レンジ台はDIYで作れる!
レンジ台をDIYで作りましょう。レンジ台はDIYで簡単に作れます。ここでは、その簡単な作り方や材料、おしゃれなDIYレンジ台のアイデアをご紹介します。
DIYは苦手という方でも、レンジ台は簡単な手順で作れてしまいます。アイデア次第では、とてもおしゃれなレンジ台を費用を抑えて作ることもできますので、興味のある方はぜひご一読ください。
DIYレンジ台の魅力
まずDIYレンジ台の魅力について、ご紹介していきます。DIYレンジ台が一体どんな点で魅力的なのか、DIYレンジ台を作るメリットはあるのか、気になる3点について説明しています。魅力やメリットを再確認して、ぜひDIYに挑戦してください。
自分好みのデザインに
DIYレンジ台は、自分の好みのデザインでレンジ台が作れるという大きな魅力があります。なんとなく置いてある電子レンジも、自分好みにデザインしたレンジ台に収納することで、とても魅力的な家電に見えます。
市販のもので自分の好みのレンジ台が見つからない方や、自分が欲しいレンジ台のイメージをしっかりと持っている方には、レンジ台DIYはおすすめです。
大きさも調整可能
DIYレンジ台は、大きさなどのサイズを自分の都合よく調整可能な点も魅力的です。市販のレンジ台が、必ずしも自分の持っている電子レンジのサイズにぴったりだとは言い切れません。サイズがあっていても、自分が思っていたようなイメージではなかったということもあるでしょう。
しかし、DIYレンジ台は、自分が持っている電子レンジに合わせて作ったレンジ台なので、サイズが合わないわけがありません。自分の好みでサイズを調整することができるので、思った通りのサイズのレンジ台を作ることができます。
収納を増やせる
自分の好きなように収納を増やせる点も、DIYレンジ台のメリットです。キッチンは細々としたものが多いので、収納場所が多ければ物が片付きます。整理、収納ができているキッチンは、使いやすく便利なキッチンです。
市販のものでは、自分の好み通りのものはなかなか見つかりません。そこでDIYすることによって、自分仕様のレンジ台が作れることは大変魅力的です。
レンジ台をDIYする簡単アレンジ方法
そうはいっても、DIY初心者の方にはいちからレンジ台をDIYすることはなかなか難しく感じてしまい、二の足を踏んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで、ここではレンジ台をDIYする簡単アレンジ法をご紹介します。いちから作り上げるのは難しくても、家にあるものや既成の家具、DIYアイテムを使えば簡単にレンジ台をDIYすることができるので、ぜひ参考にしてください。
既製レンジ台をリメイクする
レンジ台をDIYする簡単アレンジ方法ひとつ目は、既製のレンジ台をリメイクする方法です。ステンレスなどの固い素材のものは、サイズを変えたりするのは難しいですが、キッチンのイメージに合わせてペイントするだけでも印象が変わります。
また木製のレンジ台であれば、色を変えるのはもちろん、サイズの変更が可能なものもあります。アイデア次第で自分好みのレンジ台が簡単に作れてしまうのでおすすめです。
カラーボックスを基にする
カラーボックスを基にしてレンジ台をDIYしましょう。カラーボックスは、お値段も手ごろながら、素材がしっかりと丈夫で、アイデアの数だけ様々なものが作れるDIYアイテムとして人気です。
カラーボックスを使ったレンジ台の作り方には、2通りの方法があります。どちらも簡単にレンジ台をDIYできるので、もしレンジ台を作ってみたいけど自信がないという方は、ぜひ参考にしてください。
カラーボックスを使ったレンジ台DIY例①
カラーボックスを使ったレンジ台の作り方、1つ目はカラーボックスを脚にして、上に天板をのせてレンジ台として使用する方法です。カラーボックス自体に収納スペースがあるので、それ自体が棚になり、収納付きのレンジ台が簡単にDIYできるので、DIY初心者にもおすすめの方法です。
カラーボックスを使ったレンジ台DIY例②
カラーボックスを使ったレンジ台の2つ目の作り方は、カラーボックスとカラーボックスの間に、レンジ台を設置するアイデアです。材料は、カラーボックス2個、側板になる木板です。耐久性のある丈夫な木板をカラーボックスに固定するだけで、電子レンジを置けるスペースを確保できます。
カラーボックスは、そのまま食器棚やキッチンツール置き場として使うことができます。その点においても、収納力抜群のレンジ台が作れるのでおすすめです。
収納場所を増やす
レンジ台をDIYする簡単アレンジ法3つ目は、収納場所を増やして、キッチンを更に使いやすくする方法です。電子レンジでスペースを大きく取られてしまい、収納したいものがたくさんあるのに、ものが散らかって片付かないなんてことも多いのではないでしょうか。
電子レンジは使用すると熱を出すので、燃えやすいものは置くことができません。しかしデッドスペースになりやすい電子レンジの上に、レンジ上ラックなどを設置することで、ちょっとした隙間収納ができます。
また、持ち手のついた収納カゴなどを設置すれば、電子レンジを使用する時だけ、カゴを移動させて安全に使用することができます。キッチンの収納場所を少しでも確保したいとお考えの方にはおすすめです。
DIYレンジ台の作り方【用意するもの】
それでは、DIYレンジ台の簡単な作り方をご紹介していきます。ここではまず用意するものについて、まとめています。作り始めてから、材料が道具が不足するのは困りますので、ここでしっかりとチェックしてください。
材料
まずDIYレンジ台に必要な材料をご紹介します。今回は、加工しやすいワンバイ材と呼ばれる木材を使ったDIYレンジ台の作り方をご紹介します。近くのホームセンターに行けば、簡単に手に入る材料ばかりなのでご安心下さい。
ビスなどの固定具
材料のひとつ目は、ビスなどの固定具です。ビスは、ボルトやネジとも言われるらせん状の溝を持った固定具で、縦に引っ張っても抜けにくいという性質があります。プラスのドライバーで締め付けることで、木材同士を固定します。
固定具には釘もありますが、レンジ台は重量があるので、釘よりもビスの方が耐久性があり、簡単に抜けないことからおすすめです。レンジ台DIYではビスを用意しましょう。
木板
材料2つ目は、木板です。レンジ台をのせる台の部分と、レンジ台の支柱になる木板には、加工しやすくて人気のDIY材であるワンバイ材やツーバイ材がおすすめです。
ワンバイ材もツーバイ材も規格が決まっているので、あらかじめどのサイズをどのくらい必要か、ということを決めてから購入できます。また、素材自体が柔らかいので、DIY初心者にも扱いやすいです。
ワンバイ材もツーバイ材もホームセンターのほとんどの所で取り扱いがあります。中には自分の好みのサイズにカットしてくれるところもありますので、簡単DIYの材料としてぜひ活用しましょう。
ペンキ
DIYレンジ台の材料3つ目は、ペンキです。ペンキやペイント材は、よりおしゃれに、よりキッチンのイメージに合うように作りたい、という時に必要です。
今や100均にも置いてありますのでコスパの良いものを求めている方にはおすすめです。100均のペイント材はカラーバリエーションも豊富なので自分の好きな色を見つけることができます。
DIY材料で人気のペンキと言えば、ワトコオイルやオイルステインです。木材のそのままの風合いを上手く生かした塗料が、DIY家具をおしゃれに見せてくれると人気です。
あった方がいい物
レンジ台DIYをするにあたり用意するものをご紹介しました。ここでは、その他にあった方がいいもの、便利なものをご紹介します。DIY初心者であれば、このアイテムがあるとないとではかなり違ってきますので、ぜひチェックしてください。
電動ドライバー
レンジ台DIYにあった方がいいもの、一つ目は電動ドライバーです。コンパクトドライバーとも言いますが、充電式の電動のドライバーのことで、固い木材にも簡単にビス止めができるという優れものです。
ワンバイ材は比較的柔らかい素材ですが、力の弱い女性にとっては非効率的な作業になりかねません。電動ドライバーがあれば、簡単にビス止めできるので作業時間も短縮でき、効率よく作業ができるのでおすすめです。
水平器
あったほうがいいもの二つ目は水平器です。水平器は側面に立てた支柱に平行に側板を設置するために使うアイテムです。
片方をビス止めしたら、もう片方の高さを合わせるため、側板が水平になっているかどうかを確認できます。目視では難しいですが、水平器があればすぐにわかります。
今は100均でも取り扱いがあるのでひとつ用意しておくと心強いDIYアイテムです。DIYで棚を作るときには欠かせない存在です。
DIYレンジ台の作り方【手順】
それではここからはレンジ台DIYの作り方の手順をご紹介します。ワンバイ材を利用したシェルフ型のレンジ台の作り方です。これを作れば手持ちのレンジ台がぴったり入るので、キッチンもスッキリと片付きます。ぜひ挑戦してください。
設計図を描く
DIYレンジ台を作るには、まず設計図を書きましょう。出来上がりのイメージや寸法、設置場所に合うかなどをあらかじめ図におこしておくことで、ミスを防ぎます。DIY初心者は特に、サイズを間違えてしまうことが多いので、しっかりと設置場所の寸法を測っておきましょう。
材料を組み合わせる
設計図を書いて、その通りに材料を購入することができたら、材料を組み合わせる工程に進みます。シェルフ型のレンジ台は、まず支柱を立てて枠組みを作るところから始めましょう。
支柱に使うのは1×3材です。これを長方形の形に組み立てたものを2つ作ります。枠組みを2つ作ったら、枠組みをつなげる木板を取り付けます。電動ドライバーを使って、外側からビスを取り付けましょう。
最後に1×4材を固定した側板を枠にのせれば完成です。しっかりとビス止めすることで強度が増すので、忘れないようにしましょう。
塗装する
塗装するタイミングは、木材を組み立てる前が良いでしょう。組み立てた後でも可能ですが、木材が重なっている部分には塗装ができないので、仕上がりがキレイになりません。
また、組み立てたレンジ台は大きさもあるので、塗装するのが難しい場所もでてきます。したがって、塗装するのなら、木材をカットし、やすり掛けが終わった後に行いましょう。
DIYレンジ台のアイデア例
ここではDIYレンジ台のアイデア例をご紹介します。DIYのメリットとして、自分仕様に使いやすくするために、様々なアレンジができることが上げられます。こちらに上げたアイデアを参考に、自分好みのDIYレンジ台を作りましょう。
タオルホルダーをつける
DIYレンジ台にタオルホルダーを付けましょう。おすすめは、100均セリアのアイアンバーです。100円という値段ながら、シックな黒のアイテムがねじ止めするだけで、おしゃれなタオルホルダーになります。タオルだけではなく、エプロンやキッチンツールを掛けるにも役に立つのでおすすめです。
家電に目隠しをつける
家電に目隠しをつけることで、キッチンをスッキリと見せてくれます。同時にキッチンのイメージを損なわずに家電を置くことができるので便利です。ここでは、家電に目隠しをする2つの簡単なアイデアをご紹介します。
カーテンをつける
家電に目隠しをする方法、1つ目のアイデアは、カーテンを使って家電を隠す方法です。カーテンを付ける方法は様々ありますが、ここでは100均でも購入できる突っ張り棒を使った簡単な作り方をご紹介します。
まず電子レンジを置いている棚の横幅分のサイズを測り、そのサイズに見合う突っ張り棒を用意しましょう。突っ張り棒を用意したら、好きな柄のカーテン布を取り付ければ完成です。突っ張り棒がなければ、ワイヤーを使って吊り下げるのもおすすめです。こちらも100均に売っています。
電子レンジだけではなく、炊飯ジャーやポットなども同じように100均の突っ張り棒カーテンで隠しておけば、キッチンのイメージを損ないません。使わない時はカーテンをひいておくだけなので、面倒さもなく、生活感のないおしゃれなキッチンが作れます。
扉をつける
家電に目隠しをするアイデア2つ目は、レンジ台に扉を付ける方法です。用意する材料は、扉になる木板と開閉に必要な蝶番です。作り方は、まずレンジ台が置いてある台のサイズを測り、サイズに見合った木板を用意します。
木板とレンジ台を連結させるように蝶番を取り付けるだけで、簡単に扉ができてしまいます。木板は、ホームセンターに行けば購入できますが、もっと簡単に済ませたい方には、100均のアイテムを使用することをおすすめします。
例えば、100均のフォトフレームなどは大きなものでA3サイズのものもあります。フレームは木でできているので、蝶番を取り付けることも可能です。また、100均にはすのこなども売られています。このように、100均で木板の代わりになるものを探して使ってみるのもおすすめです。
引き出し・収納をつける
DIYレンジ台に、引き出しや収納スペースを作れば、より便利な収納棚になるのでおすすめです。ここでは、簡単な引き出しの作り方や材料、収納スペースを作る際に必要なものなどをご紹介します。自分のレンジ台に収納スペースを増やしたいとお考えの方、ぜひチェックしてください。
引き出しをつける
レンジ台に引き出しを取り付けることで、簡単に収納スペースを増やすことができます。レンジ台の幅に合わせた引き出しを作るだけで、細かなものも収納することができるので、キッチンにはおすすめです。
引き出し部分の作り方は、サイズにカットした木材で木枠を作り、1面に木板を取り付けるだけです。材料の木板や取っ手は、100均でも揃えることが可能なので、できるだけ価格を抑えて作りたい方にも安心です。
収納ボックスを置く
DIYレンジ台に収納ボックスを置いて、細かなものを収納するスペースを作りましょう。特にカラーボックスを使ったDIYレンジ台なら、直置きでもいいですが、収納ボックスを使うことで、雑多なイメージがなくなります。
また、レンジ台の色に合わせて収納ボックスを選ぶことで、キッチンのカラーが統一され、すっきりしたキッチンに見えるので、こちらもおすすめです。
キッチンの雰囲気と合わせる
キッチンの雰囲気と合わせることができるのは、レンジ台DIYの最大のメリットと言えます。市販のものでは、なかなかイメージ通りのものが手に入らないことが多いので、ぜひDIYでレンジ台を作りましょう。
ナチュラルなキッチンにおすすめのレンジ台
ナチュラルなキッチンであれば、レンジ台も白やナチュラルな色を取り入れましょう。既存のレンジ台が木製であれば、そのまま使用して、先にご紹介した目隠しをする方法で家電を収納しておけば、キッチンの雰囲気も変わりません。
ステンレス製のシェルフを使用する場合も、オーナメントをナチュラル系のものにするのもひとつのアイデアです。フェイクグリーンを飾ったり、ドライフラワーやドライフルーツなどのオーナメントは100均にも売られていますので活用しましょう。
男前なキッチンにぴったりのレンジ台
また、男前なキッチンにしたいという方におすすめなのが、DIYレンジ台の材料にパイプやステンレスなどの素材のものを選ぶ、意識的に黒やシルバーのカラーを取り入れる、という2つです。
電子レンジをのせる棚板も、木のナチュラルそのままのカラーでもいいですが、ワトコオイルなどの木目を活かした塗料を使うと更にいい感じに仕上がります。また、濃いブラウン調に仕上げても、おしゃれなキッチンになるのでおすすめです。
パイプやステンレス製のDIYレンジ台は作り方が難しいと思われがちですが、必要な材料を組み立てていくだけなので、DIY初心者もチャレンジできます。キッチンは水回りの腐食が気になるところでもありますので、耐久性や耐荷重においても優れたステンレスは、素材的にもおすすめです。
シンプルなキッチンにぴったりのレンジ台
シンプルな雰囲気のキッチンに合わせるDIYレンジ台は、モノトーンがおすすめです。白か黒かを選ぶだけで、キッチンのカラーが統一されてすっきりとした仕上がりになります。
また、既に持っている電子レンジのカラーがモノトーンのシンプルなキッチンに合わないのであれば、カーテンや扉をつけて収納することで、キッチンの雰囲気が保てます。食器なども同様、カラーがキッチンと合わないのであれば、隠す収納で清潔感のあるキッチンを作りましょう。
北欧風キッチンにぴったりのレンジ台
昨今北欧風のキッチンも人気です。そんな北欧風のキッチンに似合うレンジ台を作りたい方には、北欧風のキッチンアイテムを使用するのもいいでしょう。ナチュラル風なDIYレンジ台でも、カラフルな小物を置くことによって、北欧風のイメージを簡単に作ることができるのでおすすめです。
また家電の色が異なる場合は、白物家電はナチュラルな棚に収納し、黒い家電を置く台は黒でペイントした棚に収納するなど、カラーを揃えるのもポイントです。
100均アイテムで費用を抑える
100均アイテムで費用を抑えましょう。100均には様々なDIYアイテムが商品化されています。特にレンジ台DIYにおすすめなのが、リメイクシートです。100均のリメイクシートは、貼るだけでそのものの雰囲気をガラリと変えることができます。
使い方も簡単なので、アイデア次第で素敵なキッチンに変身させることができます。デザインも豊富なので、自分の好みのキッチンが簡単に作れます。好きなデザインを見つけたら、レンジ台に貼り付けてもいいですし、電子レンジ自体に貼りつけるのもおすすめです。
DIYレンジ台でキッチンを彩ろう
レンジ台DIYについて、その魅力やアレンジ法、簡単なDIYレンジ台の作り方、アイデア例などをご紹介してきました。自分の好みのレンジ台が見つかった方は、レンジ台DIYに挑戦してみてください。自分好みのDIYレンジ台で、キッチンを彩りましょう。