手作りハーバリウムの作り方【材料】
簡単手作りインテリアにおすすめのおしゃれなハーバリウムを作るための材料・道具を4つピックアップしました。まずは、手作りハーバリウムに必要な材料と道具を把握しましょう。ここからは、手作りハーバリウムの作り方【材料】について紹介します。
オイル
1つ目に紹介する簡単手作りインテリアにおすすめのおしゃれなハーバリウムの作り方【材料】は「オイル」です。ハーバリウムのオイルの種類は、「ミネラルオイル(流動パラフィン)」と「シリコンオイル」があります。
「ミネラルオイル(流動パラフィン)」はシリコンオイルと比べて価格が安いため、お試しで作ってみたい方におすすめです。また、花材が沈みやすく浮きにくいという特徴もあるため、扱いやすいオイルになります。
ただし、マイナス10度以下になるとオイルが白く濁りもとに戻らなくなります。寒い環境にお住まいの方には不向きです。
「シリコンオイル」はミネラルオイルオイルより価格が高いですが、花材の色落ちが少ないという意見もあります。気温による変化はないので、寒い環境にお住いの方にもおすすめです。
瓶
2つ目に紹介する簡単手作りインテリアにおすすめのおしゃれなハーバリウムの作り方【材料】は「瓶」です。ハーバリウムに使う瓶は、オイル漏れしないフタであれば何でもOKです。
丸型・角型・電球など、瓶の形で見え方も変わってきます。斜めに飾れるタイプもあるので、イメージに合わせて選びましょう。
通販ではさまざまな形の瓶をセット販売しているものもあるので、迷ったときは利用してみるのもおすすめです。初心者は、花材が入れやすい口が広めのタイプを選ぶと作りやすいです。
花材
3つ目に紹介する簡単手作りインテリアにおすすめのおしゃれなハーバリウムの作り方【材料】は「花材」です。ハーバリウムに使う花材は、ドライフラワーやプリザーブドフラワー、造花などの生花ではない花を用意しましょう。
ドライフラワーを使用したハーバリウムの保存期間は、3ヶ月~1年程度とされています。造花は寿命がないため保存期間に制限はありません。ただし、造りものなので見た目は劣るでしょう。おすすめはプリザーブドフラワーです。生花に一番近い質感や色味を楽しむことができます。
そのほか、プリザーブドリーフや貝殻、カラーサンド、木の実、ドライフルーツ、リボンなども入れることができます。
花材を入れる際の道具
4つ目に紹介する簡単手作りインテリアにおすすめのおしゃれなハーバリウムの作り方【材料】は「花材を入れる際の道具」です。
花材を瓶に入れる前に消毒するための「消毒用アルコール」、オイルなどを拭くための「キッチンペーパー」、花材をカットするための「ハサミ・ニッパー」、花材を瓶に入れるための「ピンセット」、花材の位置を調整するための「竹串」を用意しましょう。
手作りハーバリウムの作り方【花材の入れ方】
簡単手作りインテリアにおすすめのおしゃれなハーバリウムの作り方【花材の入れ方】の工程を3ステップに分けまとめました。
手作りハーバリウムに必要な・道具を揃えたら、次は瓶に花材を入れる工程を把握しましょう。ここからは、手作りハーバリウムの作り方【花材の入れ方】について紹介します。
花材を瓶に入れる前のシミュレーション
1つ目に紹介する簡単手作りインテリアにおすすめのおしゃれなハーバリウムの作り方【花材の入れ方】は「花材を瓶に入れる前のシミュレーション」です。まず、花材をどのような順番に並べて入れるか、瓶に入れる前に隣に並べてシミュレーションしましょう。
瓶に入れてから花材を入れ替えることは難しく、すべて取り出してやり直すことになってしまいます。どのように見せたいのかイメージを膨らませて、花材を並べてみましょう。花材の偏りなども防げ、失敗が減るでしょう。
花材が浮かないようにと詰め込みすぎると、ハーバリウムの特徴である透明感が薄れてしまうので注意しましょう。あえて空間を作ることもポイントです。
実際に瓶の中に入れる
2つ目に紹介する簡単手作りインテリアにおすすめのおしゃれなハーバリウムの作り方【花材の入れ方】は「実際に瓶の中に入れる」です。花材のシミュレーションができたら、次は実際に瓶の中に入れていきましょう。
ドライフラワーやプリザーブドフラワーは壊れやすく手を使うと指紋がついてしまうので、ひとつひとつピンセットで丁寧に入れましょう。花材の微調整は竹串もおすすめです。正面を決める場合は、位置を確認しながら進めましょう。
瓶にオイルを入れる
3つ目に紹介する簡単手作りインテリアにおすすめのおしゃれなハーバリウムの作り方【花材の入れ方】は「瓶にオイルを入れる」です。
花材を瓶に入れ終わったら、最後にオイルを入れていきます。袋の口をカットして使うタイプのオイルはこぼしてしまう可能性があるので、注ぎやすい容器に移して使いましょう。オイルが机にこぼれると掃除が大変なので、キッチンペーパーなどをひいておきましょう。
オイルを勢いよく入れると、花材が浮いてしまい位置がずれることがあります。花材が移動しないよう瓶の縁や花材同士を絡ませて上手に入れることができない方は、花材とオイルを1/3程度ずつ交互に入れていくか、瓶を傾け側面を使ってゆっくり流し込むように入れましょう。
オイルの量は、瓶のくぼみを目安に入れると見た目が綺麗です。フタをしっかり閉め、ハンドソープで綺麗に洗い指紋などの汚れを取りましょう。お好みで紐やリボン、シールなどを貼り完成です。
花材が浮かない作り方
枝のある花材は、瓶の深さに合わせて長めにカットすることで瓶に触れる面積が広くなり浮きにくくなります。また、花材を大きめにカットしたりほかの花材と絡ませ固定することで浮きにくくなります。
おすすめの花材はソフトミニかすみ草です。ソフトミニかすみ草は、瓶の空間を仕切ることができ花材の形をきれいに保つ役割も果たしてくれます。
また、見た目もおしゃれなコルクやシナモンに花材を差し込むと、重しになり浮きを防ぐことができます。
どうしても花材が浮いてしまい思うように作れないという方は、花材を1/3入れオイルを注ぐという工程を繰り返すと安定するでしょう。
手作りハーバリウムの作り方【材料の揃え方】
簡単手作りインテリアにおすすめのおしゃれなハーバリウムの作り方【材料の揃え方】を3つピックアップしました。ハーバリウムを手作りするためには、材料を揃える必要があります。お好きな方法で揃えてください。ここからは、手作りハーバリウムの作り方【材料の揃え方】について紹介します。
通販で材料を揃える
1つ目に紹介する簡単手作りインテリアにおすすめのおしゃれなハーバリウムの作り方【材料の揃え方】は「通販で材料を揃える」です。最近は、日用品などさまざまな商品が通販で揃えることができます。パソコンやスマホから手軽に注文でき、好きな時に好きな場所で受け取ることができます。
ハーバリウムの材料も、もちろん通販で揃えることができます。瓶の形や花材の種類・カラーなどたくさんあるので、まずはどのような商品があるのか見てイメージを膨らますのもおすすめです。
初心者向け・簡単なキットを使う
2つ目に紹介する簡単手作りインテリアにおすすめのおしゃれなハーバリウムの作り方【材料の揃え方】は「初心者向け・簡単なキットを使う」です。ハーバリウムを初めて作るという方は、必要な材料セットになっているキットがおすすめです。
キットの基本は、オイル・瓶・花材です。商品により瓶の形や花材の種類を選べるようになっています。さまざまな瓶の形がセットになっているものもあるので、いろいろな形を試してみたい方におすすめです。
花材はピンク系やブルー系、ナチュラル系でまとめられているものがあります。仕上がりのイメージがしやすいので、初心者におすすめです。
キットは瓶に対して必要な花材やオイルがセットになっているので、足りなくなったり余ることは基本的にありません。お試しで作りたい方、安く揃えたい方向けです。
100均の材料を使う
3つ目に紹介する簡単手作りインテリアにおすすめのおしゃれなハーバリウムの作り方【材料の揃え方】は「100均の材料を使う」です。
手作りハーバリウムの作り方【材料】の項で紹介した花材と道具は、100均ダイソーと100均セリア、100均ワッツなどで揃えることができます。そのほか、花材を置くトレーや装飾に使えるシールやラッピングなども100均で揃えることができます。
ハーバリウム専用オイルは100均ダイソーや100均セリア、100均ワッツなどで揃えることができ、どちらも種類はミネラルオイルです。100円+税と安く購入できますが、内容量に注意が必要です。
100均ダイソー・100均ワッツのハーバリウム専用オイルの内容量は45ml、100均セリアのハーバリウム専用オイルは50mlです。
100均の小瓶であれば1~2個で足りるものもありますが、21cmの細型瓶に必要なオイルは200ml程度になるため、100均のオイルは4~5個(400~500円+税)必要になります。
コスパを考えると、100均より1Lを超える大容量のハーバリウム専用オイルを購入したほうがよいでしょう。お試しで購入するなら100均、いくつも作るなら大容量をおすすめします。
100均セリア・100均キャンドゥ・100均ワッツでは、ロングピンセット25cmが販売されており、先端が曲がったものとストレートタイプがあります。
100均では瓶もさまざまな形を揃えることができますが、フタを被せるだけのタイプはオイルが漏れが心配です。初心者は特に、フタをねじって閉めれるタイプを選びましょう。また、コルクのフタは見た目がおしゃれですが、後処理や加工が必要になることを覚えておきましょう。
手作りハーバリウムの作り方【デザイン例】
簡単手作りインテリアにおすすめのおしゃれなハーバリウムの作り方【デザイン例】を3つピックアップしました。ハーバリウムは、デザインで見た目の印象が決まります。基本のデザインを把握しましょう。ここからは、手作りハーバリウムの作り方【デザイン例】について紹介します。
白色+好きな色を選ぶ
1つ目に紹介する簡単手作りインテリアにおすすめのおしゃれなハーバリウムの作り方【デザイン例】は「白色+好きな色を選ぶ」です。迷ったときにおすすめのカラーは「白色」です。どんな色との相性も良いため、好きな色に合わせるなら白色を選べば失敗はありません。
白色8割に対して好きな色を2割程度入れると、ふんわり優しいデザインになります。情熱的な赤色8割にメインの白色を2割入れると、白色が引き立ち個性的なデザインになります。
白色を多く使う場合は、印象の違う花材を数種類組み合わせるとおしゃれに仕上がります。例えば、小粒のミニかすみ草・大粒のポアプランツ・葉っぱの形が特徴的なシダを組み合わせてみましょう。
パステルカラーでまとめる
2つ目に紹介する簡単手作りインテリアにおすすめのおしゃれなハーバリウムの作り方【デザイン例】は「パステルカラーでまとめる」です。ふんわりと優しい印象のパステルカラーは、癒しのインテリアとしておすすめのカラーです。
ハーバリウムは光による屈折も楽しみのひとつなので、透け感のある花材を選ぶとパステルカラーがより引き立つでしょう。定番のピンク系・プルー系・イエロー系・グリーン系のほか、ミックスされたパステル系もおしゃれです。
ナチュラル系でまとめる
3つ目に紹介する簡単手作りインテリアにおすすめのおしゃれなハーバリウムの作り方【デザイン例】は「ナチュラル系でまとめる」です。ハーバリウムは、花以外の花材も使うことができます。
ピンクやブルーといった色味のあるハーバリウムは部屋のインテリアには合わないという方は、グリーンを基調としたナチュラル系がおすすめです。
手作りハーバリウムの作り方【注意点】
簡単手作りインテリアにおすすめのおしゃれなハーバリウムの作り方【注意点】を3つピックアップしました。ハーバリウムを手作りする前に把握しておきたい注意点です。ここからは、手作りハーバリウムの作り方【注意点】について紹介します。
瓶は消毒する
1つ目に紹介する簡単手作りインテリアにおすすめのおしゃれなハーバリウムの作り方【注意点】は「瓶は消毒する」です。瓶に雑菌がある状態でハーバリウムを手作りすると、中に入れた花材にカビが生えて変色の原因となります。購入した瓶は、必ず消毒しましょう。
食器洗剤などで瓶を綺麗に洗い、消毒します。消毒方法は3つあります。花材を入れる際の道具の項で紹介した「消毒用アルコール」を使う場合は、瓶を乾燥させてからコットンなどに染み込ませてピンセットでつかみ内側を拭いて消毒します。
「台所用漂白剤」を使う場合は、瓶に馴染ませたあとしばらく放置し、水洗いしてしっかり乾燥させます。水分が残っていても雑菌が繁殖する原因となります。
「煮沸消毒」の場合は、瓶に水が被るくらいの量を入れ沸騰させます。沸騰して3~5分煮たら火を止め冷まし、取り出し乾燥させます。時間はかかりますが、特別な道具は必要ありません。
生花は使えない
2つ目に紹介する簡単手作りインテリアにおすすめのおしゃれなハーバリウムの作り方【注意点】は「生花は使えない」です。
ハーバリウムに使う花材は、手作りハーバリウムの作り方【材料】・花材の項で紹介したようにドライフラワーやプリザーブドフラワー、造花などの生花ではない花を用意しましょう。
生花は生きている状態なので、ハーバリウムに使っても成長は止まりません。次第に枯れてカビが生えてしまいます。
自分で育てた花やプレゼントにもらった記念の花など、どうしてもハーバリウムに使いたいということもあるでしょう。その場合は、ドライフラワーに加工すると使うことができます。
オイルは専用のものがおすすめ
3つ目に紹介する簡単手作りインテリアにおすすめのおしゃれなハーバリウムの作り方【注意点】は「オイルは専用のものがおすすめ」です。
ハーバリウムに使うオイルは、手作りハーバリウムの作り方【材料】・オイルの項で紹介したように専用の「ミネラルオイル(流動パラフィン)」か「シリコンオイル」がおすすめです。
100均で購入できることから、洗濯のリやベビーオイルを使ったハーバリウムの作り方を紹介しているホームページも見受けられます。しかし、これらには不純物が含まれているため透明度が低いです。ハーバリウムの特徴である光の反射が美しくないため、魅力が半減してしまいます。
洗濯のリは保存期間が3ヶ月~1年程度と短く、ドライフラワーを使用すると日が経つにつれ浮いてきてしまいます。ベビーオイルは危険物に該当するため、販売やプレゼントすることができません。
手作りハーバリウムの作り方【瓶以外のバリエーション】
手作りハーバリウムの作り方【瓶以外のバリエーション】を4つピックアップしました。ハーバリウムといえば、瓶に入ったタイプを思い浮かべる方も多いでしょう。最近はハーバリウムを使ったバリエーション豊かな商品があります。
ハーバリウムを楽しむ方法はインテリア以外にもあるので、お好みのハーバリウムを手作りしてください。ここからは、手作りハーバリウムの作り方【瓶以外のバリエーション】について紹介します。
ボールペン
1つ目に紹介する手作りハーバリウムの作り方【瓶以外のバリエーション】は「ボールペン」です。ハーバリウム専用のボールペンを購入し、手作りすることもできます。
ハーバリウムボールペンは、トップの半分ほどがハーバリウムのスペースになっています。ボールペンを使うときも、ハーバリウムが見えるようになっています。
ハーバリウムボールペンは、ほとんどの商品がノック式ではなくねじり式です。ノック式に慣れている方は、使いにくいと感じるかもしれません。
ハーバリウムのスペースは細いため、小さな花材しか入れることができません。キットなども販売されているので活用しましょう。
アクセサリー
2つ目に紹介する手作りハーバリウムの作り方【瓶以外のバリエーション】は「アクセサリー」です。ハーバリウムアクセサリーは、イヤリングやピアス、ネックレスなどがあります。ころんとかわいい球体や細長い筒状、ひし形などさまざまな形があります。
瓶と違い、ペンチや接着剤、UVレジン液、UVライトなども必要です。細かい作業が好きな方におすすめです。ハーバリウムを身に着けて楽しみたい方は、手軽に材料が揃うキットなどを用意してチャレンジしてみましょう。
ランプ
3つ目に紹介する手作りハーバリウムの作り方【瓶以外のバリエーション】は「ランプ」です。ハーバリウムを夜にも楽しみたい方におすすめの商品は「ハーバリウムランプ」です。
日中は瓶のハーバリウムのようにインテリアとして楽しむことができ、夜はライトを灯して幻想的な空間を演出してくれます。瓶とオイルはオイルランプ専用のものを用意しましょう。こちらもキットが販売されているので活用しましょう。
ディスペンサー
4つ目に紹介する手作りハーバリウムの作り方【瓶以外のバリエーション】は「ディスペンサー」です。ハーバリウムディスペンサーは、インテリアにもなる実用性を兼ね揃えた商品です。
ディスペンサーの素材やデザインでも印象が異なるため、興味のある方は完成品を参考に選んでみてはいかがでしょうか。もちろん、通販などで購入できるキットもあります。ハンドソープなどの液体を入れるほか、ペンスタンドや歯ブラシスタンドとして使えるタイプもあります。
手作りハーバリウムはおしゃれでインテリアに最適!
手作りハーバリウムはお好みのデザインで楽しむことができ、おしゃれでインテリアにおすすめです。100均で安く材料を揃えることができるほか、通販などでは初心者にも便利なキッドが販売されています。部屋の雰囲気に合わせてデザインやカラーなどを選びましょう。