バーベキューできるアヒージョのレシピ
キャンプでもお家パーティでも楽しいバーベキュー。最近、どんな食材や料理にしましたか?とても楽しいけど、レシピのマンネリ化もしがちなバーベキュー。せっかくやるなら思い出に残るパーティにしたいものです。
そこで今回は、バーベキューをおしゃれに演出できるアヒージョのレシピをご紹介。バーベキューにアヒージョというと、ちょっとびっくりする組み合わせですが、実は簡単に作れてみんなで食べられる、キャンプやバーベキューに相性抜群の人気料理です。それでは作り方を見ていきましょう。
基本的なアヒージョの材料
アヒージョの材料はとてもシンプル。にんにく、オリーブオイル、赤唐辛子の3つがあれば、あとはお好きな食材を組み合わせるだけです。
そもそもアヒージョとは、にんにく味のオイル煮込みのこと。食べたいもので自由にアヒージョに挑戦し、キャンプの美味しい料理を一品増やしましょう。
弱火でじっくり煮立たせればできるので簡単
アヒージョは作り方もとてもシンプルです。スキレットなど鍋を火にかけ、オイルとにんにく、赤唐辛子を1本入れ、香りが立ったらメインの具材を入れて弱火でじっくり煮込むだけ。味付けは塩だけで十分です。調味料がひとつで済むのもバーベキューでは嬉しいポイントです。
バーベキューでのアヒージョにおすすめの器
キャンプやバーベキューで一品料理を作る場合、器選びも大切です。お家で行う場合とキャンプに行く場合など、シーンによっても選ぶものが変わってくるでしょう。ここではバーベキューで作るアヒージョに人気の器をご紹介します。
スキレット
アヒージョのための人気の器、おすすめはまずはスキレット!お家でバーベキューする時や、荷物の重量を気にしない場合に良いでしょう。
少しかさばって重さもありますが、じっくり火が通せて美味しく仕上がります。おしゃれな雰囲気の演出にも一役買ってくれるでしょう。
アルミ皿
バーベキューにおけるアヒージョの器に、アルミ皿もとても使い勝手が良く人気。軽く、重ねて何枚も持ち運べます。荷物を増やしたくないときに良いでしょう。
100均などで手軽に手に入り、使い終わって焦げ付いてしまってもそのままつぶしてゴミ袋に小さくまとめることができます。軽いので、うっかり誰かの服の裾が引っかかってひっくり返る、なんて事のないようにご注意を。
ユニフレームのちびパン
もうひとつ、アヒージョの器として人気があるのがちびパン。一人分の料理が作れる、直径15cm程度の小さなフライパンです。スキレットに比べるとかなり軽量なので、スキレットを使いたいけど重さが気になる方におすすめ。
キャンプ用品メーカー・ユニフレームのものはとても丈夫に作られており、また比較的安価でおすすめ。ひとつあれば何にでも使い回しが利くので、普段使いも兼ねてひとつ持っておくととても便利に使えます。
バーベキューで人気のアヒージョの食材や組み合わせ
アヒージョは好きなものを入れたらいいとはいえ、組み合わせの相性はあります。せっかく作るなら美味しく作りたいところ。
どんなものを入れて、何と組み合わせたらいいの?という方のために、バーベキューで作るアヒージョに人気の食材と、絶品の組み合わせについてまとめました。
しらす
アヒージョにおすすめの食材、まずはしらす。下ごしらえする手間が無く、凍らせておいてそのまま料理に使えるのでバーベキューにぴったりです。火の通りが早く短時間でできるのも嬉しいところ。バゲットを用意して、パテのように載せて食べましょう。
丸干しイワシ
アヒージョにおすすめの食材、お次は丸干しイワシ。こちらも下ごしらえ不要の便利な具材です。塩気が効いているものなら、仕上げの調味料としての塩すら不要。
適当な大きさに切り落として煮込むだけで、美味しいダシと塩気がオイルに溶け込み、簡単に美味しいアヒージョが完成。しめじなど、きのこと組み合わせても美味しくなります。
牛ステーキ肉
アヒージョの食材、次のおすすめは牛ステーキ肉。白身の魚や肉とは一線を画す、ワイルドでガッツリしたアヒージョを求めているならぜひこちらを。
下味の塩コショウする手間はありますが、粗挽きのブラックペッパーをすり込んだ肉で作るアヒージョは格別です。ちょっぴり特別な日のバーベキューにどうぞ。
明太子とじゃがいも
アヒージョで人気の組み合わせ、お次は明太子とじゃがいも。これで美味しくならないはずがない、鉄板の組み合わせです。
スキレットでじっくり火を通したほくほくのじゃがいもに染みた明太子の味はまさに絶品。とても簡単で、お店の味に仕上がります。ワインのアテにぜひ。
鶏モモ肉とキノコ
鶏モモ肉ときのこの組み合わせも、簡単に作るアヒージョにおすすめの鉄板コンビです。このコンビは何の料理にしても美味しいですが、アヒージョにしても相性抜群。
鶏もきのこも冷凍できるので、持ち運びも安心です。鶏は現地で解凍、きのこは凍ったまま放り込んでも大丈夫。とても簡単でコスパも良い組み合わせです。
豚肉とさつまいも
秋のバーベキューにぴったりな、豚肉とさつまいものアヒージョ。おいもはスキレットでじっくり火を通したいところです。食べ応えがあり、大人数でもみんなのお腹を満たしてくれるでしょう。甘いさつまいもは子どもも喜んで食べてくれます。きのこやほうれん草を組み合わせても美味。
豚モツとキムチ
ちょっと変わり種にしたいなら、イタリアン×中華が出会う、豚モツとキムチのアヒージョがおすすめ。かなり意外なレシピですが、お酒のお供にぴったりの味に仕上がります。みんなの記憶に残る一品になるでしょう。
モツはカットしてあるものを選べば、下拵えいらずで簡単。ここへさらに加えるなら、何とでも相性の良いきのこ類や、中華の定番のにら、もやしなどを。ビールと一緒にどうぞ。
ベーコンとタコ
人気のアヒージョの組み合わせ、お次はコリコリした食感が楽しいベーコンとタコのアヒージョ。スパークリングワインやハイボールを用意して、夏の太陽の下で食べたいメニューです。
タコをイカに替えたり、ベーコンをウインナーで代用しても美味。スモークされたものを選べばすばらしい香りの一品に。たっぷりのレモンを絞っていただきましょう。
エビとキノコ
これぞ王道。大人気の組み合わせ、エビとキノコのアヒージョ!エビのぷりぷりした食感と塩気、キノコの旨味でハズレ無しの美味しさです。アヒージョが初めてならまずはこの組み合わせでどうぞ。
冷凍むきえびを使えば楽ですが、ぜひ生のもので美味しく作りたいところ。殻を剥くのが多少手間ですが、それだけの価値あり、の一品です。
バーベキューでおすすめのアヒージョのアレンジ方法
簡単に作れて美味しいアヒージョですが、最後にオリーブオイルがたっぷり残った!なんてことになりやすい料理でもあります。でも、アヒージョの残りオイルは、具材のうまみが移った、とても美味しい絶品オイル!ここでは、余ったアヒージョのおすすめアレンジ方法をご紹介します。
余ったオイルでバケットを食べる
アヒージョのアレンジ方法として、まずはシンプルにバゲットと食べてみましょう。バゲットは軽く火で炙ってからどうぞ。アヒージョの具材のうまみがたっぷり染みたオイルをつけて食べるバゲットはまさに絶品。パン好きにはたまらない美味しさです。
余ったオイルにポテチを投入する
アヒージョのアレンジにまさかの組み合わせ、ポテチ。残りの入ったスキレットにそのまま投下しましょう。お好みでふにゃふにゃまで煮てアヒージョオイルをしっかり染み込ませるもよし、ちょっとつけるくらいでぱりぱり食感とオイルの風味を楽しむもよし。
ここへさらに組み合わせるなら、明太子やアンチョビをプラスすると悪魔的な美味しさに。お酒が止まりません!
バーベキューで余ったオイルを持ち帰りアレンジする
バーベキューで作ったアヒージョがスキレットに残っているけど、もうみんなお腹いっぱいで食べられない!そんなとき、バーベキューが終わった後にアヒージョの残りを持ち帰る場合の絶品レシピをご紹介します。
アヒージョの具材の香りがしっかり移ったオイルは、翌日最高の一品に。食べながら、楽しかった昨日の話に花が咲きそうです。
余ったオイルで絶品パスタ
余ったアヒージョの活用レシピにまずおすすめなのはパスタ。にんにくと具材のうまみが染みたオイルなら、ペペロンチーノなどシンプルなレシピでも香りよく、絶品パスタが出来上がります。このためにアヒージョに使う赤唐辛子を少し残しておくと良いでしょう。
余ったオイルで絶品リゾット
余ったアヒージョの人気アレンジレシピ、お次はリゾット。こちらも定番です。パスタを茹でるより簡単なので、バーベキュー中のシメにしても良いでしょう。たっぷりのチーズを足して、にんにくやキノコなどの香りのアツアツごはんを楽しんで。
アヒージョはキャンプ中も簡単に一品作れるのでおすすめ
いかがでしたか?バーベキューで簡単に作れて美味しいおしゃれなアヒージョ。使う食材や調味料もシンプルで、キャンプ中でも簡単に一品作れるのが良いところ。そのうえ余っても翌日の楽しみになる素晴らしい料理です。
みんなで好みの食材を持ち寄り、美味しいアヒージョを作れば記憶に残るバーベキューになることでしょう。それでは素敵な思い出作りを!