「ブロ解」の意味は？Twitterページでの分かりやすいやり方を解説！

全世界に3億人以上のユーザーがいる大型ソーシャルネットサービスである「Twitter」。この記事を読んでくださっている方の中にも、Twitterを利用している方はたくさんいるでしょう。

今回はそのTwitter界隈で時々耳にすることのある「ブロ解」という言葉の意味についてご説明していきます。何となく意味はわかってると思うけど、説明しろと言われるとなんとなくフワフワしている、なんて方もいるのではないでしょうか。

Twitterにおける暗黙の常識である「ブロ解」をきちんと理解して、より快適なTwitter生活が送れるようにしましょう！

まず最初にそもそも「ブロ解」とは何なのかについてご説明していきます。「ブロ解」とは「一度ブロックして、その後すぐにブロック解除」することで「ブロ解した側から相手のフォローを外す方法」のことを言います。

「ブロ解」はこの「ブロック→ブロック解除」を一連の流れとして行うため、その動作から文字を取り「ブロ解」と呼ばれるようになりました。

なので、「ブロ解」はあくまでブロック後「すぐ」にブロック解除することを意味するため、「過去にブロックした相手のブロックを解除すること」とは、また異なった意味を持つので注意が必要です。

つまり「ブロ解」は自分と相手、両方のフォローを外すことで、関係を初期の状態に戻すことを示します。

では、なぜこのような仕組みが生まれたのでしょうか？TwitterのようなSNSを利用していると、否が応でもたくさんの人と関わる機会が増えていきます。これはいいことである一方、望まない争いを生む場合もあります。

芸能人でよく聞く「炎上」や意見の食い違い、誹謗中傷など、のトラブルに見舞われることもあります。

このようなトラブルに巻き込まれないように、未然に回避するためフォローを外したり、関わることのないようにブロックなどを行うことが出来ます。その他にも一時的に連絡を取りたい事情があったが、その用事が終わったので初期に戻す。

あるいはほとんど動いていないフォローアカウントをフォロー解除するために行うこともあります。「ブロ解」の目的は様々です。

「ブロ解」の意味が理解できたところで、ブロ解をすると生じる特徴やそのメリット、どういうときにブロ解を使うべきなのかについてお話ししていきます。いざブロ解をしようと思ったとき、本当にして大丈夫なのか？、これはブロ解する場面なのか？、と感じることもあるでしょう。

そうならないためにもブロ解するメリット、デメリット、ブロ解する人の心理を把握して、ブロ解するのが最善かを判断できるようにしましょう。

まずはブロ解をする意味と心理的理由をご説明します。ブロ解をしようと思う人々の考えや、フォローを外すときはブロ解を希望している人々の心理的な意味を掘り下げてみます。意外な気づきがあることでしょう。

ブロ解する人の心理として、「Twitter上でこの先恐らく関わることはないけれど、ブロックするほど関わりたくない相手ではない。」という相手に使います。つまり、何かまた機会があれば関わってもいいという気持ちは残っています。

例えば、ある特定のジャンルについてのみ扱うためのアカウントを作って、そのジャンル関係のある人をフォローしてたとします。

しかし、その特定ジャンルから降りてしまうフォロワーや、全然全く違う内容のつぶやきが流れることが多くなったりすると、せっかく専用アカウントを作った意味がなくなってしまいます。そういったときにブロ解を使うことがあります。

ブロ解したフォロワーを決して嫌いになった訳ではありません。好きなジャンルが被ったときにはフォローするかもしれないという可能性が残っています。

よくプロフィール欄に「合わない人はブロ解を」、「お別れはブロ解でお願いします」というようなコメントを目にします。これらのコメントにはどのような意図があるのでしょうか。

これはただ相手からフォロー解除されると、こちら側はフォローしている状態になってしまっているからです。「私のアカウントに興味がなくなってフォローを外すのなら、お互いにフォローしていない、初期の状態に戻すようにしましょう。」という意味があります。

関わりを断ちたいけど、ブロックまでする程度ではないのであれば、こちらがフォローを解除すればいいのではと思う方もいるでしょう。確かに、自分のタイムライン上に相手のつぶやきが出てこなくなれば支障はありません。

しかし、フォロー解除では相手からのフォローは外れません。相手には自分のつぶやきがタイムラインに流れ続けます。

一方、ブロ解であれば一度ブロックしているので、相互のフォローを外すことが可能です。また、中にはフォローとフォロワーの人数を揃えているという方もいます。そのような方への配慮としては、フォロー解除するのではなくブロ解の方が良策と言えます。

ここまでの説明を読んでみると「ブロ解」はそこまで相手を不快な気分にすることのない、関係の断ち方であることに気づくでしょう。

前述したように相互のフォローを外せるため、相手側のフォロワー管理がしやすいということが解ります。自動で相互のフォローが外せるので、相手がわざわざフォロー解除する必要がないところもメリットです。

特にフォロー人数が多いユーザーはリストから、アカウントを探すのも一苦労です。そういった手間を省ける配慮をする意味でも、ブロ解は良策と言えるでしょう。

逆にそう言ったフォロー解除の手間を省くために、「合わない人はブロ解を」、「お別れはブロ解でお願いします」とプロフィールに書いている人も多くいます。フォローを外すときは、少し気に掛けてみると更に良いです。

ブロ解の意味を理解できたところで、余談ですがブロ解以外の他アカウントとの関係回避方法をご紹介します。ブロ解の他に「ブロック」、「リムーブ」、「ミュート」があります。相手の回避方法の強さとしては「ブロック＞ブロ解＞リムーブ＞ミュート」となります。

それぞれがどのような意味を持つのかについて注目しながら、どの場面ではどの回避方法が適切かを考えてみてください。

「ブロック」は文字通り相手をブロックするので、フォローを外すことはもちろん、相手から自分のアカウント情報を一切見ることが不可能になります。

基本的には「もう一切関わりたくない相手」に用いる回避方法です。ブロックする理由は様々ですが、どうしても自分と意見が合わない相手、誹謗中傷などの不快なことをされた相手などに用いることが多いです。

相手からの自分のアカウントへのフォローが出来なくなるだけでなく、リプライやDMを送ったり、つぶやきを見ることも出来なくなります。

「リムーブ」ですが、これは簡単に言ってしまうと「フォロー解除」のことです。もうお解りでしょうが、ブロ解とリムーブの違いは、相互のフォローが外れるか、こちら側からのフォローのみを外すかの違いになります。

ブロ解するかリムーブするかは、前述したメリットやブロ解を使う場面を踏まえて、自分と相手の状況に合わせて行ってください。

「ミュート」は「フォロー解除はせず、相手のつぶやきがタイムラインに表示されないようにする」機能です。

ミュートは相手のつぶやきはタイムラインに表示されませんが、自分宛のリプライやリツイートなどは表示されます。つまり、ブロックのような完璧な関わりを断つような効力は持ち合わせていないということです。

その代わり、相手にはこちら側がミュートしていることはわかりませんし、紹介したアプリを用いてもバレることはありません。

フォローを外すまでではないが余りいい気分ではないつぶやきが多い、フォローを外すか迷っている、少し相手との関係の様子見をしたいというときなど、相手と一線距離を置くという意味では、ミュートが一番使いやすいでしょう。

ここまでブロ解の特徴や行う意味についてご説明してきました。次は実際にブロ解のやり方についてお話ししていきます。やり方としてはアプリから行うやり方と、ブラウザから行うやり方があります。自分が普段使う方のやり方で覚えておきましょう。

また、ブロ解を行う際はアカウント凍結を防ぐためにも、出来るだけ素早く済ませるように心がけましょう。

Twitterの性質上、むやみにブロックするとアカウントに制限が掛かってしまったり、最悪凍結されてしまうなんてことにもなり兼ねません。特にブロックされた側は規制が掛かりやすくなるので、相手に迷惑を掛けないためにも注意してください。

「ブロ解」のやり方1つ目は「アプリを用いたやり方」です。まず、ブロ解したいアカウントのホーム画面を開きます。

次にそのアカウントの設定画面を開きます(現在は右上の3点マーク)。そうするとメニュー画面が出てくるので、その中の「ブロック」を選択します。選択すると「～さんをブロックしますか？」という確認画面が出てくるので、もう一度「ブロック」を選択します。

ブロックが完了すると、アカウント名の横に「ブロック済み」と表示されます。確認したらすぐ「ブロック済み」をタップします。

今度は「～さんのブロックを解除しますか？」という確認画面が出てくるので「はい」を選びます。相手のアカウント名の横の「フォローされています」という表示が消えていて、かつブロックが解除されていれば、ブロ解完了です。

次は「ブラウザを使ったブロ解のやり方」です。画面の様式がアプリと若干異なりますが、流れはアプリのやり方とほとんど変わりません。

ブロ解したいアカウントのホーム画面を開いて「フォロー中」というボタンの横にある3点マークの設定画面を表示します。その中にある「～さんをブロック」を選択し、確認画面上の「ブロック」ボタンを押します。

この後ブロックしてすぐであれば、画面上部に「取り消す」というメニューが表示されるので、そこからブロック解除を行います。

万が一、画面上部の「取り消す」メニューが消えてしまった場合は、「ブロック中」という表示をタップし、ブロックを解除してください。ブロ解は素早くとお話ししたので、出来るだけ、画面上部のメニューからブロック解除を済ませられるとスムーズで良いでしょう。

大勢のアカウントを一斉にブロ解したい場合は「フォロー管理 for Twitter」というアプリを利用するというやり方もあります。ただし、あまりにも大量にブロ解してしまうと運営から「スパム」と誤解されてアカウント制限をされる場合があります。

一気にブロ解する場合は10～20アカウントずつぐらいに分けて、少しずつ行うことをおすすめします。

ブロ解のやり方についてご説明しました。これで、ブロ解は出来るよになったでしょう。しかし、ブロ解を行う際に注意してほしい点がいくつかあります。ブロ解するときは、よく考えてから行うようにしましょう。

ブロ解の注意点1つ目は「高確率で相手がブロ解したことに気づく」ということです。フォロー解除されたときに通知するという「リム通知」機能というものがあります。それによって、相手には誰がフォローを外したのかがわかってしまいます。

また、一斉ブロ解でも紹介したアプリ「フォローチェックfor Twitter」からもフォロー解除されたアカウントも、さらに自分がフォロー解除したアカウントまでもが解るようになっています。

ブロ解は比較的、相手を不快にしないフォローの外し方であるとお話ししました。しかし、それでも中にはブロ解されることをよく思わない人もいるでしょう。そう言ったことも踏まえた上で、ブロ解するようにします。

ブロ解の注意点2つ目は「一度外した相手からのフォローは自分では再フォローできない」ということです。当たり前な気もしますが、以前はフォローしてたし、フォロー解除はこちら側でもできるんだから、再フォローも出来るのでは？と勘違いしてしまう方も中にはいます。

一度外したフォローは相手から、再度フォローをしてもらわない限り出来ませんので注意するようにしてください。

いかがでしょうか？おさらいですが、「ブロ解」が「ブロックして、すぐにブロック解除する」ことです。「ブロ解」は比較的相手を不快にさせにくいフォロー解除方法です。何かあった際にの対策法の一つとして覚えておいてください。