比較して決めていくのもおすすめかもしれません。

数が増えているシェアハウスにもインターネットとWi-Fiが完備でデータ量も無制限という物件があります。しかし、注意も必要で規約などにも「一度に接続できる台数」が無制限でない場合があります。その理由が、シェアハウスでは一つのWi-Fiルーターを使っている場合がほとんどだからです。

仮にデータ量無制限の固定回線を建物に引いていても、住人全員が無制限にインターネットにつなげてしまうと、速度が低下してしまうということになってしまいます。データ量が無制限と言っても、共同で回線を使う場合には、気をつけないといけません。

いかがだったでしょうか？Wi-Fiを使ってインターネットを利用するための方法をいろいろ見てきました。

もしかすると、一人暮らしでスマートフォンしか使わないからWi-Fiなんて必要ないと考えたかもしれませんが、トータルするWi-Fi環境を使うのがおすすめです。それぞての料金や、使用するスタイルと合わせながら、この機会に是非、Wi-Fi環境を整えてみるのはいかがでしょうか？