顔の大きさの平均って?サイズの測り方は?
ご自分の顔の大きさが何センチ程あるか、皆さんは測ったことはありますか。美容に興味がある人は、自分の顔の大きさを知り、少しでも小顔に近づけたいと思うのではないでしょうか。今回は、顔の大きさの平均と、サイズの測り方や小顔の人の特徴や条件をチェックしましょう。
日本人男女の顔の大きさの平均
まずは、日本人男女の顔の大きさの平均についてお伝えいたします。顔の大きさを測る際、自分の顔の大きさが大きいのか、小さいのか把握するためには、平均を知ることが大切です。男性・女性・それぞれに見ていきましょう。
男性の顔の大きさの平均
最初に男性の顔の大きさの平均についてお伝えいたします。男性の顔の大きさの平均は、縦のサイズ23センチメートルです。小さい顔の人は21.5センチメートル、大きいサイズの人は26センチメートルと言われております。
男性の顔の横サイズの平均は、16センチメートルです。小顔の人は14.6センチメートル、大きいサイズの人は17.7センチメートルです。因みに顔の縦方向の長さのことを全頭高、横方向の長さのことを頭幅と呼びます。
こちらのデータはAIST日本人頭部寸法データベースからの情報です。もちろん年代により多少前後しておりますが、大きな差は無いため、平均値を出しています。若い年代になるについて、年々小顔になっている傾向があります。
女性の顔の大きさの平均
次に日本人女性の顔の大きさの平均についてお伝えいたします。女性の顔の縦サイズの平均は、21.5センチメートルから22センチメートルです。小さい顔の人の場合、20センチメートル、大きいサイズの人は25センチメートルとなります。
女性の顔の横サイズの平均は15センチメートルから15.5センチメートルです。小顔の人の場合、14センチメートル、大きい顔の人の場合、17センチメートルです。数字をご覧になってお分かりになる通り、男性と女性の顔の大きさに大きな違いがありません。
ほんの約1センチメートルの違いです。女性も年々小顔化してきておりますが、若い年齢層になるにつれて、日本人男性も小顔になりつつあるので、次第に男女同じ顔の大きさになる日も遠くないかもしれません。日本人の体型も欧米に近くなってきています。
顔の大きさの測り方
自分の顔の大きさは平均よりも小さいのか、大きいのかを知るには、顔を測らないといけません。さて、顔の大きさの測り方はどのようにしたら良いのでしょうか。なかなか正確な測り方を知っている方は少ないかと思うので、見ておきましょう。
顔の縦方向の測り方
縦方向の顔の大きさの測り方については、頭のてっぺんから顎先までの直線の長さを測るかたちとなります。メジャーのみで測ることも出来ますが、実際やってみると測りにくい特徴があるので、そんな時は箱ティッシュを利用してみてください。
箱ティッシュがもし無い場合には、本や雑誌でも代用可能です。顔の大きさを測るのに必要なものは、箱ティッシュ2箱とメジャーか定規です。測り方の手順として、まずはテーブルなどの平たい場所と平行に、ご自分の顎を乗せます。
次に頭の上に箱ティッシュを平行に置きます。最後に顎の横に箱ティッシュを縦に置いて、メジャーか定規で縦の顔の大きさを測ってください。こちらの測り方は出来れば二人で行うことが好ましいのですが、一人の時は、鏡の前で行いましょう。
顔の横方向の測り方
次に横方向の顔の大きさの測り方について、横の長さは、左右のこめかみまでの直線の長さを測るかたちとなります。その際に予め用意するものは、縦方向の時と同じ道具である箱ティッシュ2箱とメジャーか定規です。
測り方の手順は、まずはテーブルなどの平らな場所に自分の顎を乗せます。そして顔の左右に箱ティッシュを1個ずつ、縦に置きます。最後にこめかみのところまで顔を挟むかたちにし、その長さをメジャーか定規で測りましょう。
横方向の顔の大きさの測り方の注意点としては、きちんとこめかみからこめかみの長さを測ることです。耳の後で測ってしまったり、頰の部分で測ってしまうと、それは正確な顔の大きさではありませんので、覚えておいてください。
スライド式のドアでも測れる!
顔の大きさの測り方の裏技として、スライド式の扉を使う方法もあります。扉を使った顔の大きさの測り方はスライド式のドアに自分の顔を挟んで、その幅をメジャーか定規で測るだけです。
箱ティッシュを使うのが面倒な人にとっては、おすすめの方法です。スライド式のドアが身近にある人は、こちらの方法の方が簡単かもしれません。
アプリを使った顔の大きさの測り方
続いては、アプリを使った顔の大きさの測り方をお伝えいたします。上記で基本的な顔の大きさの測り方をご紹介いたしましたが、スマートフォンのアプリを使った場合、更に簡単なのが特徴です。それらのアプリをチェックしましょう。
おすすめアプリ
スマートフォンを使ったアプリでは、顔の大きさだけではなく、バランスも自動で測定し、平均サイズと比較することが可能です。様々なアプリが存在していますが、簡単に顔の大きさを測れるおすすめのアプリを3点ご紹介いたします。
美顔診断+
「美顔診断+」というアプリは、顔の大きさだけではなく、美顔度を黄金比率と比較して分析・診断ができます。目や鼻等のパーツのバランスも確認出来るのが特徴です。
こちらのアプリは、製作者が集めた多くのサンプルをもとに、顔の平均値と標準偏差から比率を算出しています。Androidでも対応しておりますので、気軽にダウンロードしてみてください。
美男美女診断
「美男美女診断」というアプリは、顔の縦横比較(バランス)と、あなたと似ている芸能人を診断してくれるのが特徴です。iPhone及びAndroidも対応しております。
アプリの名前の通り、顔の比率から美男美女かどうかを診断してくれます。どちらかと言えば顔の大きさというよりも、顔の比率を採点してくれるアプリと言えるでしょう。巷で人気を集めています。
美顔診断カメラ
「美顔診断カメラ」は、顔の黄金比からあなたの顔を分析し、男性・女性問わず美顔度を数値化してくれるのが特徴のアプリです。顔全体はもちろん、目や鼻など、各パーツごとの評価基準もあります。何年に一度の美女なのかを評価されます。
いずれのアプリにおいても、黄金比と比べた顔の大きさ・バランスで計測をしてくれる便利なアプリです。ただ、どのアプリもアプリ内のカメラを利用した測定なので、測り方によっては、アナログと比較し正確ではないかもしれません。
従って正確な数値を知りたい時には、自分でメジャーなどで測りましょう。また診断結果が悪かった場合でも、たかがアプリと割り切り、自信をなくさないようにしてください。アプリごとによって結果も違うこともあるので、色々試してみてはいかがでしょうか。
小顔の人の特徴
小顔の人の特徴は、A5サイズのノートに収まるかどうかが1つの基準と言われております。A5サイズのノートを測ってみると、縦の長さは21センチメートル程、横の長さは15センチメートル程です。
簡単な測定方法なので、目安としてノートがあれば試してみてください。このように顔そのものが小さい人もいれば、顔自体は普通の大きさであっても、プロポーション抜群の人も顔が小さく見えます。
男性と女性の小顔の基準
先程、男女共に平均の顔の大きさをお伝えいたしましたが、今回は小顔と呼ばれる基準についてです。まず日本人男性が小顔と言われている大きさは、縦の長さが19センチメートル以下、横の長さが13.5センチメートル以下です。
A5サイズよりさらに小さいことがポイントとなるので、診断は厳しくなります。次に日本人女性で小顔とされている基準値は、縦の長さが18センチメートル以下、横の長さが10センチメートル以下が最低のラインとなります。
つまり日本人女性の平均で出ている顔の大きさよりも、縦横で3センチメートル程度小さい場合には、その人は小顔といえます。女性の場合、男性よりも求められる小顔のサイズは厳しくなるので、女性の皆さんは小顔目指して頑張りましょう。
顔が大きいのは遺伝?
顔の大きさが決まるのは、遺伝なのでしょうか。人にもよりますが、両親が太っていたりすると子供も太りやすい遺伝子を受け継いでいる場合がありますので、顔の大きさについても、遺伝が関係している可能性もあり得ます。詳細を見ていきましょう。
むくみ
顔の大きさが気になる人は、むくみが原因の場合もあります。むくみを改善する際には、マッサージが効果的です。リンパを流して凝りをほぐすと、むくみが少しでもなくなるのでおすすめです。
むくみのマッサージは、お風呂の中やお風呂上がりに行うと、より血行が良くなり効果があります。むくみを早くに取るには毎日行うことが大切なので、出来るだけ繰り返しやりましょう。
骨格
顔の大きさを決める原因として、骨格があげられます。骨格は遺伝の関係があります。遺伝の問題なので、自分ではどうにもならないと思うかもしれませんが、骨格の歪みは治すことが可能です。
遺伝の関係で骨格が大きい場合、小顔になるのは難しいのですが、骨格の矯正やマッサージを行うと、骨格の歪みを治したり、骨格を変えていくことが出来ます。そうする事で少しでも小顔に近づけます。
脂肪
顔の大きさは、単純に脂肪が顔についている可能性が考えられます。太りやすさは遺伝の関係がありますが、それは顔のマッサージやダイエットなどの努力で脂肪を減らすことが出来ます。
小顔にするための美容器具も色々販売されています。顔の脂肪が減れば、顔まわりが小さくなるのです。脂肪の付き具合の特徴を把握し、それに合った改善方法を考えてみるのも大切と言えるでしょう。
たるみ
顔の大きさは遺伝ではなく、たるみが原因の場合もあります。コラーゲンなどの栄養成分が不足してしまうと、顔のシワが多くなり、結果的に顔がたるんでしまいます。
顔がたるんでくると、顔の大きさがサイズアップしてしまう原因となるのです。それを防ぐためには、栄養をしっかりと摂取することを心がけてください。隔たりのない食事をしましょう。
コリ
遺伝とは全く関係なく、疲れなどが原因で顔のリンパが詰まっている場合には、むくんで顔の大きさが変わってしまう可能性があります。長時間パソコン作業をしているのも、顔の大きさに影響が出ます。
従って、仕事が終わった後や疲れた時には、顔のコリをなるべく早めにほぐすようにしてください。リンパを流し血流を良くすることにより、顔がスッキリすることが出来ます。
筋肉
顔の大きさは、顔にあるエラの筋肉が発達していると、大きく見える特徴があります。エラに関しても遺伝が多いようですが、最近流行っているボトックス注射をすると改善されると人気です。
ボトックス注射は、顔のエラの筋肉を抑える働きをしてくれ大きな小顔効果があります。エラが原因で顔の大きさにコンプレックスに感じている人は、検討してみてはいかがでしょうか。
小顔になるにはどうする?
最後に、顔の大きさをサイズダウンする方法をお伝えいたします。顔の大きさは遺伝であることもありますが、諦めるのは早いです。多くの場合自分の努力で小顔に近づくことが出来るのです。それらの方法について知っていきましょう。
表情筋を鍛える
顔の大きさをサイズダウンさせる方法1つ目は、表情筋を鍛えることです。顔の筋肉を引き締めると、リフトアップの効果があります。従って、顔を小さく見せることが可能です。
表情筋を鍛えるためには「あー、いー、うー」と言った後に舌を大きく出すだけの簡単な体操で出来ます。表情を豊かにしてみたり、よく噛むだけでも効果があります。
顔のむくみを取る
顔の大きさをサイズダウンさせる方法2つ目は、顔のむくみを取ることです。顔はもともとむくみやすい箇所ではありますが、マッサージなどをしてリンパを流すことにより、顔をスッキリさせられます。
リンパマッサージをしてくれるエステなどは沢山ありますが、お金をあまり出したくない場合、自分でも行うことが出来ます。リンパマッサージは即効性があるのでおすすめです。
ダイエットをする
顔の大きさをサイズダウンさせる方法3つ目はダイエットをすることです。顔の脂肪を燃焼させる事で、顔を小さく出来るでしょう。そのためには有酸素運動が効果的です。
例えばウォーキング、水泳、ジョギング、エアロビクス、サイクリングなどが当てはまります。自分が出来そうな運動をしてダイエットすることにより、自然と小顔に近付くでしょう。
正しい測り方で自分の顔の大きさを知ろう!
今回は、顔の大きさの平均はをはじめ、顔の大きさの測り方、小顔の人の特徴や条件をまとめました。顔の大きさは人によって様々で、コンプレックスに思っている人も少なくないでしょう。しかしお伝えしたように少しでも顔が小さくなる方法はありますので、理想の顔に近づけましょう。