フェルトで簡単に作れるリボンヘアゴムの作り方を紹介!
切りっぱなしにしても布のようにほつれることがないフェルトは、ハンドメイド初心者におすすめの材料です。フェルトは扱いやすい生地のため、小学校の家庭科の時間に使われることもあります。
アイデア次第でいろいろ作れるフェルト手芸ですが、この記事では簡単に作れるかわいい&おしゃれなリボンヘアゴムの作り方を3パターン紹介します。
フェルト手芸の魅力
簡単に作れるフェルトのリボンヘアゴムの作り方を紹介する前に、まずはフェルト手芸の魅力についていくつかお伝えします。フェルト手芸の魅力を感じていただければ、リボンヘアゴム以外にもいろいろなアイテムを作りたくなるかもしれません。
フェルトは初心者でも扱いやすい
フェルトは、ヒツジやラクダといった動物の毛を圧縮し、1枚の生地に作られた手芸用品です。布のように糸を織って作られたものではないため、カット面がほつれることはありません。そのため、切りっぱなしで使える、初心者でも扱いやすいという魅力があります。
アイデア次第でいろいろ作れる
フェルトを使えば、アイデア次第でいろいろなアイテムを作ることができます。小学生の頃、ハンドバッグやシューズ袋などにフェルトでアップリケを付けてもらったことはありませんか?
フェルトは生地がしっかりしているので、コサージュやボール、マスコットキーホルダー、帽子など、立体的なアイテムも作ることができます。
フェルトのリボンヘアゴムも簡単でおすすめ!
フェルトを使えば、リボン型のかわいいヘアゴムも簡単に作ることができます。少ない材料で作ることができ、違うフェルトの色や布を重ね貼りつけることで、よりカラフルでおしゃれなリボンヘアゴムも作れます。
また、フェルトのカットの形や折り方をを変えることで、いろいろなリボン型にアレンジすることもできます。ヘアゴムのほか、パッチンピンやバレッタなどにフェルトリボンを接着して作ることもできます。
針を使わない簡単でかわいいフェルトのリボンヘアゴムの作り方
1つ目に取り上げるアイデアは、針を使わない簡単でかわいいフェルトのリボンヘアゴムです。針を使わない方法であれば、お子さんと一緒に楽しく作ることもできます。ここからは、針を使わない簡単でかわいいフェルトのリボンヘアゴムの作り方について紹介します。
用意する材料
針を使わない簡単でかわいいフェルトのリボンヘアゴムの作り方で用意する材料は、フェルト60mm×20mmと15mm×70mm、ヘアゴム、裁ちばさみ、グルーガンです。グルーガンは、手芸用ボンドで代用できます。
フェルトはお好きなカラーでOKです。100円ショップなどで販売されている薄い生地は見た目が安っぽく、クオリティの低い出来上がりになるかもしれません。しかし、小さなリボンや生地を重ねて作る時には扱いやすいです。
手芸センターなど専門店で購入すると、張りのある丈夫なフェルトを手に入れることができるでしょう。
作り方・手順
針を使わない簡単でかわいいフェルトのリボンヘアゴムの作り方・手順を紹介します。今回は、完成品が約60mm×85mmサイズのリボンを作ります。
まず、フェルトを60mm×20mmと15mm×70mmに裁断します。60mm×20mmのフェルトの片端にグルーを少量つけ、中央で合わせしっかり押さえます。こちらが裏側になります。
次に、フェルトをひっくり返し表側にし、中心にグルーを少量つけます。上下の端を揃え、手でつまむように谷折りし抑えます。さらに、上下の端を山折りにし、裏側にグルーを少量つけて固定します。
最後に、裏側の中央にグルーをつけ、ヘアゴムを固定します。ヘアゴムを覆うようにリボンの中央に15mm×70mmのフェルトを巻き、グルーで固定し完成です。
きれいに作るポイントは、上下の端をしっかり揃えて折ることです。また、左右のバランスも完成に影響するため、中央を折りリボンを巻き付けることです。グルーがフェルトからはみ出ると雑に見えるので、使用する量には気を付けましょう。
グルーガンを使えば、針を使わなくてもリボンを作り固定することができます。工作にも使えるグルーガンは、100円ショップでも簡単に手に入ります。DIYに欠かせないアイテムなので、持っていない方は購入を検討してみてはいかがでしょうか。
ヘアピンにもなるおしゃれなフェルトのリボンヘアゴムの作り方
2つ目に取り上げるアイデアは、ヘアピンにもなるおしゃれなフェルトのリボンヘアゴムです。リボンの作り方は同じで、ヘアゴムの代わりにパッチンピンを接着し、ヘアピンとして使うことができます。ここからは、ヘアピンにもなるおしゃれなフェルトのリボンヘアゴムの作り方について紹介します。
用意する材料
ヘアピンにもなるおしゃれなフェルトのリボンヘアゴムの作り方で用意する材料は、フェルト50mm×15mm、布20mm×75mm、接着芯10mm×65mm、ヘアゴム、パッチンピン、裁ちばさみ、針、刺繍糸、手芸用ボンドです。手芸用ボンドは、グルーガンで代用できます。
作り方・手順
ヘアピンにもなるおしゃれなフェルトのリボンヘアゴムの作り方・手順を紹介します。今回は、リボンに巻き付ける部分を布で作ります。薄い布生地には、接着芯を使うと仕上がりがきれいになります。
まず、フェルトを50mm×15mmに、布を20mm×75mmに、接着芯を10mm×65mmに裁断します。フェルトを中央で合わせ、刺繍糸で縫います。中央が谷折りに、上下が山折りになるように端を揃え、左右のバランスも確認し、中央を縫い付けます。
次に、10mm×65mmに裁断した接着芯を、20mm×75mmに裁断した布の裏側の中央に貼り付けます。接着芯のない両端を折り、アイロンをあててしっかり固定します。
最後に、裏側にヘアゴムを挟み、布をリボンの中央に巻き付けます。端から10mm中に折り曲げてまつり縫いして完成です。ヘアピンを作る場合は、布をリボンに巻き付けたあと、パッチンピンを手芸用ボンドで接着します。
大人の女性に似合う簡単なフェルトのリボンヘアゴムの作り方
3つ目に取り上げるアイデアは、大人の女性に似合う簡単なフェルトのリボンヘアゴムです。リボンは幼いイメージがあるかもしれませんが、ひと工夫するだけで印象がガラリと変わります。ここからは、大人の女性に似合う簡単なフェルトのリボンヘアゴムの作り方について紹介します。
用意する材料
大人の女性に似合う簡単なフェルトのリボンヘアゴムの作り方で用意する材料は、フェルト60mm×60mmと10mm×60mm、ヘアゴム、裁ちばさみ、針、刺繍糸です。
今回紹介するリボンヘアゴムの完成サイズは、横幅が85mm程度になります。正方形のサイズを変えることで、リボンのサイズを調節することができます。
作り方・手順
大人の女性に似合う簡単なフェルトのリボンヘアゴムの作り方・手順を紹介します。まず、フェルトを60mm×60mmと10mm×60mmに裁断します。60mm×60mmのフェルトの対角線上の角を合わせ、三角形に折ります。角を5mm程度残し、外側から1cm内側を切ります。
次に、5mm残した角が左右にくるように、フェルトを広げて置きます。切った内側の上下の角を中心で合わせ、糸で縫います。フェルトを裏返し、中央にヘアゴムを縫い付けます。ヘアゴムを覆うように、フェルトの外枠の上下の角を中心で合わせ、糸で縫います。
最後に、フェルトを裏返して、リボンの中央に10mm×60mmのフェルトを巻き、縫い付けて完成です。
今回は同色のフェルトでの作り方になりますが、YouTubeではフェルトに布や別の色を貼り合わせています。和柄の布を貼り合わせることで、着物や浴衣にも合わせることができるでしょう。
手間はかかりますが、フェルト生地にもひと手間加える工夫をすることで、よりおしゃれで大人の女性におすすめのフェルトリボンヘアゴムを作ることができます。基本をマスターしたら、YouTubeを参考にしてアレンジを楽しんでみてはいかがでしょうか。
簡単なフェルトのリボンヘアゴムに挑戦してみよう!
この記事では、フェルトを使った簡単なリボンヘアゴムの作り方を3パターン紹介しました。フェルトは布と組み合わせることで豪華で華やかな印象になります。また、フェルトに刺繍を施す、パールビーズやファーなどで飾り付けをするアレンジもおすすめです。
リボンの形も決まりはなく、いろいろなアレンジ方法で楽しむことができます。初心者でも扱いやすいフェルトを使い、リボンヘアゴムづくりに挑戦してみましょう。