悪い夢を見てしまうのはナゼ?
毎晩幸せな夢ばかりだといいですが、時には悪い夢を見てうなされることもあります。そんな悪い夢にはどのような意味があるのでしょうか。この記事では、夢占いを元に悪い夢にはどのような意味があるのか、悪い夢は必ず不吉な意味なのかなどについてご紹介します。
悪い夢や不吉な夢を見る心理的原因
夜に悪い夢を見た朝の気分はすっきりしないばかりか疲れもしっかりとれていないようにも感じます。できれば悪い夢は見たくないものですが、どうして人間は悪い夢を見るのでしょうか。悪い夢を見る心理的な原因についてご紹介しましょう。
精神的な不調やストレス
寝ている時に悪い夢を見るという時は、悩みがあったりストレスが溜まっていることが多いです。仕事のストレスや恋愛の悩みなど、意識をしていなくてもいつも気がかりになって気にしていることが悪い夢に繋がるのです。
寝ていても脳が休息を取れていない
脳は昼夜を問わず24時間働いていますが、夜になるとレム睡眠とノンレム睡眠を交互に繰り返します。レム睡眠とは脳が活発に動いている状態ですが、ノンレム睡眠は脳も休息を取っている時間です。
ところが、心理的にストレスが多い状態だと神経が高ぶっておりレム睡眠、つまり脳が働いている状態が長くなり、夢を見やすくなります。
この場合の夢は楽しい夢も悪い夢も両方あるのですが、日常生活での大きな出来事が夢に繋がりやすいので、ストレスの多い人は不吉な夢を見やすくなってしまうのです。
夢占いによる主な悪い夢の意味
一口に悪い夢と言っても、死んでしまう夢、高いところから落ちる夢、ケガをして苦しんでいる夢、何か事件に巻き込まれる夢などさまざまな悪い夢があります。夢占いではそんな不吉な夢にはそれぞれ意味があると言われています。
人を殺す夢
夢占いによる悪い夢の意味、まずご紹介するのは人を殺すという悪い夢です。人を殺すということはかなりのレベルまで追い詰められている心理状態を示しています。
人を殺すという行為は現実問題として行うことができません。しかし、それを悪い夢の中で行うぐらいですから、それほどストレスが溜まっている状態ですので、休みを取って旅行に行くなどの大幅なストレス解消が必要です。
事故に巻き込まれる夢
夢占いによる悪い夢の意味、次にご紹介するのは事故に巻き込まれるという悪い夢です。例えば、銀行に立ち寄ったらそこに銀行強盗が入り、立てこもりの人質にされてしまうなど、自分は当事者ではないものの事故に巻き込まれる悪い夢のことです。
これは、自分の意図しないところからのストレスやプレッシャーによって心理的に追い詰められている状態を表しています。やりたくもないプロジェクトに忙殺されているといったことはありませんか?
人に襲われる夢
夢占いによる悪い夢の意味、次にご紹介するのは人に襲われるという悪い夢です。これもストレスの表れと言われています。
誰かにどこまでも追いかけられたり、誰かに襲われたりといった悪い夢は、特に対人関係でのストレスを意味しています。会社や友人関係、恋愛関係など自分の周りの人間関係を一度見直してみるタイミングです。
動物に襲われる夢
夢占いによる悪い夢の意味、続いてご紹介するのは動物に襲われるという悪い夢です。熊などの動物に襲われるという夢は、具体的にははっきりと原因が分からないような恐怖や不安に怯えているという心理を表しています。
つまり、理由もなく急に不安になったり、涙が出てきたりという情緒不安定な状態にあるということです。まずは外出して気分を変えたり、友人や家族に会うなど意識してリフレッシュする努力をするのがおすすめです。
溺れる夢
夢占いによる悪い夢の意味、次にご紹介するのは海やプールなどで溺れるという悪い夢です。この夢を見た時は現実でもストレスに悩まされて息苦しくなっているという状態を表しています。
人間関係に問題があることが多く、特に板挟みになっているような時に溺れるという悪い夢を見る傾向にあります。悪い夢を見てうなされるほどの大切な人間関係なのか、これを機に距離を置いてもいいのかを考えてみるのもいい方法です。
嫌われる夢
夢占いによる悪い夢の意味、最後にご紹介するのは嫌われるという悪い夢です。これは、自己肯定感が低下しているという心理を表しています。
今の自分を好きになれない、つまり自己肯定感が下がっているので夢の中でも人(自分)に嫌われてしまうのです。自分のことを客観的に見つめなおし、自己肯定感を高める努力をしましょう。
悪い夢のようで実は吉夢の夢の意味
悪い夢を見ると一般的には何か悪いことを暗示しているのではと思いがちですが、実は悪い夢が必ず不吉な意味を持っているとは限りません。
例えば、死にまつわる悪い夢でも自分が死ぬのか誰かが死ぬのか、また自殺するのかなどによって意味が異なってきます。ここからは悪い夢の中でも実は吉夢である場合をご紹介しましょう。
人が死ぬ夢
悪い夢のようで実は吉夢の夢、まずご紹介するのは人が死ぬという悪い夢です。人を殺すという悪い夢は極限のストレス状態にあるという心理でしたが、人が死ぬというのは実は悪い意味ではありません。
死ぬというのは生まれ変わり、つまり進化をするということですので辛い時期を抜け新しい自分に成長できるという暗示です。
好きな人が石を投げてくる夢
悪い夢のようで実は吉夢の夢、次にご紹介するのは好きな人が石を投げてくるという悪い夢です。石を投げられるのですから相手からの拒否の合図と捉える人も多いですが、実は相手からの関心を暗示しています。つまり、相手から好意を向けられているという吉夢なのです。
燃え盛る火事の夢
悪い夢のようで実は吉夢の夢、次にご紹介するのは燃え盛る火事という悪い夢です。家などが火事になるというのは現実には悪いことです。
しかし、夢占いでは運気が燃え盛る火のように隆盛していくことの暗示です。チャレンジしてみたいプロジェクトがある場合は思い切って上司に話すのもおすすめです。
事故に遭う夢
悪い夢のようで実は吉夢の夢、次にご紹介するのは事故に遭うという悪い夢です。どんな事故にしろ事故に遭うのは悪い夢ですが、暗示されているのは閃きが訪れるという吉夢です。
今まで長い間当たり前のように取り組んでいたことでも少し見方を変えてみましょう。何か新しい発見があるかもしれません。
恋人と別れる夢
悪い夢のようで実は吉夢の夢、次にご紹介するのは恋人と別れるという悪い夢です。特に現在恋人がいる場合によく見る夢で、これは恋人との関係によい変化があるという可能性を表しています。
例えば、相手の両親と話すチャンスがあって一層関係が深まったり、プロポーズされて結婚することになったりと二人のステージがよい方向に変わるといった暗示です。別れるというのは悲しくて悪い夢ですが、それに惑わされず恋人との時間をしっかりと持ちましょう。
自殺する夢
悪い夢のようで実は吉夢の夢、最後にご紹介するのは自殺するという悪い夢です。自殺するというのはかなりの悪い夢ですが、これも人が死ぬ夢と同じようによい方向に生まれ変わることができるという暗示です。
今、自分のことで悩んでいるのであれば、近いうちにそれが克服でき、望んでいるような自分になることができます。すでに努力していることがあればぜひ継続して行いましょう。近いうちに結果が出るはずです。
悪い夢や不吉な夢を見る時の対処法
悪い夢が何日も続くと朝起きた時の気分も悪いですし、いくら寝ても疲れが取れないような状態になってしまいかねません。ここからは悪い夢や不吉な夢を見る時の対処法をご紹介しましょう。人に夢の内容を話すのはよいことなのでしょうか。
ストレスを解消する
悪い夢を見る意味のところでもご紹介しましたが、悪い夢を見るという原因の多くはストレスです。人間関係にストレスを感じていたり、自分自身にストレスを感じているので悪い夢を見るのです。
友達と会って話す時間を取る、映画を見る、カラオケに行く、旅行に行くといったストレス解消を積極的に行いましょう。
生活習慣を整える
ストレスはそれほど感じていなくても生活習慣が乱れていたり、自分のスタイルに合っていない時にも悪い夢を見ることがあります。
暴飲暴食をやめる、適度な運動をするなど生活のリズムを整える努力をしましょう。また、起きる時間と寝る時間は一定にするのがおすすめです。週末には寝だめをしたくなりますが、なるべく平日と同じ時間に起きるようにしたいものです。
なるべく早く人に話す
悪い夢を見て起きた朝は気分が落ち込むものですが、そんな悪い夢は人に話すほうがよいのでしょうか。夢占いの世界では、一般的に悪い夢は人に話すほうがよいとされています。これは、人に話すことで運気の低下が弱まると言われているためです。
夢を気にし過ぎないことも大事
悪い夢を見た時の対処法、夢のことを気にし過ぎないというのも大事な方法です。悪い夢には今回ご紹介したように何かを暗示しているものもありますが、特に何のメッセージもない雑夢というものもあります。
悪い夢と見たからと言って必ずしも悪いメッセージがあるとは限らないので、用心する程度にしておいて気にし過ぎないというのも大切です。
悪い夢は全て悪い意味とは限らない
悪い夢を見るとどうしても気分的に落ち込んでしまいますが、夢占いを通じて原因を探れば悪い夢を見る原因を見つけ出すきっかけにもなります。また、悪い夢だからといって必ずしも不吉なわけではありません。悪い夢を無駄にしないためにも、しっかりと夢の内容を分析するようにしましょう。